青春をがっつり楽しむRTA、はーじまーるよー!
前回は、参加競技が決まって、あとキーパーソンの幹比古君とファーストコンタクトするところまででした。ついでにお兄様とも「よし、楽しく話せたな!」。
ここからの練習の様子は退屈なので飛ばして、はい、九校戦会場に向かうバスの中です。隣に座るのは深雪ちゃん。兄やと同じバスに乗れなくてすっかり不機嫌なため、変わり者の蘭ちゃんがそれの相手を押し付けられました。まあこれどのチャートでも、女の子チャートだったら大体こうなるので、慣れたものですけどね。
さて、そんなこんなで、例の車爆発炎上神風事件のタイミングです。これが起こるのを事前に知っているため、窓を注視して爆発の兆候が見えたと同時にいち早く魔法で対応して英雄視される――なーんて転生系チート主人公みたいなこともできますが、さほど経験値にうま味もないし、変に目立つうえにお兄ちゃまから疑われる要素を増やすだけなので何もしないでおきましょう。
で、九校戦会場に到着しまして、前夜祭もありまして……この前夜祭もチャートやルールによっては一条将輝とかの最強キャラとコンタクトを取るのに利用しますが、今回は不要ラ!
で、その日の深夜ですね。
このタイミングで『
時間とタイミングを見て、後入りで突撃しましょう。ここで幹比古君のことを「やるやん!」みたいな感じで褒めておきます。後から独立魔装大隊の風間さんがやってきますが、この人も別に重要じゃないので、警戒されないよう無難に振舞いましょう。
さて、やってまいりました九校戦です! といっても競技中以外はほぼやることがないので、ひたすら観戦してましょう。見もせずに魔法の練習ばかり……が理想ですが、それを許される場所がありませんからね。大幅なロスですが、これを差し引いても九校戦参加は大きな経験値が得られます。
でもこんな時何もしないのは当然NG。そういうわけで、好感度を稼ぎましょう。美月ちゃんには最初から「見においでよ」と選手に配られる関係者用の一般チケットを渡してあり、絶対来てくれるので、一緒に観戦デート……というわけではなく、美月ちゃんを誘う際に「この前の男の子にも」と言っておいたので、幹比古君も一緒です。百合に挟まる男は死刑(なお百合の一員が呼んで挟んだ模様)。
美月ちゃんの好感度はこの時点でだいぶ高いので、異性と言うことでこちらからは誘うイベントが発生しにくい分こういうチャンスで稼いでおきたい、幹比古君の好感度が目的です。
ちなみにこのゲームは、原作カップルは大体原作カップルでくっつきます。ただ原作のカップルになってるキャラも、難度こそ高いですが、攻略可能だったりします。攻略不可能に設定されてるのは、達也にいさま、深雪ちゃん、最初から許嫁で恋人の五十里君と花音ちゃん、摩利ちゃんぐらいです。
当然今回は恋人関係は必要ないので、ある程度背中を任せられる仲間ぐらいまでは幹比古君のは上げておきたいですね。美月ちゃんはそもそも戦闘キャラではないのにパラサイト事件のど真ん中で戦ってもらう都合上、それこそ蘭ちゃんのために身の危険を顧みないぐらいの好感度が必要です。
ちなみにこの観戦タイムですが、じゃあもう一緒に見ようぜってことで、早い段階で達也あにぃらのお友達グループに併合されます。美月ちゃんと幹比古君が一緒に居れば問題ないので、これでオッケーです。
こんな感じで、本戦の最初の三日間は、観戦しながらだべって過ごす感じになります。夜には同級生の女の子たちとお風呂タイムがありますが、当然モザイクです。動画消されちゃうからね、しょうがないね。買えば全部見放題触り放題だゾ。
ちなみにバトル・ボードで摩利ちゃんが事故に遭遇するなどのトラブルイベントもありますが、特にがっつり関わりません。美月ちゃんと幹比古君に積極的に話しかけて、好感度を稼ぎつつ話を引き出して、兄チャマがあれこれ考察するのをサポートする程度で十分です。改めて重要キャラですね、このカップル。
さて、こんな感じで無難に過ごしてたら、ついに蘭ちゃんの出番になりました。バトル・ボードです。ちなみに、最近お電話以外でかまってあげられなかった亜夜子ちゃん・文弥君も関係者観客として招待しています。美月ちゃん・幹比古君は将来共闘する仲なので、ここで顔合わせしておきましょう。達也おにいたまと親戚で顔見知りと言うことで二人もある程度安心してくれます。
では、本題のバトル・ボードに戻りましょう。
総参加人数は24人。前年度の成績が低い三校は二人しか代表を出せません。
まず4人ずつの予選レースを全部で6レース行い、その各レースの1位が準決勝進出です。そして6人の準決勝出場者を3人ずつに分けて準決勝を行い、それぞれの1位がタイマンで決勝戦を行います。
これは九校戦全ての競技に言えることですが、マッチングはなるべく同じ学校同士で潰し合うことが無いように配慮されてます。例えばバトル・ボードは、予選抜けが二人出た場合、絶対に準決勝でマッチングすることはありません。トーナメント形式になるスピード・シューティングなどの決勝トーナメントも、各段階の試合が全部消化されるたびに勝ち残りメンバーだけでまたマッチング抽選が行われるようになっていて、この抽選でもなるべく同じ学校同士のマッチングにならないようになってます。
そういうわけで、潰し合いなどを気にせず、のびのびやっていきましょう。ただしマッチング運には注意です。
