仮面ライダー×プリキュアシリーズ   作:風見健

7 / 8
第三話 「命を懸けてでも」

裕也は雄吾と共に公園へ来ていた。

 

クウガ「超変身!」

 

裕也はマイティフォームからドラゴンフォームへとフォームチェンジした。

 

クウガ「これが青いクウガ、ドラゴンフォームか」

 

雄吾「他のフォームにもなってみろよ」

 

クウガ「超変身!」

 

今度はドラゴンフォームからペガサスフォームにチェンジする。

 

クウガ「緑だ。無茶苦茶音がうるさいんだけど」

 

雄吾「聴覚が優れてるからだろ」

 

クウガ「もう一回」

 

今度はペガサスフォームからタイタンフォームにチェンジした。

 

クウガ「紫だ。それに胸板も硬い」

 

雄吾「防御が高いからだな」

 

クウガ「そしてもう一つ」

 

最後にタイタンフォームからアメイジングマイティへとフォームチェンジした。

 

クウガ「これがアメイジングマイティか」

 

雄吾「恐らくライジングフォームやアルティメットフォームにもなれると思う」

 

クウガ「雄吾はやけに詳しいよな」

 

雄吾「昔DVD借りて見たことあるんだよ」

 

クウガ「あー、そういうこと」

 

カチャッ

 

裕也「おかげで大分理解できてきたよ。使い方とか」

 

雄吾「かなり都合のいいことだけどな」

 

裕也「そういえば拓斗はどこ行ったんだ?」

 

雄吾「ひかりちゃんと買い出しに行ってる」

 

裕也「好きだなあ、あいつも。いっそのこと告白しちまえばいいのに」

 

雄吾「お前はどうなんだよ」

 

裕也「何が?」

 

雄吾「なぎさちゃんのことだよ」

 

裕也「なぎさちゃんは・・・・・まあ、気には少しなってる。向こうはどうだかわからないけど」

 

その頃、なぎさとほのかは道中で行われていた試飲会に出くわしていた。

 

女性「さあどうぞ、新作の試飲会をやってるんです。是非飲んでいってください」

 

なぎさ「じゃ・・・じゃあ・・・んんっ!」

 

ほのか「なぎさ大丈夫!?」

 

なぎさ「甘くて美味しい!!ほのかも飲んでみて!!」

 

ほのか「じゃあ・・・本当!!凄く美味しい!!」

 

なぎさ「でしょ?」

 

メップル「なぎさばかりずるいメポ!」

 

なぎさ「こら、人前で喋らないでよ!」

 

女性「フフフ・・・」

 

すると二人のカバンに何か黒いものが入り込み、ハートフルコミューンを持ち去っていく。

 

ミップル「ほのかー!」

 

ほのか「え!?ミップル!?」

 

女性「チッ・・・!」

 

なぎさ「ない!」

 

ほのか「これは一体」

 

女性「ばれたら仕方ない!!」

 

女性の正体はポイズニーであった。

 

ほのか「あなたは!?」

 

ポイズニー「昔の手に引っかかるなんてとんだ間抜けね」

 

なぎさ「返しなさいよ!!」

 

魔女「そうは行かないよ!!」

 

ビブリス「ポイズニー、お前にしては上出来だ」

 

ほのか「あなたたちまで!?」

 

魔女「変身できないプリキュアなど赤子の手をひねるも同然、この場で二人まとめて始末してくれる!!」

 

なぎさ「(やられる!)」

 

そこへバイクが走り込んできた。

 

ビブリス「何!?」

 

ポイズニー「あいつらは!?」

 

クウガ「間に合ったな」

 

アギト「ああ」

 

ほのか「雄吾君!?」

 

なぎさ「どうしてここに」

 

クウガ「それは俺たちが・・・・・仮面ライダーだからだよ」

 

なぎさ「言ってる意味がわかんない」

 

クウガ「あれ・・・」

 

アギト「メップルとミップルは返してもらう!!」

 

雄吾はベルトの左側をタッチするとベルトからストームハルバードが出現し、ストームフォームにチェンジした。

 

