魔法科高校の劣等生・来訪者編クリアRTA   作:まみむ衛門

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 動画に映し出されたゲームの陰部。これは、夢なのか、現実なのか……。

 

 暑い真夏の休み 過熱した欲望は、遂に危険な領域へと突入する。

 

 なRTA、はーじまーるよー! 危険になるのは秋からなんですけどね(ホモは嘘つき)

 

 前回は九校戦が終わったところまででした。

 

 ここから夏休みです。宿題等諸々が免除されるので自由な活動ができますね。

 

 さて、九校戦を通して得た経験値により、高校入学時の蘭ちゃんと同じ程度のステータスになりました。

 

 競技お代わりまでしてようやく前世の入学時と同じか……となりそうですが、それだけ黒羽家チャートの経験値効率が最強で、中条家仲上々チャートの経験値稼ぎのタイミングが少なすぎる、ということです。

 

 

 で、この夏休みにやることですが、基本的にいつもと変わりません。

 

 家族は仲良く、暇さえあれば魔法訓練、あずさお姉ちゃんとは研究活動、幹比古君も交えて古式魔法・パラサイトのお勉強、ってところです。

 

 まあ後半二つに関しては、あずさお姉ちゃんの論文のテーマが、「パラサイトの存在と精神情報のイデアの可能性」なので、やることはほぼ同じですね。

 

 幹比古君の知識とあずさお姉ちゃんの知能を、転生者特権の原作知識で都合よく誘導して刺激し、来たる戦いに備えて知識と対策を身に着けてもらいます。

 

 今は校内コンペ提出論文の執筆に集中していますが、提出が終われば、そろそろ攻撃魔法や封印魔法、結界などを研究することになるでしょう。

 

 

 ちなみに、達也おにいたまグループの海水浴にもいつき君が誘われたりしますが、その予定に被るように家族旅行が入るように調整しましょう。あずさお姉ちゃんはあっちの旅行には一人だけ上級生だからと参加しないので、好感度が稼げなくなってしまいますからね。

 

 そういうわけでまた別の大衆海水浴場へ、中条家で旅行に来てます。トッチャマもカッチャマもイケてるので水着姿が眩しいですが……ほらご覧ください、あずさお姉ちゃんめっちゃ可愛いですね? しかも論文提出が終わった解放感でガラにもなくはしゃいじゃってます。かーわーいーいー!

 

 中条家仲上々チャートは、こうして癒しがあるのが最高ですね。大抵のチャートは家族仲ぐちゃぐちゃですし、同じ仲上々系列の吉田家仲良しだチャートは野郎所帯ですからね。

 

 さて、気になるいつき君の格好ですが……男の子なのに、女の子みたいな服装です。

 

 これはあずさお姉ちゃんの提案で、「自分にそっくりな子が上半身裸は恥ずかしい」と言われ、上に厚手のTシャツを着ることになりました。海水浴場のスタッフに無理やりシャツを着せられた秀吉君みたいになってますね。

 

 

 

 で、この癒しの夏が過ぎれば、また学校は再開です。9月半ばになれば校内論文コンペの結果が出るのですが……あずさお姉ちゃんは三位、ですか。まあまあってところですね。

 

 ちなみにここ、うっかり一位になったら大変なのですが、今のところ一度もそれはありません。

 

 理由は簡単。原作一位の鈴音先輩の論文が強すぎるからです。

 

 重力制御魔法式熱核融合炉は、世界のエネルギー問題を解決し、魔法師の地位を向上させる、とんでもない発明です。しかも、それの目途が立つような完成度ですからね。勝てるはずがありません。新発見具合で言ったらあずさお姉ちゃんのも相当なんですけど。

 

 

 そしてそして、この時期に同時に来るのが、生徒会選挙です。

 

 ここも原作通り、大好きなあずさお姉ちゃんが生徒会長に――――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ――――させるわけねえだろ!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 生徒会長は他役員に比べてはるかに激務だし責任も重いんだよ!!!

 

 横浜騒乱編でも来訪者編でも、自由に動けなくなるだろうが!!!

