ラグナドール 音撃の鬼   作:アパテー

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キャラシナリオ3人目、子泣き爺編となり……危ねえぇぇぇ!!(何処かから放たれた火炎弾を回避する)誰だ攻撃してきたの!?

「あなたが作者ですわね?何故急にキャラシナリオにしたのです?わたくし、出番をずっと待っていたのですが、どう落とし前をつけるのです?」

………逃げる!!

「逃しませんわ。泣いて許しを請うこともさせない程、可愛がってあげますわ…。」

作者と晴明勢の一人









子泣き爺編①男の友達

ーーー夜叉ノ國・滝夜叉姫の屋敷

 

「ふ〜む……。」

 

「子泣き…、何で俺の周りをぐるぐる回ってんだ?」

 

「いやあ、男だなって思ってさ!」

 

いや、理由になってないと思うんだけど…。そう思っていた時にのっぺらぼうが子泣きを茶化しに来た。

 

「また妙な事を言い始めた。」

 

「おぎゃあああ!またって何だよまたって!」

 

「今変な事を言ったというのは認めるのね……。」

 

イヅナの言うとおりだ、正直今言ったことだけでは理由になっていない。

 

「まさかお前、男に興味があるのか…?」

 

「そうそう男に興味が、っておぎゃあああ!?変な言い方すんなよ!?」

 

「悪い悪い、けど、ただ男だからって言われてもよくわからないんだが…。」

 

「そ、そうか。ほら、夜叉ノ國はちょっと女の人多いだろ?」

 

「確かに、滝夜叉姫様の周りにいる人は、女性が多いよね。」

 

イヅナの言葉に頷く。実際、滝夜叉姫の周りにいる男は俺と子泣きのみだ。……今はまだ全ての國を見ていないが、他も女性率高いのだろうか。

 

「レンキ様とこなちゃんだけ、かな。男の人。」

 

「子泣きは男に数えない。だから男はレンキ一人。」

 

「おぎゃあああ!!そこは!数えろよ!!」

 

子泣きよ、必死になるな。そういう相手は受け流さないといかんよ。

 

「それは兎も角としてだ!だから俺は、男が増えて嬉しい訳だ!」

 

「言いたい事はわかったけど、それほど気にするような事?」

 

「俺にとっては大事なんですぅ〜!レンキ!お前を名誉ある俺の男友達第一号に認定しよう!」

 

……そもそも、ここまで一緒に戦ってきたのだから、もう友達のような気もするが……。少しイジるか。

 

「……遠慮しようかな?」

 

「おぎゃあああ!?そんなこと言うなよ男だけの秘密の場所に連れてってやるから!」

 

「男だけの秘密とは……?」

 

「ちょっと子泣き。」

 

「初めての男友達なら、一緒に秘密にする人いなかったんじゃ?」

 

ぬりかべ、それは言っちゃいけない。結構ダメージ食らうから、子泣きが。

 

「うぐっ。だ、だからこれからはレンキがいるんだよ!」

 

「男の子じゃないと駄目なの?私達もこなちゃんのお友達だよ?」

 

「我が同胞もぬりかべよ、かの遊戯は竜巻の如き危険な代物。女性を連れて行く訳にはいかぬのだ。」

 

遊戯で竜巻……何かが回る遊びとなると、コマか?幻妖界にはあまり横文字での表現がないなら、ヨーヨーとかはない…と思う。

 

「女性は駄目とか言う問題ではないでしょう!レンキ様を連れて行ってはなりません!」

 

「イヅナの言うとおり、男だけの遊戯だなんて見損なった。」

 

「えっ?イヅナちゃん、のっぺちゃんどうしたの?」

 

「…なんか誤解されているような…。」

 

変な所に行くんじゃないかとか思われそうなんだよな、男だけの遊びって言われると…。

 

「なんだよ、レンキと二人で下町に遊びに行くくらいいいだろ?」

 

「花町に遊びに行く!?」

 

「だめ、絶対。」

 

やっぱり誤解されてた!いかがわしい所に行くんじゃないかと思われてた!子泣きはなんで止められているのか理解していないようだ…。

 

「え?え?なんでだよ、レンキだって遊びたいよな?」

 

「…そういえば何で遊ぶのか聞いていなかったんだが、何するんだ?」

 

「そりゃあ、男の遊びって言ったら決まってるだろ!ベーゴマだよ!」

 

「……えっ?ベーゴマ?」

 

イヅナが困惑しながら言う。そりゃあいかがわしい所に行くかと思ったら、普通に遊ぶだけとなったらそうなるだろう。

 

「この前、俺の秘密基地の近くに、ベーゴマに丁度いいすげー平らな岩を見つけたんだよ!でも、ベーゴマって一人でやってもつまんないだろ?一緒に遊んでくれる奴探してたんだ!」

 

「まあ、女の子がベーゴマで遊ぶ事はないもんな…。」

 

「あれ?イヅナちゃん、のっぺちゃん、どうしたの?」

 

イヅナは誤解していたからか少し恥ずかしそうにしているが、のっぺらぼうはいつもと変わらないような感じだ。…お面で表情がわからないのもあるが。

 

「いやっ、なんでも……。なんでもないからぬりかべは知らなくていいかな。」

 

「子泣きは男じゃない、忘れていた。」

 

「おぎゃああああ!!急になんだよ!!」

 

「頼むからのっぺらぼう、あんまり子泣きをいじめんな。久しぶりにベーゴマやるのは楽しみだ。」

 

「ホントか!?よっし、負けないからな!!」

 

「ふふ、楽しそうだね。二人共行ってらっしゃい。」

 

ぬりかべに見送られ、俺たちは滝夜叉姫の屋敷をあとにする。久しぶりに遊ぶんだ、思い切って楽しもう。




ベーゴマの結果

「どうだレンキ!俺のベーゴマ裁きは!!」

「……嘘だろ…こんなの……?」


久しぶりだったからか、全敗してしまった……。おかしいな、響鬼さん達もベーゴマやってて、それなりに勝っていたんだが……。
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