「とりあえず朝一の仕事は掃除だ。俺は管理人室にいるから終わったら呼びに来てくれ」
「掃除って……ここ全部?」
「ガンバ!」
『『ふざけんなぁぁぁぁぁ!!』』
大聖堂の本堂に6人の絶叫がハウリングするほどに響いた
「お前ここ……一個師団全員で頑張ってようやく一日で終わる広さやぞ!?」
「うるせーな……変態スペックのお前らなら3~4時間あれば終わるだろ」
『『無理だよ!というかお前にだけは変態スペックとか言われたくないわ!!』』
全力でツッコむ6人。確かにこの6人でかかっても勝てるかどうかというようなスペック持ちに言われたくはないだろう
「チッ……仕方ねぇな。なら倉庫だけでいいよ倉庫だけで」
「それぐらいなら……」
どこぞの空中庭園くらいの広さからブライト家本宅くらいの広さになったのでひとまずは胸を撫で下ろす6人
……それでも大概なスペックなのだが
「……ってオイ、確か今年の倉庫掃除って確か第二師団……」
「じゃ!終わったら呼びに来てくれ!」
「待てコラ逃げんなやぁぁぁぁぁぁ!!」
どうやら結局ケイジ達は掃除をサボっていたようで……
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「よっと……思ったより整理されてたね」
「というか中身の大半が入れ替えられとるな……これやったら別に逃げんでもよかったやろうに……」
倉庫の整理は二時間半と比較的早く終わった。どうやら重いものや危険なものはあらかじめ撤去されていたようだ
……勿論その裏には第一師団のみんなの涙と汗が迸るドラマがあったのだが
「何かあると思って警戒しとったけど無駄骨やったか?」
「……いや、そうでもなさそうだよ」
『『は?』』
全員の目がヨシュアに向く。そのヨシュアの手には一冊のノートが握られており、それを見たリクの目がカッと開かれる
「そ、それは………伝説の『ジャ○ニカ弱点帳』!!」
「名前からして嫌な予感しかしないの……」
「……しかも名前の所に『てぃお』って書いてあるのがまた……」
『ティオ』ではなく、『てぃお』である。ここ重要
「それにね……これ、ノートなのに何故か再生ボタンがついてるんだよ……」
『『(根拠は無いけど……すっごい嫌な予感がする……)』』
どうやらこれまでのやり取りは6人に軽いトラウマを植え付けたらしい
「……とにかく、再生するよ」
そして、ヨシュアが再生ボタンを押すと……
『ーーリリカルマジカル!』
『『ブハッ!』』
「何で私の黒歴史ばっかり知ってるのぉぉぉぉぉ!!?」
『なのは以外アウトー』
そりゃ目の前の人物の声であんな恥ずかしいセリフを言われると笑ってしまうだろう
「うぐ……高町お前……黒歴史何個持ってんだよ……」
「まだ大丈夫だもん!18歳はまだ少女だもん!」
「無理でしょ……」
ちなみにケビン以外の5人は全員17~19歳である
「そ、それを言ったらリクくんとかシオンくんの服だって厨二なの!」
「「軍服だからどうしようもないよ。ケイジ以外は」」
「う~……ケ、ケビンさんのも……」
「これ一応聖具の
「……わ、技名を叫ぶのは……」
『『その言葉熨斗付けて返してやるよ』』
「うわあああああん!!」
堪えきれなくなったなったのか、走り去ろうとするなのは。しかし、ドアに手をかけた瞬間に突然大きなタンコブを作って気絶してしまった
『『………………は?』』
フリーズする5人。そしてそこに一枚の紙が落ちてきた
「え、えっと……『脱走は禁止です。次はないですよ?』……?」
『『…………………』』
「……とりあえず、ケイジに報告しに行こか」
「……そうですね」
そうして、約一名の心に深い傷を、他の5人に底知れぬ恐怖を与えた掃除がようやく終わった
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「確か管理人室でよかったよな?」
