霊夢side
私達は今異変の首謀者と思われる幽々子の元へ向かっていた。
「それにしてもどこを見渡しても桜しかないよなここ」
魔理沙の言うとおり視界に入る植物は桜しかない。
もう少し緑も欲しいところだわ...
そんなことを考えていると幽々子が奥の大きな木...
確か西行妖だったかしらそれを眺めていた。
「ねぇ幽々子、これはあなたの仕業かしら?」
「あら誰かと思えば博麗の巫女さんじゃない。そうよこれは私がしたのよ。妖夢に頼んで春の結晶を集めて貰っていたの」
「春の結晶...?」
「そう、これよ」
幽々子の手のひらには桜の花弁をした形のものがあった
「幽々子...あなたはこれを集めて何をしようとしてるの?」
私の中の本能が危険信号を発している...フランの時よりもずっと
「私はあの桜の木を咲かせたいのよ。あの下に誰かが埋まっているような気がしてね」
そう言って幽々子は西行妖を指さす。
昔紫から聞いたことがある...冥界の白玉楼には西行妖という桜の木がありそれは妖力を得た妖怪桜だという。
だが西行妖は幽々子の父を含む多くの人間の生気を吸って行き、
死を誘うようにもなってった。
その後西行妖は西行寺幽々子の死体を糧に封印され、何度春が訪れても咲かないようになっている。
幽々子はさっき誰かが埋まってると言っていたが幽々子は知っているのだろうか。自分の死体が埋まっていることを...
その封印を解くということは幽々子自身の消滅を意味する
「それなら尚更あんたを止めなきゃね!」
「私もやるぜ!」
私と魔理沙は幽々子に向かって弾幕を放つ。
幽々子は扇子で全てはじき、口元を隠して笑う
「なんでそんな必死なのかは分からないけど邪魔するなら容赦しないわよ!」
「亡舞「生者必滅の理」」
幽々子は飛び上がり後ろに大きな扇子が現れる
そこから放たれる弾幕は尋常じゃない数だ
「これは当たると不味いわよ魔理沙!」
「あぁ!分かってる!」
この弾幕一つ一つには幽々子の『死を操る程度の能力』で死の呪いが施されており、当たると最悪死ぬ
私達は必死に避けながら攻撃をするが幽々子に当たる気配がない...
「霊符「夢想封印・散」!!」
「恋符「ノンディレクショナルレーザー」!」
私達は互いにスペルカードを発動し幽々子へ攻撃を仕掛ける
私の放った弾幕は5枚の札がランダムに飛んでいき、相手を翻弄し魔理沙のレーザーでダメージを食らわせる
「効かないわね!亡郷「亡我郷」!」
幽々子は飛んでくる札を蝶の弾幕で相殺し魔理沙のレーザーを
スペルカードで打ち消す。
さすが藍でも苦戦する相手ね...拉致があかない!
なら...!
「魔理沙耐久戦よ!攻撃できる隙ができるまで避けるわよ!」
「わかったぜ!なら私もレベルアップだ!」
魔理沙は八卦炉を箒へくっつけ更に加速する。
私も負けじと能力を全力で使い加速する。
「逃がさないわよ!幽曲「リポジトリ・オブ・ヒロカワ」!!」
蝶の弾幕で出来た丸い大きな球体が5つ現れ、瞬間爆発する!
飛んでくるスピードが尋常じゃない!
私と魔理沙は避け続ける!
「おおっと危ない!」
たまに魔理沙から声が聞こえて来て怖いこと行ってくる。
なかなか当たらないので幽々子が新しくスペルカードを発動する
「反魂蝶!」
その瞬間今までとは比にならない数の弾幕が放たれる。
私はそれを避け続けるがなかなか終わらない!
「霊夢後ろ!」
「ーッ!しまっ!」
後ろから来る弾幕に気づけなかった!
魔理沙がこちらに声をかけてきた時には目の前まで迫ってきていた。
確実に当たる...!
「大丈夫ですか?」
気がつくと目の前には弾幕じゃなく咲夜がいた。
「さすがに今のは危なかった...助かったわ咲夜!」
「ふふ、貸一つですね」
「霊夢無事か!てか咲夜来たのか!」
「何とか無事よ」
「今さっき着いたばかりです。さぁ霊夢立って!あともう少しよ!」
「そうね行きましょうか!」
私は頬っぺを手で叩き気合いを入れ、空へ飛び立つ!
襲ってくる弾幕がほんとに多いわね...
蝶の形をした弾幕やレーザー、色々な弾幕があるわ
けどそろそろ終わりね!私は咲夜と魔理沙に合図を送り一斉に仕掛ける!
「霊符「夢想封印」!」
「恋符「マスタースパーク」!!」
「奇術「ミスディレクション」!!」
「なんか多くない!?」
幽々子は断末魔を放ちながら光に飲まれて行った...
一件落着ね...
いかがだったでしょうか。
主人公の奏さんまた出てきませんね。主もどうだそうか迷ってます。