魔法科高校の劣等生・来訪者編クリアRTA   作:まみむ衛門

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 マジで何年間も作業しなきゃいけないRTA、はーじまーるよー!

 

 

 はい、ここから先もいつもの作業を超速早送りでお送りします。変わったことと言えば、地下訓練施設の設備が、ついにペイント弾になったことですかね。

 

 

 では、途中になっていた来訪者編ルート突入の条件について説明しましょう。

 

 

 皆さん、神たる原作者がなぜ「来訪者編」と名付けたか、考えたことはあるでしょうか。

 

 普通に読み進めていたら、USNAから来訪した軍人たち、とくにリーナを指したタイトルだと考えられるでしょう。

 

 しかし――なんで等速に戻す必要があるんですか?

 

 

 

 止めたのは小学四年の11月ですね。

 

 固有魔法のヒントが掴めたみたいです。

 

 基本的に、四葉家の固有精神干渉系魔法は、マイナス感情に起因するものが多いですね。『毒蜂』や『マンドレイク』の恐怖、『グリム・リーパー』の死、『ダイレクト・ペイン』の痛みなどです。こういう中でもやはり、深雪ちゃんの『コキュートス』は浮いています。

 

 さてさて、では掴めた足掛かりですが……なるほど、共鳴、ですかね。ちなみにこれは原作で達也兄くんが使用した『共鳴』とは名前が同じだけで別種です。

 

 部屋に入ってきたコオロギに手探りで色々試したところ、複数の個体が同じ動きをしました。しかも、効果がかなり強くて、シンクロナイズドスイミングも裸足で逃げ出すレベルです。適性魔法で間違いないでしょう。

 

 このコオロギの動きは、明らかに異常行動です。行動を決定する意志や本能が改変されたということですね。そしてそれが同じ動きをしたとなると、全部のプシオンが同じになったということになります。このように、対象Aと対象Bを同じプシオン状態にする魔法となると、共鳴系統の可能性が一番高いでしょう。対象Aのプシオン周波数を対象Bに浴びせて同じ周波数にする、という魔法です。物理的振動の共鳴のようなので、この名がつきました。

 

 

 うーん、これはハズレの部類ですね。親譲りのガバ運とまではいきませんが、パラサイトに有効だとするには、ここから先の進展次第です。

 

 

 とりあえず、ここから先は人体実験が不可欠なので、最近冷たいパパにお願いしておきましょう。

 

 さて、最低限やることを終えたので、研究は一時中断し、情報収集に入ります。というのも、黒羽家の長女に生まれたということは、私こと黒羽蘭ちゃんが四葉家の当主候補になっている恐れがあるからです。もしそのままにしておけば、妹様を当主にしたい四葉本家によって、ヒドいことをされてゲーム―オーバーにされる可能性が高いでしょう。

 

 というわけで、向かう先はパパの書斎です。一応お嬢様なので、ちゃんとノックしましょう。ロスにならないよう、毎朝食事の時には必ず家族の予定に耳をそばだてています。一日在宅なのは確認済みです。数年間無駄な努力を続けていましたが、それはこの時のためだったんですね。

 

 パパが出てきたので、今の四葉家の次期当主事情を尋ねてみましょう。

 

 お、なるほど、私ではなく文弥君を指名しているようです。念のため、私が絶対あり得ないことも確認しましょう。お、ありえないそうです。順調ですね。では人体実験準備のお願いもしましょう。はい、これも通りました。にしても、こちらに合わせて準備してくれるなんて、気の利いた親です。

 

 では、このウキウキ気分に乗って、ペイント弾飛び交う訓練に向かうことにします。ではまた早送り。

 

 

 

 ここで話の続きといきたいところですが、四葉分家ルートの11月頭は、ビッグイベントが近いため、早送り時間は短いので、またの機会にしましょう。

 

 

 

 というわけで、11月半ばですね。

 

 

 ここが四葉分家ルートの最初の難関です。

 

 

 珍しくパパが同乗する黒塗りの高級車に揺られ、四葉がひっそり所有する山の一つ、その奥にある秘密訓練場に向かいます。

 

 今現在車の中でパパが説明している通り、今から私には、本格的な訓練が課されるのです。ちなみに、亜夜子ちゃんと文弥君は、なーぜーかー、すでに戦闘訓練を開始しており、先駆者姉貴・兄貴となっています。ロリ妹姉貴とショタ弟兄貴に甘えてえなあ、俺もなあ。

 

 

 

 そしてその秘密訓練場で戦うのは……なんと、ショタ状態の達也兄君さまです。(デデドン!)

