セラフォルー「…そう。そんな事が…」
ソーナ「はい…。彼が何者かは分かりませんが敵対するのはやめた方がいいかと…」
セラフォルー「大丈夫、分かっているわ。リアスちゃんにも伝えてくれる?」
ソーナ「分かりました。伝えます。それでは、失礼します。」
魔王であり姉でもあるセラフォルーとの通信を終えて、ソーナは椅子に座る。そもそも、あの鎧はなんなのか…。それに、腰に付いていたベルトは完全にロストドライバーと言われる神器だった…。それに、あのUSBの様な物も確か神器だったはず…。どういう事なの…?
椿姫「会長?大丈夫ですか?」
ソーナ「ええ…。先程の者の事を考えていたの…。それよりも、匙はどうです?」
椿姫「胸の方に火傷は残りましたが、それ以外はなんともありません。」
ソーナ「そうですか…」
ソーナ達はそのまま解散となったが、ソーナは家に着いても鎧の事が気になり眠れなかった。
次の日、克己が登校すると兵藤の雰囲気が全く別のものとなっていた。そして、流れるオーラはグレモリーの…まさか。
克己(悪魔になったのか…馬鹿な選択をする…)
女生徒「キャアアア!!リアスお姉様よ!!」
克己「くだらないな…」
俺はリアス・グレモリーをあまり好意的には見られなかった。何故かは分からないが…。まあ、関わる事も無い。さて、会長の件はどうするか…。いっその事、正体をバラすか?いや、そうなれば面倒な事になるかもしれないな…。
桐生「ま〜た、難しい顔してるわね。誰から食べるか悩んでるとか?」
克己「お前と一緒にするな。ちょっとした厄介事だ。」
桐生「ふ〜ん…。まあ、どうせ裏の事だろうから聞かないけど。」
克己「その方がお前のためだ。」
その後は特に何事も無く、学校が終わる。俺は真っ直ぐ家には帰らず、駒王町のシンボルとも言える、『駒王タワー』の最上階まで向かった。ここは妙に落ち着くな…。
克己「…駒王町。お前も難儀だな。悪魔共に勝手に占拠されて良いように扱われる。」
???「そう思うのなら、悪魔達を追い出すのを手伝ってくれないかしら?」
克己「天照か…。何度も言っている様に、俺はどこかの勢力に依存するつもりは無い。」
天照「あなたも難儀よね…。死神に居場所等存在しない…だったかしら?」
克己「そうだ。死神は気付いた時には隣にいるものだ。変身」
《エターナル》
俺がエターナルに変身すると、より一層強い風が吹く。祝福のつもりかは知らないがな。
天照「考えは変わらないわけね。まあ、また来るわ。」
克己『俺は意見を変えるつもりはない。』
俺は駒王タワーから飛び降りる。次の獲物を狩るために。