ロクサーヌの想い   作:龍いち

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迷宮探索と地域活動

わたしの名はロクサーヌ。

狼人族で16才の獣戦士。そしてご主人様(加賀道夫)の一番奴隷。

 

大好きなご主人様、かわいい後輩奴隷のセリーとミリアの4人で、

クーラタルの一軒屋でしあわせにくらしている。  

 

お仕事は迷宮探索。 

クーラタル、ベイル、ハルバー、ターレ、ボーデの5か所の迷宮を探索している。

 

ちなみにクーラタルは16階層、ベイルは11階層、ハルバーは13階層、ターレは13階層、ボーデは10階層を探索中。

ここ数日は、クーラタルとハルバーの迷宮に行くことが多くなっている。

 

 

盗賊を退治してから数日がたったある日、朝食のあと、ご主人様はセリーとジョブやスキルについて話していると、

「今後のことを思えば、騎士という選択肢も必要かもしれん。誰か、騎士になってみたい人はいるか」

と言い出した。

 

騎士...... ご主人様の騎士...... それは私がなりたい!    

瞬間的にそう思った私は手を上げて発言していた。  

「ご主人様のお役になれることでしたら、私がなりたいです」 

    

すると間髪容れずにセリーが否定した。 

「騎士になるには長い間戦士の修行をしなければなりませんが」

私は一瞬セリーにむっとしたが、よくよく考えると私は戦士でないことに気付き、小さく息を吐いて少し落胆した。

 

「大丈夫だ。それはなんとかする」

ご主人様の発言にセリーはドープ薬というあやしい薬を使うのか尋ねていたが、ご主人様は即座に否定した。

「別に薬を使うわけじゃない」

「そうですか......」

 

するとミリアが首をかしげながら私に聞いてきた。

『おねえちゃん。ご主人さまとセリーおねえちゃんは何を話してるの?』

『ご主人様は、私たちのだれかに騎士になって欲しいって言ったの。それに対してセリーは長い間戦士の修行をするのか、それともあやしい薬を使うのか確認したのよ。でも、ご主人様は、なにかいい方法があるようなそぶりを見せているところ』

『そうなんだ。騎士なら私もなってみたい』

『ミリアも?...... わかりました。ご主人様に伝えておきますね』

 

「ご主人様...... 役に立てるならミリアもなると言っています」

「そうか...... まあ、とりあえずロクサーヌからいってみるか」

「はい」

私がうれしさいっぱいでご主人様に返事をすると、セリーがすぐに発言した。

「では、ロクサーヌさんを戦士に転職させるのですね。一人だけの転職の場合、狩場の階層を下げないことも多いようです。

複数のメンバーが騎士を取得しても重複するだけですし、ロクサーヌさんがなるのがいいでしょう」   

セリーが私を推してくれた。

「セリー、ありがとう」

「いえ、私たちの中では回避力に優れているロクサーヌさんなら、転職したてでもじゅうぶん戦えて、早く経験が積めると思いましたので」

「ふふ。そうですか」

 

その後、ご主人様は すぐに私のジョブを戦士に変更した。

「ロクサーヌ、ジョブを戦士に変更した。からだの動きが鈍ると思うので気を付けてくれ」

「かしこまりました。ですが、いままで通りで大丈夫なような気がします」

「頼もしいな。だが、危なそうなら後ろに下げるから、気負い過ぎないように」

「はい。ご主人様」

それから装備品を付け、ハルバーの迷宮13階層にワープした。

そして、休憩を入れつつも夕方まで魔物と戦い、一度も攻撃をもらわなかった。

 

「ご主人様、朝よりはだいぶ体が慣れました。明日はもっと上の階に行っても大丈夫です」

「さすがはロクサーヌだな。わかった、明日はこの階層のボスを倒して上の階層に進もう」

「かしこまりました」

「じゃあ、アイテムを売ってから、夕食の材料を買いに行こう」

 

私たちはご主人様のワープでクーラタルの冒険者ギルドに飛び、ギルドカウンターでアイテムを売ったあと

夕食の材料を買うため町に繰り出した。

 

買い物の途中、荷物を抱えて歩いていると、金物屋のおばさんが近寄って来て声をかけてきた。

「あら、ミチオさんたちじゃないの?」

「あ、どうも」

「こんにちは、いつもお世話になってます」

「こんにちは」

「こんにちは、です」

 

私たちがそれぞれ挨拶すると、おばさんはいつものようにじっくり私たちを見てからつぶやいた。

「うーん。いつ見てもみんな可愛いわね。ほんと、誰か息子の嫁になってくれないかしら」

「いやー。悪いけど、誰も売りませんよ?」

「あら、ミチオさんの言い値で買うわよ」

「申し訳ないけど、いくら積まれてもダメですね。お金の問題じゃありませんから」

ご主人様が返事をするとおばさんはニヤッと笑い、私に話しかけて来た。

 

「ふーん...... ミチオさんがそのつもりでも。

ねえ、ロクちゃん。うちに今年18才になった息子がいるんだけど、今ならお嫁さんとして迎えるわよ。

どう?誰かうちに来る気になった?」

「あははは、誰も行きませんよ。みんなご主人様が大好きですから」

「あら、残念ねえ。私の所はいつでもOKだから、気が変わったらいつでも来てね」

私が返事をすると、おばさんはいつものようにあっさり引きさがった。

そして私たちの恰好を見てふたたび話しかけてきた。

 

「もしかして迷宮からの帰り?」

「はい。そうです」

「そう...... 誰もつかれてる感じじゃないし、痛そうにもしてないけど...... 

