家庭崩壊を気にしながらロリお姉ちゃんとおてて繋いで学校に行くRTA、はーじまーるよー!
前回は、記憶引継ぎ転生者パワーによって天才小学生を演じて、不登校への布石を打ったところまででした。
黒羽家チャートの動画のように、元々の中条家チャート、通称中条家仲擾チャートにおいても、初日以降無理やり不登校になり、自分だけの世界に閉じこもって小学生時代を過ごすことになります。
ですがこの中条家仲上々チャートでは、そんなことをしたらあずさお姉ちゃんが仲間になってくれないので、ゆっくり時間をかけて、穏便に不登校を勝ち取りましょう。
まず小学校一年生の最初のうちは、クラスでは無難に子供の振りして過ごしつつ、体育と休み時間は全力で外で遊び、授業中はこっそりと魔法科高校入試の受験勉強をして今のうちに目標レベルでの合格安全圏になるように少しずつ積み重ねます。
わーい!
おそとたーのしー!
おにごっこたーのしー!
このチャートのいいところは、仮想人生を通じて、大人の記憶を持ったままロリショタになって目いっぱい遊べる点です。苦行めいた長時間のRTAと労働と将来への不安で荒んだ心が癒されますね。
あ、ちなみにこれ、遊んでいるだけではなくて、ちゃんとRTA的にも意味があります。中条家のプレイヤーキャラは体が小さい上に弱くて運動に不利な体質になることが多いので、こうしてチャンスがあれば目いっぱい運動して、少しでも運動能力・体力を鍛え、身体を丈夫にする必要があるからです。身長と筋肉は正義なんですよ。
ちなみにお家に帰ったら、学校のお勉強つまらないアピール、あずさお姉ちゃんとは仲良く遊んだりお勉強のお話したりするイチャイチャタイム、お部屋では小規模な魔法練習タイムにします。
さて、そうして最初の一週間を過ごすと、特別学級へとお引越しになります。社会制度が進んで、ただの地域の公立小学校・中学校でも幅広い教育が安定的に可能になったんです。じゃあ現実はと言うと……んにゃぴ……。
この特別学級でも、転生者パワーをしっかり振るいましょう。前回はジャブ程度に小学校4年生の発展的な問題を見せつけましたね。
あ、ちなみにアレ、劣等生世界では、昔は5年とか6年の内容でしたが教育指導要領が全体的にハードになって4年生程度で習うもの、という設定になっています。高校がある程度21世紀前半ごろの大学の機能を果たしている、ということから分かる通り、学習内容がキツキツになってるんですねえ。小学校6年生の時点で、連立方程式ぐらいまでやらされます。ゆとり世代を返して!
さて、特別学級においては、あんな問題ができるならってことで、どれぐらいの習熟度があるのかと最初にテストされます。テスト内容は、この世界の中学受験相当。それこそ連立方程式ぐらいまでの範囲の、発展問題が並びます。
さて、ここで皆さんに質問しましょう。
特別学級から不登校を早期に勝ち取るには、ここでどれぐらいを求められると思いますか?
正解は…………
全科目ほぼ満点です!(デデドン)
でも所詮中学二年生程度までの問題でしょ(笑)義務教育(笑)
とか思った皆さんは、ぜひ名門私立中学校の入試問題を適当に検索してみてください。多分、大体の大人は7割すら厳しいと思いますよ?
ですがこれはRTA、多少不登校が遅れてもいいからここの満点は無理だし……なんて妥協はできません。
そういうわけで…………このチャートのために、リアルで死ぬほど勉強してきました。
中条家仲上々チャートの最大の欠点はこちら。安定性がとても高い初心者向けなのに、求められるリアル知能がとんでもなく高い所です。あ、ちなみにここだけじゃなくて、今後もリアルハイスペックが要求される場面があるので、注意してください。
さて、試験が終わって…………おやおやおやおやおや、先生の顔がすんごいことになってますねえ!
これは確定演出――キターーー! 全科目9割越えです!!!
ミスの内容は理解していないわけではなさそうな凡ミスのみ!