アギト「ていっ!」

 

雄吾はストームハルバードを振り回して風を巻き起こした。するとハートフルコミューンが宙に舞い上がる。

 

メップル「メポー!」

 

ミップル「ミポー!」

 

アギト「裕也!」

 

クウガ「超変身!」

 

裕也はマイティフォームからドラゴンフォームにチェンジしてジャンプした。

 

ポイズニー「させないよ!!」

 

ポイズニーたちが邪魔をしようと飛び上がるも、雄吾がハルバードスピンを放って妨害した。

 

クウガ「よし、取り返したぞ。二人とも!!」

 

裕也はハートフルコミューンをキャッチし、なぎさとほのかに投げ渡した。

 

ミップル「助かったミポー」

 

なぎさ「ほのか」

 

ほのか「うん!」

 

なぎさ・ほのか「デュアル・オーロラ・ウェイブ!」

 

ブラック「光の使者、キュアブラック!」

 

ホワイト「光の使者、キュアホワイト!」

 

ブラック・ホワイト「ふたりはプリキュア!!」

 

ホワイト「闇の力のしもべたちよ!」

 

ブラック「とっととおうちに、帰りなさい!」

 

ビブリス「チッ・・・!」

 

その頃、時を同じくして拓斗とひかりの前にベルゼイ達が姿を現していた。

 

龍騎「ひかりちゃん、下がって」

 

ベルゼイ「シャイニールミナスを倒せば、プリキュアは大幅に弱体化するはず。先ずは確実に一人倒す!」

 

龍騎「させるかよ!」

 

カシャッ  ソードベント

 

龍騎「これでもくらえ!!」

 

拓斗は龍舞斬を放つもジュナが竜巻を起こして宙に舞い上げた。

 

レギーネ「たーっ!」

 

レギーネが拓斗を地面に向かって殴りつけた。

 

龍騎「くそっ」

 

ジュナ「うおーっ!」

 

ポルン「ひかり、変身するポポ」

 

ひかり「ルミナス・シャイニング・ストリーム!」

 

ルミナス「輝く生命、シャイニールミナス!光の心と光の意志、全てを一つにするために!」」

 

カシャッ  ガードベント

 

拓斗はドラグレッダーを纏い、竜巻の盾を発生させた。

 

レギーネ「こんなものー!」

 

ジュナ「シャイニールミナスー!!!」

 

ジュナがひかりに殴り掛かるも、ひかりはジャンプして距離を取った。

 

ジュナ「ちょこまかと」

 

龍騎「だったら次は」

 

拓斗がアドベントカードを使おうとしたその瞬間・・・・・

 

ベルゼイ「もらった!」

 

龍騎「しまった!!」

 

アドベントカードを取られた瞬間、ブランク体に姿が変わった。

 

龍騎ブランク体「これは・・・!?」

 

ベルゼイ「もしやと思って観察していたが、やはりこれが力の源のようだな」

 

レギーネ「はあーっ!」

 

シャイニールミナス「キャーッ!」

 

龍騎ブランク体「ひかりちゃん!」

 

カシャッ  ソードベント

 

龍騎ブランク体「よし、これで戦える。うりゃーっ!」

 

パキーン

 

拓斗はライドセイバーで切りかかるも折れてしまった。

 

龍騎ブランク体「ゲッ!?折れた!?」

 

ベルゼイ「バカめ!」

 

龍騎ブランク体「うあっ!」

 

ジュナ「どうした?攻撃してこないのか?」

 

ベルゼイ「どうやらシャイニールミナスに戦闘は無理のようだな」

 

龍騎ブランク体「これ・・・・まずい・・・・!!」

 

その頃、なぎさたちは・・・・・

 

ホワイト「プリキュアの美しき魂が!」

 

ブラック「邪悪な心を打ち砕く!」

 

ブラック・ホワイト「プリキュア・マーブル・スクリュー・マックス!!」

 

ビブリス「こんな攻撃」

 

魔女「引き上げるよ!」

 

