赤き龍を宿し 龍に愛されし 悲哀の王   作:シーイー

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皆さん、如何お過ごしですか?

はい、真プロローグでございます。

無理矢理な上に色々変えてます。

駄文ですが、読んで頂けたら嬉しいです。

-2022.02.21-追加編集完了


phase0 真・プロローグ

数千年前·····

 

――――――冥界

 

赤龍帝「神ごときが、魔王ごときが我ら二天龍の決闘の邪魔をするなぁ!!!」ゴァッ

 

〈BoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoost〉

 

赤い龍が倍加したブレスを吐き相手を燃やし尽くす···。

 

白龍皇「邪魔をするならば消し去ってくれる!!!」ゴァッ

 

〈DivideDivideDivideDivideDivideDivideDivideDivide〉

 

白い龍が相手の力を半減しブレスを吐いて屠る···。

 

サーゼクス「くっ、このままでは·····。」

 

セラフォルー「あの二天龍を止めないと全滅よ!」

 

アザゼル「ったく!こちとら戦争中だってのによ!」

 

ミカエル「アザゼルっ、ボヤく暇があるなら攻撃に集中して下さい!」

 

アザゼル「ああ、分かってるよ!···しかしどうする、このままじゃジリ貧だぞ!」

 

 

天使、堕天使、悪魔の三勢力が戦争の最中二天龍が争いながら乱入、事態は混乱を招いていた···。

 

ゴァァァァ!!!

 

セラフォルー「キャッ!」ズシャァ

 

サーゼクス「ッ?!セラフォルー?!」

 

アザゼル「クソったれ!」

 

ミカエル「くっ!」

 

赤龍帝「燃え尽きろ!」ゴァァァァッ!!!!!

 

赤い龍のブレスが一層強くなる。

 

ドゴオォォォン!!!

 

しかしそのブレスは結界によって遮られる。

 

???「なんとか間に合いましたね。」

 

???「無事か?お前達。」

 

???「遅くなってすまない。サーゼクス、セラフォルー。」

 

ミカエル「ッ?!主よ!」

 

サーゼクス「ルシファー様!レヴィアタン様!」

 

アザゼル「ギリギリだぜ、本当に。」

 

ヤハウェ「ミカエル、アザゼル、よく持ちこたえてくれました。」

 

レヴィアタン「お前達もよく粘ってくれた。セラフォルー大事無いか?」

 

セラフォルー「はいっ、レヴィアタン様。」

 

神聖四文字、聖書の神「ヤハウェ」

 

四大魔王、「ルシファー」「レヴィアタン」「ベルゼブブ」「アスモデウス」

 

聖書神話のトップ陣が揃った。

 

ヤハウェ「二天龍を倒し、神器に封印します。」

 

ルシファー「それしかない·····ッ?!」

 

〈BoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoost!!!〉

 

赤龍帝「神と魔王が揃って邪魔立てをするか!!!ならば早々に滅してくれる!!!!!」ゴァァァァッッッ!!!!!

 

赤い龍のブレスが直撃する瞬間···。

ドガァァァン!!!

轟音と共に爆ぜた。

 

赤龍帝「何ッ?!」

 

白龍皇「むっ?!」

 

――――――そこに現れたのは黄金纏いし存在

 

ヤハウェ「?!」

 

ルシファー「?!」

レヴィアタン「っ?!」

ベルゼブブ「あれは?!」

アスモデウス「ッ?!何だこのオーラはっ?!」

 

アザゼル「すげぇ、オーラだ·····魔王級か、それ以上だな·····。」

 

ミカエル「味方·····なのでしょうか·····。」

 

サーゼクス「彼は···一体···。」

セラフォルー「ッ·····。」

 

???「蜥蜴共が騒がしいな···。貴様達は何故争う?」

 

赤龍帝「俺のブレスを打ち消しただと?!お前は何者だ!」

 

白龍皇「貴様も我らの邪魔をするか!!!」

 

???「質問しているのは此方だ。」

 

〈BoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoost〉

 

赤龍帝「答えると思うてかっ!諸共に滅びよ!!!」

ゴァァァァッ!!!

