「よぉ、俺はめっちゃ怒ってる」
「先日都内の神社で放火及び破壊をした奴がいただろ? そいつはどうやらSONGの奴らがどうにかしたらしいが、俺がそれ以外でめちゃくちゃ怒ってる!」
いつになく怒り心頭なショッキン、その物言いはおふざけが全く見られず真剣そのものだった。
「あの赤いやつは仮に赤だるまと命名した。あの赤だるまはこともあろうに神聖な場所で放火、建築物破壊おまけに酔っ払ってやがった!
情報提供者からは女の子の形をした酔っ払いのだるまって言われてたが俺はそれを知ってめちゃくちゃ怒ってる」
「そもそも、文化財を荒らすなよ! それ直すのにどんだけ苦労すると思ってんだよふざけんな!!」
「俺はな? 文化財に関しては国や人が大事にしてたもんなんだって思ってる。だから赤だるま、お前何やってんだよ」
ショッキンが項垂れる。
「もう、お前みたいな奴が現れないのを願ってるよ。マジで罰当たりなことをしてるんだよ、聞いてるか? 赤だるま!」
「お前にバチが当たっても、遅えからな!」
画面にショッキンの顔が近づいた。
「さて、考察を進めようか」
一転して冷静な表情を浮かべた。
「この赤だるまに関してはムカつくけど……
俺はこいつがあの魔女とサキュバスの共犯者だと見てる。火を操り、神聖な神社を焼くことで東京中に邪気を漂わせて魔王復活の準備を進めていたんだよ!!」
「まず、新宿の龍脈は地を鎮める役割がある。しかもあの神社は龍脈の流れのすぐ近くに位置している。地脈の流れを乱して邪気を中心地でもる新宿にに集めようとしてるんだ。
その証拠に、先日茨城県で発生した神社の倒壊事件があったろ?あれにも関与してるんだよ。あれも龍脈の流れに沿った位置にある神社だ。汚れをある程度東京に流し込んで龍脈を汚染させればあとは蓋をするだけ。もう魔王誕生のシナリオは整った。
だから魔王は新宿に現れるんだ。そっから日本の征服を始めるぞ。ノイズなんかよりももっと恐ろしい魔王が今に現れるぞ!避難準備を怠るなよ……マジで頼むぞ!!」
ある日、都内の神社にて放火事件が発生した。その首謀者がアルカノイズの登場と共にそれを指示していたのだ。情報提供を受けた場所の調査をしていた。
「ひでえな……鳥居がボロボロだ。おまけに石畳まで削れてやがる」
「いつもここには初詣してたし屋台で豪勢に晩飯動画とかやってたけど……こりゃ今年は無理そうだね」
「チックショーが! 毎年の楽しみ取るとかふざけんな!!」
苛つきながらその場で地団駄を踏んだ。
「ねえ、今日の動画はどうするの?」
「もちろんこいつを動画にするぞ。犯人にメッセージ残さなきゃ気が済まねえっての!」
早足でその場から去ろうとしたが何かにつまづいてしまった。
「んだよ!」
足元に落ちているものを拾うと灰色の棒状のものが落ちていた。
「なんだこれ? 神社の破片か?」
「なんか違う感じだね。ちょっと持ち帰ってみる?」
「は? 要らねえからな、お前が管理しろよ」
「うん」
棒状の物を拾うと2人は車に乗り、帰宅の途についたのだった。
「そういえば最近青サキュバスの姿も魔女も見ないね、どうしてだろ?」
「俺様の動画にビビったんじゃねえの?」
「そうかな、二課__っていうかSONGがどうにかしてたんじゃない?」
「まーさか、アイツらはノイズと昔のガラクタ専門だろ? 妖怪なんか専門外だろ」
「そっかぁ、そういえば今日モリアキさんが娘に会いにいったみたいだよ」
「ふーん……」
「何その態度、心配じゃないの?」
「俺、ああいう娘が一番苦手なんだよな。
中途半端に明るいとか付き合ってて一番冷めるんだよ。そんで悪ノリして周囲を白けさせるタイプだし」
「でもそれってショキさんの偏見じゃない?
やっぱり多少はモリアキさんと似てるところとかあると思うよ」
「じゃあなんだよ、その似てるところって」
「うーん……妙に図々しいところとか?
初めてインタビューしようとしたらその後勝手に家に住み始めたじゃん」
「ああ、あの辺か。とりあえず、もう帰ってるはずだろうから話でも聞くか」
「うん、そうしよう」
車が加速を始めた。
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