どの道○される男   作:ガラクタ山のヌシ

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続きができましたです〜。


第104話

「やっぱオメェ…坊っちゃんだなラスタル」

「なんだと貴様!?」

 

憤って思わず椅子から立ち上がるラスタルだが、そんな彼をジャスレイはまあ落ち着けよと片手で制する。

 

「確かにダインスレイヴそれそのものは脅威さ。存在自体が厄介極まりない。だが…」

 

ラスタルが席に着くのを確認し、一拍間を置くと、ジャスレイは続ける。

 

「例えばだがよ…その辺の乞食に銃を投げて寄越して、それ使ってどこそこの誰それを殺してこいなんて言っても、その成功率はたかが知れてんだろ?」

「それは…確かにそうだが」

 

だろう?と相槌を打ち、ジャスレイはさらに続ける。

 

「連中が火星付近でチョロチョロしてたのが大体半年前。

ガンダムフレームを掘り起こすのにかかったのがひと月として、稼働やら調整その他諸々…どんなに早くても三ヶ月はかかったろうさ。つまりマトモにアレに触れる期間は二ヶ月程度しかなかったってことだ」

「……………」

 

ついにラスタルは沈黙して、ジャスレイの考えに耳を傾ける。

 

「ガンダムフレームの操縦も…少なくともズブの素人のオレの不意打ちでやられる程度にはおぼついてねぇ。そこにギャラルホルンの年寄り連中がこれを使えって投げてよこしたダインスレイヴ…連中に上手く扱えると思うか?アリアンロッドの訓練期間はどんなモンだよ?」

「確かに…普通ならば年単位で訓練を積ませるものだな」

 

ジャスレイの言葉に冷静さを取り戻したのか、考えるような素振りを見せるラスタル。

 

「そもそもああ言うのは視認もされねえような超長距離からの精密射撃か数を任せての一斉掃射が基本だろ。

だが今回はユハナ達に見つかる程度の距離で、しかも見つかりにくさを重視したからかデブリ帯に邪魔されて横に展開できねえ程度の数しか用意されてねぇ。なら…対策なんぞ幾らでもしようはあんのさ…」

 

ジャスレイはピンチの時ほど不敵に笑う。

ラスタルはそれを思い出していたのだった。

 

□□□□□□□□□

 

ふはははは!!残念だったなぁ!!

このオレの器と肝っ玉の小ささ舐めんなよ〜?

 

オメェみてぇなやつが追い込まれて何するかなんてなぁ…こちとら何十遍と見とんじゃいボケ!!

 

特にダインスレイヴくんは鉄華団ボロッカスにした爪楊枝なこたぁ分かってんだよ!!主にMAD動画でなぁ!!

存在そのものが死亡フラグだもんなぁ!?

当然生き延びるために警戒するさ、対策だってするさ!!

だってそうじゃあねぇとこっちの商売に支障が出るからなぁ!!

カネが無いと部下へのお給料も払えないし…

かと言って減らしまーすってのも面子的にイヤだし…。

 

「ユハナ…連中の使ってるダインスレイヴの数は?」

「えっと…見た感じ三機…かな?」

 

うんまぁ、そんなモンよね…。

ラスタルの奴はダインスレイヴって聞いてちょっとばかり冷静さを欠いてたみたいだったしなぁ…いやまぁ気持ちはわかるけども…。

 

そもそも向こうの計画自体、どうにもチグハグ感が拭えなくってなぁ?

原作の鉄華団よろしく複数のガンダムフレーム持ってますってんなら強気に出るのもわかるんだけども…フラウロス単体でああも大上段に構えられるのも妙って言うか…。

でもダインスレイヴを撃つ手段が他にもあるってんなら話は変わるよなぁ。

 

「ハン…まぁやっぱンなこったろうと思ったぜ…味な真似考えんじゃあねぇかよ」

 

でもここにフラウロスが復活されると厄介だな…ボヤボヤしてたら蜂の巣確定だ。

 

これはもう…本格的に…。

 

「速攻でカタをつけるっきゃあねぇな…」

 

アレを使うのが一番なんだよなぁ…。

パイロット連中に無茶を強いることにはなるけども…。

まぁそこは後から補填すればなんとか…。

 

「『スヴェル』を投入する。オメェら…こっからが正念場だ、気張れよ?」

 

ウォォォォォ!!

 

……盛り上がり過ぎじゃね?

 




次回、多分決戦。
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