 

???「愚かな···。」スッ

 

黄金の存在は掌を前に突き出す。

 

ドガァァァン!!!

 

それだけでブレスは爆ぜ、黄金の存在は無傷で二天龍へ歩を進める。

 

赤龍帝「くっ!アルビオン!今は此奴を倒す!」

 

白龍皇「ドライグ?!···くっ!仕方あるまい、休戦だ!我ら二天龍に歯向かったこと、後悔させてくれる!!!」

 

???「愚か者共···。貴様らでは私には勝てない。何故か分かるか?それは私が、生まれながらにしての·····『王』だからだ。」

 

ドライグ「?!」

アルビオン「?!」

 

『?!?!?!』

 

黄金の存在からとてつもないオーラが放たれる·····。それはまるで···この世の終わり。

 

ドライグ「貴様は何だ?!」

 

???「我が名はオーマジオウ···。最高最善の『魔王』。」

 

『ッ?!?!?!』

 

その場にいる者たちだけでなく、その戦場にいたもの全ての存在が『魔王』の存在をオーラを···確かに認識した。

 

アルビオン「最高最善の魔王だと?!」

 

ドライグ「此奴は危険だ!今ここで消す!!!」

 

ドゴァァァァァア!!!!!

 

二天龍のブレスがオーマジオウを襲う·····しかし···

 

オーマジオウ「学習も出来ぬ蜥蜴とはな。」スッ

 

ドッゴオォォォォン!!!!!!!!

 

オーマジオウ「終わらせるとしよう·····。ぬん!」バッ!

 

ドライグ「ぬおっ!?!何だこれは!?動けぬっ」

 

ドライグを黄金の魔力が拘束する。

 

〈Wの刻!ダブルエクストリーム!〉

 

W「はあああああ!!!」

 

ドライグ「ぐあぁぁ!!!」ドゴオォォォン!!!

 

アルビオン「ドライグッ?!」

 

オーマジオウ「さて、貴様はどうする?引くならば命は助けよう·····。」

 

アルビオン「二天龍と称された私に尻尾をまいて逃げろと言うか?!舐めるな!」ゴァァァァッ!!!

 

天龍としてのプライドが誤った選択を取らせてしまった·····。

 

オーマジオウ「愚か者·····。」ゴォォォン!!!

 

時の王者の鐘がなる·····それ即ち『終焉』を意味する

 

〈終焉の刻···逢魔時王必殺撃!!!〉

 

敵を屠る為に溜められたエネルギーが加速をもって相手を襲う·····。

 

アルビオンはこの時後悔していた。

 

「逃げればよかった」·····と。

 

しかし、時既に遅し·····終焉の鐘はなり、『時の王者』による判決は決まった·····。

 

オーマジオウ「はあああああ!!!」

 

アルビオン「ぐぅああああああああぁぁぁ!!!!!」

 

ドッゴオオオォォォォン!!!!!!!!

 

オーマジオウ「眠るがいい·····。己の誤ちに気付けぬ愚か者共よ·····。」

 

 

セラフォルー「二天龍を一撃で·····。」

 

アザゼル「おいおい、マジかよ·····。」

 

サーゼクス「この力はッ·····。」

 

オーマジオウはサーゼクス達に向け歩み寄る。

 

『??!?!』

 

今度は自分達だと···各々臨戦態勢に入るが·····。

 

オーマジオウ「む?あれは···。」

 

オーマジオウは離れた場所で親を亡くした子供を見つける。

自分を残して死んでしまった親の骸に泣きながら縋り付いている·····。

 

オーマジオウ「··········」ザッ

 

オーマジオウはその子供に歩みを変え近づき、問い掛ける。

 

