魔法科高校の劣等生・来訪者編クリアRTA   作:まみむ衛門

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みんな大好き九校戦編です


5ー1

 青春小説RTA、はーじまーるよー!

 

 前回は入学編の大事件を解決したところまででしたね。

 

〈システムメッセージ・「入学編クリア」のトロフィーを獲得しました〉

 

 今入学編クリア、つまり入院した紗耶香ちゃんが退院したところなんですけれど……日付としては5月半ば、原作より一週間程度遅いですね?

 

 なんでやろなあ、と思ったら、そういえば原作よりもかなり痛めつけて大怪我させちゃってましたね。テヘ☆

 

 さて、九校戦編スタートまでの期間ですが、基本的にあずさお姉ちゃん・幹比古君と交流&交流、そして魔法の練習&練習です。

 

 また4月時点からある程度やってることですが、あずさお姉ちゃんと幹比古君との三人で、パラサイトについて熱い意見交換をします。今まで中条姉弟で蓄積した考察と、古式魔法師の知識を組み合わせることで、パラサイトの正体をほぼ決定し、さらにそれらとの戦い方を磨いていくわけですね。

 

 

 

 そしてそういうことを繰り返していると……あ、来ましたね。

 

 6月、幹比古君の私塾訪問イベントです。

 

 中条姉弟で抱えてる考察を幹比古君に伝えることで、「これは実家でしっかり一緒に勉強した方がいい」と思ってくれて、誘ってくれるわけです。吉田家自体は男所帯ですが、弟子は女性が多いので、あずさお姉ちゃんもいつき君もすぐになじむことができます。まあ本格的な修行を一緒にやるわけではなく、軽い練習や体験会程度のものだけで、どちらかといえば研究が中心です。

 

 このイベントはこれからしばしば行われるのですが、ここで、パラサイトとの戦い方を身に着けて、来訪者編に臨む、というわけですね。

 

 今回は初回なので、今までの知識の確認と、それを踏まえてどうしていくか、という話で済みますが、次回からは割と本格的に色々研究してくことになるでしょう。まあ、私は転生者(仮)なので、全部知ってるんですけどね。ここから怪しまれない程度に少しずつ解放して、都合の良いように導きます。

 

 いや、でもさすがに古代の記録に『ダイレクト・ペイン』を見つけるのは予想外ですが……。前世の文弥君の活躍が思い出されますね。

 

 

 

 で、こうした日常を過ごしながら最初の試験を迎えるわけですが、この日常のポイントは二つあります。

 

 一つ目、試験ではせめて男子内で一位を取る事。

 

 二つ目、九校戦の出たい競技アピールです。

 

 これはもう前回の黒羽家チャートでやったのと理由は同じで、自分に都合の良い競技に出させてもらうようにするためです。

 

 では、迎えた試験の様子を流しながら、男子チャートの九校戦についてみていきましょう。

 

 

 

 以前お話しした通り、九校戦は安全な競技会だというのに経験値ボーナスが出場だけで高く、また優勝すれば、いくつかあるクソ難しいイベントで無理難題をこなすのと同じ量が入る程です。

 

 一応対戦相手が強いほどボーナスも高まりますが、どちらかと言えば、ちゃんと競技二つに出場すること・確実に優勝することが重要です。

 

 ではそれを踏まえて、男子新人戦の対戦相手をドドン!

 

 

 

 

 

絶対勝てない

 

一条将輝(アイス・ピラーズ)

 

 

 

ほぼ勝てない

 

いない

 

 

 

めっちゃ強い

 

吉祥寺真紅郎(スピード・シューティング)

 

七高モブ(バトル・ボード)

 

 

 

結構強い

 

森崎駿(スピード・シューティング)

 

五十嵐鷹輔(スピード・シューティング)

 

 

 

 

 

 こんな感じです。九校戦は女の子の描写がメインで、男の描写は全部お兄様を中心とした第一高校の咬ませ犬扱いであり、スピンオフで事実上の後付け新設定となった『魔法科高校の優等生』ですら触れられてません。

 

 さて、つまりは原作の展開の都合で男子描写が少ないだけであり、裏ではちゃんと女子並みの逸材がたくさんいる……という話には、ならないんですよねえ。一年生編は、男子の描写は二・三年生が中心です。

 

 では個別に解説していきましょう。

 

 まず一条将輝君の氷柱倒し。これは原作者お墨付きで、「本気司波達也とタイムアップで引き分けor時計の誤差勝負」となっています。ぶっちゃけ深雪ちゃんより強いってことですね。無理、無理、絶対無理!