 

 

 

 

 そう、四葉分家ルートの場合は、なぜかプレイヤーは高確率で、このタイミングで達也お兄ちゃまと訓練をする羽目になります。通常プレイだとどうやらそうでもないらしいのですが、俺TUEEEEEプレイやRTAだと、よく遭遇します。どうしても強さを求めると悪目立ちしてしまうのでしょう。やはり、強さには犠牲が付き物なんですね(ホモは文豪)

 

 

 さて、たとえショタであろうと、達也兄やはこの世界最強の存在です。さすがです、お兄様! 

 

 

 そもそも、このゲーム自体が鬼畜難易度なんですよね。どんなに魔法の才能や恵まれた身体能力があっても、その体の中身は結局のところプレイヤーで、操作するのもプレイヤーです。魔法戦闘になった場合、どんなにゲームに熟達していても、人生かけて訓練してる人たちに勝てるわけないんですよね。なんなら、私たちは現実の肉体が死ぬわけではなく、臨死体験が死ぬほど辛いだけなので、背負ったものが違うというやつです。ゲームのキャラなのに本当に人間味しか感じませんよ、ええ。

 

 だというのに、ここは、敗北してはいけません。ただゲームをRTAしてるだけのインキャ引きこもりな私が、6歳にして30歳のプロ戦闘魔法師を訓練で殺害できるほどの達也にいさま(御年10歳)相手に、負けてはいけないんです。無理ゲーですよね?

 

 

 

 はい、実際難関です。

 

 

 

 しかしながら、ここには抜け道も存在するのです。

 

 

 

 じゃじゃーん! て、皆さんの視点では分かりませんよね。

 

 こちらが実際のゲーム画面です。なんということでしょう、三人称俯瞰視点になりました。右上の小窓とメイン画面が全く同じですよね?

 

 そう、本作は、どうしてもこのゲームをプレイしたいけど、VRが無理というわがままフェアリーのために、三人称コントローラー操作モードもあるんです。通常視点と違って見える距離は狭いですが、上から客観的に見下ろせるので、狭い場所での戦闘には最適です。ちなみに、ゲーム内の痛み等の感覚から逃れることはできません(無慈悲)。製作者はよほど感覚を味わってほしいんですね。糞尿レストランもびっくりのドSです。

 

 そういうわけで、今回はこの視点で戦うことにしましょう。勝率が幾分かアップします。

 

 

 

 そして、戦闘の前に、二つ、やることがあります。そのうちの一つが、まずこの訓練のルールを確認することです。

 

 これは四葉サイドが仕掛けた罠である、というのが、先駆者兄貴たちの調査によって分かっています。こちらが子供なのを良いことにルールを明確に設定せず、いきなり達也お兄様と訓練させ、その中で意図的に「事故」を起こして、プレイヤーを消そうとしているのです。人間の屑がこの野郎! 

 

 まあでも、RTAにしろ俺TUEEEEプレイにしろ、達也お兄ちゃんもびっくりなほどに幼少期から異常行動を繰り返すことになるので、四葉家なら、不穏分子として消したくなるのも無理ありません。それを「子供同士の訓練だったから仕方なかった」で済むように、しかも人間扱いでない達也兄くんに手を汚させる、という、ぐう畜淫夢ファミリー勢ぞろいしても劣る程の畜生ぶりです。

 

 そういうわけで、その思惑を破るために、ルールの確認をして、おかしいところがあればその都度指摘します。急にダンガンロンパが始まりましたね。

 

 

 こちらが追加するルールは次の通りです。これらは絶対で、あとは各走者の好みで追加があります。

 

 ・殺傷性ランクC以上の魔法は禁止

 

 ・司波達也は『分解』およびそれに類する魔法を禁止

 

 ・凶器の使用禁止

 

 ・殺傷性ランクC以上に相当する行動の禁止

 

