英雄伝説・空の軌跡~銀の守護騎士~   作:黒やん

102 / 161
3rd 編~the darkness of heart ~
3rdプロローグ「テンションアガット~!」


「……………うん、OK。今日の分は終わりね。ご苦労 様」

 

「「「や、…………やっと終わった…!」」」

 

『七耀協会転覆未遂事件』……そう名付けられた事 件から約一年。騎士団は一応の落ち着きを取り戻し ていた

 

………でも、アレだけの事があったためにやっぱり後 始末と言うものがあるわけで………

 

「……って今日の分!?お前昨日は今日で終わりっ て言ってたじゃねぇか!」

 

「ティアの嘘つき!!僕ずっと今日で終わりって自 分に言い聞かせて頑張ってたんだよ!?」

 

「…………………………」

 

ちなみに無言で机に突っ伏しているのはレーヴェだ 。あれからわかった事だが…………レーヴェはこっち にはかなり疎かった。始めの頃なんか一枚に30分 かかってたからな…

 

やっぱリーシャが一旦帰っちまったのは痛いな……… アイツなんだかんだでレーヴェよりは書類出来たし

 

「私に言わないでよ………朝来たら総長に追加の書類 渡されたんだから………」

 

「「総長ォォォォ!!!」」

 

あのクソサボり魔がァァァァァァァァァァァ!!生 きてる事を後悔させてやらァァァァァァァァァァ! !

 

「シャル!!わかってんな!?」

 

「うん!正々堂々背後から気付かれないようにSLB (スターライトブレイカー)だよね!」

 

「それを世間では不意討ちとか闇討ちって言うのよ ………」

 

総長を闇に葬れるならなんだっていい!!

 

*お気づきの方もいらっしゃるとは思いますが、ケ イジは書類のストレスでテンションがブッ飛んでま す

 

「?ティア止めないの?珍しいね」

 

「………昨日、あまりの書類の多さに時間がかかって 夕飯食べそびれたの」

 

「?」

 

「それでお腹が空いたから外に食べに行ったんだけ ど………総長が豪遊してたのよ

 

それを見たら『ああ…もう地獄を見せるしかないな 』って…」

 

「超短絡思考!?」

 

「よく言ったティア。一緒に総長の娯楽を命ごとブ レイクするぞ」

 

「ええ。今回ばかりは全面的に協力するわ」

 

まさかのティアが味方についた。これで勝つる!!

 

横でシャルが「え?え?何かいつもと違う!?」と か言ってアタフタしてるが…今はどうグロテスクに 総長を愉快な変死体にするかを考える方が先だ

 

*何度も言いますが、みんなストレスでテンション がブッ飛んでます

 

「そうと決まれば…………オイレー…………ヴェ…?」

 

「…………」シャーコ…シャーコ…

 

……………やべぇよ。レーヴェが剣を邪悪な笑みを浮 かべながら研いでるよ。さっきまでの変なテンショ ンが一気にどっかいっちまったよ

 

「………どうした?あのクソババァを愉快に傑作に切 り刻みに行くんだろう?」

 

そこまでは言ってない

 

「…………フフフフフフ……この一年で溜まりに溜まっ た鬱憤………存分に晴らさせてもらおうか……!」

 

やべぇよ。完全に『ついカッとなってやった。今は 後悔している』のパターンだよ

 

「………………フフフフフフ…待っていろよクソババァ …!」

 

「オイレーヴェそろそろ………!?」

 

戻って来い、そう言おうとした瞬間、辺りが物凄い 光に包まれる

 

「な、何だこれは!?」

 

「ケイジ!?レーヴェ!?」

 

「二人とも!?」

 

どうやらこの光は俺とレーヴェだけにかかっている らしい

 

そこまでを認識した時、光がより一層強くなった

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。