あまり魔物と戦わなかったの?」

「ちゃんと戦いましたよ。でも、ご主人様は私たちには無理をさせないので、誰もケガはしてません」

「そう、相変わらずミチオさんは優しいのね」

そう言いながらおばさんはご主人様をチラッと見て、ニヤニヤしている。

そしてご主人様は...... ちょっと恥ずかしそうに苦笑いしていた。

 

「はい。いつも言っていますが、最高のご主人様ですから」

「あら、いつ見てもいい笑顔ね」

私は返事をしながらほほえむと、いつもの通りおばさんが返してきた。

 

私は気になっていたことをおばさんに聞いてみた。

「ところで、なにか用事があったのではないのですか?」

「あーそうそう、ここで会えてよかった。これからお宅へ行こうかと思ってたんですよ」

「何かありましたか?」

「先日の大雨でドブの一部の堤が壊れたんです」

 

「大雨……」

ご主人様は心当たりがないような素振りをしていたが、何日か前に強めの雨が降っていた日があったのを覚えていたのでおばさんに話を合わせてみた。

「そういえば...... 何日か前に雨が強かった日がありましたが、堤が壊れるほど降ったとは思いませんでした」

「そうよね。でも、ここら辺よりも上流のほうで多く降ったのよ。だから、思ったよりも川が増水しちゃったの。もちろんドブがわもね。

壊れたところはもともと流れが悪かったから、補修したいって領主様に申し入れていた場所だったのよ」

「そうでしたか」

 

そこで、おばさんが少し真面目な顔になった。

「それで、今更だけど領主様から許可が下りて、明後日修復作業をすることになりました。

作業は昼すぎから夕方まで。その時間、下水には何も流さないようにしてください。

浚渫やリコリスの植えつけもついでに行います。できれば各家から一人、人を出してください」

「わかりました」

「では、お宅から町の中心寄りに歩いて2、3分くらいのところに、災害時避難用の空き地があるでしょ」

「6区の物置小屋があるところですよね」

「そうそう。

正午に、そこに集合してください」

「わかりました。誰か行かせます」

 

その後、帰宅して夕食を食べてるときにご主人様が言い出した。

「ばっくれるわけにはいかないよな」

私は一瞬おどろいて、ご主人様を見つめた。

 

地域活動への不参加...... そんなことをすれば、地域で問題が起こったときに他の住民が敵に回ってしまう可能性がある。

例えば犯罪が起こったとき、自分たちの無実を証明しようとしても他の住民と良好な関係をきずけていなければ誰も味方には立ってくれない。

ご主人様は自由民だから自力救済の権利はあるけど、だからと言って不利はまぬがれない。

そうならない為にも、地域活動への参加は不可欠なのだ。

ご主人様は地域活動を軽く考えているようだけど、おろそかにしていいことは何もないし、逆に問題のほうが大きい。

 

不参加はマズいと思い、私が対応しようと発言した。

「私が出るから大丈夫です」

「誰も参加しないのはまずいと思います。私が出ます」

私に続きセリーも答えた。セリーも地域活動への不参加がどのような影響をもたらすか瞬時に理解したようだ。

「なんで誰も参加しないのはまずいんだ?」

ご主人様はよくわかっていないようなので、地域活動への参加の重要性について、セリーが具体的に説明を始めた。

「ご主人様、強盗や殺人が起こったとき、騎士団が犯人を捜すことは知ってますよね」

「ああ、そうだな」

「物的証拠や目撃証言があれば犯人特定につながりますが、それがないときはどうなると思いますか?」

「それは...... 犯人が見つからずに解決しないとか」

「そういう場合もあるかもしれませんが、ほとんどの場合、騎士団は付近に犯罪をしそうなあやしい人がいないか近所の住民に聞き込みします。そうすると、近所の人からねたまれていたり、得体がしれないと思われている人は疑われる可能性があるのです」

「得体のしれない人とは?」

「近所づきあいが無い人、おかしな行動をしている人、人をおどすようなことをしている人、いえにあやしい人が出入りしている人、とかですね」

「......そうか」

 

「容疑者として騎士団に連行されると、厳しい取り調べを受けることになりますし、場合によっては自白するまで拷問されることもあります」

「それはマズいな」

「そうです。そうならない為にも、近所の人に良い印象を持ってもらうことは重要なのです」

「......」

 

「ご主人様は若いのに一軒家に住んでいて、奴隷を3人も所持しています。それだけでも ねたまれる要素は十分です。

それに、探索者として普段は迷宮に入っているので近所の人との交流がありません。

地域活動に参加しなければ、近所の人と交流する機会を失うだけでなく、なにより「何であのいえの人は不参加なんだ」という恨みまで買ってしまいます。

ですので地域活動は非常に重要なのです。不参加なんて考えないで下さい」

「わ、わかった。俺の考えが足らなかった。セリー、教えてくれてありがとう。助かったよ」

セリーが少し涙目になりながら必死に説得すると、ご主人様は地域活動の大切さに納得できたようだった。

さすがはセリー。こういうときは頼りになるわね。

 

すると、少し気まずくなったのか、ご主人様は軽い感じで「いや、まあ別に俺が出るからいいが」などと言い出した。

それはそれでマズいと思い、私はご主人様をとめることにした。

「ご主人様は参加しないでください」

「俺が出るとまずいのか」

「顔を見せることはかまいませんが、所詮はドブさらいです。ご主人様がなさっては侮られます」

「そうか」

 