 

 そういうわけで、原作に真っ向から逆らい、お姉ちゃんが会長にならないようにします。

 

 その種は、今までしっかり蒔いてきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 それは――論文コンペです。

 

 

 

 

 

 

 

 知的好奇心、知識、知性、向上心、色んなものを兼ね備えている研究者気質のあずさお姉ちゃんを小学生のころに論文コンペに連れて行き、常に興味を持つように、今まで誘導してきました。

 

 それはパラサイトとの戦いに備えて知識をつけてもらうためだけではありません。

 

 生徒会長にさせないためです。

 

 各校の生徒会長は採点者の役割があり、自校以外の八校の発表を採点することになっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 つまり――生徒会長は論文コンペに出られないんですね。

 

 

 

 

 

 

 来年の論文コンペこそは、と息巻いているあずさお姉ちゃんは、当然生徒会長就任を断固拒否します。

 

 

 

 

 だから、論文コンペを小学生の頃から一緒に見に行く必要が、あったんですね。

 

 

 

 

 あ、おい待てい! 来年の今頃は生徒会じゃなくなってるから今会長でも問題ないだるるぉ!?

 

 と思う兄貴もいるかもしれません。

 

 確かにその通りなのですが、とにかく会長は多忙なので、研究活動の邪魔になるから、どちらにせよ断固拒否することになります。

 

 これは……完璧な理論武装だあ……。

 

 いやー、このチャートを考えた人は天才ですね。まあ、世界一位姉貴なんですけど。

 

 

 

 はい、そういうわけで、原作から大幅に変更がありました。

 

 生徒会長は五十里君、会計がお姉ちゃん、副会長が深雪ちゃん、書記がほのかちゃんです。

 

 この世界では、五十里君が色々呑み込んでくれたみたいですね。彼も論文コンペに強い意欲があるから辞退することがあります。そうなった場合は、会長が範蔵君で、代わりの会頭が桐原君になります。困った真由美先輩が十文字パイセンに相談して、部活連から範蔵君を譲ってもらう、という経緯らしいです。

 

 まー、範蔵君が会長になったとすると、校風も原作よりピリピリした感じになりそうですね。生徒会の空気も原作ほど和やかじゃなさそうですが、まあバランサーの五十里君が頑張ってくれるでしょうか。

 

 あと範蔵君が会長になると、達也兄やにかなり頼っていた原作生徒会とは違って、達也お兄ちゃんはずっと風紀委員のままです。今年度中は風紀委員、来年度から生徒会、という中途半端なことはしたくないタイプでしょうからね。

 

 

 

 さて、生徒会選挙編も落ち着いて、さらに時間が経ったところで……

 

 

 

〈システムメッセージ・「ハロウィン前夜」のトロフィーを獲得しました〉

 

 

 

 きました、横浜騒乱編スタートです。今回はいつき君の運動能力が相変わらずカスなのと固有魔法がうんちなこと以外は、かなり順調です。ここで乱数がぶれて大亜細亜連合が攻めてきません、なんてなったら大変ですからね。このトロフィーが癒しです。戦争は起こってナンボなんだよ(人間の屑)

 

 さて、黒羽蘭ちゃんの時はやることがあまりありませんでしたが、いつき君はやることがあります。

 

 一つ、美味しいイベントである、十文字克人にみんなでボコボコにされようの会は、今回も参加します。ちなみに会場警備隊に推薦されますが、それは断りましょう。自由がなくなるので。

 

 

 

 それともう一つが――あずさお姉ちゃんの護衛です。

 

 

 

 原作では、論文コンペ発表メンバーの三人には護衛がつくことになっていました。たかが高校生のイベントで大げさな、とは思いますが、実際原作では色々起きましたし、過去にも起きたことがあるそうですね。

 

 でもじゃあなんで、お姉ちゃんの護衛? ってなるかと思いますが……このチャートではほぼ必ず、あずさお姉ちゃんが、論文コンペの補佐として選ばれるからです。

 

 理由はいくつかありますね。

 

 一つは、原作と違って生徒会長じゃないから。もう一つが、論文コンペへの意欲が高くなるようにしてあるので原作より優秀だから。最後の一つが、生徒会メンバーとして一緒に活動してきたので鈴音先輩的に気が楽だから、です。

 

 そういうわけで、発表者が鈴音先輩、補佐がお姉ちゃんと、あと精神を病んだ平河先輩の代わりの達也兄上様です。

 

 

 さて、あともう一つツッコミどころがあるでしょうね。

 

 あずさお姉ちゃんが補佐なのはいいとして――「生徒会でも風紀委員でも会場警備隊でもないいつき君が護衛?」とはなりますよね。

 

 

 では、種明かしをしましょう。

 

 

 

 

 

 正確に言えば――――正式な護衛ではなく、勝手に護衛をやってくっついて回っているだけです!!!

