おじキャン△   作:Shin-メン

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お待たせしました。続きです。


エンド・オブ・ハネムーン 第六話

日本某所 DA本部にて…… たきなです。

丁度、ロンドン上空を飛ぶアメリカの無人機や観測衛星を、クルミがハッキングして、お父さんとお母さんを捜索を始めました。

 

さすが、クルミです。直ぐに二人を発見します。

他に連れが二人…… 白人男性でした。

 

途中、お父さんたちは地下鉄に入ってしまい、見失ってしまいますが、再び地上に出てきた所を捕捉出来ました。

しかし、別の建物に入ってしまいました。

 

「また、建物に入っちゃいましたね。」

 

「まあ、建物の中が安全っちゃ、安全だから……」

 

「おい、クルミ。 千代さんたちと一緒にいた外国人って誰なんだ?」

 

「えっーと…… 出たぞ。 一人はベンジャミン・アッシャー アメリカ大統領だ。もう一人はマイク・バニング…… 大統領警護官。」

 

「なんで、そんな人たちと千代さん達が、一緒にいるんッスか?」

 

「たまたまなんでしょ?」

 

「ちなみ大統領警護官のおっさんは軍の特殊部隊の出みたいだぞー」

 

「多分、千代さんと警護官の人との出会いは、奇跡に近い。二人が協力したら安心だろう。」

 

「それにアイツらが、入った建物はMI6の隠れ家となってるんだってよ。」

 

「おほー! MI6って、ホントにあるんだねぇー! 007って、おるんかな?」

 

「千束パイセン…… それ今、言うことッスか?」

 

「え?……」

 

千束を見る視線がなんだか、冷たいような……

 

「はぁ……」

 

私は頭を抱えてしまいました。

 

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山梨県 南部町、各務原家……

 

「あ、お姉ちゃんだ!」

 

たきなちゃんたちが、送ってくれた映像をテレビで見ていると、お姉ちゃんと千代さん、あと二人が車に乗り込むところでした。

 

「桜が運転するつもりなのッ?」

 

「千代くんにも何か考えがあるのだろう。今は彼たちを信じるしかない。」

 

お姉ちゃんが運転する車が動き出します。

しばらく走ったかと思うと、一度止まりました。

少し止まって、再び動きます。しかし、凄いスピードです。

 

次の瞬間、お姉ちゃんたちの車が、敵からの激しい攻撃に晒されました。

 

「お姉ちゃん!」

 

「あぁ…… 」

 

お母さんは涙を流しています。

さらに道路も大爆発です。

 

「いったいどうなってるんだッ!!?」

 

みんなで祈りました。

私たちの思いが届いたのか、お姉ちゃんたちの車は無事に通り抜けることが出来たみたい。

 

「良かった……」

 

「ええ。ひと安心……ね……」

 

ホッと安心したと思った瞬間でした。

交差点に差し掛かった時に左側から、大型トラックに追突されます。

 

「桜ぁー!」

 

「そんな…… 」

 

「お姉ちゃん!」

 

ぶつかった衝撃で車が、激しく回転していました。

お姉ちゃんと後部座席から外国人が引き摺りだされ、別の車に詰め込まれて連れ去られます。

 

「千代さんはどうしたの? どうして、桜を助けないのよ!」

 

「お母さん、落ち着いて! ぶつかったのは、千代さんの方なんだよ?」

 

「なでしこの言うとおりだ…… 彼も心配だよ。」

 

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イギリス ロンドン…… 桜さんを拉致られてしまった、俺は自分自身の不甲斐なさに怒髪衝天だった。

 

「テロリスト共め、容赦はしない…… 全員、殲滅してやる。」

 

「落ち着け、チヨ…… 奴らの狙いは大統領だ。彼女に危害は加えることはないだろう。」

 

「だと良いんだが…… 」

 

俺たちは敵の本拠地まで来た。

調べによると、まだ建設途中のビルをまるごと1棟を使った要塞である。

ここはなんとロンドン警察本部『スコットランドヤード』の目と鼻の先にあった。

 

「ここを守る敵の数は約150人だ。」

 

