こたつで食べるみかんって美味しいですよね...
霊夢side
咲夜を倒して少し館内を探索していたら何かが崩れる音がした。
「魔理沙大丈夫かしら...」
外を見るとより暗くなっていた。てか霧がなくなってる!?
しかも月が赤いなんてちょっと不吉かも...
歩いていると大きな広間へ出た。視線の先には玉座があり、紫色の髪でサイドテールがある少女が座っていた。
「あら、いらっしゃい。やっと来たの」
「あんたがこのでっかい館の主様ってことなの」
「そうよ。私の名前はレミリア・スカーレットよ」
「私は博麗の巫女、博麗霊夢よ。霧が邪魔だったから来たんだけど夜になったら霧をしまうってどういうことよ!」
「それは私の自由でしょ?何より今日は満月なのよ。しかも月が赤い」
「お喋りはここまでにしてそろそろ終わらせましょうか。早く帰りたいわ」
「あらあら、簡単に返すとでも?」
喋りながらレミリアが弾幕を放つ。コウモリのような弾だ。
「ふっ!」
私は封魔針で弾を相殺する
そのままレミリアとの距離を詰めながらホーミングアミュレットを放つ。
「ぬるいわね」
そういうとレミリアは手でホーミングアミュレットを叩き落とす。そのまま無数の弾幕を放ってくる。
当たらぬよう私は飛んでくる弾を避けていく。
その時、
「霊夢〜!!!」
「魔理沙!?無事だったの!」
魔理沙の声が聞こえてきた。
すると突然弾幕が止みレミリアの方を見る。
「なんで出てきてるのフラン!」
レミリアが叫んでいる先にはレミリアによく似た金髪の少女がいた。息を切らしながら近寄ってくる魔理沙に何があったか聞いてみたら
「あのフランってやつがやばいんだよ!なんでも破壊するししまいにはマスタースパークを炎の剣で切るし...」
「あんたのマスタースパークを切った!?!?」
「そうだぜ。真っ二つに切られたよ。」
するとレミリアたちの言い合いが聞こえてくる。
「お姉様が私をひとりぼっちにするからでしょ!私は寂しかったよの!それでもお姉様がいい子にしてなさいって言ったからちゃんと守ってた!」
「だけど外に出てみればこうやって私を仲間外れにして楽しいことしてるんでしょ!お姉様のバカ!」
「違うわよフラン!私はそんなつもりで言ったわけじゃないの!」
「嘘だ!何も信じられない!な二も!ナニも!ナニモ!」
段々とフランの言葉がおかしくなっていく。あれはまずいと私の感が言ってる!
「ゼンブコワス!!ワタシヲダマシタヤツラスベテ!!!!」
瞬間フランが黒く濁ったものに包まれ、衝撃波を放ってくる!
「キャッ!」
「ぐっ!」
「うがっ!」
その衝撃波は私、魔理沙、レミリアを吹き飛ばますだけじゃなく、一瞬にして紅魔館を半壊へ追い込んだ。
「どうなってんのよあれ...」
「かなりまずいぜ...」
私と魔理沙がそう言うとレミリアがあれについて説明してくれた。
「あれは「狂気」よ。元々フランのそこに眠っていた狂気が完全にフランを飲み込んだわ。あれは私たちでは倒せない。」
「倒せないって...」
「絶対に勝てないのか...?」
フランは未だ空を見上げている。何を考えているか分からないし、いつここにせめて来るかも分からない。運良く瓦礫で見えなくなっているけど...
「私が良かれと思ってあの子を地下に閉じ込めたの。けど未熟な私はあの子の気持ちに気づけなかった。フランがあんなに悲しんでいたなんて...」
レミリアは涙を流す
何となくその気持ちは分かる。
だけど今は励ます余裕はない
「今は反省をしてる場合じゃないでしょ!立ちなさい!妹を止めたいならね!」
「...っ!」
「...わかったわ」
少し間を置き、
レミリアは涙を拭き立ち上がる。
「魔理沙行けそう?」
「すまない、魔力が限界だ...」
「そんな...」
諦めかけていると
「パチェのところへ行って魔力を分けて貰ってきなさい。」
そう言ってレミリアは壊れていない方の建物の方を指さす。
「ついでにパチェとこあ、咲夜に美鈴を避難させるように行って!私の家族には手は出させないわよ!」
「あぁ...!わかったぜ!」
「いい?私とレミリアがフランに向かって一斉に攻撃を仕掛けるわ。その隙に行って。」
「わかった。直ぐに戻るから無事でいてくれよな...!」
こういう時、魔理沙の威勢は心強い。
私たちは位置に着く。
呼吸を整えて心を落ち着かせる。レミリア、魔理沙と目を合わせ頷き合うと私たちは一斉に駆け出す!
いかがだったでしょうか!多分原作ではなかったフランの完全狂気化です。あったらごめんなさいします。