東方の世界で自由に生きる。   作:はるなが

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なんかモンハン要素が少ないなぁと思いながらネタを考えていて、ふととあるモンスターが頭に思い浮かびました。

今回はそのモンスターができてます。


第二十七話

霊夢side

 

「奏の声ってなんだか落ち着くわよね」

 

「そうね。なんだか安心できるわ」

 

私達は戦闘態勢に入る。瞬間、結界・卵共に爆発する。

かなりの威力だったため私たちは急いで回避をとる。

周りを見ると木々がさっきの爆発で粉々になっていた。

 

「……何あれ……?」

 

「私も分からないわ……」

 

目の前には1匹の龍がいた。銀色に輝く鱗に覆われた流線型の体躯。何より異質なのは翼ね…奏から少し聞いたけど翼には翼膜があるらしい。けどこの龍にはそれがない。代わりになにかの噴出口とその反対には痛々しく鋭く尖った先端がある。

 

「あの翼の先端を喰らえば一気に瀕死に追い込まれるかもね…」

 

「注意して行きましょう…」

 

私たちは一斉に駆けだす。

 

「霊符「夢想封印・散」!!」

 

「紅符「不夜城レッド」!!!!」

 

私は御札と光る追尾式の玉を打ち出し。レミリアは4つのレーザーを放つ。

それらは確実に龍を捉えるが…

 

「えっ…!!」

 

「なっ…!」

 

龍は翼を変形させ1つの剣にし、突き出す。それはレミリアの放ったレーザーを真っ直ぐに割り、私の弾幕全てを

その場で回転し切り裂き、薙ぎ払う。

 

「これ…勝てるの…」

 

2人同時してそんな言葉を発する。

龍はそんなことは気にも止めず、こちらに突っ込んでくる。

 

(案外スピードは遅いわね……)

 

余裕で避け、次の攻撃をしようとしたところ龍は翼の噴出口から赫い何かを出しながら加速する!!!

 

「レミリアッ!!!」

 

「わかってる!!!」

 

音を裂くような速さで突っ込んで来るが間一髪で横に避ける。

なかなか攻撃の口が見つからない!…そんなことを考えているとレミリアが…

 

「今この状況で弾幕は無意味ね!私は純粋な力で勝負するわ!」

 

と叫ぶ。…実際それしかないだろうと思ってはいたけど…

私が必ずあの龍にダメージを入れれるのはあの技だけ…

修行を積み重ねているとある方法を見つける。…それは空を飛ぶという本当の意味…だけど霊力の消費が激しすぎるわ…

 

「レミリア!私はサポートにまわるわ!隙を見て大技を叩き込むから!!」

 

「任せなさい!夜の女王の本当の力を見せてあげる!!」

 

 

レミリアside

 

 

私は力を解放し、龍に突っ込む。

速さはさっき龍が突っ込んできたくらいか少し下。

だけど!ダメージを食らわせられるならそれでいい!!

 

私は殴り蹴り、爪で引き裂き龍にダメージを与える。

龍も翼を振り下ろして来るがそれを右手で上手くいなしていく。

 

「グガアアアア!!!」

 

よし!確実にダメージが入ってる!

だが龍は怒ったのか姿が少し変わる。所々から赫い光が漏れだして、凶暴さが増している。

 

怒り狂いながら翼を地面に振り下ろしながら攻撃をしてくるがカウンターを前足に叩き込み転倒させる!

 

私はすかさず頭部を殴る。威力が貫通し地面が凹む。

 

龍は体を起こし咆哮をあげ、噴出口から赫いミサイルを飛ばしてくる。

 

「当たらない!!」

 

私は飛んでくるミサイルを避け、頭部を思いっきり蹴り飛ばす

!!

 

龍はたまらず吹っ飛ぶがすぐさま体制を整える。

私は追撃をするために近づくがその瞬間地面が爆発する。

 

「なっ!」

 

(設置型の爆発?!!)

 

完全に予想外だった。私は少し怯む。視界が煙幕で遮られ見にくい!