そこで私は、ミリアに状況を説明した。

『明後日ドブ川の浚渫と堤防の補修をする地域活動があって、各いえから一人ずつ手伝う必要があります。今から誰が参加するかを決めますが、あなたでも大丈夫ですか?』

『はい。川での仕事なら是非やりたいです』

『いや、川と言ってもドブがわですよ?』

『大丈夫です。絶対に私が参加します』

ミリアは強い目で参加するというので、ご主人様に伝えることにした。

 

「ご主人様。ミリアが絶対に自分が参加すると言っています」

「出る、です」

ミリアが答えるとご主人様は少し思案してから懸念を言い出した。     

「魚は、獲らないぞ」

「はい、です」

「いても食べるなよ」

「はい、です」

ミリアは目が泳いでいる。これは釘を刺しておかないとマズいわね。

 

『ミリア、ドブがわの水はよごれています。

そこに住んでる魚もよごれてしまっていることは分かりますよね?』

『......はい』

『そんな魚を食べたら、病気になってしまいますし、ご主人様にも迷惑をかけることになります。

だから、どんなにおいしそうに見えても、ドブがわの魚は食べてはいけませんからね』

『わ、わかりました』

私が少し強い口調でいさめると、ミリアは一応分かったようだ。

 

「食べないように言い聞かせたので大丈夫でしょう。多分ですが」

「夕食を魚にしないと危ないと思います」

私が返事をすると、セリーも発言した。同じことを懸念していたようだ。

 

「出る、です」

ミリアはあくまでも自分が出ると言い張っている。

 

「ミリアが参加して、言葉は大丈夫だろうか」

こんどはご主人様が懸念を言い出した。

 

「獣人の参加者もいるはずです。大丈夫でしょう」

「いなかったら」

「金物屋さんのところで下女をしている女性が獣人です。彼女が出てくるでしょう。

ミリアのことも頼んでおきます」

「そんなに難しい作業をすることもないはずですから、大丈夫です」

私とセリーが返事をすると、ご主人様は納得したようにうなずいた。

しかし、次のミリアの言葉を聞いて、再び微妙な顔になった。

「大丈夫、です。夕食は魚、です」

 

「わかった。今回はミリアに行ってもらうことにする。

それと、明後日は早朝の探索が終わったらハーフェンの魚市場に行って夕食用の魚を買うことにしよう」

「そうですね。それがいいと思います」

「さすがはご主人様ですね。それならミリアも大丈夫でしょう」

「いい魚をさがす、です」

ミリアはすでに、明後日が待ち遠しいみたいだ。

 

夕食を食べ終わり片づけをしていると、ご主人様は質問してきた。

「ところで地域活動って、他にもあるのか?」

「クーラタルでは秋の10日目から12日目にかけて収穫祭があります。その時に地域の防犯見回りがありますので、参加を求められます。あと、冬の15日目に6区の餅つき大会を行うそうです。それにはなるべくみんなで参加して欲しいって世話役のおばさんが言ってました。定期的な活動はこの2つです」

「定期的でないものは?」

「今回みたいな自然災害の復旧作業、森などで迷子になった人の捜索活動、地域によっては魔物討伐なんてものもあるようです」

「そうか。思ったより多くはないな」

「そうですね。ですので、私たちは、必ず参加しないといけませんね」

「ああ、今後は探索にかまけて地域活動をおろそかにしないよう気を付けるとしよう」

 

◆ ◆ ◆

 

2日後、朝一の探索を済ませると、一度いえにワープして桶を取り、ハーフェンの魚市場に飛んだ。

ご主人様はミリアに夕食用の魚を探すよう申し付けると、ミリアは真剣な表情で魚市場の中をうろつきだした。

しかし、何軒かの魚屋を見てまわると、すぐに前と同じネコミミのおばちゃんの店にたどり着いた。

 

『おねえちゃん。やっぱりこのお店が一番魚のいきがいい。下処理も完璧だし、絶対おいしいはず』

『わかりました。魚の名前を言っても分からないので、選んだものを指さしてね』

ミリアはうなずくと、先日も食べた小ぶりの魚を指さした。

「この魚です」

「じゃあそれを八匹でいいな」

「はい、です」

ミリアが注文した魚を桶に入れてもらっているとき、ご主人様から声がかかった。

「ロクサーヌ、エビは焼けばいけるよな」

「はい」

「夕食でも大丈夫か」

「大丈夫だと思いますが、夕方までもつか聞いてみます」

『すみません。そのエビは夕方まで持ちますか?』

『まだ生きてるし、鮮度は抜群だから二、三にちは大丈夫だよ』

そう言ってネコミミのおばちゃんはエビをつつくと飛び跳ねた。

 

「二、三にちは大丈夫だそうです」

「じゃあそれも8匹」

匹」

『すみません。このエビも8匹ください』

おばちゃんはエビを葉っぱで包み、桶にいれた。

『エビは2匹で1ナール、アジは1匹1ナールだから...... 