 ・殺害や重傷になるような攻撃の禁止

 

 ・危ないと思ったら各自の判断で降参可能で、オーバーアタックは厳禁

 

 

 

 当然、これらのルールはあって当たり前のことなのですが、汚い大人たちはわざと設定してないわけですね。ホモビのガバ設定もびっくりです。

 

 さて、このルールを無事通すことができました。殺傷性ランク制限については、『モノリス・コード』などと同じようにBランク以上禁止に緩和される恐れがありますが、絶対にCまで禁止にしましょう。Aは拳銃以上、Bはナイフ、Cは果物ナイフなどの殺傷を目的としない小型ナイフ程度、と定義されており、この世界でもそれは踏襲されています。いや、普通にCも危ないでしょ。というわけで、やろうと思えば簡単に人を殺せるCも禁止にしてもらいました。Dは道具を使わない成人男性の殴打程度ですが、さすがにこれなら魔法師なので大丈夫です。

 

 それともう一つ。ここにいる全員、つまり、パパ(屑)、四葉の配下(屑)、達也あにぃ(ショタ)、この全員に改めて、自分自身が当主になるつもりはさらさらないし、文弥君でも深雪ちゃんでもどっちでもよいことを宣言しましょう。これで野心がないアピールが完了し、四葉からの露骨な攻撃は減ります。また、達也兄チャマがつい負い目を感じて、うっかり手加減してくれることもあります。おお、うまいうまい。

 

 ではさっそく、ロリボディで訓練用の服にお着換え(鋼のモザイク)をして、兄上様とのバトルに移りましょう。

 

 

 

 

 ――ここの結果次第で、今後が大きく変わってきます。

 

 

 

 

 まず勝利した場合は、最強お兄様に勝ったということで、様々なステータスにプラスの隠し補正がかかるようになるというデータがあります。ルール改変しないでルナティックモードで勝利した時のボーナスに比べたら雀の涙ですが、安定一択です。

 

 次に敗北ですが、負けて当たり前の難度なので、特にデメリットはないです。むしろ四葉からの警戒が薄まるというメリットすらあります。

 

 つまり、普通は勝って万々歳、負けても無問題です。

 

 

 

 しかしこれはRTA。競争の世界なので、当然、敗北はリセです。ゴミ山大将敗北者になった場合、勝利した場合の記録には、よほどのことがない限り絶対に勝てません。こうした性質を持つこのイベントの存在こそが、四葉分家ルートがハイリスクハイリターンとされる理由の一つです。

 

 

 

 では、戦闘を開始します。

 

 達也アニキは『精霊の眼(エレメンタル・サイト)』を持っているため、プレイヤー特権で三人称俯瞰視点が可能な私よりもさらに視野が広いチート野郎です。普通の魔法師なら、CADの照準から逃げ続けていれば絶対に回避できるのですが、達也おにいたま相手にはそういうわけにはいきません。

 

 そこで活きるのがこちらです。

 

 

 ほら見てくださいあの驚いた顔。ポーカーフェイスが剥がれる瞬間は、ズルズルして気持ちがいい(至言)

 

 

 今私が使っている魔法は、原作では『仮装行列(パレード)』と呼ばれているものです。

 

 とはいえ、本来の用途のように見た目を変える必要はなく、本気モードのリーナちゃんのように、エイドス上の座標情報しか改変していません。こうすることによって、達也にいさまは、私に直接干渉する魔法が通じないことになります。『分解』があれば成す術ないのですが、事前に禁止してあるので安心です。『分解』禁止ならば他にもやりようはあるのですが、ここは『パレード』で対応する必要がありますので、ご注意ください。

 

 

 さてこうなると、あちらは、物やサイオンを飛ばしたり電撃を当てたり、はたまた周辺の酸素を奪って酸欠を狙ったりと言った手段でしか、有効打がないですね。

 

 しかしそれらは、直接干渉する魔法と違って、対象が動いてしまえば当てにくい攻撃となります。なので、ここは今まで散々鍛えた高速移動でひたすら動き回って、照準をつけさせず、また攻撃が放たれても躱すようにしましょう。一人称だと絶対に酔ってしまうし目まぐるしく変わる景色に混乱してしまいますが、三人称俯瞰視点なのでそれも心配ありません。超高速移動するゲームなんてありふれたものですからね。

