命の危険を感じてブラック企業を退職したのに…… 作:オリジーム
いやぁー意外と読んでる人がまだいてビックリしたのとランクインしててさらにビックリしました。まぁそのおかげでモチベが若干回復したので無理せず書いていこうと思うので応援よろしくです!
コメント返しはもう少しお待ちを、コメント返しの影響で頭の中のプロットが崩れるるるる。
海から迫る姿はまさにノルマンディ(裏)
どうも、命の危機にブラック企業を退職した途端北国に拉致られ、その後眠らされた後、眼前に広がる海が見える砂浜で友達? と一緒に再度目覚めたという状況に置かれた俺です。うん、一体どういう事なの?
「どこ、ここ」
「海よ」
わーお、シンプルイズベストな答えに思わずアルペジオ君ビックリだぜぇ。耳に響くは流れゆく波の音、思わず曇る空を見ながら海の向こうへと目を向けてしまう。思えばスカジとの出会いもこんな感じだったなぁ。
大怪我を負って記憶を失い、身一つでイェラグから国外追放を受ける前だったかな。まだフリーの傭兵だった俺はやることの無かったのでプラプラと日銭を稼ぎながらも当ても無い旅をしている最中の事だった。偶々その時はある依頼が原因で長く港町に滞在していたのをよく覚えてる。傭兵であるはずのなのに毎日のように漁の手伝いだの、市場の手伝いだので駆り出されてたからなぁ。剣を抜く仕事なんてそれまで一回も無く、どっちかと言うと便利屋さんとして町の人達からは頼られてたっけ。そんな日々を送っている時の事、町の人からの依頼で近くの浜辺掃除に向かい、ゴミなんかを回収している最中スカジと出った。
あの時彼女は砂浜の端っこにある海岸の上で歌詞の無い歌を歌っていた。綺麗な声で、何処か惹き付けられる声で。思わず聞き入ってしまうほどに。記憶を失ったばかりであった俺にとってソレは凄い衝撃な事で思わず心揺さぶられ、歌う彼女に何故ここで歌っているのかなどを問うことも出来ずにBGMにゴミ拾いの仕事してたなぁ。
「風が、気持ちいわね」
「……だな」
その後何の問題も無く仕事を終えてスカジもいつの間にか姿を消して居たけれど、その時点で彼女の何かを刺激したらしく俺の行く先々で彼女を見かけるようになった。漁を手伝いに海に出れば帰りの港に、市場を手伝えばじーっと何処からかこちらを伺っている姿、そして極めつけは俺がお世話になっていた場所へ宿を移したりと何と言うか不気味だった。接触は無いのに見られている、そんな状況が長らく続き、それに慣れ始めた頃唐突に彼女は俺の前へと現れた。
「スカジよ」
「アルペジオ……です」
その時はもちろん警戒した。だってよく考えてみろよ、ストーカーまがいの事をやってた奴が自己紹介と共に目の前に現れたんだ、誰でも警戒するさ。んで、要件を聞いてみると傭兵としてな依頼だったよう。なんでも俺の掃除していた浜辺に異変があったらしく、調査してこいとの事。そしてそのメンバーが俺とスカジだったので迎えにきたって話だった。いや、確かにあの掃除の依頼を請け負う時に何があれば力になるから言ってくれとは言ったけど、勝手に仕事を増やさないでくれぇ……ま、やるけどさぁ。
そして色々と準備した後二人で浜辺に行くと何とビックリ、大量のタコっぽい生き物たちによるノルマンディが開始されてたではありませんか! 異世界のタコすげー!
