東方の世界で自由に生きる。   作:はるなが

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どうもお久しぶりです。新キャラの設定をしてました。




第二十二話

奏side

 

西行妖から光が止むとそこには桜の花びらが全て消え、前見た時と同じ西行妖になっていた。

 

「あれはルト…?気のせいか…」

 

最後に見えた女性は誰なのだろうか。あの状況ではルトぐらいしか考えられない…後々聞いてみますか…

 

てか結構持っていかれたな…再生するから良しとするけど。

俺の妖力の量は5割で幻想郷の全ての妖力の量と同じか少し多いくらいかだ。

何故こんなに多いのか?能力で自分を進化させ続けているからだよ。細かいことは気にしない

 

 

俺は封印するために地面へ寝かせた幽々子を再びお姫様抱っこし

白玉楼へ向かう。

 

 

 

「奏…!…よくやってくれた」

 

「ッ!幽々子様!」

 

縁側に出てきた妖忌は涙をうっすら浮かべながらこちらへ歩み寄ってくる。その後ろには見知らぬ少女がいた

 

「妖夢。この人は儂の友人の佐伯 奏じゃ。」

 

「奏…さんですか。幽々子様を助けて頂きありがとうございます。私は白玉楼の庭師兼剣術指南役の魂魄妖夢といいます。」

 

妖夢はぺこりとお辞儀する。なんだかデジャブ…

 

「よろしくね妖夢。魂魄…ってことは妖忌とは血縁関係にあるのかな?」

 

「はい、私の祖父が魂魄妖忌です。」

 

 

「可愛い孫じゃろう?」

 

「そうだな、剣術も教えて貰ったのか?」

 

パッと見、雰囲気が妖忌と似ている。妖力の使い方も上手いな…。

 

「よく分かりましたね…!魂魄妖忌は私の尊敬する師匠です。」

 

「儂の剣技もよう覚えとるし、オリジナルの剣技もかなり強力だ…なかなか筋のある孫じゃ。」

 

「今度手合わせでも願おうかな…。…それより幽々子だ。まだ目は覚まさないがもう時期目が覚めるとおもうよ。だからベットで寝かせてあげて」

 

俺は幽々子を妖夢に預ける。妖夢は白玉楼の中へ幽々子を抱えたまま入っていった。

 

「なぁ奏。死はどうじゃったんじゃ?」

 

「あいつは神力も得てさらに強くなってたよ。それと『死』じゃなくてルトって名前があるんだ」

 

「……ルトか。いい名前だな」

 

「あぁ。たまに西行妖の所へ来てルトと話すことになったから近いうちにお邪魔するよ。」

 

「いつでも来な。…儂もまた修行をせねばならんな。儂の大切なものを守るためにも…」

 

妖忌の目が鋭くなり光を宿す。

 

「俺も修行をしなくちゃな」

 

「奏はしなくても幻想郷で敵う奴はおらんじゃろ…」

 

「幻想郷…ならね?もし脅威になるならその外の世界だよ。」

 

俺はその言葉を最後に冥界を出ていった。離れていく妖忌の顔には安心と不安が混ざりあったような表情があった…

「そういえばローブの気配がない…」

 

辺りを見渡してもローブの姿がないな。テレポートでもしたか?

俺は諦めて現世に帰ることにした。

 

 

 

 

 

俺が現世につくと時刻は夜だった。日は沈み辺は暗く、民家などから放たれる細かな光はとても綺麗だ…

 

俺はハウラを気配から探し出す。

 

(博麗神社か…)

 

ハウラだけではなく、霊夢ちゃんと魔理沙ちゃんとその他の気配がある。俺は博麗神社へ向かって行った…

 

 

 

博麗神社に着き中へ入ると霊夢、魔理沙、ハウラ、レミリア、咲夜の5人で机を囲い作戦会議?みたいなのを開いていた。

 

「ただいま〜、て何してるの?」

 

「主おかえり!」

 

ハウラが猛突進しながら抱きついてきたので頭を撫であやす。

霊夢ちゃんは少し頬を膨らませながら何故かこちらを見てくる…

 

「おかえりなさい奏。今は大妖怪のことについて話してるの」

 

「あぁ、あいつらか。

倒すなら協力者も呼んでくるよ」

 

「協力者…?」

 

「そう。俺のもう1人の式でお嫁さんだよ」

 