 

 さて、回避してばかりではらちが明かないので、こちらから攻撃を仕掛けましょう。使う魔法は、やはり移動・加速系です。ただし飛ばして武器になるようなものはなんら持ち合わせていないため、空気の塊をぶつけるだけとなります。

 

 おっと、ここで達也あにぃの『分解』『再成』以外のメインウェポン『術式解体(グラム・デモリッション)』が出ましたね。大量のサイオンをカッチカチに固めて大砲のように放ち、魔法式を無理やり破壊する技です。

 

 達也兄やは、干渉力こそ微妙ですが、無尽蔵の保有サイオンと『パラレル・キャスト』が可能なほどのサイオンコントロールによって、便利な無系統魔法を使いこなせます。サイオンの塊や波でダメージを与える分には干渉力はあまり問題にならないので、弱点のカバーにもなっていますね。これ本気の達也あにぃに勝てるやついるんでしょうか? 『バリオン・ランス』開発前なら十文字克人兄貴が互角に戦える、ぐらいですね。

 

 この『術式解体』によって『空気砲』が破壊されてしまいますが、これで問題ありません。この魔法は単純故、サイオン消費が非常に少ないのです。一方『術式解体』は毎回大量のサイオンを消費します。あちらの保有量は無尽蔵と言えるほどで、それこそマシンガンのごとく放つこともできますが、何千発も放つのは流石に不可能です。先駆者兄貴の検証により、四葉分家ルートの平均保有量でこの段階の達也お兄様と『空気砲』乱射で戦えば、ギリギリのところであちらが先に力尽きるという結果が出ています。

 

 

 

 

 さ、あとは作業ですね。高速立体機動しながら、空気砲を撃ち続けるだけです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 …………ん?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ………………あああああああああ!! 忘れてたああああ!(震え大声)

 

 これはいけません。あちらの消費率よりも、こちらの消費率の方が大きいです。

 

 あの計算、他魔法の消費が入ってないやん! ギリ勝てると思ったから注文したの!

 

 空気砲単品でギリギリなんですよ? 高速機動と『仮装行列』をずっと続けてたら、こっちが先に尽きるに決まってますよね。

 

 あああああああの達也兄やの顔、ご覧ください。こちらがあれの無尽蔵さを知らないで時間稼ぎしてるなって絶対バカにしてますよ(被害妄想)お前のことを知らないわけじゃねえんだよ! こっちが自分のことを知らなかっただけだよ!(ここ哲学)

 

 待って! 助けて! お願いします! あああああああ!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 仕方ありません。

 

 ――ここでオリチャー発動!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 この高速移動を活かして、接近戦を仕掛けます。

 

 達也お兄ちゃま相手に接近戦は危険ですが、止むを得ません。これ以外の勝ち筋が思いつきませんでした。

 

 とはいえ、格闘戦になったら当然あちらに軍配が上がります。格闘ゲームよりもはるかに頭おかしい動きができますからね、達也お兄ちゃんは。

 

 

 狙うは短期決戦。相手の手から、あの二丁拳銃CADを奪い去ります!

 

 

 まずは『空気砲』を多重展開して、その後ろに隠れながら接近しましょう。当然『術式解体』の照準をつけるために、向こうはこちらにCADを向けます。『術式解体』は体にぶつけられるとエイドス体が大きく傷ついて死ぬほど痛いですし、『仮装行列』も壊されてしまいますので、接近しているゆえに回避が難しい状況では、こうして魔法を盾にします。

 

 予想通り『術式解体』を連射してきました。普通なら、この強いサイオン光が目くらましになってこちらが見失ってしまうのですが、こちとら主人公補正の三人称俯瞰視点なのであまり問題ありません。オリ主ナメるなこら!(理不尽)

 

 さて達也兄くんの連射速度にぴったり合うよう多重展開していた『空気砲』がすべて破壊されましたが、チート視点によって視界を奪われなかったので、向こうがこちらに向けていたCAD二丁を奪いましょう。ショタのくせに握力がすさまじく、ロリの私では勝てないので、触れたうえで移動魔法で奪い去ります。そしてそれを奪ったら距離を取って、逃げ回りながら、CADをいじくって電池を取り外します。

 

 

 

 ……あれ? なんか手元にCADがないですね。うっかり落としてしまったんでしょうか?