隊長であるウィル中佐が伝える。

 

「あと10分で増援来ます。待機命令が本部から来ている。」

 

「それではダメだ。その前に大統領は殺される。」

 

「だな。自分の妻も下手すりゃ…… 今、居る人員で敵陣を突破して牙城を崩す。」

 

「何を馬鹿なことを! 自殺行為だ。」

 

「自分とマイクが先陣切る、隊長らは援護をしてくれればいい。」

 

「しかし……!」

 

「ビルに入れれば、こっちの物だ。それであのビルにはガスは通っているのか?」

 

「あ、ああ…… どうするつもりだ?」

 

「大統領とチヨのワイフを救出したら、ビルを爆破する。」

 

「敵を一掃するんだな。一か八かだが、やるっきゃないだろう。」

 

俺とマイクは混成部隊から爆薬と別に暗視ゴーグルを預かる。

そして暗闇の中、静かに位置に付く。

 

「攻撃開始!」

 

ウィル中佐の合図で銃撃戦が始まった。

互いに撃ち合う。俺は遮蔽物を使い素早く敵に肉薄すると銃剣を突き立て、弾丸を撃ち込む。

 

「なんて動きだ…… 自衛隊は本当にニンジャだったんだ……」

 

マイクたちは唖然としていた。

激しい銃撃戦だ。仲間側からも敵の凶弾に倒れる者が現れる。

 

「RPGィーーッ!」

 

前方からロケット弾が飛んでくるのを、紙一重で避けると同時に、俺は後方の隊員に向かって叫ぶ。

着弾したロケット弾は爆発して、爆風と破片を飛ばした。

 

「 総員、怯むな! 前進だぁッ!」

 

次に現れたのは、ワゴン車…… 後部座席部分を銃座にして、そこに機関銃を載せて俺たちの方に、弾丸の雨を降らせる。

 

「クソ! 厄介だな…… アレを破壊しないと!」

 

そう思い、持っていた手榴弾を投げようと、手にした時だった。

突如、上空から高速で現れた無人攻撃機が敵の車輌に対してミサイルを叩き込む。攻撃を終えると、無人機は再び上空へと消えていった。

 

「なんだったんだ…… しかし、助かった。」

 

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「これで良かったのか? たきな……」

 

「はい、助かりました。」

 

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仲間が倒れようが、俺たちは前進することをやめない。大切な人を助け、この事件を解決するために……!

 

そして、俺たちは敵の牙城の足元までやってきた。

 

「マイク、ここからだぞ。」

 

「分かっている。」

 

俺たちは手筈通りに行動する。

仲間が照明や変電機を破壊して敵を惹き付け、建設途中ということで、マイクは作業用の足場を利用して三階から、俺は真正面から建物内に突撃する。

 

建物内は漆黒の闇の中だ。

俺は暗視ゴーグルを装着して、闇に溶け込むように動き回る。

 

「これか…… 」

 

ガス管のパイプを見つけた俺は、爆薬を設置し、起爆装置のスイッチをいれた。

 

「良し、これで敵も一網打尽だ。 マイクは大丈夫だろうか……」

 

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場所は変わり、私は桜です。

私はあれから悪い人たちに連れ去れて、ここのビルまで来ました。

そして、私と大統領はそれぞれイスに縛られて座らせられています。

 

私たちが捕らわれている部屋に照明やら、インターネットの設備があるわ。

アラブ系の人が中心に何かの作業をしているの。

 

「サクラ、サクラ……! 大丈夫か?」

 

大統領が私を気づかって声をかけてくれました。

 

「え、ええ…… なんとか……」

 

「良かった。」

 

「大統領、何をしているんでしょうか?」

 

話し相手がいるだけで、幾分か心が楽になるわね。

私も彼に話し掛けました。

 

「私の処刑を全世界に配信する準備だろう。」

 

「そんな…… 」

 

「大丈夫。 奴らの狙いは私だ。 」

 

そんな時だった。アラブ系の中年男性がコチラに歩み寄って来て、いきなり大統領の顔を殴りました。

 

「大統領!」

 

「だ、大丈夫だ。このくらい……」

 