 

 で、「ほぼ勝てない」レベルはいません。男子は将輝君一強となってます。

 

 

 続いて「めっちゃ強い」ランクには、カーディナル・ジョージが入ります。スピード・シューティングの優勝者ですね。『不可視の弾丸』はカーディナル・コードゆえに応用が利きませんが、魔法式規模は極めて小さく、速度有利のこの競技に対する適性は高いんですね。

 

 

 そして同じランクに、まさかのモブ君がランクイン。「海の七高」設定が無駄に活かされていて、とんでもなく強いモブが男子にいます。このモブは二年目のロアー・アンド・ガンナーでも優勝をかっさらってるとこのゲームで設定されているキャラですね。

 

 

 

 で、「結構強い」には、森崎駿君と五十嵐君が入ります。

 

 森崎君は実際の所、「スピード・シューティングはさほど得意じゃない。意地でランクインした」という原作者の言葉があります。

 

 しかし、森崎家のお家芸『クイック・ドロウ』で即座に照準を合わせる技術や反射神経はハイレベルですし、「速度以外は才能がない」と言われるものの、裏を返せば「この競技で一番重要な速度には才能がある」ということなので、競技適性は十分です。原作者様が「得意ではない」と言ったのは、森崎君が射撃タイプだからだと思います。

 

 

 で、続く五十嵐君ですが、彼も二年目以降はそれなりに目立つ位置になりますね。百家の一角で、ロアー・アンド・ガンナー部に所属し、自己移動と射撃の両方に高い適性があります。部活連会頭に選ばれ、高校生編最後のモノリス・コードでは、覚醒幹比古君と並んで文句なしの代表扱いまでされてるわけですから、一年生のころから十分強敵です。

 

 

 さて、ここまでの説明で、モノリス・コードとクラウド・ボールがないことにお気づきでしょうか?

 

 原作を読んだ方はご存知の通り、モノリス・コード新人戦は事情が色々絡むので今回は除外します。まあ、意図的に起こされた事故に巻き込まれて途中棄権はとにかくまず味なので、これはなんとしても回避しましょう。

 

 そしてクラウド・ボールですが――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ――全 員 雑 魚 で す。

 

 

 

 

 

 

 

 

 そういうわけで、ボーナスタイムとなるクラウド・ボールは確定でいいでしょう。

 

 そしてもう一つの競技は、相対的にライバルが少ないバトル・ボードに出ます。自己移動・自己加速はRTAで磨きまくるので、適性も十分ですね。

 

 

 というわけで、この競技に出たいと事前に主張しておいて、そしてテストでトップを取ることで、その主張を通しやすくしておきます。

 

 長々解説している間に、主張が通りましたね。モノリス・コードだけ明らかに得点が高すぎるので、男子トップでありなおかつ入学編で戦闘能力が知られているいつき君は第一候補に入っていますが、口先でなんとか誤魔化して、理想の二つの競技に配分してもらいましょう。

 

 さて、競技代表になってしまったので、放課後の幹比古君との交流はしばらくお預けになります。あずさお姉ちゃんは当然のように担当エンジニアになってくれるので、交流し放題ですね。

 

 あ、コラ、同じ競技の男子ども! お前らも自動的に担当になるけど、あずさお姉ちゃんは渡さねえぞ!

