私は魚料理全般が好きです。
けど貝類は食べれません!
奏side
ここはどうやら祇園白川という所らしい。
お店の店主さんに聞いたら不思議そうな顔されたけど…
そしてついでに周辺の地図も貰ってきた。
地図の中には色々な写真が載ってあり、全て綺麗なものだ。
こちらの世界の季節はちょうど春。辺りには桜の木が何本もある。
「とりあえずここで昼食を取ろうか!」
「そうだね!今回は蕎麦だね」
俺達が街を観光しているとひとつの蕎麦屋を発見。
時間もちょうど良かったため、そこで昼食をとる事に。
「いらっしゃいませ〜」
店員さんの優しげな声が静かな店に響く。
人数はまぁまぁいた。けれど店の中は全体的に静かな雰囲気を纏っている。
俺達はあんないされた席に座り一息ついた。
「メニューが決まりましたらまたお呼びくださいね。」
「はい、ありがとうございます。」
店員去っていくと俺とハウラはメニュー表に目を通す。
見るとかなり種類があった。1品料理も多彩でどうしようか悩んでしまう…少し考えた末に、メニューを決めた。
「…俺はかけそばにかき揚げを1つかな。ハウラはどうする?」
ハウラは真剣にメニュー表を見つめてる。可愛い。
数秒後、決めた!と言い
「私は天ぷらそば!」
「決まったな。すいませーん!かけそばにかき揚げを1つと天ぷらそばを1つ!」
「ありがとうございます」とフロアの店員さんの声が聞こえてくる。
俺は周囲を見渡し少し観察する。
店はまあまあ広く、掃除も綺麗に行き届いていた。
そんなこんなでハウラとこれからどこに行くか決めていると注文したものがやってきた。
「こちら天ぷらそばとかけそばにかき揚げトッピングです。」
「おぉ!」
「美味しそ〜!」
湯気を出しながら運ばれてきた蕎麦から、かき揚げの香ばしい匂いとつゆの香りが鼻腔を突き抜け食欲をあおる。
「「いただきます!」」
まずはつゆから1口。
「ぷは。美味しいなこのつゆ!」
「確かに!私の好きな味だ!」
このつゆ、普通よりほんの少しだけ薄めに構成されてて、天ぷらから出た野菜の旨味に衣の甘みがちょうどマッチしてる。
全然喧嘩してない。
「そばも美味しい、それにかき揚げも。」
麺は細身ながらももっちりしており、かき揚げもまだサクサクだ。
「んん〜!このエビの天ぷら美味しいよ!サクサクで身がプリプリしてる!」
頬に手を当てながらとても美味しそうな表情をするハウラ。
こうやって美味しそうにご飯を食べる人って好きなんだよね。
その後も美味しく蕎麦をいただきました。
「ふぅ、ごちそうさまでした。」
「ごちそうさまでした!」
いやー、大変美味しかった。今度家でも作ってみよう
俺達は会計を済ませ、その店を後にした。
「主!あそこ寄ろうよ!」
「ん?どこだ」
時刻は3時過ぎ、人が少し大きなった気がする
そして、ハウラの指差す方向には「お土産」と看板に書いてあるお店があった。
「お土産か!いいな、皆の分も買っていこうか」
「うん!」
店の中には多種多様なお土産が並んでいた。
その中でもかなりの種類があるのは「抹茶」系だ。
バームクーヘンや、チョコレート、ラングドシャと呼ばれるお菓子まである。
「これは迷うな〜」
「私はこれ!」
早くも決まったハウラの方を見ると抹茶のバームクーヘンを手に持っていた。
「俺はこの漬物だな」
俺が選んだのは蕪の漬物だ。お酒のあてになりそうだからね
「よし、これで俺たちの分は決まったな」
「後はみんなの分だけだね。」
そうして各自みんなの分を選ぶ。
ラプラスには八ツ橋
霊夢ちゃん、魔理沙ちゃん、紫ちゃんはハウラと同じ抹茶バーム
紅魔館組には京あめ
白玉楼組には濃いめの抹茶チョコレート
永遠亭組には抹茶ラングドシャ
に決まった。
お土産を買って外に出ると日が傾き初め、薄暗くなってきていた。
家に着いている提灯や灯篭が輝り始め、昼間とは違う幻想的な光景が広がっていた。
そして、ある橋の前につく。
「おぉ、ここはすごいな……」
「私こういう雰囲気好きだよ〜神秘的って言うのかな…?」
思わず綺麗すぎて言葉を失う所だった。
手前にある桜の木がチラチラと花吹雪を散らし河へ落ち、幾つもの花筏を作っている。
それを灯篭の淡いオレンジ色の光が照らされ神秘的な色合いを生みだしていた。
ハウラは桜の木の下まで行き、落ちてくる花弁を掴むように手を添えていた。
俺はその瞬間懐からカメラを取り出しその光景をおさめる。
「これはかなり綺麗に撮れたな……」
カメラの中には落ちてくる花弁を嬉しそうに手で包むハウラの姿と神秘的な背景が重なっていた。
これは永久保存……と心の中で呟きながらカメラをしまい、幻想郷に帰るのだった。
蕎麦のところ書いてるのが深夜だったんですよ。
お腹減って仕方なく天ぷら蕎麦食べました。太るわ……