全部で12ナール』

「エビが2匹で1ナール、全部で12 ナールだそうです」

私が通訳すると、ご主人様はお金を払った。

 

その後、2時間ほどクーラタルの迷宮16階層を探索し、いえに帰った。

いえに着くとご主人様はミリアに魚の下処理をさせ、それが終わるとドブさらいに送り出した。

 

ミリアが出た直後、入れ替わるようにルーク氏の使いが来たので用件を聞いた。

「ご主人様、ルーク氏から使いの者が来ています。スライムのモンスターカードを落札したそうです」

「わかった。あとで行くとルークに伝えてくれ」

「かしこまりました」

ルーク氏の使いにあとで行く旨を伝えてからリビングに戻ると、ご主人様はセリーにスライムのモンスターカードのことを聞いていた。

 

その後、クーラタルの中心部に出かけ、パンと野菜、商人ギルドでモンスターカードを買っていえに戻った。

いえに戻るとご主人様はセリーに硬革の帽子とスライムのモンスターカードを渡して融合を頼むと、頼まれたセリーはあっさり融合を成功させた。

「できました」

「おお。さすがセリーだ」

「やりましたね、セリー」

「じゃあ早速装備して、迷宮に行ってみよう」

 

私とご主人様、セリーの3人でハルバーの迷宮13階層に移動し、探索を開始した。

久しぶりの3人探索のせいか、今回はご主人様が攻撃をもらうことが多かった。

何回か魔物と戦ったあと、最後に残ったピッグホッグをウォーターボールで倒すのと同時にご主人様が膝をついた。直前にグラスビーの体当たりを受けていたので、毒を受けたようだった。

 

すぐにご主人様の様子にセリーが気付いて毒消し丸を口に含み、くちびるを重ねた。

ご主人様はセリーを抱き寄せて激しく口にむさぼりついていたが、少しすると落ち着いて

あわててセリーの口を解放した。

「ありがとう、セリー。もう大丈夫だ」

次は私の番。

ご主人様は私にコップを用意させ、ウォーターウォールで水を注いだ。

私はコップの水を口に含むと、ご主人様にキスして口移しで飲ませた。

「ロクサーヌもありがとう」

 

「早めに家に帰って今日は風呂をとろうと思う」

「そうですね。ミリアはだいぶよごれて帰ってくるでしょうから、すぐに洗ったほうがよいでしょう」

いえに帰ると、ご主人様はすぐに風呂の準備を始めた。

途中、何度か迷宮に行ってMPを回復していたけど、以前よりもはやく準備が出来たようだ。

 

私とセリーがリビングで装備品の手入れをしていると、ご主人様が部屋に入ってきた。

「ふう、風呂の準備は終わった」

「ご主人様、お疲れ様です。少し休憩なさってください」

「休憩か...... ミリアが帰ってくるのはもう少し後だよな」

「そうですね。あと1、2時間くらいでしょうか」

すると、ご主人様は少し顔を赤らめて、目をそらせながらつぶやいた。

「いまからベッドで休もうと思うんだが...... 二人とも付き合わないか?」

「はい、おともさせていただきます」

「私もお願いします」

私とセリーは即答し、3人でベッドにはいった。

 

そして、久しぶりに3人で一緒に楽しみ、私とセリーは何度もイカせてもらった。

そしてご主人様も私の中で2回、セリーの中で1回果てていた。

 

ご主人様の4回目。

私に教えられながら、セリーがくちでご主人様のアレをご奉仕した。

セリーは商館にいた日が短かく、くちでのご奉仕は教えられていなかったので、彼女の希望で練習することになったのだ。

 

セリーはあたまが良く、とても知識にどん欲で、

性に関しても色々なことを知りたがる。

ただ、ミリアには見られたくなかったので、いまがチャンスだったとのこと。

セリーいわく3人だけの秘密らしい。

 

「セリー、上手よ。

ゆっくりでいいから右手のしごきとしゃぶるスピードをあわせて」

「んっ......」

ジュポッ!ジュポッ!

 

「左手は力をいれてはダメよ、ふくろはソフトに触ってあげてね」

「んっ......」

ジュポッ!ジュポッ!

「そう、とても上手」

 

「うっ! セリー、気持ちいいぞ。んっ! くぅ......」

ジュポッ!ジュポッ!

 

寝室に、セリーがアレをしゃぶる音と、ご主人様の短いあえぎ声が響く。

ご主人様はとても気持ち良さそうね...... そろそろかしら。

 

「セリー、少しスピードをあげて」

「んっ......」

ジュポッジュポッジュポッジュポッ!

「ウッ! クッ!」

ご主人様、セリーのあたまに添えた手に力がはいってきたわね。すごく我慢してるのが分かるわ。

 

ジュポッジュポッジュポッジュポッ!

「ウッ! クッ! クハッ! ウッ!」

私は必死に我慢しているご主人様が可愛くて、つい意地悪したくなってしまう。

「ふふ。ご主人様、もう少し我慢なさってください」

「クッ! ロクサーヌ、さっきより気持ちいい。そろそろ限界だぞ」

「かしこまりました」

 

ご主人様が限界なので、私はセリーと交代して精液をくちで受け止めるため、声をかけた。

セリーは初めてなので、私が喉までくわえこむところと、精液を飲み込むところを見て覚えるという約束だったのだ。

「セリー、ご主人様がそろそろイクので代わりま......」

声を掛けているまさにそのとき、玄関からミリアの元気な声が聞こえてきた。

「ただいまーっ!です!」

 

瞬間的に現実に引き戻される感覚がした。楽しんでいる場合じゃない。

「あっ!ミリアが!」

「やば、ミリアが帰ってきた。 ウッ!あっ! で、出るっ! クハッ!」

ご主人様はセリーの口技に我慢してたのが一気に緩んでしまい、くちのなかに出してしまった。

「むぐぅ...... んんんんっ!」

セリーは突然くちのなかに精液を出され、声にならない声をあげる。

ご主人様は限界まで我慢していたからか、凄くいっぱいでているようだ。

 

