王様がウォーキング…なんつて
奏side
「セントレア大陸」。
俺の故郷があり、ハウラとラプラスに出会った場所だ。
セントレア大陸には幻想郷以上の種族がいる。シャーマンや魔族、天使など様々だ。その中に古獣と呼ばれるものがいる俺はその中に属していた。
まぁ龍神っていうのは幻想郷に来てからの役職だな。
それで能力を無効化させる結界だが、あの世界では『禁忌魔法』
の類だった。理由は…すまんがよく覚えてない…
「なんでここでこの結界が…?」
最悪の場合あの世界の住人が来ている。
ここにいる大妖怪を封印してくれているのならいいのだが、その可能性は少ない。
もし…もしだが、これがある時に合わせて結界が自動的に壊れ中の大妖怪が出てくるかもしれない。それなら…5日後の月の民が攻め込んで来る時か。
俺の思い違いかもしれないが一応ハウラとラプラスには報告しておくか。
奏邸
「おかえり!どうだった主?」
出迎えてくれたのはハウラだった。ラプラスはいま地下にある図書館で魔導書の整理をしているらしい。
「結果はラプラスを呼んできてからにしようか。ハウラはリビングで待っててラプラスを呼んでくる。」
「わかった〜」
俺は地下にいるラプラスの元へ行く。
階段を降りた先には大きな扉があり、俺はそれをゆっくりと開く。
「ん?ハウラ?」
「違うよ俺だよ。」
扉を開けるといくつもの魔導書が棚に並んでおり、地下とは思えない広さの図書館がひろがっていた。そして俺の今の場所から五メートルくらいのところにラプラスが魔導書を読んでいた。
「あら、主。帰ったの。おかえりなさい」
「ただいまラプラス。大妖怪の件について話があるからリビングに来てくれないか?」
「わかったわ。ん」
「ん?」
「抱っこして」
「はいはい」
俺はラプラスを抱えリビングへ向かった。
リビングに着き互いに椅子に座り体を向け合う。
「よし、それじゃあ簡潔に言おうか。」
「うん!」
「お願いね」
「大妖怪の正体は黒い玉だった。そしてその黒い玉の周りに…」
俺は一息つき
「能力無効化結界がはられてあった」
その瞬間ハウラとラプラスの雰囲気が変わる。
「能力無効化結界ってことは…セントレア大陸の何者かが幻想郷に来ているってことだね」
「そういうことになる…」
「禁忌魔法ね……それに黒い玉って」
「黒い玉についてはそれ以上何も特徴がないんだ。けど大きさは6メートルはあった。」
「その大きさなら大妖怪の類いね。卵みたいなものかしら?」
「そんな感じかも。なんの大妖怪が出てくるかは分からないがな…」
もしかしたら俺達の予想もしてない奴だったり…
……変なこと思うのはやめておこうか
その後、俺の考えていることをハウラとラプラスに話しハウラ達も少し驚く。
「なるほど…けどその状況が起きても私たちで何とか出来ると思うよ。」
「そう俺も信じてる。けどさすがにハウラとラプラスだけじゃ俺も少し心配するから霊夢ちゃん達も呼ぼう。明日作戦会議だ!」
「私が霊夢たちに知らせておくわ!」
ラプラスはある魔導書を開き魔法陣を展開する。
多分念話の類の魔法で知らせてるんだろう。
「それと…紫ちゃん!」
俺は少し大きめに声を張るとスキマから紫ちゃんがかおをのぞかせる。少し前に冬眠から目覚めたらしい。
「どうしたの奏〜?」
「5日後に月の民が攻めて来る時結界をはってくれないか?幻想郷のみんなには見えないように」
「わかったわ!任せなさい!」
「期待してるよ。」
翌日
「よし、みんな揃ったな」
「まだ少し眠いぜ…」
「魔理沙っていつも眠そうだよね。」
「それはあるわね」
自由か。
「それで私達も呼ばれたわけだけど…」
「久しぶりにお兄ちゃんに会えたから嬉しい!」
フランはいつもと同じく膝の上に乗り話している。
「私達もね〜」
「幽々子様…ここにあった煎餅がなくなってるんですけど…」
「……知らないわよ」
今回家に呼んだのは霊夢ちゃん魔理沙ちゃん紫ちゃん、紅魔館組(美鈴とこあとパチュリーは留守番らしい)幽々子、妖夢だ。
「それじゃあ作戦会議について始めるよ」
事前に幽々子たちにも何が起きているかは知らせてある。
手伝いをしてくれないかと言ったら快くOKされた。
作戦はこうだ。
・ハウラとラプラス以外は2人組のペアで大妖怪を相手することにする。
(霊夢・レミリア)
(魔理沙・フラン)
(咲夜・妖夢)
(紫・幽々子)
(ハウラ)
(ラプラス)
・倒すことも重要だが人里に被害は出さないようにする。
・大妖怪を倒したらどこでもいいから援護に向かうこと。
こんな感じだ。
未だに結界がとけてないということは完全に月の民の攻撃に合わせてくるつもりだろう。
俺も別行動だが殲滅しだい、援護に回るつもりだ。
「作戦は以上だ!各自いつ来てもいいように万全の準備をしておくこと!OK?」
「「「「OK!」」」」
皆が声を合わせて言う。
「それじゃあ今日はこれでおしまいだ。紫ちゃんお願い出来る?」
「任せなさい」
そういうと紫ちゃんはスキマで皆を自分の家に移動させる。
「私も今から少し寝てくるわ。久しぶりに早起きしたし…」
「ああ、おやすみ」
紫ちゃんがスキマの中に入って行ったのを見た後すぐに欠伸がでた。
「今何時だ…?」
気づいたら夜を回っていた。
時間ってすぐに経つものだな。俺達も寝るか。
少し最後の方が雑かもしれん…
許して……