 

 

 

 

 

 あずさお姉ちゃんの傍に居座って好感度を稼ぎ続けるには、弟であることを利用して、勝手に名乗り出た護衛としてくっついているのが一番なんですよ。そうすると向こうからトラブルが舞い込んできて、まあさほど美味しくはありませんが、貴重な経験値が手に入ることもあります。

 

 そういうわけで、護衛の布陣はこちら。

 

 発表者である鈴音先輩には最強の護衛である摩利先輩が。こいつに護衛必要ねえだろってなる達也あにぃには、くっついて回る口実として生徒会役員の深雪ちゃんが。そしてあずさお姉ちゃんには正式な護衛として花音パイセンがつきます。

 

 ちなみに後半になってくると花音先輩は護衛任務を完全にいつき君にほっぽりなげ、生徒会長の彼氏とイチャイチャ過ごすようになります。今年は特にトラブル多発のはずなのですが、司波兄妹が頼りになりすぎる上にいつき君もいるってことで、もう全部問題ないんですね。

 

 そういう流れで、十文字パイセンの特訓に参戦する以外は、あずさお姉ちゃんにくっついて回りましょう。これ不思議なんですけど、同じ立場のはずなのに、何回プレイしてもトラブルに遭うのは必ず達也お兄ちゃまなんですよね。原作再現になるように、トラブル遭遇補正が強くかかってるんでしょうね。経験値入ってこねえよ(絶望)

 

 

 

 さて、ではいよいよ、恒例イベント、「十文字克人にみんなでボコボコにされようの会」です。

 

 あ、ちなみに飛び入り参加した前回とは違って、今回は男子ということで、向こうから誘ってくれました。やったねいっくん、手間が省けるよ!

 

 いつき君のステータスは、黒羽蘭ちゃんに比べたらクソザコです。なので今回ももちろん勝てません。またあの時以上に粘るのも無理でしょう。

 

 そういうわけで、一般家庭チャート特有のしがらみのなさを活かして、手段を選ばないでやっていきます。

 

 まず最初の内は様子見で、幹比古君と一緒に断続的にジャブ攻撃を加えましょう。使えないメインメンバーの十人が続々やられていきますが無視します。

 

 それを通して戦いやすいフィールドに誘導して、幹比古君と連携して攻めまくります。

 

 さすがのパイセンもこれは流石に苦しそうですね。このままいけば勝てそうに見えますよね。まあ、この後の展開は分かっていますが。

 

 

 

 

 出ました! 掟破りの『ファランクス』です!

 

 

 

 

 

 この最強魔法を出されたらもう手も足も出ません。訓練にならないので自重してくれているのですが、追い詰めると大人げなく解放してきます。

 

 こうなったらしょうがないので、山林に隠れてゲリラ戦法を取る流れを作ります。別方向に散って逃げる……と見せかけて目視できるギリギリで止まり、動きを観察します。……よし、予想通り、幹比古君を追いかけてくれました。

 

 十文字先輩はあくまでも訓練相手と言うことで、ある程度セオリー通りに動いてくれて、裏をかくようなことはあまりありません。今回も、ゲリラ戦法ならまず古式魔法師を潰すべし、というセオリーで動いてくれます。

 

 では、バレないように超大回りして得意の高速山林移動で追いかけます。そして離れたところで待機して――――きたぜ、原作でも大活躍した幹比古君の『土遁陥穽』だ!

 

 

 

 

 

 

 

 あの土による足止め+目くらまし効果を使って――――掟破りの精神干渉系魔法を発動!

 

 

 

 

 

 

 

 怒られないギリギリの効果の魔法を使用して、『ファランクス』の守りを貫通します。禁忌とされてる精神干渉系魔法を使うなんて思わないもんねえ(ニチャア)

 

 ではこの好機を使って、ワンチャンに賭けて全力攻撃で袋叩きにしましょう。

 

 え、こんな状況で「ワンチャン」っておかしいだろって?

 

 なにもおかしくないですよ。

 

 ほら見てください。あっちはいわゆる群発頭痛状態なのに、展開してる『ファランクス』をいつき君たちは全然破れません。こうして時間を稼がれたら――ああ、『情報強化』で無効化されました。

 

 はい、こうなったらお終いですね。負けです。

 

 ………………すみません、予定通りの負けなんですけど、やっぱおかしいです。

 

 何なんですかこの強さ。さすが原作者公認の最強ですね。

 

 うーん、このイベント、必ず負けるし、実戦訓練だから必ず痛いしで、あまり走者的には楽しくないイベントですね。モノリス・コードは周囲の応援や青春感があって楽しいんですけどねえ。

 

 

 

 

 

 では、訓練が終わった後、幹比古君が美月ちゃんの巨乳を揉んでるところを見ながら、今回はここまで。

 

 ご視聴、ありがとうございました。




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