これで、もはや小学校に通う必要がないことが証明されました!
あとは体育とか図工みたいな授業以外は特別学級で授業を受けて、休み時間と給食は目いっぱい楽しみ、大体一週間ぐらいを過ごします。学校側もいつき君への対応に困って、授業も分かっていることの繰り返しになって、非常に退屈になってきました。
じゃあ――もう、学校いかなくていいよね?
というわけで、特別学級での実績も引っ提げて、改めてトッチャマとカッチャマに直談判!
これにより――不登校を勝ち取りました!
さて、でも、劣等生世界でも日本国憲法の基本は変わっておらず、国民は、普通教育を受けさせる義務があります。そして飛び級制度も基本的になく、年齢主義に基づいています。
そういうわけで、不登校でも表面上はリモート授業と特別課題をこなさなければいけません。
十師族チャートとかだとこのあたりは権力でどうとでも回避できるのですが、一般家庭チャートはここが辛いですね。
でもこれでだいぶ時間が確保できます。登校は、登下校、友達付き合い、授業、給食、掃除、イベントなど、とにかく拘束される要素が盛りだくさんですからね。課題さえ出して表面上の出席さえしていれば授業中に手元で魔法の練習したってかまわないわけですから、リモートはかなりうま味です。
さて、ここから中学校卒業までの基本的なルーティーンがもう出来上がりますね。
リモートで適当に授業を受けながら魔法の練習と研究、課題もそこそこにこなして、外を子供が一人で出歩いても怪しまれない時間になったら親の顔より見た移動・加速系の練習を適当に野山とかの障害物が多いところでやり、他にもお家ではあずさお姉ちゃんを筆頭に家族といちゃいちゃ仲良くして、家族仲を向上させていきましょう。
あ、そうだ。
不登校開始直後は、あずさお姉ちゃんのメンタルがかなりぐちゃぐちゃになってます。
涙をぼろぼろこぼしながら、顔面をぐしゃぐしゃにして、大泣きしながら、一緒に学校行こうよ、って説得してくれます。可愛いですねえ……(ゲス)。過去数々の失敗した
当然、こんな状態を放っておくわけにもいかないので、不登校は譲らないながらも、慰めたり一緒に遊んだりお話してあげたり抱きしめたり一緒に寝たりして、少しずつメンタルを持ち直してもらいましょう。このころはお互い小さいので、一緒にお風呂なんかも……あ、皆さんには見せません! 動画が消されちゃいますからね!!! 一緒にお風呂入りたければ、買え!!! マトモにプレイするには総計で大手サラリーマンの年収3年分ぐらいかかりますけどね!
あ、さらに、そうそう。
黒羽家チャートの動画の最初の方でボロン! と話したことがありますが、中条家仲擾チャートでは、これをガン無視してひたすら自分の世界でステータス向上に努めます。
つまり、原作合法ロリ、この世界ではまだ違法ロリなお姉ちゃん(倒錯シチュ)が、ドアの前で毎日毎日大泣きして、学校行こうとか、少しでもいいからお話ししようとか、せめて顔だけでも見せてとか、色々説得してくれることになります。そしてそれに、「うるさい」などの拒絶すらすることなく、一切構わずに魔法の練習と研究をするわけです。
そういうわけで、常識人兄貴姉貴は中条家仲擾チャートを走りたがらず、変態性癖兄貴姉貴はこのチャートを「一番スタンダードで素性ガチャ家ガチャも当たりやすいから」と言い訳して積極的に走っていました。私は……黒羽家チャートはただ偶然引いただけで、本来は中条家仲擾チャートを走ろうとしていたので……わかるよね?