「セ、セリー、ごめんなさい。全部受け止めて」

「んっ!」

 

「ハァ! ハァ! セリー、すまん。気持ち良すぎて、いっぱい出てしまった」

「んーんんん、んん」

セリーはアレをくわえたまま、私とご主人様に返事をした。

 

「ご、ご主人様。私がミリアに対応します。

セリーはご主人様をきれいにしてからお風呂に行ってください」

セリーはくちの中がご主人様の精液でいっぱいのため、黙ってコクコクうなずいた。

アレをくわえたまま、竿のなかに残った精液をしぼり出すように右手でしごきながら。

 

私はハダカのまま寝室を飛び出して、衣装部屋の棚からワンピースをつかみ取り、かぶりながら玄関にいるミリアに声をかけた。

『ミリア、お帰りなさい。いま行くからそのまま玄関で待ってて』

『はい。だいぶよごれちゃったので、ここで待ってます』

私は大きめの手拭いと水を入れたタライと洗濯板を持って玄関にいくと、あちこち泥だらけで服はぐちゃぐちゃになったミリアが立っていた。

 

『ミリア、お疲れ様でした。よく頑張りましたね』

『はい。あと、世話役のおばさんが、もう水を流してもいいと言ってました』

『わかりました。ご主人様に伝えます。

あなたは服をここで脱いで、水が滴らないようにこの手拭いであたまから拭いて下さい。

それから足をきれいに拭いて、風呂場に行って下さい』

『わかりました』

 

ミリアに服を脱がさせていると、ご主人様が玄関までおりてきた。

「ミリア、お疲れ様。すごく頑張ったようだな」

「はい。頑張りました」

「ロクサーヌ、ありがとう」

「いえ、ミリアにすぐ脱ぐように言いました。もう水は流してもいいそうです。ちょっとにおうので、私が外で洗濯してきます」

「そうか、風呂に入れてやりたいが」

「そうですね。今日はいいでしょう。私とセリーは可愛がっていただきましたので」

「じゃあ、足を拭いたら風呂場に連れて行って先に洗っておく。ロクサーヌも服を洗ったら風呂場に来い」

「かしこまりました。ところでセリーは?」

「いや、飲むのに苦労しているようだ。リスみたいになっていたんで」

「リス...... フフッ!」

私は先ほどのセリーの顔を思いだし、我慢出来ずにクスッと笑ってしまった。

すると、ミリアに訝しげな顔をされてしまった。

 

「ムリしなくていいって言ったんだがなぁ......」

ご主人様は困ったような、少しうれしいような、なんだかよくわからない顔をしながらつぶやいた。

 

その後、ミリアをご主人様に任せ、私はミリアの服とタライ、洗濯板をもって外の流し場に移動した。

 

流し場でミリアの服を洗い始めると、私は股間がスースーすることに気付いてハッとした。

慌てて玄関に向かったために肌着をはいていなかったのだ。

しかも私の秘部からは、ご主人様の精液が垂れてきている。

そっと指でぬぐってみると指先にトロリと白濁した精液がつき、ツンっとあおくさい匂いがした。

私はさきほど可愛がっていただいたことを思いだしながら、その指先をペロッとなめてみた。

 

「ふふっ」

自然とうれしくなって、笑みがこぼれてしまう。

私はもう一度指先を見て、ご主人様の精液の匂いを嗅いだ。

「スゥ、ハァ♥ スゥ、ハァ♥ うふっ♥」

あおくさいけど、ご主人様のって思うと、もっと嗅ぎたくなってしまう。

そんなことを考えていたけど、次の瞬間、私は頬に風を感じて今度こそ、ハッとわれに返った。

いけない、いけない。

私は外に出ていたのだ。

 

こんな姿を人に見られたら恥ずかし過ぎるし、それが男の人だったらなにをされるかわからない。

私は嗅覚には自信があるけど、風が流れる屋外では索敵の役には立たない。

私はキョロキョロと周りを気にしながらもミリアの服をしっかり洗い、外の物干し紐に両袖を通して吊った。ミリアの肌着も同じ用に吊って、乾かした。

 

いつもはご主人様の方針で、私たちの服は部屋ぼししているのだけれど、しっかり洗ったとはいえにおいが気になったので、今日は外ぼしすることにした。

だいぶ暖かくなったので、明日の朝には乾くだろう。

 

洗濯が終わり風呂場に入るとセリーがご主人様に洗われていて、ミリアはすでに湯船に浮かんでいた。

ご主人様はセリーを洗い終わると、じゃあロクサーヌの番と言って私を洗い始めた。

そして、私を隅々まで丁寧に洗ってくださった。

 

その後、私とセリーでご主人様をしっかり洗い、お湯で泡を流して風呂につかった。

しばらくつかるとご主人様から声がかかった。

「ロクサーヌとセリーは先にあがって、スープを作ってくれ。あとの料理は俺が作る」

「かしこまりました」

 

私とセリーがお風呂から上がり、脱衣所で服を着ていると、風呂場の中からミリアの喘ぎ声が聞こえてきた。

私とセリーは先ほど可愛がっていただいたので、顔を見合わせて肩をすくめると、二人で台所に向かった。

台所でスープを作りながら、私はセリーに話しかけた。

「そう言えば...... うまく飲み込めました?」

「なかなか喉を通らなかったので大変でした。ロクサーヌさんは、その、いつも簡単に飲み込んでいるように見えますが、コツとかあるのですか?」

「コツですか...... はじめのうちは、私は喉を意識して鳴らすつもりで飲み込んでました」

「喉を鳴らすつもりですか...... 難しそうですね」

「慣れですよ。慣れ。今は意識しなくても飲めるようになりましたし」

「す、凄いですね」

「大丈夫です。セリーならすぐに私と同じように飲めるようになりますよ。嫌じゃないんでしょ?」

「嫌じゃないです。ご主人様の全てを受け止めたいと思っています。けど......」

「ふふ。セリー、ご主人様のこと、愛しているのでしょ? 