「誰が自由に会話をして良いと言った。」

 

「別に貴様に許可取る必要もなかろう。」

 

「減らず口を……!」

 

男はもう一度、大統領の顔を殴った。

 

「ジャパニーズガール、お前も次喋ったら、只じゃ済まさんぞ……」

 

相手が私を睨み付けます。たくさんの人を傷つけ、殺めても何とも思わない、冷酷な目でした。

 

「分かりました。」

 

私は大人しく、男に返事をします。

いきなりでした。照明が落ち、建物全体が真っ暗になりました。

 

「まさか……」

 

「おそらく、マイクとチヨだ……」

 

絶望の中に一筋の希望が見えます。

 

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俺は暗闇の中、ガス管に爆薬を設置して後、すぐに桜さんを探す。とは言ってもここは敵の巣窟…… 慎重に動かなければならない。

 

それこそ忍者のごとき体捌きで、銃を使わず、ナイフで対処する。

後ろから静かに敵に近づくと、口を塞ぎ、首の頸動脈を掻っ切った。他の敵に見つかるといけない。

仕留めたヤツは、直ぐに隠す。

 

二階まで上がって来た時だった。

停電していた照明が、再点灯する。

 

「復旧したか!」

 

「敵だァッ!」「撃て!」「殺せェッ!」

 

前に三人、俺の後ろにもいる。

幸い、俺の真横に別の通路があった。

俺はその通路へと咄嗟に飛び込む。その瞬間、前後にいた敵が発砲した。

しかし、既に俺はその射線上にはいない。互いに撃ち合い、敵は被弾してダメージを負う。

 

負傷しながらも、俺を仕留めようと飛び込んだ通路へと迫った。

だが、手負いの敵が俺に敵うはずなかろう。

警戒しながらも、ノコノコとやって来た敵の頭を物陰から撃ち抜き、倒れそうになるのを支えて盾代わりに、敵の射撃を防ぎつつ、二人目も倒した。

 

さらに通路の反対側に回り込んだ敵が銃を構える。

俺は間一髪通路の角に隠れるが、敵が放った弾丸の一発が肩を掠めた。

 

「くっ……!」

 

俺は迫る敵に向かって、手榴弾を投げ込む。

通路内で爆発し、敵を一掃した。

 

「はあはあ…… 桜…… もうすぐ行くからな……!」

 

俺は彼女のために歩を進める。

 

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電気が着いた瞬間、建物内で銃声が聞こえます。

 

「千代さんたちだわ。」

 

「そうだな。」

 

テロリストのリーダー各の男は、電気が戻った時から、ネットワークを接続させようと他の人たちに指示を出していました。

 

「まだか? 弟よ。 急げ……」

 

「分かってるよ、兄さん………… 良し、繋がった。」

 

「さあ、大統領…… ショータイムだ。」

 

リーダー各の男が悪辣な笑みを浮かべる。

男の部下がカメラのセッティングをしてGOサインを出しました。

 

「来い。」

 

テロリストたちは私をイスごとカメラの前に移動させます。

 

「え? ちょっ…… なんで……ッ!!?」

 

ワケが分からない。

 

「何をやっている! 彼女は一般人だ! 関係ないだ…… うぐ!」

 

「黙ってろ。」

 

大統領は私を庇おうとして、テロリストの一人に殴られました。

 

「名前は……?」

 

私は口を噤みます。誰が喋りますか……!

 

「きゃぁッ!!?」

 

私の頬を男が張り倒します。

 

「もう一度聴く。ジャパニーズガール、貴様の、名前は、何だ?」

 

「桜…… 野咲 桜です。」

 

「なぜ、この国に来たんだ? 正直に話せ。」

 

「し、新婚旅行、です……」

 

「災難だな。」

 

そう言った男は鉈のような大きな刃を取り出しました。その刃を私の首へとあてがいました。

 

「それで、何をする気よ……」

 

「メインを始める前の、ただのデモンストレーションだよ。」

 

次回に続く。




桜さん、大ピンチです。
ご感想お待ちしております。

しまりんに普通自動二輪の免許を取らせたい。

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