「よぉお前ら。俺だ」
暗い部屋の中ショッキンがカメラを回していた。
「今、信者のうちの1人から情報リークを受けた場所にいる。廃病院みたいな所らしいがどうやらここは、人が次々と失踪しているって噂だ。今アシスタントと一緒に潜入している」
暗い廊下は風の音だけが聞こえていた。
「とりあえず潜入は済んだが、聞こえてるか?」
ショッキンが口元に指を立てた。
「風の音とはまた違う物音が聞こえてるんだ。みんなも聞いてくれ」
周囲にズシンズシンという音が聞こえている。
「間違いない、この廃病院が奴らの隠れ家だったんだ。
… すまんが一旦切るぞ。後日改めて潜入の成果を公開する」
数日後…
「ようお前ら!先日は心配かけさせたな。実は俺とアシスタントはマリア達の情報を掴んだんだ。これを見てくれ」
その写真は遠くから撮影されたものだったが、そこにはマリア以外に2、3名の人物がいた。
「どうやらマリアはテロ組織の幹部として活動していたんだ。なんとか撮影を試みたんだが、全員顔がブレちまった。申し訳ない、見つかる訳にはいかなかったんだ」
「けど、これで組織の構成は少なくとも女性4人だってことがわかった!」
「それをもとに新たに考察したんだが、今度の組織もヤバい」
「ガタンガタン揺れてるのがわかってすぐにその原因を調査したんだ。残念ながら見張りが出てきたせいで映像や写真は撮り損ねちまったが、アレは明らかに機械の音なんかじゃなかった。生物の唸り声だったんだよ!
つまりフィーネを名乗る組織は生物兵器を密かに製造し、テロ組織に密売しようとしているんだよ!!」
ショッキンが机をバンと叩いて告げる。
「しかも奴らは移動手段として飛行船を利用していたことも分かった!残念ながらその飛行船自体も謎の技術であっという間に透明になっちまった!これがその証拠だ!!」
映像には遠くで飛んでいた飛行船が映っていたが、突然姿を消してしまったことが確認された。
「この飛行船はステルス飛行が可能なんだよ。だから今まで俺たちは気づかなかったんだ!だからお前ら気をつけろよ?このままじゃ世界中が奴らの奇襲を受けるぞ!
今のうちに安全確認をしておけ!自分の身は、自分で守ろうぜ!!」
時は再び数日前に戻る。
「よし、こっから行くぞ」
「まかしとけ」
3人は下水道から侵入し、病院の敷地内に入り込んでいた。
「いいかこっからは慎重に進むぞ。俺もハンドシグナルみたいなのするから適当に頼む」
「オッケー」
ダクトを経由して部屋の様子を確かめ、適当な部屋に出るとそこは格納庫らしきところだった。
「これは…!」
巨大な飛行船が見つかっていた。しかもそこには作業している女性らしき人物が確認された。
「ねえ、どうするの?」
「隠れろ!」
物陰などに身を隠し3人は飛行船を密かに撮影していた。
「幸い夜明けごろに確認できたけどこれって…」
すると突然飛行船が発進した。
「モリアキさん頼む!」
「ああ!」
モリアキの手で飛行船の映像が撮れたが途中で何故か姿が消えてしまった。
「嘘だろ…」
「とりあえずここに監視カメラはないみたい。早く脱出しよう」
その時、ドンと大きい音が響いた。
「なんだ今の!」
倉庫から廊下に入ったショッキンたち3人は近くの部屋に入った。
「たまたまモニター室に入れてよかったね…」
「カメラはねえよな?」
辺りを見回すが、特にそう言ったものは設けられてはいなかった。
「ねえ見て!」
部屋にあったモニターに写っていたのは紫の光の折に閉じ込められている生物だった。
「なんだよこれ…明らかにおかしいぞ」
「ひょっとして生物兵器か!?」
「やべえな、早い所ずらかるぞ!こんなの見ちまったら…俺たちは!」
部屋のドアが開いた。
「おや?侵入者が…「どきやがれ!!」」
白衣の男を突き飛ばして3人は足速にその場から逃走したのだった。
「やべえもん掴んじまったぞ!こりゃ大ニュースだ!世間が一気に動くぜ!!」
車を走らせ3人は病院から離脱した。
緊急 新たなアシスタント候補を募集します。視聴者(読者)の意見を参考にしたいので以下の4人の候補からこれだと思った方を選んでください
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地雷系
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おバカ系
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ナルシスト系
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ミステリアス系