 

 

 

 ん? 達也お兄様がまた二丁拳銃になってますよ。まさか予備を持っていたんでしょうか。用意周到すぎません?

 

 

 

 

 あ、待って? ………………あああああああああ!! 忘れてたああああ!(数分ぶり二回目)

 

 

 

 そうだ! あっちには『再成』があるんですよ! 回復以外でほぼ使わないから失念していました! 『再成』で手のひらとCADの相対距離を戻せば、手放したCADが戻ってくるんです! 

 

 こんなん、このルールの走者なら常識ですよ。何せ、原作で披露されたのは、当の来訪者編なんですから。どうしてもあれが軸で進むので、もはや聖書のごとく、暗唱できるまで読むべきものです。最近チャートしか見てないから頭から抜け落ちてました。また髪の話はしていません。

 

 これだけ無駄行動があるってなると、戦闘後のステータスボーナスは予定よりかなり減っていることでしょう。タイム壊れちゃあ^~う。

 

 

 

 

 しかしそれでも、まだ敗北に比べたらボーナスはかなり美味しいです。諦めずに、次のオリチャー発動!

 

 

 

 

 魔法を『空気砲』から『エア・ブリット』に切り替えます。『エア・ブリット』は『空気砲』に比べて改変範囲がとても小さいので、消費サイオンはとても少ないです。弾が小さくなる分命中率はぐっと下がりますが、ここはFPSで鍛えた腕の見せ所です。まあ今はTPSですけど。

 

 これなら、計算上はギリギリ燃費で勝ってるはずです。集中力を要するので安定しないのですが、そこはもう仕方ありません。

 

 ……あ、ダメですねこれ。自分がかけた殺傷性ランクC以上禁止という縛りの『エア・ブリット』の火力では、『術式解体』で防ぐ価値すらないみたいで、なんとほぼ全部受け止めてやがります。あれ結構痛いはずなんですけどね。痛みに耐える訓練とかもしているのでしょう。『術式解体』を引っ張り出せないと絶対に勝てません。ここは別のオリチャーを思いつく必要があります。

 

 おい、やべぇよやべぇよ。

 

 先輩!? マズイですよ!

 

 っべー、まじっべーわ。

 

 何か、何か手段を…………ポクポクポクポク……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 …………チーン(33-4)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 私には無理です、もう。

 

 なんだよ、このチート野郎。無理だよ。さすがです、お兄様!

 

 これはもうリセットですね。

 

 無理です、もう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ん?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ――っべー、まじっべー?

 

 ――無理です、もう?

 

 

 

 

 

 

 

 

 これだ! これです!

 

 オリジナルチャート発動! さっきと同じ方法で達也お兄様に接近します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして狙う先は、達也兄君さまの――――ズボンとパンツです!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 っべーで思い出しました。無理で「す、もう」で思い出しました。

 

 そう、相撲は回しがとれてち〇ぽが丸出しになったら負けなんです!

 

 もうこうなったらこのまま勢いで押し切るしかありません。

 

 

 

 

 ショタお兄様のサイズ、俺、みんなにバラしちゃいますよ~。

 

 おにいたまを、突然行って、びっくりさせたる(豹変)

 

 

 

 

 わーお、大人のおち〇こだー、とはならないはずです。そんなサイズ持ってるのは薄い本だけで十分!

 

 うおおおおおお、よし、掴んだ! あとはこれを思い切り引きずりおろすだけ……あ、達也アニキが降参しました。私の勝ちです。

 

 

 

 やったぜ。

 

 やっったぜっ!!!

 

 やったぜぇ!

 

 

 

 入ってくるボーナスはあとで確認しましょう。このゲームは、意外と変なところが多くて、楽勝よりも辛勝の方が多いということもあります。

 

 いやー、今回は集中力を要しましたね。それでは帰りま――今回はここまで。

 

 ご視聴、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈システムメッセージ・「司波達也に勝利」のトロフィーを獲得しました〉

 

 

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