では超速早送りしながら、小学一年生のころから継続して、卒業までには終わらせたいことでもピックアップしましょうか。
一つ目。移動・加速系は、小学校卒業時点で一科生合格者平均ぐらいまでは上げたいですね。
そこまで育てば、そこから中学生の間も磨きまくれば、入試の時点では深雪ちゃんに次ぐ二位は固いです。黒羽家チャートの蘭ちゃんだったら深雪ちゃんすら確実に追い越せますし、十師族チャートで上手いこと移動・加速系の特化才能を引けば勝てますが、それ以外は五分五分で、中条家仲上々チャートは家族仲・姉弟仲のために訓練時間を他チャートに比べてかなり犠牲にするので、とても難しいです。
二つ目。それ以外の系統も、そこそこ程度にはしておきたいです。
移動・加速系は深雪ちゃんに次ぐ二位を目指し、それ以外の系統は二位~十位ぐらいに頑張って入れるようにします。これで総合次席を目指すわけですね。先ほど言った通り、どのチャートよりもプレイヤーキャラクターのステータスを犠牲にするチャートになっていますので、育成面はかなりシビアです。それでも、他の受験生はしっかり学校に通って時間的に拘束され、転生者でもないのでお勉強を強要されるため、次席入学はRTAに慣れていればそこそこ安定します。
三つ目。固有魔法があるかないかを見定めます。
四葉家チャート系と違って、それ以外の家の生まれだと、固有魔法がある可能性は平均5割程度です。大体の一般家庭チャートは2割前後、十師族チャートを含む
ちなみに、以前の黒羽家チャート含む従来のチャートとは違って、使える自分だけの時間が少ないので、小学生段階では見つかれば万々歳です。他チャートだとそこから実験したり磨いたりするんですけどね。基本的に、ステータス向上は、移動・加速系魔法が優先となります。
というわけでこれらの達成を目指して、小学生生活を過ごしていきましょう。
さて、そんなことをしている間に、とんでもない速さで早送りしたこともあって、5年生の10月になりました。いや、まじで毎日同じことの繰り返しで、見所さん!? がないんですよ。
このあたりになると、家族仲は非常に良くなり、特にあずさお姉ちゃんとはお互いお年頃になってきているのにべったりした関係です。
それでは、いつき君の成長具合確認でもしましょうか。
まずひたすら鍛えた移動・加速系は、将来実技次席で入学する一つ上のお姉ちゃん・あずさちゃんをはるかに上回ってます。それ以外の系統は、あずさお姉ちゃんより少し下ぐらいですね。将来実技次席入学する才能を持つ一つ上の相手と同格程度というのは、不登校パワーがいかに素晴らしいかを物語っていますね。
精神干渉系に関してですが、こちらはイマイチ。すでに『梓弓』を見出し、実験に協力しているあずさお姉ちゃんに比べ、いつき君は、干渉力だとかみたいな基本的な力は同じぐらいですが、固有魔法は未だ見いだせていません。惜しい所なんですけどねー。
それと魔法以外の能力ですが…………御覧の通り、未だにちっちゃくてぷにぷにです。この段階でもまだあずさお姉ちゃんと全然区別付かないってマジ? いやまあ、とってもかわいい男の娘を操作できる心地よさはあるんですけどね!
一応毎日鍛えてはいるので、運動音痴のあずさお姉ちゃんとは運動能力は比べ物にならないのですが、同学年男子と比べるとちょっと上の方、くらいですね。とにかく体が成長しないです。これは……まだ成長期じゃない可能性があるとはいえ、身体の才能は中条家チャートの中でもかなり下を引いたっぽいです。
これマジ? 魔法力に比べて身体が貧弱すぎるだろ……。
こんな具合で、系統魔法は順調、精神干渉系も基礎力は中々、固有魔法はありそうだけど見つからない、身体能力はギリギリ許容範囲未満、ってところですね。
さて、こんなステータス確認はあくまでオマケ。
わざわざ10月で止めたのは……そう、原作のビッグイベント、論文コンペを見に行くためです。
操作可能になったころにあずさお姉ちゃんは小学二年生になりたてだったわけですが、もう高学年の内容を理解していましたね? そう、あずさお姉ちゃんは、チート持ち転生者と違って、本物の天才少女です。そういうわけでこのころには、『梓弓』で実験に協力する立場にとっくになっていますし、それ以前からメキメキ魔法力も上がってきています。魔法への興味も尽きることがなく、いろんな知識をスポンジのように吸収していっています。