ビブリス「何!?」

 

魔女「作戦が失敗した以上、一度出直す!」

 

ビブリス「チッ」

 

ポイズニー「これで終わったと思わないことね!」

 

クウガ「逃げた・・・」

 

アギト「だけど空がまだ曇ったままだぞ?奴らは逃げたのに」

 

ブラック「もしかして」

 

ホワイト「まだ他にも」

 

龍騎ブランク体「ひかりちゃん逃げて!」

 

ジュナ「どけー!」

 

カシャッ  ガードベント  パリーン

 

拓斗が出したライドシールドはジュナのパンチで割れてしまった。

 

龍騎ブランク体「一発で割れた!?」

 

ジュナ「これなら簡単に倒せるな」

 

拓斗はジュナとレギーネを抑え込んだ。

 

ジュナ「放せ!この!」

 

レギーネ「放しなさい!」

 

龍騎ブランク体「早く逃げて!俺が時間を稼ぐから!」

 

シャイニールミナス「でも!」

 

龍騎ブランク体「早く!」

 

ベルゼイ「自己犠牲という奴か、愚かな」

 

龍騎ブランク体「行かせない!!」

 

ベルゼイ「ならば先に始末してやろう!」

 

ベルゼイが拓斗に膝蹴りをくらわした。

 

龍騎ブランク体「がはっ!」

 

ルミナス「このままじゃ・・・」

 

龍騎ブランク体「(ここでひかりちゃんを死なせるわけにはいかない。命を懸けて守り抜いて見せる!)」

 

ベルゼイ「そんな貧弱な力では何も守れはしない!」

 

ベルゼイが拓斗に雷撃を落とした。

 

龍騎ブランク体「くっ・・・・うっ・・・・」

 

ベルゼイ「お前たちがどれだけあがこうともいずれ全てが闇へと消えるのだ」

 

龍騎ブランク体「闇がどんなに深くたって・・・・一筋の希望は必ず残る!!」

 

ジュナ「黙れー!!!」

 

ルミナス「ルミナス・ハーティエル・アンクション!」

 

ジュナ「何!?」

 

レギーネ「これは!?」

 

ベルゼイ「闇の力を中和したのか!?」

 

ルミナス「拓斗さん!」

 

龍騎ブランク体「ひかりちゃん・・・今のうちに」

 

ひかりは拓斗を引きずってその場を離れようとする。

 

龍騎ブランク体「俺はいいからひかりちゃんだけでも」

 

ルミナス「そんなことできない!!」

 

龍騎ブランク体「ひかりちゃん・・・!?」

 

ルミナス「拓斗さん一人を置いて私だけ逃げるなんて・・・できるわけないじゃないですか!!」

 

龍騎ブランク体「ひかりちゃん・・・」

 

ベルゼイ「逃がしてたまるか!!」

 

クウガ「拓斗!!」

 

ベルゼイ「ん!?」

 

そこへ裕也たちが到着した。

 

アギト「お前・・・なんでブランク体になってるんだよ」

 

龍騎ブランク体「カード取られた・・・・」

 

アギト「そういうことか」

 

ベルゼイ「そういうことだ。そうだな、これとシャイニールミナスを交換するというのはどうだ?」

 

ブラック「そんなこと!」

 

ホワイト「させるわけないでしょ!」

 

なぎさとほのかが駆けつけて二人で飛び蹴りをくらわした。

 

ベルゼイ「しまった!」

 

クウガ「アドベントカード!」

 

裕也がアドベントカードをキャッチした。

 

クウガ「取り返したぜ」

 

龍騎ブランク体「助かった」

 

クウガ「お前ら許さねえ!」

 

アギト「おい待て!裕也!」

 

裕也がベルゼイに殴り掛かるも、ピクリともひるまなかった。

 

ベルゼイ「なんだ、これは?」

 

クウガ「パンチが弱い・・・!?」

 

アギト「ドラゴンフォームはパンチ力ないんだよ!!」

 

クウガ「そうだったっけか」

 

アギト「これを使え!」

 