オーマジオウ「貴様にとって親とは···家族とは何だ?」

 

突然の『魔王』の行動に三勢力のトップ陣は警戒を強める。

 

子供「僕にとって···ぐすっ···父さんも母さんも大切な家族···うっ····僕にとっての「宝」だ!」

 

オーマジオウ「宝·····か。」

 

子供「ううぅっ···なんで···なんで父さんと母さんが死ななきゃいけないの···ぐすっ···なんで···うわぁぁ···。」

 

戦争だから···戦場だからと言ってしまえばそれまでである·····。それが現実·····。しかし、まだ齢10にも満たない子供には実感の無い、現実味の無いそれでいて残酷な世界である。

 

オーマジオウ「···············」

 

オーマジオウは数秒の思案後、何かを決心したかの様に顔上げ力を解放する。

 

〈創世の刻···逢魔時王創造劇!〉

 

パァァァァァァ·····

 

オーマジオウが掌を天に向けて翳すと、黄金のオーラが戦場に広がる·····すると···。

 

親「んっ···んんぅ···あれ?私は·····。」

 

先程まで息絶えていた生命が起き上がる。

 

子供「父さん!母さん!」ダキッ!

 

死んだはずの親は生き返り、子供は喜ぶ·····。そう、彼らだけでなく、戦場で失われた多くの命が皆·····生き返ったのである。

 

アザゼル「マジかよ·····。」

 

ミカエル「これは·····。」

 

ルシファー「まるでお前の様な御業だな、ヤハウェ。」

 

ヤハウェ「ええ·····ですがここまでは出来ませんよ。」

 

皆が生き返っていく光景に···サーゼクス・グレモリーは膝をつき涙する···。

 

アザゼル「何故···皆を生き返らせた?」

 

オーマジオウ「···それは私が『王』だからだ。」

 

アザゼル「?·····どう言う意味だ?」

 

オーマジオウ「『王は民の為であれ』···なれば「王」である私が守らんとする者達もまた、私にはとっては民も同然。種族は違えど···な。」

 

オーマジオウ「私は···私に出来る事をしたまでだ。」

 

アザゼル「成程·····。それで?この後お前さんはどうする気だ?」

 

オーマジオウ「·····何も。」

 

アザゼル「あ?」

 

オーマジオウ「いや·····「しない」と言うよりは「出来ない」と、言った方が正解か·····。」

 

ルシファー「それだけの強大な力を持っていて出来ない·····とは?」

 

オーマジオウ「私も所詮は人の子と言うこと·····。来る死に抗う事は出来ぬさ·····。」

 

アザゼル「ッ·····そういう事かい·····。」

 

サーゼクス「オーマジオウ殿···ありがとう···民を····皆を救ってくれて·····ありがとう。」

 

サーゼクスは涙ながらにオーマジオウに礼を告げる。

 

オーマジオウ「礼など要らぬ。私が私にしか出来ぬことをしたまでだ。」

 

サーゼクスの肩に手を置きながら言う、オーマジオウ。

 

オーマジオウ「あの蜥蜴共の魂を神器に封印するのであろう?」

 

ヤハウェ「ええ·····。二天龍止めてくれたことに感謝します。」

 

オーマジオウ「先も言ったが、礼は要らぬ。それよりもこれからをどうすべきか·····三勢力で話し合うのが先決であろう。」

 

ヤハウェ「ッ·····ええ。」

 

オーマジオウの身体が黄金色の粒子となって消え始める。

 

オーマジオウ「フッ·····時間か····お前達三勢力に一つの予言と使命を与えよう·····。」

 

『?!』

 

オーマジオウ「予言は···後に必ず私の·····『時空と世界を司る皇王』の力を宿す存在が現れる。他の『王』と呼ばれる『力』も宿してな。」

 

『?!?!?!』

 

オーマジオウ「お前達に与える使命は···その者が道を踏み外し、世界を混沌と破滅へ導かぬように見守る事·····そして問い掛けよ。」

 

