目に焼き付けよ我が勇姿(物理)   作:ゴリ押しこそ至高

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夢見 ウグイス
主人公の姉、永遠のボケ側
ディフェンダー第4支部支部長。
味方サイド最強…というかもはや今の考えてるストーリーじゃ作中最強。
スタイル良し、仕事も有能、作中最強とかいうチートキャラ。
欠点を作る為に身内相手にはアホになっていただくしか無かった。


固有魔法「はんぶんこ」
なんでもかんでも二分の一にできちゃうブッ壊れ魔法。

敵の耐久値、はんぶん!で装甲一気に削れるし、
敵の血液、はんぶん!で一発出血多量勝利できちゃうし、
敵の数、はんぶん!で敵の大群が半分きっかり即死する。

ただし、自分の魔力も全体の二分の一持っていかれるので、魔力の回復手段が無い限り万全の状態からでも二回しか撃てない。

射程は大陸の「はんぶん」に及ぶ。

しかし射程内であっても対象の情報が無ければ指定出来ないので、第4支部は必然的に情報を集めやすい固有魔法を持った人材を多く求めている。

例えば「遠視」などが求める人材である。


2話

『一同、着席!……これにて入学式の全プログラムを終了します。新入生の皆様は、11時半に教室に集合して下さい』

 

(ああ……入学しちゃったよ………大丈夫なのか本当に)

 

結局、あれからウグイスは7時間も駄々をこねた。

 

…………支部のロビーで、支部のトップが、7時間も、誰が来ようとも、である。

 

結局はマコトが折れて、条件付きで入学を認めた。

 

条件は

『固有魔法申告は魔砲眼ではなく、あくまで遠視の方で申告する事』

『その事がバレないように、最大限の協力をする事』

の二つ。

 

その話が終わってからわずか半日で、ウグイスの権力であれよあれよと入学手続きが終了した。

 

(絶対に許可得る前から準備してたな…なんて姉だ)

 

流石の速度、やはりアホの子なのはプライベートの時だけで、事務作業含むお仕事に関してはとても優秀なのである。

 

「いやあ、入学おめでとう弟よ。新生活の第一歩の気分はどう?」

 

「最悪に決まってるだろうが元凶め。保護者席でにこやかに愛想振り撒きやがってよお!」

 

「ダメだよマコト。前に集中しなきゃ」

 

(コイツ……!)

 

身内が数時間駄々をこねるという地獄を脱する為に許可を出した事を、早くも後悔しているマコト。

 

正直魔物よりも目の前の女に殺意が湧いている。

 

せめてデコピンだけでもと思ったが、時間が迫っている為に怒りを抑えて教室を目指す。

 

ウグイスが雑談を振ってくるが、せめてもの八つ当たりとしてガン無視を決め込む。

 

だが、無視出来ない内容が会話に出てきた。

 

「あ、そうそう!明日から始まる作戦立案シミュレーションの内容、一発目はわたしが作成したやつだから楽しみにしててよ!」

 

「ゑ?」

 

「わたし、支部長なので!」

 

支部長お手製の作戦立案シミュレーション課題、一般生徒ならどんな内容なのかとワクワクドキドキだが、今まで姉の持ち帰りの仕事にあったガチの作戦の内容を見てきたマコトは違う。

 

そう、知っているのだ。

 

この女は基本的に定型文しか書かない挙句に、その内容は超脳筋である事を!

 

『自分の固有魔法を撃てるだけぶっぱして、集中砲火を浴びせる』

 

この1択なのである!

 

そして何が酷いって、第4支部で立てられる作戦の中で最強の作戦はこれなのである!

 

ウグイスが凶悪固有魔法すぎて、ウグイスの魔力をあらゆる手段で回復させるのがつよつよムーブすぎるのだ。

 

副官の固有魔法もウグイスと相性が良すぎて、もはやこれ以外の作戦立てられんの?状態である。

 

つまり……

 

「いや……模範解答の欄が絶対参考にならないと思うんだけど」

 

支部長殿は心外だったらしい。がっつり拗ねた。




以上、ウグイスの能力がどんなものなのか?

そして、どのように運用されているのか?

この二つの説明回でした。まあ早い話が

『作中の味方最強キャラはウグイス』

というのがわかっていただけると幸いです。
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