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動画:10本
「ショッキン〜ウェーブ!ようお前ら、ショッキンだ!」
ショッキンチャンネルの主、ショッキン(本名:幡ヶ谷 不動)はラフなシャツを纏い港にいた。
「先日、ツヴァイウィングのライブ事件の考察動画をしたんだけど、その共謀者候補が分かった。」
映像には前回の動画のダイジェストが流れていた。
しかも、「概要はここをクリック」というものまでついていた。
「前回、俺はアーティスト協会とハチ公さんそして風鳴家の内ゲバを原因に挙げたんだが、今回はアーティスト協会に注目しようと思う。
実は最近忘れられがちなある事件に偶然俺が触れちまったんだよ。それが、これ!」
映像に出てきたのは邦人少女失踪の話題が載った新聞記事だった。
「南米の国に行ってた音楽家一家のうち娘だけが帰ってきたって言うこのニュース!偶然にしちゃタイミング重なりすぎじゃね?
この記事って、宿舎の移動後に行方不明になってるんだよ!未成年の誘拐で世間は片付けるだろうがこの俺は違う!」
柵をバンと叩く。
「この事件とツヴァイウィングの事件は間違いなく、つながっている!
理由としては紛争地にいた世界的に有名な音楽家の娘をさらう意味があるのかよってことになる。けど、前回の動画の三つ目に俺が言ったことを思い出してくれ」
前回の動画のシーンが流れるとホラー要素を持った曲が流れた。
「そう俺は歌をエネルギーに変える実験をしてたって言ったんだよ。アーティスト協会と風鳴家、ハチ公を別々に前回は紹介したけどこの事件はそのうちの風鳴家の陰謀によるものなんだよ」
「構図はこうだ。風鳴A派は素人のツヴァイウィングを売り込み、十分な名声を得てから実験をさせようとしたんだがB派はそれに反対。ネームバリューがありそうな娘を誘拐し、その後A派の妨害としてライブ事件を引き起こしたんだよ!」
「そして今もそのB派が実験をおこなっているんだよ!もし、ハチ公さんがそのB派にいたとしたらこの事故は国絡みの陰謀ということになります!!」
緊迫したSEが流れ、ショッキンの顔がアップされた。
「だってさあ、普通に考えてみろよ?この親子頭おかしいんだよ!
小さい娘を託児所にも預けずにぃ?紛争地いかせるとか虐待もいいとこ。
娘がこうなったのはこの子の両親が悪い!風鳴の派閥以外にもこの子の両親がクソだから娘が苦労してるんだよ!おい両親見てるか?お前らの娘はお前らが頭おかしいせいで苦しんでんだぞ〜!!」
手を勢いよく突き出して死んだ人間を罵倒する。
「最後に、この少女__仮にCさんと名付けましょうか?
彼女は気の毒だよ…親を殺されわけわっかんねえ大人に利用されて…」
するとショッキンの目に涙が浮かぶ。
「Cさん、見てるか?ほんとに…生きててくれ!悪りぃ大人の操り人形になんか、なるんじゃねーぞ。大人を頼れ!なんなら俺が救ってやる!Cさん…死ぬんじゃねえぞ!!」
そう言って動画は終わった。
「ねえ…ただのお芝居にしてはわざとらしくない?」
ショッキンとは別にスタッフがボヤく。
「いいんだよこういうので!どうせ生きてるかもしれねえし死んじまってるかもしれねえ奴に対して同情の声あげときゃ大体のやつはころっと引っかかんだよ!」
「そうだろうけど…正直、怖いよ」
「は?」
スタッフに対してショッキンが首を傾げる。
「だって国の問題とか言ったら絶対もみ消されるよ?最悪俺たちや切り抜きやってる人も存在を消されたりして…」
「大丈夫だ!切り抜き動画を作った奴らともすでに連絡を取ってそこんところは用心するように言ってある。
そして俺に何かあったら二代目を名乗って活動するように直談判しといた。だから俺を消しただけじゃ終わらねえよ」
「そういう問題かなぁ…」
「俺たちの冒険は…ここからだぜッ!!」
1人歓喜しているショッキンだったが、スタッフの懸念は当たっていた。
黒服の人物が遠くから部屋の様子を観察していたのだ。
「どうしますか?」
「監視対象にしよう。今のところは国家の秘密を外部に漏洩させてはいないし、今の組織には彼に割く分の労力はない。それよりも事件の後始末や行方不明の彼女の捜索が優先だ」
「分かりました」
黒服の人物はその場から車に乗って離れていった。
運良くスルーされたことには全く気づかないショッキンであった。
基本的にこの小説は今のところ
前半:動画
後半:動画投稿後の話
の二部でやってこうと思います。
あと今回、実際のYouTuberさんたちがやってるようなことを入れてみました。初めて使うものでしたのでここでちょっと時間がかかりましたが次はうまく使いこなしてみようと思います。
緊急 新たなアシスタント候補を募集します。視聴者(読者)の意見を参考にしたいので以下の4人の候補からこれだと思った方を選んでください
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地雷系
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おバカ系
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ナルシスト系
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ミステリアス系