『?』

 

オーマジオウ「『貴様は『力』を持って何を成し、その瞳に何を写すのか』·····と。」

 

 

『?!』

 

オーマジオウ「さすればその者も·····自ずと道が見えよう·····己が歩むべき道を·····。」

 

サーゼクス「はい·····。必ず。」

 

オーマジオウ「頼むぞ·····。」

 

オーマジオウの身体が消えていく····

 

オーマジオウ『未来を歩み『希望』を持つ者達よ。お前達の行先に···幸多からん事を···切に願う。』

 

そう言残し〈時空と世界を司る皇王〉は消えた·····。彼等に『希望』と『使命』·····『未来』を託して·····。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――――――最果ての地

 

 

 

そこは、ある「一部の存在」しか居座ることの出来ぬ場所·····。

 

1人佇む男の周囲を、多くの『龍』達が囲む。

 

???「皆、よく集まってくれた。」

 

???「王よ·····」

 

???「王様·····」

 

???「主よ·····」

 

???「そんな辛気臭い顔すんなって!俺はいつものお前達が大好きだぜ!」

 

『王』と呼ばれたその男は『龍』達に笑顔で言う。

 

???「ッ!!!」

 

『龍』達は驚愕に染める。何故この御方は『自分の死』がすぐそこまで近づいてる事が分かっているのに、『いつもの笑顔』で居られるのかと·····。

 

彼等の王·····『龍神王』は別れを惜しむ様に···されど悲しませない様に告げる。

 

???「俺とはお別れだ。お前達と過ごした日々、実に有意義であったぞ!あ、そだ、何年後かは分からねぇけど、いつか必ず俺と同じ『龍神王』の『力』を宿した存在が現れるっぽい。」

 

『?!』

 

ついで感覚で告げられた驚愕の事実に『龍』達は驚きと共に顔を上げる。

 

 

???「『龍神王』のオーラを覚えているお前達なら、どの存在に宿っているかも直ぐに分かるはずだ。次代の『龍神王』が現れたらさ、そいつに仕えてやってくれ。」

 

『?!?!?!』

 

???「お、王よッ!何を仰いますか?!我等の『王』はただ1人、貴方様だけです!」

 

続けざまに告げられた事に驚きと動揺を隠せない『龍』達。

 

龍神王「はははっ!頭が固すぎるぞ、レウス!そんなんじゃ背も伸びないぞ〜。」

 

???「せ、せ、背は今関係ない事でしょうッ!」

 

『レウス』と呼ばれた『龍』は『王』のからかいに動揺する。

 

――――――レウス·····『銀炎龍・リオレウス』

 

『古龍』の1柱であり、『銀』を司る『龍』。

 

リオレウス「王よッ!貴方様は今死の淵に居られるのですよ?!それを理解されてますか?!?」

 

龍神王「分かってるよ。分かってるからこそさ、最後まで『いつも通り』過ごして、『いつも通り』のまま終わらせたいんだよ。これは俺の···我侭さ。」

 

龍神王は『いつも通り』の···否、『いつも以上』の笑顔で語り続ける。

 

本当に·····別れを惜しむ様に·····。皆のことを忘れない様にその目に焼き付けながら、『古龍』達を見回す。

 

自身を慕い、愛し、共に歩んできた二十の『古龍』達を。

 

『始祖龍』ミラルーツ

 

『暗黒龍』アルバトリオン

 

『極地龍』ディスフィロア

 

『天道龍』アマツマガツチ

 

『地道龍』イナガミ

 

『光天龍』エオ・ガルディア

 

『冥闇龍』ネフ・ガルムド

 

『創神龍』ネルギガンテ

 

『破神龍』ゼノ・ジーヴァ

 

『空水龍』ネロミェール

 

『海水龍』ナバルデウス

 

『陽快龍』ガルバダオラ

 

『悪天龍』クシャルダオラ

 

