しかし短め…。ごめんよぅ…。
それとなんとかスタークジェガン買えました。(隙自語)
「ユハナ…わかってるとは思うが、ここに来たのはなにも遊びのためじゃあ無いんだぞ?それにここから帰ってタントテンポの次の仕事を請け負わないとオレ達の信用にも関わるんだからな?」
港に停められた『黄金のジャスレイ号』にて兄、サンポからの真っ当な意見にユハナは頬を膨らませ反論する。
「む〜…そんなに怒らなくてもいいじゃん。それに…ちゃんと理由だってあるんだからね〜?」
「ほう?それじゃあ、その理由とやらを聞いてみようか?」
ジャスレイが興味ありげに質問を投げかけるユハナは助け船と思ったのか待ってましたとばかりに自分の考えを述べる。
「まずはこのまま月まで無事に帰れる保証がないってこと」
「まぁそうだな」
椅子に座ったジャスレイと、その側に立つサンポが頷く。
二人が如何に卓越したパイロットとは言え、それも数の暴力で押されてしまえば帰還は難しいだろう。
普通ならばジャスレイの客分に手を出すなどと言う不届きは誰もしないだろうが、現状の『夜明けの地平線団』は何をするか不透明な以上別と判断するしかない。
「次にタントテンポは形だけとは言えオジサンの会社の傘下ってことになってるでしょ?さっきの理由も含めれば、あちらさんはアタシ達を人質として狙って来るかもしれないし、そうなるくらいならここでアタシとサンポが留まることで活躍することができれば、今後のためのポイント稼ぎにもなるじゃん?」
「ふむ…納得はいくが本人の前でする話じゃあねぇよなそれ?」
「そこはほら〜。ね?」
「ね?っつってもなぁ〜…」
ジャスレイは少し呆れ気味に笑うとアゴに手を当て、サンポもまた同様に考える素振りを見せる。
確かに臨機応変は傭兵のキモだ。
先に受けた荷物を送り届ける仕事はすでに終わっている以上、報告は通信でもできる。というかしていた。
ここに残留したい旨も、これから説明すればジャンマルコ、リアリナの両者ならば義理も利益も加味したうえで納得するだろうし、結果として許可も出すだろう。
「それから〜…」
「うん?まだなんか理由があんのか?」
ジャスレイからのその問いかけに、ユハナは意味ありげに笑い
「えへへ、ナ〜イショ♪」とだけ返した。
内緒ならば仕方ない、とジャスレイは思い至った考えを告げる。
「にしても、意外と色々考えてんだなぁ?」
「ふふ〜ん。ホメてもいいよ〜♪」
「おう。えらいえらい」
「へっへ〜♪」
得意満面のユハナ。
その表情は年相応に感じられるものだった。
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「それじゃあオジサン、また契約更新の時にね〜♪」
「すみません…ホントに…」
「また後でなぁ〜」
あの二人…特にユハナちゃんは何やらご機嫌な様子で部屋から出ていった。
「ったく…元気すぎんのも考えモンだなぁ…」
「ハハ、まぁ良い子じゃあねぇですかい」
「そりゃあなぁ…」
にしても、あんな素直な良い子達が苦しまにゃあならん世の中ってなぁ理不尽なモンだ。
まぁ…それでも昔よりはかなり平穏だし、ロイターもそれを分かってるだろうに…。
いやまぁ、色々とトラブル起こったほうが都合のいい連中も居るっちゃあ居るけども。
やっぱギャラルホルンってク○だわ(一部除く)。
「何だっていたずらに掻き回そうとすんのかねぇ連中は…」
まぁ、オレの言えた義理じゃあねぇんだけどもさ〜…。
「せめて、ああいう若けぇ芽は守ってやらなきゃあな…」
そんなこんな、考えを巡らせていると…。
「オヤジ…」
「無理だけはしねぇでくだせぇや…」
部下達から心配そうに声をかけられた。
あれ?みんななんでそんなにしんみりしてんの?
そもそもそんなに無理してないし…。
次回から多分お話が動きます。
多分…(二回目)。