アーシア「あ、アーシア・アルジェントと申します!よ、よろしくお願いします!」
あれは…昨日助けた聖女か?だが、この感じでは悪魔となったか…。それもグレモリーとはな…。
桐生「大道、大道。金髪美少女よ。あんたにも春が来るわよ」
克己「言ってろ。悪いがそこまで興味はない。それに、恋人位いるさ。」
桐生「へ〜。あんたが〜?」
克己「なんだ、悪いか?」
桐生「意外だと思ってね〜。まあ、虚構だったら笑い飛ばしてあげるわ。」
克己「心配するな。ちゃんと、存在しているさ。」
アーシア「あ、あの!」
克己「ん?」
桐生「どうかしたの?」
アーシア「そ、その…わ、私とお友達になってくれませんか…?」
桐生「あら、いいわよ?私もあなたと話してみたいと思っていたし。」
アーシア「あ、ありがとうございます!え、えっと…」
桐生「桐生愛華よ。よろしく、アーシア。」
アーシア「は、はい!桐生さん!えっと、そちらの方は…」
克己「俺か?俺は大道克己だ。よろしく」
アーシア「は、はい!よ、よろしく…!?」
アーシアは俺の手を握ったが一瞬、驚いた顔をしていた。まあ、当然だな。俺の異常な程低い体温に驚いたのだろう。
アーシア「つ、冷たい…。冷え性というやつですか?」
克己「いや、原因は分かっていない。まあ、常にこんな感じだ。」
桐生「まあ、こいつこんなんだけど良い奴だからさ。」
アーシア「は、はい!」
そして彼女はイッセーの方に走って行った。…なるほど。恋する乙女と言う奴か。しかし、あの変態に恋するとは、意外と癖がある女なのか…?
桐生「にしても、あんたって本当に冷たいわよね〜。彼女もヤる時、文句言うんじゃないの〜?」
克己「そんな事は無いさ。まあ、心で思っている事までは知らないがな。」
そんな感じで午前中の授業が終わると、塔城がいつもの様にお昼を誘いに来た為、共に屋上へと向かう。その時、丁度会長とも会った為、3人でお昼を食べる事にした。
小猫「大道先輩。私、明日から10日間合宿があるので学校へは来ません。」
克己「合宿?確か、オカルト研究部とか言ったな…。分かった。覚えておこう。」
小猫「私が来ないからと言って泣かないでくださいね?」
克己「悪いが、泣くのはガキの頃にやめたさ。」
ソーナ「確か、大道君は…」
克己「孤児だ。親に捨てられてな。一度調べて会いに行ったことがあった。そしたら、(来るな、化け物!)だとさ。笑えるよ。」
小猫「す、すみません…。軽い冗談のつもりだったんです…」
克己「気にするな。過去の話だ。さて、そろそろ休み時間も終わる。戻るぞ。」
俺は捏造した話をした後、教室へと戻る。合宿というのは、多分悪魔関連だな…。まあいい。俺も仕事が残っているしな。