『銀炎龍』リオレウス

 

『金炎龍』リオレイア

 

『炎王龍』テオ・テスカトル

 

『冷王龍』トア・テスカトラ

 

『災厄龍』ミラバルカン

 

『幻霞龍』オオナズチ

 

『終焉龍』ミラボレアス

 

 

『祖』『暗』『極』『天』『地』

『光』『冥』『創』『破』『空』

『海』『陽』『悪』『銀』『金』

『炎』『冷』『災』『幻』『終』

 

二十の理を司る『古龍』

 

その実力は、世界認識区別故障「ドラゴン×デーモン」·····通称『D×D』

 

その世界最強にして不動の存在·····

『赤龍真帝・グレートレッド』を凌駕する。

 

彼等『古龍』の頂点にして『王』を司る『龍神王』は、本来地球上に存在する全ての生命を終末へ導く存在であった·····。

 

――――――が、しかし

 

龍神王「終末?そんなつまらない事より俺は未だ見ぬ世界を知りたい!観て聴いて識って、味わって触れて歩んでみたい!世界にはこんなに面白くて楽しい事に溢れているのに終わらせるなんて勿体ない!」

 

そんな理由で目的を変えたことに『古龍』達唖然。本来の目的とは真逆の理由なのだから当然の反応である。

 

 

龍神王「大丈夫さ、ここで終わりじゃない。次会う時は全く別の人格、別の存在だけど·····多分有り様は変わらないさ。お前達は『王』である『俺』を愛し、慕ってくれた。ならさ、次『王』を宿した『存在』も同じ様に歩むことが出来る。俺はそう確信してるぜ!」

 

龍神王「それにさ·····お前達は『王』としての『俺』も愛してくれたし、ただの『俺』としても愛してくれてただろ?それが嬉しくてさ·····ありがとうな。」

 

『??!?!』

 

『古龍』達が隠していた事を『龍神王』は理解していたのである。あってはならない·····望むことさえ許されないはずの感情を·····『龍神王』は許し、感謝すらしたのである。

 

龍神王「なら大丈夫。次代の『龍神王』の事も愛せるさ。だから、次会うときも···いつもの笑顔で迎えてくれよ?涙なんか見せたら次代の『王』も泣いちゃうし、困っちゃうからね?困らせちゃダメだよ?俺との約束だぜ!」

 

『はっ!王の仰せのままに!!!』

 

龍神王「ははは、本当にありがとうな皆·····この先も愛してる·····輪廻の輪を超えても·····ずっと·····な。」

 

『我等も愛しております!〈原初の龍神王〉よ!!!』

 

龍神王「俺と成せなかった事を·····次代の『龍神王』と共に·····な。」

 

そう言って·····『古龍』達の〈原初の龍神王〉は息を引き取った·····悔いのない、『最高の笑顔』を浮かべたまま·····。

 

『今日までお疲れ様でした···安らかに···お眠り下さい·····次に会う·····その時まで·····。』

 

 

 

〈古龍を統べし原初の龍神王〉が永き眠りについた。

死の時まで自身を愛し慕ってくれた家族に『希望』と『使命』、『王の理』を残して·····。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

数千年後··········

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――――――――――――???

 

 

 

 

 

 

 

 

「ぐうッ!うぅ···うがあぁあああああ!!!」

 

ドゴオォォォン!ドガァァァン!!!

 

「ガアアアアア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!!!!!!!!」

 

ドガァァァン!ドッゴオオオォォォォン!!!!!!!!