つまり、もう、あずさお姉ちゃんは、あの高度な論文コンペを理解できるほどに成長しました。
というわけで、タイミングを見計らって、トッチャマとカッチャマに論文コンペに連れてってもらいましょう。これはここから、お姉ちゃんが高校入学するまでの恒例行事となります。理由についてはそのうち。
あ、ちなみに、論文コンペの内容は、大学レベルの理科と、架空の現象・学問である魔法について最前線レベルの、知識・理解が求められます。あずさお姉ちゃんはもうすでにそこに近い領域にいて、ここで好感度が高かったらプレイヤーキャラクターとも熱く語りたがります。当然好感度・信頼度を稼ぐためには話についていかなければならないので、ここでもプレイヤーはリアル知能が求められます。
えっと何々、今回あずさお姉ちゃんが興味を示した内容は……「摩擦力改変を活かした乗り物の開発」ですか。魔法によって摩擦力を上手に増減することで加速・減速・カーブ等のエネルギー効率化を目指し、摩擦力増強による急ブレーキ化については、慣性中和術式が同時に作用するようにする。全ての乗り物に、となると難しいが、現時点でもすでにある程度大規模な乗り物であったら刻印魔法によって実現可能、と。なるほどなるほど。
あー、今回のは比較的当たりですね。摩擦力を研究対象としている点では若干ハズレですが、その使い道については比較的わかりやすいですし、なんならこの劣等生世界においては、司波兄妹世代が高校生になるころには実際に実用化されている技術です。未来知識を持っているので、具体的な話までついていけそうですね。良かった~。
もしこれで今回第四高校が発表していた、魔法によって六次元空間がどうのこうの~みたいなのに興味を持たれてたら、今年の好感度稼ぎは諦めるところでしたね。
さて、では大きなイベントが終わったところで早送りしまして、次は、日常の魔法研究の様子を見てもらいます。
家の中以外でも、野山を駆けまわってる間にそこらの虫けら相手に色んな精神干渉系魔法を試してきました。
その中でもようやく感触が良いと感じられたのが、『チャーム』です。まあ要は惚れさせる魔法ですね。とはいえ、この魔法自体はさほど効果はなく、相手をほんの少し自分にドキドキさせて、意識させる程度しかありません。しかも効果が切れたら元通りなので、これをきっかけに恋愛関係に持ち込む、なども無理です。
ふむふむ、お姉ちゃんとの関連性としては面白い魔法ですね。
あずさお姉ちゃんの固有魔法『梓弓』は、無差別情動干渉系魔法で、清澄なプシオンの波動を放ってそれに注目させ、人間、特に群衆を一時的にトランス状態にする魔法です。トランス状態にも色々ありますが、
『チャーム』も似たようなもので、違いとしては、対象は無差別ではなく、また注目させるのはプシオン波ではなく自分自身です。『梓弓』と似たような効果を持つ精神干渉系魔法で強めの効果が出たわけです。つまり、あずさお姉ちゃんと同じような効果の固有魔法があるかもしれない、ということになります。これはもう運命ですね。
とはいえ、これもうハズレです。仮に『梓弓』だったら大逆転大当たりなので、喜んで即試したのですが、全く効果が出ませんでした。似たような効果がある魔法で、『梓弓』以外は使い所さん!? がちょっと思いつかないので、固有魔法はあるけど役に立たない可能性がありそうです。
まあでも、黒羽家チャートの『プシオンコピー』みたいに、急に思いつくことだってあるかもしれないので、一応試しておきましょう。ちなみに、あの走り以来味を占めてしまって、役に立たない固有魔法でも「なんかの役に立つかも……」って「ズルズル」引きずって、結果タイムが悪くなったり走り切れなかったりしたこともあります(いっ敗)。今回も実はその系譜なんですが……動画になってるってことは……?
さて、そんな具合で、一番長丁場になるはずの小学生編が、見所が無さすぎて動画二本で終わってしまいました。中学生以降はそこそこ見せ場があるので、ぜひお楽しみください。
今回はここまで。ご視聴、ありがとうございました。
〈システムメッセージ・「小学校卒業」のトロフィーを獲得しました〉
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