ご主人様の全てが欲しいって思っているのでしょ?」

「え、そ、その...... 私は...... 全てなんて......」

「いいんですよ。ご主人様の為に本気で意見が言えるあなたなら...... 私はとっくに認めているんです。

私にだってご主人様を独占したい気持ちはありますけど、私だけで満足させられるような小さなかたではないってことも分かっているんです。

だから、セリー、私と一緒にご主人様を愛しましょう」

「はい。ロクサーヌさん...... 改めまして、これからもよろしくお願いします」

私とセリーはお互いに手を握り合い、ご主人様への想いを固く誓った。

 

私たちがスープを作り終わるころ、ご主人様とミリアがダイニングに降りてきた。

 

ご主人様は私たちにスープを配り終わると、ダイニングテーブルの上に土器のコンロを置き、先日フライを作った小さな寸胴鍋を置いてオリーブオイルを温めた。

そして、魚、エビ、腸詰め、ハム、各種の野菜と、クリーム色のどろどろした調味料のようなものを用意した。

「ご主人様、これは何という料理ですか?」

「これはてんぷらという料理だ。今から食材を揚げるから、先に配ったレモン果汁と魚醤と酢を混ぜたタレにつけて食べてくれ。あと、揚げたては熱いから気を付けてな」

「はい。楽しみです」

 

「では、何でも食べたいものを言ってくれ。

まず俺はエビからいってみるかな。ロクサーヌは何が食べたい」

ご主人様は私に食べたいものを聞きながら、クリーム色の調味料?にエビを漬け込んでから鍋に投入した。

すると、フィッシュフライのときのようにジュワーっという音がして、エビが揚がりだした。

 

「私もご主人様と同じくエビが食べたいです」

「ハムをお願いします」

「魚、です」

私、セリー、ミリアが希望を言うと、ご主人様は先ほどと同じように食材をクリーム色の調味料に漬け込んでから鍋に投入した。

 

少しすると食材が揚がったようで、ご主人様は鍋から箸という2本の棒で食材を取り上げて私たちの皿に配った。

揚がった食材にはフライのように衣が付いていたが、フライと違って衣の色がうすい黄色だった。

 

私たちは同時にタレにつけて食べた。弾けるような歯ごたえがあり、エビの甘みとタレの酸味が調和してすごくおいしい。

「旨いな」

「ご主人様の作る料理はいつも最高です」

「美味しいです」

「すごい、です」

 

「次は葉野菜でもいってみるか」

「私もお願いします」

「私は、キノコを食べてみます」

「魚、です」

……。

 

その後もご主人様にてんぷらを揚げていただき、食材がなくなるまで堪能させて頂いた。

ミリアはドブさらいを頑張った対価がもらえて大変満足しているようだった。

 

◆ ◆ ◆

 

夕食が済み片付けが終わると、ご主人様に可愛がって頂く時間だ。

私たちはご主人様に夕食を堪能させて頂いたので、今度はご主人様に3人を堪能して頂く番ということだ。

 

私たち3人が歯磨きや着替えなど、身のまわりのことを済ませて寝室に行くと、ご主人様はベッドに腰かけて私たちを待っていた。

「お待たせしました」

「おお。今日もみんな美しいな。では、ミリア」

ご主人様がミリアを呼ぶと、彼女はスッと前に出た。

そして、ご主人様に抱きついて、自分からキスをした。

しかも、舌を絡めて濃厚にキスしていて、だんだん目がトロンとして来ている。

彼女はいつもはあっさりしているけど、今夜はとても情熱的だ。

 

ミリアがうちに来てからそろそろ2週間。

最初は奴隷としての義務感でキスやご奉仕をしているような感じがしてたけど、今は心からご主人様が好きになりだしているように見える。

掴みどころが難しい娘だけど、少なくても今は自分の意志でご主人様と一緒にいたいと思っているようだから、このまま順調に行けば間違いなく彼女もご主人様を愛してしまうわね。

 

ふふっ。それにしても流石はご主人様ですね。

短い時間でみんな本気にさせちゃうんだから。

もしかして、これも色魔のスキルなのかな?