 

 ……ふう、万が一変な乱数が働いてあずさお姉ちゃんが原作から外れて誰かと恋愛しようものなら、好感度稼ぎのタイミングが減ってしまいますし、いざと言う時に一緒にいない可能性がありますからね。付き合うとしたら、許せてギリギリ幹比古君だけです。そんでもって幹比古君は同じロリでもロリ巨乳眼鏡っ子が好きなので、やっぱお姉ちゃんが男にうつつを抜かすのはナシですね。

 

 

 あ、そうそう。長い時間かけてひっそり練習しているパラサイトとの戦いに使う精神干渉系の攻撃魔法ですが、やはり『毒蜂』が一番使いやすそうですね。自分一人でやる場合の攻撃ステップが一手多いのが無駄な感じがしますが、黒羽家チャートのクライマックスで見せたように、『火に油を注ぐ』は強力ですからね。

 

 

 

 さてさて、そんなことをやっているうちに、九校戦に向かう日がやってきました。この時までに、関係者チケットを、幹比古君、レオ君、トッチャマとカッチャマに、きっちり渡しておくのが重要です。特に幹比古君とレオ君は、何もしなくても来てくれるとはいえ、変な乱数が働いてこなかったら、のちのち大惨事なので、絶対です。この二人に渡して美月ちゃんとエリカちゃんに渡さないのも仲間外れ感あるのですが、深雪ちゃんが渡してくれてるので平気でしょう。

 

 

 あ、今の流れで何となくわかったかと思いますが――この中条家仲上々チャート、なんと、美月ちゃんが不要です!

 

 

 ほぼ全てのチャートで最重要キャラなのですが、このチャートにおいては、最重要な三人の中に入りません。いれば保険になる程度ですが、うーん、もう少し自力で戦えるなら囮に便利だったんですけどね。前作ヒロインみたいな子に対する扱いとしてどうかと思いますが。

 

 さて、行きのバスですが、選手用バスには乗らず、姉弟特権で、あずさお姉ちゃんと一緒にエンジニア用のバスで仲良く過ごしましょう。かの司波兄妹ですら九校戦ホテルで同室になりませんでしたが、いつき君たち中条姉弟はお部屋も一緒です。ぶっちゃけ今も同じベッドで一緒に寝てるので、大して生活としては変わりませんね。

 

 これ、過去に私が走った時や、他の走者様の時は、全部姉弟とはいえ別部屋だったんですよ。今回同じ部屋なのは、あずさお姉ちゃんの好感度がぶっちぎりで高いのもそうですが、いつき君の見た目も影響してると思います。

 

 まあ、はい。いつき君、御覧の通り合法ロリ美少女のあずさお姉ちゃんに瓜二つなので……同じ部屋の男子が色々大変だし、はたまた大変なことになりそうじゃないですか? そういうホモの気配を感じ取った真由美先輩が、特別に気を利かせてくれました。

 

 そんなこんなで九校戦期間中は大体あずさお姉ちゃんと一緒です。自分の競技がない日は、幹比古君たちと観戦、あずさお姉ちゃんの傍でお手伝い、の半々になりますかね。

 

 当然こんな具合なので爆発炎上神風事件はスルーして、前日の懇親会もスルーして、と。

 

 

 

 はい、夜になりました。

 

 この夜と言えば、例の、賊が襲ってくるイベントがありますね。ここは幹比古君の重要イベントなので、彼とこの夜は一緒に行動し、一緒にこのイベントに参加します。と言っても、達也兄やと幹比古君が活躍して、いつき君は「流石です! 幹比古君!」をしてるだけでいいんですけどね。

 

 ぶっちゃけ、幹比古君に足りないのは、感覚の狂い調整もありますが、何よりも自信です。4月からちまちま成長させてあげて、その度に少しずつ褒めてあげれば、この時点で原作より幾分か堂々としていますし、達也アニキからもより目をかけてもらえるでしょう。

 

 あ、そうだ。幹比古君が達也兄チャマたちと本格的に関わるのは、7月の体育の授業から、と、実は結構遅いです。入学編のイベントでエリカちゃん以外とは交流がなさげだったのはそのためなんですねえ。とはいえ、このチャートではブランシュ事件にがっつり関わらせたので、5月ごろにはもうだいぶ仲良くなっている印象ですが。

 

 

 さて、本戦前半の間は特にやることがありません。摩利先輩を巻き込んだ事件が精霊絡みなので、そこに強めに関わるぐらいです。ここ、ぶっちゃけどうでもいいんですけど、パラサイトへ誘導するためにあずさお姉ちゃんに精霊に興味を持たせて、自分も興味を持ってる設定なので、関わらざるを得ないんですよね。

