東方の世界で自由に生きる。   作:はるなが

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小説書くの楽しいですね。



第三十七話

奏side

 

俺はレミリアたちの元を離れ次は妖夢たちの元へ行く。

 

「楽しんでるか?」

 

「はい!楽しませてもらってます!」

 

「それは良かった」

 

妖夢にそう声をかける。

一緒にいたのは咲夜さんと幽々子、紫ちゃんだ。

 

「あら奏、いまさっきはお楽しみだったわね」

 

…ちょっと怖いんですけど…笑ってるのに笑ってない。

 

「なんか…ごめんなさい…」

 

ふと俺は妖夢と咲夜の飲み物に目をやる。

珍しくお酒じゃないのだ。

 

「妖夢と咲夜さんはお酒は飲まないの?」

 

「ええ…私と妖夢はお酒に弱いので…」

 

「確かに前飲ませた時凄かったわね」

 

幽々子は何かを思い出しながら話す。

 

「妖夢ったらすごい甘えん坊になるのよ。かわいかったわ」

 

幽々子がそう話すと妖夢は顔を赤くさせ俯く。

俺から見て妖夢ってクールな感じだからこの反応はとても珍しく思えた。

 

「咲夜さんもそんな感じ?」

 

「……そんな感じです」

 

なんだろう。いつもクールな人って酔うと甘えん坊になる感じなのか?

 

「そんな奏はちゃんと飲んでるの?」

 

「いいやまだ飲んでないよ。グラタンを少し食べたくらいかな?」

 

そうそう。このグラタンは俺の特製なんだけど、普通のグラタンって柔らかい食感だけどこれってタケノコを入れるだけでめっちゃ変わるんだよ。

 

柔らかい食感の中にタケノコのシャキシャキとしたアクセントが追加させることでより美味しくなるんだ。

 

「なら私がお酌しますよ。」

 

「…ならお言葉に甘えて…」

 

そして咲夜さんは俺の持つグラスにお酒を注ぐ。

その姿はとても絵になるような姿で思わず見とれてしまう。

 

「…?どうしました?」

 

咲夜さんは首をかしげなが質問する。

 

「いや…少し見とれてただけだよ」

 

そう言ったら咲夜さんは顔を少し赤くする。

後ろで紫ちゃんと幽々子が「あら〜」とか言ってる。

そういうつもりで言ったわけじゃないんだよ!

ただ思ったことを言っただけだ!

 

すると咲夜さんはふと思い出したように言葉を紡ぐ。

 

「そういえば奏。何故私だけさん付けで呼ぶのですか?」

 

…あ〜その事か…

 

「そうだな…特に理由はないけど、咲夜さんは略称で読んで欲しいの?」

 

「…はい。」

 

待ってなんで顔赤くするの?咲夜が俺に惚れる要素ある??

妖夢は妖夢でオレンジジュースをストローで飲んでる。

かわいい。

 

「わかった、これからは咲夜って呼ぶよ。」

 

「ありがとうございます」

 

 

「なんだか私達は仲間外れみたいで嫌です!」

 

妖夢は声を上げながら抗議してくる。

 

「ごめんって…」

 

「どんどんと奏の魅力に気づいてくる子が多くなって来たわね…!負けてられない…!」

 

「奏はもう結婚してるでしょうが」

 

紫ちゃんの発言にキレキレのツッコミを放つ幽々子。

このコンビ好きだわ…

 

 

 




実際クールな人が酔うと甘えん坊になるんですかね?
これがギャップ萌えってやつですか?
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