 

龍の気配を探るが何処にいるかなかなか分からない!

すると煙幕を割くように銀の剣が目の前に飛んでくる!

「まずッ!!」

 

「夢想封印・瞬!!」

 

霊夢の声が聞こえたと思うと光の玉が銀の剣に激突。右下へ軌道をずらす。

 

そして目の前に霊夢が現れる

 

「一旦向こうへ行くわよ!」

 

私は霊夢に抱えられ煙幕から抜け出す。

 

「あなた瞬間移動が使えたの…」

 

「修行の成果と言うやつよ」

 

龍は辺りを見渡し私たちを探している。

 

すぐに見つかりこちらに突っ込んでくる。

私は霊夢から離れ地面へ降りた。

 

 

 

突っ込んできた龍を私は渾身の力で受け止める!

 

「ああああああああぁぁぁ!!!!!」

 

身体中が悲鳴をあげ血が沸騰する。

だがやがて龍の勢いは緩くなり私は受け止めたまま後ろの地面に思いっきり叩きつける!!

 

「ハハッ!おかえしよッ!!!」

 

地面は抉れ数メートルのクレーターができる。

 

「グガアアアアア!!!!」

 

たまらず龍は咆哮をあげ何かを吸引し始める。

 

「まずいわレミリア!離れて!!」

 

「ッ!!!!」

 

 

龍が吸引し終わると同時に周りに衝撃波を放ち赫のエネルギーで空高く舞い上がる。

ヒューと花火が上がる前のが続きやがてその音が近くなってくる。

 

「………こ」

 

「間に合え!!!!」

 

避けようのないスピードの赫き彗星が私の体を塵にする瞬間…

 

「夢境「二重大結界」!!!!!」

 

霊夢の叫びが聞こえ、

私を囲うように二重の結界がはられる。

同時に突撃。辺りに大爆発が生じ吹っ飛ばされる。

地面にはクレーターができ、砂埃を起こす。

 

 

だが結界のおかげかダメージはほとんどゼロだ…

少し視界が歪む…!けど、今龍は反動で動けない!!今しかない!!!

 

「霊夢!!!」「レミリア!!!」

 

 

私の叫びは霊夢と重なる。

私は残っている力を全て使いスペルカードを発動する!!

 

「神槍「スピア・ザ・グングニル」!!!!」

 

「無想天生!!!!」

 

私の紫に光る槍は真っ直ぐに龍へ向かう。

霊夢の放つ弾幕も今までの弾幕とは比べ物にならないほど強力だ!

 

「「はああああああああ!!!」」

 

妖力を全て注ぎ込む!!

 

「グガアアアアアアア!!!」

 

龍は咆哮をあげ、グングニルとなんとか銀の剣で対抗する!

火花を散らし耳をつんざく金属が聴こえる。今の状態では互角だ。

 

 

……だけど!霊夢の放つ弾幕が確実に体力を削り段々とその力が弱まってくる!

 

「いっけええええええええ!!!!」

 

 

 

瞬間、私のグングニルが龍の体を貫く…

龍は力尽き、その場で倒れた。

次第に死体は地面から出てきた黒い泥のようなものに呑み込まれていった…

 

 

「はぁ…はぁ…勝っ…た…?」

 

「……そう…見たいね…」

 

 

 

 

体力も限界だ…強すぎた…

すると霊夢が近づいて来る。

私たちは目を合わせると、パンッと思いっきりハイタッチをする

 

「「やったーー!!」」

 

 

「けどここでいる訳にも行かないわね…早くみんなの所にいかなきゃ、」

 

「そうね…けど私ほとんど妖力使い果たしたわよ?」

 

「……実は私もなんだよね。」

 

……どうしよう……

 

ひとまず奏の家で飴を探してみることにしましょう…

そう思い私たちは奏の家に向かうのであった。

 

 

 

 

 




いかがだったでしょうか。

出てきたモンスターは天彗龍「バルファルク」でした!
今朝Tw〇tter見てたらバルファルクの擬人化のイラストが出てきたのを思い出し書きました。
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