 

 

 ではではそんな具合で、新人戦です。

 

 まず初日からいきなり出番がありますね。タイムスケジュールですが、初日がバトル・ボード予選、二日目がクラウド・ボール全部、三日目がバトル・ボード決勝です。前半に競技が詰まった過密日程な上、身体能力要素の強い競技二つとなっています。いつき君は身体ステータスがクソザコなので体力が心配ですが、夜しっかり休むという形で対応しましょう。

 

 さて、予選の組み合わせが重要です。七高モブ君三人のうち、一番強い例のボーイを最初の方に引ければ引けるほど有利になりますが……そういう強敵とは大抵決勝で当たるようになってます。

 

 そういうわけで、予選・準決勝・決勝、全部で七高との戦いになりますね。

 

 さて、これが蘭ちゃんだったら楽勝だったわけですが、いつき君はそうはいきません。魔法の腕は、中条家仲上々チャートにしては中々のものとなっていますが、体格・運動能力が雑魚です。ただでさえプレイヤーキャラの能力が低くなるのが確定しているうえに、その中でもさらに低いのが、いつき君なんですねえ。

 

 一方、対戦相手の能力自体は総合的に見てほのかちゃん・沓子ちゃんとやや下ぐらいです。前述の最強モブはほのかちゃんたちを越えるかもしれません。

 

 こんな状態なので、予選で手加減して油断を誘おうものなら、負けてしまいます。作戦を隠しはするものの、全力で勝ちに行きましょう。さすがに予選相手ならば、全力を出せば楽勝です。

 

 

 

 一日目の試合はこれで終了。この動画のメインとなるのは、二日目のクラウド・ボールです。今日はクラウド・ボールで優勝することにするわね(一般男性)

 

 この競技は、簡単に言えば、滅茶苦茶ルールが改変されたテニスです。

 

 お互いのコートに低反発ボールをラケット・魔法で放って落とし合い、落とした数を競うスポーツですね。ボールがどっかに行ってしまわないように、全体をすっぽりと壁と天井で覆われてるのが特徴です。

 

 ですがこれは特徴の中でも軽いもの。

 

 この競技のやばいところは、試合が進んでいくごとにボールが射出されて増えて、最後の方にはボールが九個になることです。九個のボールを絶え間なく追っかけて点数を入れあう、かなり体力勝負のスポーツなんですね。

 

 そんなわけで、男子のライバル君たち自体はクソザコですが、競技の難度はバカ高く、多くのプレイヤーを泣かせてきました。この九個って設定が絶妙で、この世界では、「一度の魔法でまとめて対象に出来る数は、一桁までなら訓練でわりかし増やせるが、十を越えてからは才能の世界」と言われています。つまり、この九個のボールと言うのは、普通の魔法師が努力すればギリギリなんとかなる数、ということなんですね。いや、一般人には無理だが???

 

 そしてこんな激しい競技を、男子は3分5セットも一試合でやらされて、しかも一日で最後までやりきることになってます。体力勝負ゲーですね。

 

 さて、では、身体能力クソザコのいつき君は、ここでどうするべきでしょう。

 

 正解は――

 

 

 

 

 

 

 

 ――先輩をパクッてクソゲー化させます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 真由美先輩の戦術を覚えていますか? ネットの上に魔法で壁を作って、相手が打ち返してきても延々相手のコートに返っていく、というものです。競技を根底から覆す、最低のクソゲー戦術としか言いようがありません。二年生編でこの競技が消えた理由がなんとなくわかりますね。

 

 そんなわけで、この魔法の壁は、都合の良いことに「移動・加速系」なので、RTA走者のプレイヤーキャラの得意魔法となってます。真由美先輩ほど「完壁」にはできませんが、ある程度真似は出来ます。

 

 では第一試合、見ていきましょう。

 

 相手はザコモブ。語ることはありません。

 

 では……はい、よーい、スタート。

 

 まずボールの数が少ない前半は、打ち返すペースを抑えて、スローな展開を作ります。相手が打ってきたボールを落下前に撃ち返せばアドですが、必死に追いかけなくても結構です。リードされててもかまいません。