「まるで軍隊のようね」
「ひ、ふ、み……とにかくいっぱいだぁ(脳死)」
んで、明らかな異常でありこのまま放置すると考えると明らかに厄ネタになるであろう事象は流石に放置する事はできず、俺たちはタコどもを殲滅するべく動いたけど……なんて言うか、あんまり強くなかったなぁ。
多いのは数だけ、一体一体はあまり強くどころか全く強くなく俺の棒切れみたいな錆びて刃が欠けてる剣でも楽々に葬れるほど。でも逆にスカジは苦戦してたみたいだった。今考えるとおかしいよなぁ、アイツめちゃくちゃ強いのにこんな雑魚に苦戦するなんて。
そして1時間ぐらいかな、ボーナスタイムも流石に飽きてきて敵を倒しながら昼飯の事を考えてたんだけど、その時ピンッ! と来たんだよね。このタコもどき、タコみたいに食えるんじゃね? って。
それからは早かった。本気出して殲滅スピードを上げてタコを切り刻み終わると近くの岩場からちょうどいいサイズの石を用意して焚き火台を作ると着火、炎を安定させた後手持ちのフライパンを熱しながら海水で綺麗にしたタコもどきをそのままフライパンへin。真っ赤に染まったぐらいまで焼き上げるとパクリと一口……ん〜デリシャス! やはり俺の考えは間違ってなかったぜ。
「タコウメェ、スカジも食べる?」
「……いえ、私は辞めておくわ」
「美味いのに勿体無い」
その時知ったんだけどスカジはどうやら軟体動物的な生き物が苦手らしい。確かに斬りにくいし見た目怖いもんね、苦戦する理由も嫌悪が勝つからだろなぁ。その後、浜辺にタコが大量発生してたよーって依頼主のアンちゃんに伝えるけど信じてもらえず、異常無しと片付けられてしまった。まぁ確かにタコがノルマンディなんて信じられないし、あんな雑魚集団が来ても何ら影響ないだろうと俺も判断して事は片付いた。それから数日程度、俺は元々受けていた依頼の期限が過るまでスカジと行動を一緒にしていた。最初のストーカーまがいの行動こそ謎だったけど付き合ってみるとなんて言うか、普通。どっちかと言うとコミュ障に見える人見知りの不思議ちゃんって感じだったなぁ。
「スカジー、野菜屋のおばさんからにんじんもらったけど食べる?」
「まさか生で食べるわけじゃないわよね?」
「それこそまさかさ、ちゃんとキャロットスティックに加工済みさ!」
「なら、いただくわ……美味しい。見た目に反して本当に器用よね」
「うまうま」
そして、期限が過ぎたので依頼主に成果を報告する為その港町を離れるタイミングで彼女とは別れてそれっきりだったけど……まさかこんな形で再会するなんて全く考えてなかったからビックリだわ。そういえばあの依頼も変だったなぁ、なんでも
そんな風に昔を思い出してると彼女は立ち上がり、身の丈よりも大きい大剣を手にした。
「来たわ」
何だ? っと疑問に思いながらも彼女の見つめる先を見て見れ────―訳が分からないモノが存在した。
「い、イカァァァァァァ!!!」
ごめん、意味は分かるわ。アレは完全にでかいイカ、スカジとの初めて共同戦線? をはった時にあったようにでかいイカが単独ノルマンディしてやがる。多分アレってクラーケンって奴だろ! なんで単独ノルマンディなんかしてんだ、ジャンル違いだぞこのヤロー!
……アイツと戦うの嫌だなぁ、戦いにくいし調理しても大味過ぎて逆に不味いから戦うだけ損なんだよなぁ。
「行くわよ」
「え、ちょ!」
スカジはそんな俺の考えも知ってか知らずか突っ込んで戦いに行くけど────やっぱり一目でわかるぐらいには苦戦してる。そしてその最中チラチラと俺を見て……これはもしかしてアレか、苦手なモノの克服的な感じをしたくて俺を拉致ってここに連れてきたのか。まぁ、どう考えてもスカジって友達少なそうだし苦手な事を知ってる人は俺以外にいなそうだしなぁ。
「仕方ない、オーブ・オア・デット!」
何処かへと消えていた剣を呼び出し手に取るとイカへと構えながら俺は走り出す。
その克服、手伝ってやるかぁ。
剣の勢いがいつも通りで安心しながらも巨体を誇るイカへ、俺は斬りかかった。うん、やっぱりこいつ弱いわ。
※誰かさんに対する好感度表
・平均値
交流の無い一般龍門市民:0%
交流のある友人龍門市民:50%
交流のある親しい龍門市民:100%
恋愛関係にある龍門市民:150%
・交流のある人物達一覧
テキサス:?39%
エクシア:?82%
クロワッサン:??8%
ソラ:-999%
モスティマ:?90%
W:?00%
スカジ:?3?%
修道女:???%
マッターホルン:100%
シルバーアッシュ:143%
クリフハート:???%
プラマ二クス:?94%
ケルシー:?11
レッド:??1%
芋女:???%
シルクハットおじさん: ???%←new!
ランタンのお嬢ちゃん: ???%←new!
???:数えるのもバカらしいほど高い。
???:あんたら血が繋がってるだけに男の好みは同じですかぁ????
元カノ:測定不能
クエスチョンマークを取って欲しいキャラ
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モスティマ
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W
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プラマ二クス