セラフォルー「…それでお話と言うのは…」
天照「分かっているでしょ?もう、みんな自制が効かなくなってるわ。もちろん、私も我慢ならない。」
セラフォルー「…」
天照「この地にコカビエルが確認されたわ。そして傍らには数本のエクスカリバー。何か言い訳は?」
セラフォルー「ありません…。」
天照「まだこの件を知っているのは私達だけ。でも、知られるのも時間の問題よ。これが最後のチャンスよ。」
セラフォルー「承知しました…。」
天照「それとソーナ…とか言ったわね?何故あなたが来たのかしら?本来なら、グレモリーの方が来るのが筋よね?」
ソーナ「私も半分は土地を任されています…。彼女の不手際とはいえ、私もカバーしきれなかった事も事実です…。本当に申し訳ありませんでした…。」
天照「あなたの事は聞いているわ。若く荒いながらも必死にこの町を守ろうとしている姿勢。日本神話もそこは評価しているけど、それとこれとは別。すぐにでも日本の全ての土地を返還してもらうわ。もちろん、断れば戦争となる。」
セラフォルー「…戻ったら即伝えさせていただきます。」
ソーナ「…」
これが魔王か…?まあ、確かに今回は3大勢力が悪いが、このまま去れば迷惑もいい所だな。…仕方ない。少し、条件を付けてやるか。
克己「待て、天照。どうせなら、こいつらに尻拭いをさせてやれ。どうせ、お前たちも手が空いてないだろう?」
天照「…それもそうね。しかし、コカビエル…。あの薄汚い鴉の目的は戦争よ?ここで戦争を起こす訳にはいかないわ。」
克己「なら、俺達が手を貸してやる。それで、文句は無いな?」
天照「はあ…。負けよ。セラフォルー、彼に感謝しなさい。」
セラフォルー「え〜っと…。先程から気になっていたのですが、この少年は…?」
天照「日本神話が雇っている傭兵よ。正直、かなり助かっているわ。まあ、主にどこかの赤髪のせいだけどね。」
ソーナ「大道君…。あなたは何者なの…?」
克己「一度会っているさ。はぐれ悪魔カルディア討伐の時にな。」
ソーナ「っ!ま、まさか!?」
克己「俺がエターナルだ。あの時は獲物を取って悪かったな。」
ソーナ「い、いえ…。正直、助かりました…。私達では手に負えなかった可能性がありましたから…」
天照「じゃあ克己。追加報酬を出すから、コカビエルを生け捕りにしなさい。もし殺せば追加報酬は無し。いいわね?」
克己「いいだろう。なら、俺はそろそろ帰らせてもらう。それと会長。この事は他言無用だ。表で会ったとしてもいつも通りに。まあ、俺の正体がバレるまではな。」
ソーナ「分かりました…」
克己「それじゃあな。」
さて…。仕事を始めるとしようか。