 

「ガァルァァァ···ガルァ·····ガッ·····」ドサッ

 

 

???『········今代の宿主もダメだったか·····やはり『力』に取り込まれる者はろくな方に進まないな。』

 

???『··········この様子では次の代も望みは薄いか?』

 

???『まぁいい·····何代に渡ろうとも俺のすべき事は変わらない·····変えられないのだからな·····。』

 

 

 

 

 

 

 

 

―――――――――――地球・人間界『駒王町』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おぎゃあおぎゃあおぎゃあ」

 

「お母さん!無事に産まれました!元気な男の子ですよ!」

 

「子供をッ···ハァ···フゥ···見せて下さい。」

 

助産師が赤子を母親の傍に寄せる。

 

「フゥ···小さい手···私の子供···。」

 

「よく頑張ったな···ありがとう···っぐす。」

 

夫が妻の手を握り、感謝を述べる。

 

「フフ···なんで貴方が泣くのよ。ほら、私達の子よ。」

 

「ああ···ああ····ぐずっ。そうだな、私達の子供だ。」

 

「·····今までごめんなさい。私の身体が『弱かった』から···中々貴方に子供も抱かせて上げられなかったし、辛い思いをさせてきてしまった····。」

 

「君が謝る事ない·····君は何も悪くない。1番身近で、1番実感の持っていた君の方がずっと辛かったはずだッ·····俺の方こそすまない。君の手を握るくらいしか出来なかった·····。」

 

「ううん·····それだけで凄く嬉しい。本当にありがとう。」

 

「俺の方こそ·····ありがとう。これからも二人で頑張って行こう。これからもよろしくな。」

 

「フフッ·····ええ、此方こそ·····よろしく。」

 

「ねぇ、貴方·····あの子の名前·····。」

 

「ああッ!考えてきたぞ!『誠実に一途に生きて欲しい』と言う意味で『一誠』ッ!どうかな?」

 

「ええ、とてもいい名前。今日からあなたは『兵藤一誠』よ。」

 

父·母『私達の所に生まれて来てくれて、ありがとう。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???『···············』

 

???『···············む?』

 

???『·····次の代に宿ったのか。』

 

???『··········まだ目覚めてはいないか·····フッ·····せいぜい楽しませてくれよ?今代の宿主よ。俺を·····『赤き龍の帝王』を宿す限り『二天龍の宿命』からは逃れられないのだからな。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――――――――――――――――――

 

 

―――〈時空と世界を司る皇王〉

 

―――〈古龍を統べし原初の龍神王〉

 

―――〈赤き龍の帝王〉

 

―――〈??の王〉

 

――――――――――――――――――

 

 

 

 

相反する二つの理は作用し合い森羅万象の道を示す

 

 

四つの『王』の『力』合わさりし存在理に真なる道を示す

 

真理触れし頂上の存在それ即ちこの世の『全』を示す

 

 

 

 

 

――――――――――――――――――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???「四つの『王』のプロローグが終わり、その『王』の力を宿した子供の誕生·····。この存在·····否、彼の道は果たして幸福か、絶対か·····兎にも角にも今は祝いの言葉を贈ろう·····。」

 

『HAPPYBIRTHDAY!!!』

 

???「それでは皆さん、またいつか。」パタンッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




はい、ここまで読んで頂きありがとうございます。

いや〜、ここまで書くのに3日掛かっております···遅すぎですね。亀更新になりますが、暖かく見守って頂けたら嬉しいです。

それd「作者君?」·····?どちら様?

???「ふふふ·····いつになったら私の名前は公表されるのだろうか?」

え?·····あ〜·····まあ、その内·····ね?

???「まさか忘れていたのかい?」

うぇ?!···わ、わわ、忘れてなんて、い、いまませんことよ?!

???「·····お仕置が必要だね。」〈クウガ!〉

〈アルティメット!!!〉

へ?·····え?ちょ、ちょちょちょ、ちょい待ち!!!
アルティメットフォームの必殺キックは洒落にならんてぇぇぇぇ!?!??!?

クウガアルティメット「おりゃあああああああ!!!!!!!!」

ドッゴオオオォォォォン!!!!!!!!

げぇっはああああああぁぁぁぁぁぁぁああ!!!!!!!!

???「ふぅ、悪は去った。」

チャンチャン♪
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