さらに霊夢ちゃんが頬を膨らませ睨んでくる。

怖いんですけど…

 

「あ〜ラプラスの事ね。けどラプラスって今どこにいるの?」

 

「今は確か…永遠亭にいると思うが…ラプラスは自由だからな」

 

「どこに行ってるか分からないよね〜。つい3年前に永遠亭を探検してくるわ!とか言って以降帰って来てないし…」

 

「運にかけるしかないよな。いなかったら何処に行ったか輝夜達に聞けばいいし」

 

「そんな自由な人なの…?」

 

「やる時はやってくれるよ。…けど今気づいたけどあの大妖怪達かなり強くなってないか?俺が見た時は霊夢ちゃん達で倒せるレベルだったんだけど…」

 

「…神力少し混じってるね。あのローブやってくれたな」

 

最後の最後まで面倒くさいことやりやがって…

けどルトには届かない強さだな。

 

「ローブ?」

 

「あぁ、大妖怪と数万の妖怪を呼び出した奴だよ。あと西行妖の封印を解いた張本人でもある」

 

「西行妖を復活させた?!!」

 

「ホントなら私たち今頃死んでるんだぜ…」

 

「大丈夫だよ。ちゃんとまた封印したから。」

 

そのことを話すと皆の表情が少し険しくなる。

……あぁ、そういうこと

 

「奏…。生贄を使ったの」

 

霊夢ちゃんは少し威圧的に話しかけてくる。

人たちを大切に思ってる証拠だな。

 

「いいや、使ってないよ。1人で能力と霊力と妖力を使った解決させたよ。」

 

「奏。嘘は良くないんだぜ?西行妖を封印するには莫大な妖力と霊力がいるんだ…」

 

「確かに奏は龍種だから紫と同等もしくはそれより持っているかもしてないけど…西行妖を封印させれるだけの妖力は持ってないはずよ。」

 

 

西行妖が皆の中でどれだけ危険かが少しわかった気がする。

ちゃんと言った方がよかったな…

するとハウラは少し威嚇する。

 

「主を疑うの?」

 

吹雪のような冷たさの殺気が部屋を満たす。

皆は固まったまま動けない…俺以外は

 

「か、奏が誰にでも優しくて生贄なんか使わないって思ってる。

けど…ありえないのよ。西行妖を1人で封印だなんて…」

 

霊夢は震えながら声を絞り出す。

前の俺は生贄を使ってしまったが今回は本当に使ってない。

俺はあれ以降必死に考えて理論上可能の域まで持ってきた。

成功するかは分からなかったけど

 

「あの、霊夢ちゃん?俺の妖力とかはそんなに少なくないよ」

 

「…少ない?」

 

「紫で少ないってほんとか?」

 

「ホントだよ。今回の封印で俺の妖力と霊力が5割持っていかれたんだ。量で言ったら幻想郷にある妖力を全て足したぐらい。」

 

「「「「……」」」」

 

「主はすごいでしょ〜?」

 

ハウラ以外は絶句してた。

 

「とことん規格外ね…」

 

「すまんな少し脱線が多いから話しを戻すけど、俺は明日か明後日に永遠亭に行ってラプラスを探してくる。ハウラも来るか?」

 

「行く〜」

 

「私も行くわ」

 

「私もだぜ!」

 

「私も少し紅魔館の中で話し合いをするわ。」

 

「なら私はお嬢様のサポートにまわります」

 

「決まったな。ハウラ、霊夢ちゃん、魔理沙ちゃんの3人だね」

 

「そっちも頑張ってね。これに限らず困ったことがあればなんでも手伝うからさ」

 

「頼もしいわね」

 

レミリアはふふっと笑う。咲夜さんも少し笑ってくれている

 

「じゃ、今日は解散にしましょうか。」

 

「わかったわ」

 

「わかったぜ〜」

 

「主〜お腹空いたから家で何か作って〜」

 

「もう夜遅いから軽くね」

 

俺たちはそれぞれ帰路につき家に帰っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




これで妖々夢は終わりですね。次回からは永夜紗かな?ある程度は決めてるけど細かなことは決まってない…

それと新キャラ、ラプラスさんです。

これもクリプトラクトから取ってますので気になった方は調べてください!

そろそろ完全な龍化もいれてみたいです。
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