まぁ、スキルかどうかはどうでも良いのだけれど、

パーティーメンバーはあと2人だから、慎重に選んでいただかないといけないわね。

 

私がそんなことを考えていると、いつの間にかミリアはベッドの端にちょこんと座っていて、セリーがご主人様とキスしていた。

セリーは背伸びしながら上を向き、ご主人様の首に手を回している。

ご主人様はそんな彼女の背中に片腕を回して支え、反対の手で彼女のあたまを押さえていた。

 

私が考えごとをしているうちに、どれくらいキスしていたのだろうか。

セリーはすでに目が蕩けていて、とても幸せそうな表情になっている。

考えごとをしている場合じゃないわね。

次は私の番だから、2人の様子を見ておかないと。

 

そう思った直後、ご主人様とセリーのキスが終わった。

ご主人様はミリアの横にセリーをそっと座らせると、ふり返って私に「ロクサーヌ。来い」と呼びかけてベッドのうえに寝転んだ。

私はご主人様のうえに覆いかぶさり、たっぷりとキスをした。

 

舌を絡めてキスをしていると、ご主人様はネグリジェのうえから胸をもんで、指で乳首をねぶった。

「あっ!」

私は気持ち良くなり声が漏れてしまうと、ご主人様はネグリジェを下からたくし寄せて直接胸をもみはじめた。

そして、私の下に少し潜り込むと胸を揉みながら乳首に吸い付いた。

私はご主人様のうえによつん這いで覆いかぶさり、胸を吸わせているような体勢になっている。

しばらく乳首を吸われたあと、私はご主人様の下半身側にさがって肌着を脱がせ、アレを咥えこんでしゃぶりはじめた。

すると、ご主人様とは別の誰かの手が私の秘部を開いた。

えっ?と思うと、私の秘部に誰かが吸い付いた。

そして、舌と指を使って秘部の入口となかを愛舞しはじめた。

 

「んんんんんんんんっ!」

気持ちいい! おしゃぶりに集中出来ない。

私は秘部をグショグショに濡らされて、感じてしまいながらも必死にご主人様のアレをご奉仕していると、不意に誰かが私の前に立った。

私はご主人様のアレを咥えているので顔は見えなかったけど、華奢なからだつきなので前にいるのはセリーだろう。と、いうことは、執拗に私の秘部を愛舞しているのはミリアか。

そう思っていると、セリーはゆっくりと腰を落とした。

彼女は私のほうを向いていたので、目が合う。

 

ご主人様にまたがり、お腹の上に両手をついている。

顔を赤らめて、すごく恥ずかしそうにしている。

しかし、すぐに視線を落とし、小さく喘ぎ声をあげだした。

「ご主人様、そんなところ、はっ! イヤッ! あっ! はうっ! 

き、汚いから、ダメです。 そんな...... あっ!

いけません。 んんんんっ!」

よく見ると、彼女の両足の付け根がご主人様の両手で持ち上げられながら開かれており、下から秘部を舐められている。

ピチャッ、ピチャッ、と水っぽい音も聞こえだした。

 

すると、ご主人様は興奮したのか、アレがすごく硬くなり、そりあがった。

私は秘部にご主人様のアレをあてがい、ゆっくりと腰をおろした。

「ああああっ! すごく気持ちいいです! 

ご主人様!」

入れただけで凄く気持ちいい。

今日のアレ、いつもよりも大きい気がする。

気を抜くと今にもイッてしまいそうだ。

 

私はご主人様に腰を打ち付けていると、アレは私のなかでビクビクと震えだした。

私もそうだけど、ご主人様も限界が近いようだ。

私は秘部の神経に集中して、イカないように我慢しながら腰を打ち付けていると、ミリアが私の後ろから抱きついて胸を揉みだした。

彼女は胸を揉みながら、指先で乳首をころがしていたけど、私の限界が近いことがわかったのか、急に乳首をキュッとつまんだ。

「ああっ! ダメッ! んんっ!」

 

私が喘ぐとご主人様に秘部を愛舞されていたセリーが、恍惚とした表情で両手を私の耳に添えてきた。

「ロクサーヌさん......」

彼女は私を呼びながら顔を近づけ、そのまま濃厚にキスをしてきた。

私はご主人様に腰を打ち付けながらミリアに胸をもまれて乳首を責められ、セリーと舌を絡めてキスをしている。

3箇所を同時に責められて、私はすぐに絶頂を迎えた。

「ああっ! イッ! イクッ! ああああああああっ!」

 

私がイッたのと同時に、私のなかで暴れていたご主人様も絶頂を迎えた。

アレがビクン!ビクン!と脈動し、ドピュ!ドピュ!っと精液を吐き出す感覚が伝わってくる。

私は絶頂の余韻にひたっていたかったけど、次が控えているのでご主人様のうえからおりた。

 

私がどくと、ミリアがご主人様のアレを咥えてお掃除をはじめた。

すると、ご主人様のアレはすぐに復活した。

そして、今度はセリーが秘部でアレを咥え込み、腰を打ち付けだした。

 

セリーがご奉仕をはじめると、ミリアはご主人様の顔にまたがり秘部を愛舞してもらいはじめたので、私はセリーのうしろにまわって彼女の胸をもみ、指で乳首を転がした。

ミリアが少し体を前に倒しセリーとキスをはじめると、セリーはすぐにビクン!ビクン!とけいれんして絶頂を迎えた。

 

「あっ!あああああああっ!」

3箇所同時責めは彼女にとってもやはり気持ちが良すぎるようだ。

 

彼女は絶叫をあげてイッたけど、ご主人様はまだイけてない。

私はイッた直後で力が抜けたセリーの腰に両腕をまわしてからだを支え、ご主人様の腰にセリーの腰を打ち付けはじめた。

「あっ! ダメです。 あっ! ああっ!」

セリーは言葉では一瞬嫌がったけど、からだはいっさい抵抗しなかった。

そして、すぐにまた喘ぎだした。

 

「ああっ! イヤッ! あんんん、んんんんっ、んあっ! いっ! イクッ! ダメッ! またイッちゃうっ!」

セリーが激しくよがっていると、ご主人様の腰が持ちあがってきた。

 

