THE STUPID HOAX   作:森岡幸一郎

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学校の課題で書いたものです。
いろいろな表現方法や展開を試してみたかった実験小説です。
「実験小説」などと言って言い訳をしたいわけでなく、いろいろご意見・感想をいただきたいのです。
他作同様、たくさんのアドバイスをお願いします。


【1】プテリドピュタの夢 ~ 「プテリドピュタの影」観察記録

 One for nonsense!!

 All for nonsense!!

 How about yours?

 what do you think about【it】?

 

 

 

 

 

 

 雲がながれてる。

 にわとりみたいな形の雲。

 びろーんと、くちばしが伸びていく。

 はちどりみたい。

 空のあおがうすいなあ。

 ほとんど白だ。

 すっかり秋なのかあ。

 風も凪いでて気持ちいい。

 寒くもないし、暑くもない。

 涼しくもないし、暖かくもない。

 あっ、暗くなった。

 ああ、たいようが雲に隠れたのか。

 さっきのにわとりは?

 どこにっいったんだろう。

 うーん、もうわかんないや。

 どれも、雲っぽい雲ばかり。

 あ、あれは金魚っぽい。

 しっぽが長くて大きい。

 あ、明るくなった。

 大きな雲がながれてく

 きょうも平和だったなあ。

 学校にいってた頃とは大違い。

 気が凄いらくだ。

 怖いものがなにもない。

 いつもまわりが怖かったのに。

 今はなにもこわくない。

 きもちが凄くはれやかだ。

 しあわせだなぁ。

 

〈プテリドピュタの夢〉より抜粋

 

 

 

 

 

「音声記録を開始。

 二X九五年 十月七日 水曜 午前九時十三分、天候、晴れ。気温、十八度。湿度、64パーセント。

 対象を確認。観察を開始する。

 全高約一・六メートル、全幅約〇・九メートル。ヒト型。比較的小型の個体。

 素体となったのは約十四歳前後、周辺の私物と思われる物から、都内の中学に通う男子生徒と推定される。

 対象は、エリア49内に現存する雑居ビルの壁面に、投影された(便宜上「投影」と表現している)ヒト型の影(のように見える)。他個体も同様になんらかの   無機物表面に投影される形で存在している。

 目、耳、鼻、舌、皮膚等の感覚器官は確認できず、対象が周辺をどのように認識しているかは不明。ドローンによる接近実験において、対象はドローンを認識せ ず、それ以外の刺激に関しても反応は示さなかった。

 それに伴い、世界主要言語五十種による肉声、音楽、可聴域外音、等の音声によるアプローチ、可視光線、赤外線等の電磁波でのアプローチ、振動等の考えうる 限りの相互コミュニケーション実験により、一切の意思疎通は不可能と断定。また外部から加えられるあらゆる全ての物理攻撃含む刺激を無効化、または遮断・拒絶しているものと推定される。

栄養補給に関しては現在鋭意調査中。観察を開始してから三週間が経過しているが飲食等の動作は見受けられない。「太陽光を遮断する」、「真空に閉じ込める」、「アルミニウム壁で電磁波を遮断する」等の実証可能なエネルギー補給手段を排除し、エネルギー源を特定しようとしたが、目ぼしい成果は得られなかっ た。

 行動パターンに関しても、観察開始時点からほぼ動きは無く、対象を発見したビル壁面から、依然として微動だにせず、直立した態勢を維持している。時おり空を見上げる動作を行うが、規則性は無く、目的は不明。

 

 当該地域内に同様の個体を複数確認、並行して観察を続行。

 

〈特定未詳生物【プテリドピュタの影】観察記録№12〉より一部抜粋

 

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