東方の世界で自由に生きる。   作:はるなが

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今回は主人公です。最近オレンジジュースばっか飲んでます


第三十三話

奏side

 

 

「下劣な種族風情が…殺してやれ!」

 

 

俺は月の民の言葉が入らないようすぐに念話をきり龍化。月の民が戦艦に乗り砲撃を撃ち出すが俺はそれを衝撃波で破壊する。

 

その全長は相手の戦艦をも巨体を誇る。全身を溶岩のような黒い甲殻に覆われており、マグマのような赤く光る線が体中を走っている。

 

俺は翼を羽ばたかせ爆風を生む。

 

「ぐああああ!!」

 

俺は風を生んだだけのつもりだったが相手の戦艦はそれだけで全壊する。

 

『はぁ、お前らはなんで攻めてきたんだ…昔言っただろう?』

 

俺はテレパシーのようなもので月の民に語りかける。

 

『次は無い、と』

 

 

俺は少しドスの効いた声で発した。

月の民はその声を聞いただけで全身を震わせる。

 

『とりあえず月に降りようか。羽ばたいていると疲れるからな。』

 

俺はそう言い攻めてきた戦艦数隻を両手で掴み月へと移動する。

だが月の民は俺が後ろに向いたと同時に…

 

「今だやれ!あのトカゲを宇宙の塵にしてやれ!!」

 

 

そんなことを言っくる。

そして5つの戦艦から砲撃とレーザーが飛んでくる。

当たってもダメージはないがここは…

 

『バカが…』

 

俺はその巨体に見合わない俊敏さで動き戦艦の後ろへ移動しその戦艦ごと噛み砕く。

 

月の民が落ちて行くが俺の知ったことではない。

俺は両手で2つの戦艦を持ち、そのほかの数隻は尻尾で叩き落とし、宇宙の塵にしてやる。

 

俺はそこから神速で月へ向かう。

 

 

 

 

月に着くとそこには大きな基地みたいなのがあった。

 

『あれはお前らの基地か?』

 

俺はそう戦艦の1人に語りかける。

 

「は、はいそうです」

 

『そうか…なら潰しても構わんな』

 

俺はそう言って急加速し、その基地へ激突。

辺りは大爆発を起こし、新しく数キロのクレーターが出来た。

威力が強すぎて月が少し移動する。

 

他の月の民がいるところには被害は出さないようにしたさ…

 

『さぁ、お前らがまたどうしてこんなことをしようとしたのか聞こうか。』

 

基地にいた月の民は俺の眼前にひれ伏している状態だ。

そして1人が口を開き…

 

「私達は輝夜と賢者を取り戻そうとしたのです。」

 

『へぇ、そうなのか。どうしてだ?』

 

「それは…言えません」

 

『言わなければ殺すが』

 

俺は前脚でそいつを掴みあげる。殺してしまおうか…

こいつらを殺すのには躊躇はとうの昔になくなっている。

 

どうせ今やろうとしているのもしょうもない戦争とかのためだろうからな。

 

そんなことを考えていると、後ろから戦艦の大群が押し寄せてくる。

 

「いたぞ!あのトカゲだ!殺せ!」

 

戦艦からは様々な声が飛んでくる。

それにトカゲじゃねぇよ。

 

何処までも愚かな連中だ…昔のことはとっくに忘れてるのか。

戦艦は極太のレーザーを一斉に撃ち込んでくる。魔理沙のマスパ以上の威力だ。

俺はそれを全て食らうが体力的には1割も減らない。

 

 

『…?』

 

戦艦の1つに懐かしい気配を感じる…

俺はその戦艦以外を黒雷で破壊する。

 

その黒雷は俺以外誰にも扱えない。使用するのに様々な死に繋がる代償が必要な禁忌に分類される魔法だ。

俺はその代償を全て破壊してるから代償はない。

完全に龍化している時以外使えないという条件があるが…

 

 

その黒雷は戦艦を悉く焼き尽くす。戦艦の月人は悲鳴をあげ次々に死んでいく。

 

そして残した戦艦に乗っている1人に語りかける。

 

 

『久しぶりだな…依姫』

 

「…ッ!!!か、奏…」

 

『お前も反省をしたと思っていたが…』

 

俺はそう言いながら龍化を解き人の姿に戻り、依姫のいる戦艦へ乗り込む。

 

俺は2割リミッターを外し威圧をかける。

 

「どういうことだ…?」

 

暴風が吹き荒れ、船が壊れていく。そして俺と依姫は地面へ落とされる。

 

「誰に指図された」

 

地面に落ちるが俺はそんなのを無視して依姫を見下ろす。

ドスの効いた声で聞く。

 

「ひっ……」

 

依姫は怯えているのか何も言わない。

言わないんじゃなくて言えないのか。

俺は思考を読む。…が、悪意はどこにも見つからない。どちらかと言うと申し訳なさがある。

 

そのことを感じると俺はリミッターをかけ直し、再度問い詰める。

 

「それで…なんでこんなことをしたんだ。」

 

呆れつつ聞くと…

 

「わ、私達は命令されて…」

 

命令か…何かを起こそうとしてるのか。

 

「誰にだ?」

 

「わ、わからないんだ。名前も名乗らなかった…けど服装は覚えてる。長くて黒いコートを来てた。顔はフードを被ってて分からないけど…」

 

それだけじゃ特定のしようがないじゃないか…

すると後ろから…

 

「おい!手を上げろ!」

 

複数の月人が銃剣を喉に突きつけてくる。

 

「はぁ、だから…」

 

俺はそいつらを殺そうと手を挙げようとした瞬間…

 

「やめなさい!この人を忘れたの!?」

 

「依姫様…?忘れたって…」

「この人は佐伯 奏よ。覚えていないの?訓練所でも習ったはずでしょう?」

 

「ですがその人は何万年も前にいた人ですよ?」

 

「別に信じなくてもいい。どうでもいいから。早くこれを降ろせ…殺すぞ」

 

「ッ!!!!」

 

月人たちは俺が少し睨みながらそういうとすぐに銃剣を降ろした。

 

「俺はもう行く。今回だけはお前らの意思じゃないから見逃すが次は月を消す。」

 

「肝に銘じておく…」

 

俺は冷たい言葉を吐きながら幻想郷へ帰って行った。

 

 




奏がなんで月人に当たりが強いか。

…一応奏以外の龍種絶滅させられてるからね。そら怒るでしょ
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