ではまず予選のマッチングは……通称「海の七高」がいますが、あちらも三人参加なので仕方ありません。とりあえず無難な相手になりましたね。
この予選は蘭ちゃんの性能とプレイヤースキル(自慢)のおかげで余裕で勝ち抜け可能です。今後の対戦相手を油断させるために、ギリギリの勝負を演出しておきましょう。
そして後日行われる準決勝ですが……やったぜ(迫真)
組み合わせの運が最高です。ここでほのかちゃんに並ぶ強敵の四十九院沓子ちゃんとマッチングする可能性があったのですが、あちら側になってくれました。今回の相手は七高と三高のモブちゃんです。
沓子ちゃんをここで相手することになると、強すぎるため本気を出さなければいけません。そのせいで、決勝戦で当たるほのかちゃんに手札を見せてしまうことになります。いやーよかったよかった。
では準決勝もギリギリの勝負を演出……って負けそうやったやんけ! 危なかったですね。油断しすぎました。
さて決勝の相手ですが……ここは過去の検証により、ほのかちゃんと沓子ちゃんどちらもあり得ることが分かっています。7:3ぐらいですかね。今回の相手は……おー、ほのかちゃんでした。
どっちも同じぐらい厄介なので正直どちらでも良いですが、ほのかちゃんのほうがほんの少し戦いやすいです。沓子ちゃんはメンタルが強いのと、水面妨害が滅茶苦茶強いので、プレイヤースキルが試されるんですよね。一方ほのかちゃんは本番に痛い予想外を一発叩き込めば動揺してくれますし、レースもスピード勝負、つまりステータス勝負になるため、性能で勝るプレイヤーの方が有利です。
では、勝負です。
スタートラインで……はい、よーいスタート(棒)
ついでにBGMもかけておきましょう。聞き覚えのあるユーロビートですね。
まずスタートダッシュがとても重要です。このゲームは先行有利なので。しかしながら……やはり目くらまし作戦への対応のせいで負けてしまいましたね。
目くらまし作戦自体はすでに見せているため、ゴーグルなどで対策しても怪しまれません。ですが、それをすると今度はコースに闇を作ってこちらを誤認させてきます。世界一位姉貴はコースを完全に体で覚えて暗い所も気にせず走るということをしていますが、私にそれは無理です。
よって、目くらましを食らうのを承知で、ゴーグルはつけません。対抗魔法を準備しておく程度に留めます。当然他の魔法にリソースを使ってしまったので、スタートダッシュは負けてしまいました。
ですが、問題ありません。これは予定通りです。
さてさて、コース三周のうち、一周半が終わったあたりで、ついにほのかちゃんの真後ろにつけました。あちらも妨害してきますが、間接的な妨害は移動・加速系の対抗魔法で全て無効化できます。
ここの直線で、今まで隠していたトップスピードへと徐々にギアを上げていって……さあ、ヘアピンカーブがやってきました。
ほのかちゃんは当然減速します。水の上を走っているので、減速幅は大きく、それでもカーブでは結構膨らむことになります。
ですが私は……そのスピードをほぼ維持!
ほのかちゃんが驚いている可愛いお顔を横目に、このカーブで抜きましょう。
え、どうするかって???
では見ててください。
カーブに入る直前に、ボード前方を持ち上げてカーブの内側に思い切りひねって――
――わざと内側プールサイドに乗り上げます!
ガリガリと嫌な音を立てていますが、内側にこするという形で摩擦ブレーキが働くため、理論上の最もインをついて、しかもさほど減速せずヘアピンカーブを突破! 無事一気に抜き去りました。
ここからは蘭ちゃんのチート性能を全力で発揮して大差をつけて――ゴール!!! 超、エキサイティン!
これが『魔法科高校の劣等生 もう一人のイレギュラー』RTAの基本技術、その名も「プールサイドリフト」です。
カーブ内側のプールサイドにボードの前方をわざと乗り上げることで、外側に膨らむ力を大幅に抑え、かなり速いスピードでカーブに突っ込みつつ、最もインを走ることができます。
基本的に水路から出たらアウトですが、多少こうやって擦るぐらいなら、ルール違反になりません。
代わりにものすごい速度で擦るのでボードの損耗が激しく、レースが終わるころには壊れてしまいます。だから、前半で使わず後半に取っておく必要があったんですね。
とりあえずこれでバトル・ボードは優勝できました。部屋の中でちょっとした魔法を試したり体操をしたりしたところ、やはりかなりの経験値が入った感覚がします。安全な競技でこれほど貰えるのは美味しいですね。
さてさて、これ以降もまた色んなトラブルが起きつつ進んでいきます。この世界って本当物騒ですよねえ。ま、適当に怪しまれない程度に兄ちゃまのサポートを続けていれば問題ありません。
肝心のミラージ・バットですが、深雪ちゃんがいない新人戦は蘭ちゃんにとっては楽勝ですね。万が一にも優勝を邪魔されないよう、最大のライバルであるほのかちゃんを決勝戦でマークして適当に妨害すればオッケーです。これでもほのかちゃんのスペックが化け物なので十分二位に入ってくれます。
あとは幹比古君の応援を美月ちゃんたちとやって、九校戦が全部終わるころには全部トラブルが勝手に解決されてて、これでお終いです。
あとはやることと言えば後夜祭のダンスパーティぐらいですかね。これは幹比古君を一回ダンスに誘う程度で、あとは適当に過ごしましょう。
キリもいいので、今回はここまで。ご視聴、ありがとうございました。
〈システムメッセージ・「九校戦編クリア」のトロフィーを獲得しました〉