そろそろご主人様はイキそうね。

セリーもすぐに、もう一度イキそう。

そう思っていると、先にセリーが2度目の絶頂を迎えた。

「イッ! ああああああああっ!」

そして、セリーがご主人様のうえでビクン!ビクン!と痙攣すると、ご主人様もビクン!ビクン!とからだを震わせてセリーの秘部から漏れ出すほどの精液を吐き出した。

 

私はすっかり力の抜けたセリーをどかすと、ご主人様のアレをくちできれいにした。

私がお掃除をはじめると、ご主人様のアレはすぐに元気になった。

私はミリアを呼んでご主人様にまたがらせ、彼女の秘部にご主人様のアレを当てがった。

そして、ゆっくりと腰を落とさせ、根元まですっぽり咥えさせた。

ミリアはくわえ込んでいくときはからだをプルプルと震わせていたけど、根元まで咥えたあとは震えが止まり、喘ぎながらも腰を打ち付けはじめた。

 

私はご主人様の上半身にまたがって顔に胸が当たるように左右にからだを振ると、ご主人様は舌を伸ばして下から乳首を舐めだした。

セリーはミリアのうしろから抱きついて、胸を揉みながら指先で乳首を転がしている。

ミリアはご主人様に腰を打ち付けながら気持ち良さそうに喘いでいたけれど、少しすると私の秘部をイジリだした。

「あっ! あんっ! んんっ! んんんんっ!」

はじめは秘部の縁を撫でるくらいだったけど、すぐに指を抜き差ししはじめた。

そして、私の秘部からご主人様の精液を掻き出すと、喘ぎながらも指先をペロペロと舐めだした。

 

ミリアは何度か腰の動きが止まり、からだをビクンッ!と跳ねさせて軽くイッていた。

そのせいか、少ししてご主人様がミリアのなかで果てると、彼女はご主人様のうえから転がり落ちた。

 

ミリアがご主人様のうえからいなくなると、今度はセリーがご主人様のアレを咥え込み、お掃除をはじめた。

ほどなくして、ご主人様のアレがまた元気になったのでまたがろうとすると、ご主人様から「次は俺がうえになる」と言われた。

 

私はご主人様の横に仰向けに寝転ぶと、ご主人様が覆いかぶさり私にキスをした。

「さっきは3対1だったからロクサーヌにいいようにイカされてしまったが、今からは1対1だ。思う存分堪能させてもらうからな」

「ご主人様。私はまだまだ大丈夫です。よろしくお願いします」

 

私が返事をするとご主人様は私の脚を両手で持ちあげ気味に開いて秘部を上向きにし、アレを挿入してズブズブっとゆっくり根元まで突き入れた。

「あっ! ふあっ! どうしてっ! ああああっ!」

びっくりした。

さっきよりも奥深くまで入ってきている。

今までも奥をつつかれることはあったけど、今はその奥をこじあけて、さらに奥までアレが入ったことがハッキリとわかる。

ご主人様が動かなくても、気持ち良すぎてイッてしまいそうだ。

「ロクサーヌ、どうだ?」

「ごしゅっ! ああっ! すごい...... こんなのはじめてっ! わたし...... おかしくなるっ! ダメッ! ああああああああっ!」

ご主人様は動かなかったけど、私はガクガクとからだを震わせてイッてしまった。

私がイクと、ご主人様はゆっくりと腰を動かしはじめた。

ご主人様のアレが私の一番奥をこすりあげると、今までの何倍も気持ちいい。

すごい。感じすぎて、あたまのなかにモヤがかかったような、からだが浮かんでいるような。

ふわふわした感覚がして、何も考えられない。

ただ、ただ、気持ちいい!

 

私は感じすぎてしまい、すぐにまたイキそうになる。

「ご主人様、またイクッ! 動かないでっ! ほんとにダメッ! ああああああああっ!」

ご主人様が少し動いただけで、私はまたイッてしまった。

しかし、ご主人様はそのまま腰を動かし続ける。

「ロクサーヌ、もっとだ。もっとするぞ」

「ご主人様! ダメッ! 動いちゃっ! またイクッ! ああああああああっ!」

「ご主人様! わたしっ! おかしくなっちゃうっ! ああああああああっ!」

 

それから、私はご主人様に心いくまで堪能されてしまい、何度も何度もイカされて、最後は意識を飛ばされてしまった。

私が意識を飛ばされたあと、セリーとミリアもご主人様に堪能されて、私と同じように意識を飛ばされてしまったらしい。

 

こうして、

今夜はご主人様に堪能して頂き、私たちはみんな意識を飛ばされて眠りについたのだった。

さすがはご主人様だ。

 

あとで聞いたのだけれど、

色魔のジョブには精力増強というスキルがあるので、ご主人様は3人と2回するぐらいなら余裕があるとのこと。

しかし、この時は私とセリーとは事前に2回ずつ、ミリアとは事前に1回していた。

つまり、合計11回もしていたのだ。

なので、最後にミリアの意識を飛ばしたときには精力・体力ともにギリギリだったらしく、ご主人様もすぐに眠りについたそうだ。

 

翌日、ご主人様はセリーに、色魔の上位ジョブを知らないか聞いていた。

今までの経験から考えると、ご主人様が聞いたってことは目指しているってこと。

ということは、きっと近い将来、夜は昨日よりもすごいことになるということだ。

 

ふふっ♥

私たちもご主人様に負けないよう、頑張らなくっちゃいけないわね♥

 

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