「そやで」
なのはの介抱をエステルに任せ、男子四人で報告しに向かう
そしてケビンが管理人室の扉を開ける
「おーいケイジー。掃除終わっ……」
そしてフリーズした
「ケビン?どうしたん……」
ケビンに声をかけて中を覗いたリクも同じくフリーズする
部屋の中では……
「ふぅ……ようやく捕まえた」
「フフフ……ケイジ?もう逃げられないからね?」
「むー!むー!!」
仮眠用のベッドの柱に四肢を手錠で拘束され、クローゼとフェイトに馬乗りにされているケイジがいた
「む!?……プハッ…オイそこのバカ二人!助けて!マジで!!」
「「……………」」
絶対に助けてもらう側の態度じゃない
「ここまで本当に長かった……!お祖母さま、曾孫の顔は直に見られますからね……!」
「リンディ母さん、プレシア母さん……フェイトは今日、女になります!」
「何冗談にならないこと言ってんの!?ふざけんな!俺まだ独身貴族を満喫したいんだよ!俺の自由権を主張します!!」
「「恋愛って自由なんだよ?」」
「知らねーよ!!ケビン!リク!このバカ二人止めてくれ!」
「「お邪魔しました~」」
「ちょっと待てぇぇぇぇぇぇ!!早まるな!!カムバッーーク!!」
素早くドアを閉めてヨシュアとシオンに向き合う二人
「……何があったの?」
「いや……ちょっとな」
「ちょっとって何さ?」
「いや、年貢の納め時というか自業自得というか……」
『これが……ケイジの……///』
『クローゼ、最初は私だよ?///じゃんけんで決めたの忘れてないよね?』
『仕方ないね……約束は約束だし……』
『お前ら何俺の預かり知らないところで恐ろしい契約結んでんの!?ちょっと待てフェイト。落ち着け。話せばわかる。だから跨がるな服を脱ぐな顔を近付けるな!クローゼも止めろよ止めて止めて下さい!!この小説15禁だから!!このままだと間違いなく18禁入るから!ってちょっとマジで助けて
『『さぁケイジ、種の貯蓄は充分かな?』』
「「「…………………」」」
「?」
絶句する三人。そしてどういう訳か全くわかっていないシオン
「……ねぇ、リク」
「何も言うなヨシュア。俺らは何も見ていないし聞いてない。あぁ、別にリア充滅べとか全く思っちゃいねぇよ……」
「いや、血の涙流しながら言われてもな……」
「何の話?」
「「「お前(君)にはまだ早い」」」
シオン・アークライト。未だに赤ちゃんはコウノトリが運んでくると信じている純粋すぎる17歳である(全てはケイジのせい)
「……あれ?お前ら何やってんの?掃除は?」
「いや、終わったけどケイジがやな……」
「俺が何?」
「いや、だからケイジが…………え?」
何故か中で搾り取られているはずのケイジが目の前でたい焼きを頬張っていた
「………え?………え?」
「中に何かあんのか?………は?」
ケイジが中を覗こうとした瞬間、ヨシュアとリクの見事な連携で簀巻きにされる
「え?何?何で俺縛られてんの?」
「ごめんケイジ。僕らも命は惜しいんだ」
「まだ死にたくねぇんだ……そして爆発しろリア充」
よくよく見てみると、ヨシュアとリクはものすごく冷や汗をかいており、その後ろの管理人室の扉からはなんとも言えない禍々しいオーラが漂っていた
そしてケイジはその中に速攻で放り込まれた
そこにいたのは……
「フフフ……ケイジ、焦らすのも行きすぎるとダメなんだよ?」
「そうだよ。もうお預けはいらないよ?幻術で逃げようなんて……許さないからね?」
「………………」
その後、ケイジがどうなったのか知る者はいない(全員後が怖くて逃げたため)
最近こういったメッセージを何個か頂いたので……
コラボ……だと……?かまわん!好きなだけ持っていけぃ!
P.S. 一言断りは下さい。そして話を上げたら報告も頂けるとうれしいです