 

 ですがボールが増える後半になると――真由美先輩直伝のクソゲー化スタートです。

 

 相手がボールのほとんどを打ち返して来たら、急にゲームのペースを速めて、こちら陣地に転がっているボール全てを、一気にランダムな軌道で送り返します。相手は当然対応できず必死に打ち返してきますが――そこを狙って、ネット上に、跳ね返す壁を展開しましょう。ここでポイント。サイオンを節約するために、真由美先輩のように全面を覆わず、両端は開けておいて大丈夫です。

 

 これで、相手からはほぼ打ち返せず、こちらからは通り放題の壁になります。ボールの数が増えて一挙得点が可能なタイミングでこの作戦を解放することで、効率よく勝ちます。

 

 

 

 あ、ちなみにこの戦術ですが、全員が真似すればOKと思いますよね?

 

 実際の所、それが出来れば苦労しません。

 

 それなりの広さで、かつ打ち返してくる相手のボールを通さない程度の強度がある、領域魔法。これを試合の最初から最後まで真由美先輩ぐらいのレベルで展開できるのは、あとは深雪ちゃんと克人先輩ぐらいです。いつき君のこのレベルでも、出来るのは……将輝君、二年生になった幹比古君と雫ちゃん、ぐらいでしょうねえ。いくら他チャートに比べて自由時間が少なくて弱いとはいえ、小学校・中学校に通わず魔法に費やしたわけですから、いつき君だってなんやかんや相当なレベルなんですよ。

 

 

 さて、こんな感じの戦術をワンパターンに押し付けるだけで、決勝戦までは楽勝です。決勝戦まで来たら流石に相手も対策してくるので、少し戦術を切り替えましょう。

 

 相手のしてくる対策と、それへの対策は次の通り。

 

 

 対策その1。壁を突き破るほどの威力の魔法を練って、パワーショットを放ってくる。これについては、パワーショットをするときには相手が明らかに魔法に時間をかけ、さらに気合が入っているのが見え見えなので、ボールの軌道に合わせてそこだけ一瞬壁の強度を高くすればOKです。あ、相手ショック受けてますね。

 

 

 対策その2。開けてある端を狙って打ってくる。これについては、最初のうちはスルーしてあげて、後半戦には片方の端も塞ぎ、片側の端だけしか開いていない状況を作って、そこだけマークして打ち返せばOKという形にします。急に片方の端にも壁が現れて跳ね返されてオウンゴールした形になったので、ショックを受けてますね。

 

 

 対策その3。相手陣地で無様に転がるボール九個を、めっちゃ時間をかけて魔法を練り上げ、一気に壁を破るパワーショットで放ってきます。あれ~これじゃあ部分的に強化するだけじゃ間に合わないね~。

 

 

 

 

 カスが、効かねえんだよ(天下無双)

 

 

 

 

 壁全体の強度をその瞬間だけ高め、九個全部を跳ね返してポイントを稼がせてもらいます。あ、お相手、唖然として固まって、膝から崩れ落ちましたね。

 

 あ^~心が折れる音^~。

 

 

 いつき君レベルですら、本戦でもある程度通じるんです。他チャートなら楽勝、このチャートでもそこそこ楽勝。

 

 こんな具合で…じゃん! 優勝(いちばんのやつ)ー!

 

 これで大量の経験値が入るんだから、非常にうま味です。美味すぎてウマ娘になったわね(インタビューカメラにトウカイテイオーのポーズ)

 

 それでは対戦相手(食材)に感謝を込めて、はい、エドテン。

 

 

 さて、とはいえ連戦連戦だったので、いつき君に疲労がたまっています。祝勝会はせず、さっさと部屋に戻って、いつも通りあずさお姉ちゃんと一緒にお風呂入って一緒に寝ましょう。高校生になっても続けてるのは、さすがにプレイヤー視点でもドン引きですが……まあ、長い長いRTAの貴重な(いやら)しポイントなのでヨシ! モザイク処理が面倒な以外、デメリットはありません!

 

 

 そして新人戦三日目です。バトル・ボードの準決勝・決勝がありますが……今回はここまで。ご視聴、ありがとうございました。




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