東方の世界で自由に生きる。   作:はるなが

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第六十話。またもや深夜テンションで書きました。よろしくお願いします。


第六十話

女??side

 

ラプラスの意識がヨグソトースへ向いている今やってやる!

私のとっておきだっ!!!

 

今の私では力不足すぎる。

だから私に能力をかけるしかない!

 

「村正」

 

私の所有する能力は「魂を物に憑依させる能力」

アザトースたちのように像に憑依させたりする場合には、主導権は私が確定で握れる。

 

だが、これを自分に使用する場合確定とは限らない。憑依させたら私と卸した魂の意識が混ざり合って、卸す対象の精神力が卸す者に負けると主導権が取れない。

本来、慎重に考えなければならないが今はそんな事を考えている暇は無い。

 

今回私の身体に卸したのは

 

「…………。」

 

 

 

 

 

 

 

(ッ!!!)

 

私の意識が覚醒する。

ラプラスの魔法が打ち終わったと同時に。

どうやらなんとか体の主導権は私が所有できた様だ、だが頭に男の声が響くな…。村正の声だろうか。

 

 

 

「……終わった。次は」

 

 

私は本能のままに目の前の少女の首を刀で、容赦なく突き刺す。

血を吐出すがこのままでは終わらせない。

 

足に力を入れて体制を保つが、私はそれを阻止して太ももの筋肉繊維を切断する。

すると自然に前に倒れるのは当然で、そのまま地面へと倒れる。

 

「お前の敗因は俺を危険視しなかった事だな。」

 

今までの記憶と、入り込んだ意識が混じり合って口が動く。

自分が自分じゃないとはこのことかと感心を向け、

私がしたかった事の続きを始めるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

奏side

 

 

なん………だ、これ………。

 

俺がハウラとラプラスのいたところに着くと、その場は地獄と化していた。

怪物の肉片がそこらじゅうに散らばり、下にある海は本来の青を保てず赤色の海へ変色している。

 

その光景を見ただけでも、ここがどれだけ激戦だったかがわかる悲惨さ。

そしてなによりも俺をここを地獄と思わせるのが──────

 

 

 

 

 

────愛する2人の亡骸だった。

 

2人は力無くその場に倒れ、いろいろな場所から血を垂れ流している。

頭の情報処理が追いつくわけもなく、俺はただそこに立ち尽くすのみだった。

 

 

「あはははは!!!お前らは揃いも揃って同じような表情しやがって!!!」

 

椿を兵器化させたと思われる女は淡々と続け…

 

「あははははッ!!………はぁ…。もっと違う表情しろよ」

 

最後の一言は椿にかけられた拳と同様のレベルの重圧がかけられた。

それと同時に女の魔力と妖力の量が跳ね上がる。

 

 

重圧にはもう慣れた。

だが問題は女の魔力と妖力の総量。

 

量が先程とは比べ物にならない。

それに……見るもの全てを呑み込む程に禍々しく光る薄桃色の妖刀。

 

危険度は兵器化した椿がそれ以上…。

紅煉を女へ翳し、こちらもリミッターを外す。

 

 

「こいよ木偶の坊。その妖刀、へし折って仏壇に飾ってやる」

 

「俺の妖刀「紅桃」をへし折るか。やってみろよ小童っ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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