イッセーside
天照「…」
リアス「…」
俺達は今部室にいるが、空気はとんでもなく重い…。それもそうだ…。部長が知らなかったとはいえ、神話の神様に攻撃を仕掛けようとしたんだから…。今は魔王様方を待っているけど、更に空気が重くなる。でも、この場でのんびりしているのと言えば、大道と2人のお姉さんだけ…。なんで、あんなにのんびり出来るんだよ…。
克己「おい。魔王はまだか?」
朱乃「もう少しで来ますわ…」
天照「サーゼクスめ…。本当に人をイラつかせるのが得意ね…」
グレイフィア「天照様。こちらを。」
天照「ありがとう、グレイフィア。…いい紅茶ね。流石だわ。」
グレイフィア「大変、恐縮にございます。克己様と黒歌は如何なさいますか?」
克己「俺はいい。」
黒歌「私もいらないにゃ。」
グレイフィア「承知しました。」
セラフォルー「申し訳ありません。遅れてしまいました。」
天照「いいわ。サーゼクスは?」
セラフォルー「もうじき着きます。」
天照「そう。」
また無言の時間が流れる。部長は震えているし、会長も震えている…。いや、2人だけじゃない。グレモリーとシトリーの眷属は俺も含めて皆震えている。それもそうだ。だって、この人から怒りが伝わってくるのだから…。
サーゼクス「申し訳ありません。ただいま、到着しました。」
天照「サーゼクス。あなた、巫山戯ているのかしら?魔王だからと言って、調子に乗ってるの?」
サーゼクス「そのような事は…」
天照「まあいいわ。それで?そこの馬鹿がやらかした事は聞いているわよね?」
セラフォルー「…はい。先程、チャンスを貰ったばかりだというのに…」
天照「ええ、そうね。その最後のチャンスもその馬鹿がパーにした。さて、どうしてくれるのかしら?ねえ、サーゼクス?」
サーゼクス「それは…」
天照「あら?いつも平和を唄っているあなたが答えられないの?そんなに平和が好きなら決断出来るわよね?この馬鹿をどうするか?」
サーゼクス「…」
天照「早く、答えなさい!!!!」
突然の大声にビックリする俺達だが、それ以上に今の一喝だけで窓ガラスが全て割れ、部室の至る所にヒビが入る!こ、これが神様…!
サーゼクス「そ、それは…」
天照「言えないのかしら?言えるわよね?だって、あなたは魔王だものねぇ…。これ以上、無礼を働く事はしないわよねぇ?」
あ、あの、サーゼクス様が口ごもってる…!?ど、どういう事なんだ…?
天照「なら、私から言ってあげるわ。無能でただ力しかないあなたの代わりに。私達、日本神話は正直我慢の限界なのよ。今すぐ攻められたく無かったらリアス・グレモリーの首と空中都市アグレアスを要求するわ。」
イッセー「な!?部長の首を!?」
天照「誰が喋っていいと言ったかしら?あなたに喋る権利は無いわ。高々、下級の分際でトップの会話を邪魔しないで貰えるかしら?」
イッセー「っ!す、すみません…」
天照「それでどうするかしら?このまま即戦争と要求を飲むのと。」
サーゼクス「そ、それは…」
天照「保留は認めない。今すぐこの場で決めなさい。」
部長は更に震え、サーゼクス様はとても嫌な決断を迫られることになった…。