雄吾がストームハルバードを投げ渡し、裕也はそれをドラゴンロッドに変化させた。

 

クウガ「こっからが本領発揮だ!!」

 

ベルゼイ「それはこちらのセリフだ!!」

 

ベルゼイ達が集まり、同時に黒い破壊光線を放った。

 

クウガ「攻撃が間に合わない!!」

 

裕也は全員の前に立った。

 

アギト「やめろ!ただでさえ耐久力の低いドラゴンフォームで!」

 

クウガ「うあああああああああ!!!」

 

ブラック「そんな!?」

 

ベルゼイ「バカめ。このまま押し切るぞ」

 

クウガ「負けられない・・・こんな所で負けるわけにはいかない!」

 

龍騎「助けないと!」

 

アギト「待て!下手に手を出しても一緒に巻き込まれるだけだ!」

 

龍騎「だけどこのままじゃ死んじゃうだろ!!」

 

ブラック「ゆ・・・・裕也―――――!!!!!」

 

なぎさが叫んだその瞬間、ベルゼイ達の攻撃がかき消された。

 

ジュナ「なんだ!?何が起きた!?」

 

レギーネ「見て、あれを!」

 

ベルゼイ「何!?」

 

ホワイト「何が起きたの・・・・・はっ!?」

 

五人はその姿に驚愕した。裕也はアルティメットフォームになっていたからである。

 

龍騎「あれは!?」

 

アギト「クウガの最強形態、アルティメットフォームだ。まさか命の危機に反応してなったとでもいうのか・・・・・!?」

 

クウガ「黒くなった・・・・・これがアルティメットフォームなのか」

 

ジュナ「それがなんだと言うんだー!!!」

 

ベルゼイ「よせ、ジュナ!」

 

クウガ「ふんっ!」

 

裕也は突っ込んできたジュナを思い切り殴り飛ばした。

 

ジュナ「ぐあっ!」

 

レギーネ「調子に乗るなー!」

 

クウガ「凄い力だな」

 

裕也は腕の棘を伸ばして斬撃を放った。

 

レギーネ「くうっ!」

 

ベルゼイ「まさかこのようなことになろうとは」

 

クウガ「はあっ!」

 

裕也が手をかざすとベルゼイの体が発火した。

 

ベルゼイ「ぐああああああああ!!!!!」

 

ブラック「凄い・・・」

 

アギト「アルティメットフォームはライダーの中でも最強クラスだからな」

 

ベルゼイ「こんな攻撃でー!!!」

 

ベルゼイは炎を払いのけた。

 

ベルゼイ「はあはあ・・・」

 

ジュナ「どうする、ベルゼイ」

 

ベルゼイ「撤退だ・・・撤退するぞ!」

 

ベルゼイ達はその場から逃げ去った。

 

カチャッ

 

裕也「ホッ」

 

メップル「凄まじい力だったメポ」

 

ミップル「でもミップルは少し怖かったミポ」

 

雄吾「裕也、力に飲まれないように気を付けろよ?確かアルティメットフォームって理性をなくして生物兵器になる姿でもあるから」

 

裕也「そんなにやべえの、あれ」

 

拓斗「もしもそうなったら俺たちで止められるのか?」

 

雄吾「さあな」

 

後日

 

なぎさ「あれから大丈夫なの?」

 

裕也「特に問題ないな。力の加減がまだまだできないけど」

 

なぎさ「気を付けてよね?巻き添えは嫌だし」

 

裕也「気を付けるよ」

 

なぎさ「(あれ?なんで私・・・裕也のこと気にしてるんだろう。ってありえな~い!私には藤P先輩がいるんだから~!)」

 

裕也「ん?」

 

ひかり「あの・・・拓斗さん」

 

拓斗「ん?何?」

 

ひかり「ありがとうございます、助けてくれて」

 

拓斗「ひかりちゃんがピンチに陥ったらいつだって助けるさ」

 

ひかり「(なんだろう・・・この気持ち。胸のところが・・・ドキドキしてる)」

 

続く

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。