バーが色付きになったぜヤッフー!って事で二日連続投稿します!
「明、一騎君。凄く似合ってるよ」
「どうもです」
「ありがとう御座います」
発目母の褒め言葉に発目は普通に返事をするが、一騎は恥ずかしそうに赤くした頬をかいて照れくさそうに返事をする。
「二人とも、行ってらっしゃい」
「「行って来ます」」
一騎と発目は共に雄英を目指し家を出発する。
「不死黒さん、照れてます?」
「照れてない・・・・・わけ無いじゃん」
右手で口元を隠し目をそらし照れてるのを隠す。そんな珍しい一騎の姿に発目は目を見開き驚く。
「・・・なに?」
一度止って自分の顔を見る発目に不思議に思い聞いても「いえ何も」といわれ先に行く発目の後を頸を傾げながら追いかける。
「なんだよアイツ」
(・・・あんな表情ずるいですよ)
☆
「着いたな雄英」
「そうですね。私はこっち側なので」
「おう、気を付けろよ」
それから発目と別れて教室に向かうけどやっぱ広いな。あの時にねじれさんと有弓さんに雄英の地図全部見せて貰ったお陰で教室は普通に行けるな。
「おーい!ねえ君」
「ん?あーよう! から・・・拳藤さん」
大きく手を振ってこっちまで来たのはオレンジ色のサイドテールが特徴の拳藤一佳だった。
「不死黒くんも雄英受かったんだ」
「まあね。あと俺の名前呼び捨てで良いよ」
「じゃあ私も呼び捨てで」
「おう」
「そういえば不死黒は何組?」
「俺?A組そっちは?」
「あちゃー私はB組」
「そっか。お、ここからは別々だな」
一騎は1歩拳藤より前に出ると振り返り手を差し出す。
「改めて、これからよろしく拳藤」
「こっちこそよろしく。不死黒」
~A組~
「扉デカいなー」
大型の異形型個性の持ち主もいる為か、扉がかなりデカイ。けど開くのかな? 重たそうだけど・・・。
――ガラガラガラ
あ、普通に開くのか、意外に軽かった。教室には人居ないな、来るの早すぎたのか?席は名前順か。
「今日は張り切って朝早くから鍛練したから寝よ」
「ふぁ~。よく寝た・・・っても10分位か」
寝てる間にかなり人が来てるな。・・・視線?後ろからか?・・・っ! あの銀髪に前髪に赤のメッシュ。あの子も俺と同じクラスなのか。
・・・なんだったんだろう、普通に後ろの席の黒髪ストレートの長髪をポニーテールにまとめている女性を話し始めた。
「・・・ホント、ユエに似ている」
「お!やっぱり不死黒じゃん!」
「あ、ホントだ!」
「よお、ビリビリこと上鳴とピンクの元気っ子こと芦戸さん」
「不死黒も同じ教室だったんだな!」
「そうだな、拳藤はB組だったよ」
「え~残念・・・ねえねえ!アタシも呼び捨てが良い!」
「おう分かったよ芦戸」
自分を指差しながら呼び捨てをお願いする芦戸に一騎は笑顔を見せ了承して少しすると二人は自分の席に戻り、次に眼鏡を掛けた男が一騎に近づく。
「君はあの時の・・・」
「?」
アイツは確か実技説明してる時に緑谷に注意した眼鏡。
「ぼ・・・・俺は飯田天哉だ」
「俺は不死黒一騎だ」
「あの時はすまなかった」
そう言うと綺麗に直角九十度のお辞儀して謝罪をする飯田を見て一騎は驚くもなんの謝罪なのか察する。
「実技説明の時の謝罪か?」
「そうだ。何も知らずに君を晒し者にしてしまった」
「気にしなくて良いよ。あの時に謝ってもらったし。それに俺もあの時ヒドイこと言ったからこっちこそすまなかった」
「それこそ気にしないでくれ」
「それじゃあ、これから3年間よろしく。飯田」
「ああ、よろしく不死黒君」
「でもあの綠の髪の奴にもちゃんと謝っとけよ」
「もちろんだ」
二人はしっかりと握手を交わす。だが突如そんな二人をバカにするように声を上げる人が居た。
「うっせーんだよモブ共が! 雑魚同士仲良くしたいのならよそでやれや」
そんな乱暴な言葉で言うのは一つ前の席の爆発した様なツンケンした髪型の人だった。
「お前は確か・・・そう、緑谷と同じ制服着てたな。俺は不死黒一騎だ、よろしく」
「うっせ!シネ!」
「ひでー」
・・・ッ!? なんだ?今後ろから凄い殺気を感じた。この殺気はアレだ、実技説明の時にも感じた殺気と同じやつだ。
「机に足をかけるな!雄英の先輩方や机の制作者方に申し訳ないと思わないか!?」
爆発頭の奴が机にだらしなく足をかける態度が悪すぎるから飯田が注意に入った。爆発頭は不良なのだろうか?
「思わねーよ、てめー!どこ中だよ端役が!」
「俺は私立聡明中学出身、飯田天哉だ」
この爆発頭、俺が無個性と知ったら凄い無個性差別しそう。無個性野郎とかゴミとか来世は個性宿ると信じてとっとと死ねとか言われそう。
中学の時に散々言われたから高校では言われたくないな~。いや、流石に雄英入学する者がそんな事言わない・・・よな?
「聡明〜!?クソエリートじゃねえか!ブッ殺し甲斐がありそうだな!」
あ、此奴は言いそうじゃなくて言うタイプの人間だ。
「ん?お!緑谷!」
「ああ!不死黒君!?」
「お前も受かったんだな!」
「うん!」
緑谷も受かったんだな。良かった。
無個性同士仲良くしたいしな~。
「でも、緑谷達ももう座ったら?先生居るよそこに」
☆
あの後なんやかんやあって、A組の担任が相澤さんって知って、今はグラウンドに来ている。しかも体操服で・・・。
「「「「個性把握テスト!?!?」」」
個性の無い俺と緑谷はいったいどうすれば良いんだろう?てか緑谷ってどうやって仮想ヴィラン壊したんだろう?歩き方からして武術全然齧ってなかったよな?
「入学式は!?ガイダンスは!?」
「ヒーローになるならそんな悠長な行事出る時間ないよ」
入学式無いのかぁ。そして雄英は自由が売り文句でそれも先生も同じなんだ。でもそれで入学式すっ飛ばすのは良いのかな?
「ソフトボール投げ、立ち幅跳び、50m走、持久走、握力、反復横跳び、上体起こし、長座体前屈。中学の頃からやってるだろ?個性禁止の体力テスト…合理的じゃない。爆豪、中学の時、ソフトボール投げ何mだった?」
アイツ爆豪って言うんだ。・・・爆豪?どっかで聞いた様な気が?てかアイツどっかで見たこと有るんだよな。何処だっけ?
「67m」
「じゃあ個性を使ってやってみろ。円からでなきゃ何しても良い。思いっきりな」
腕のストレッチをしながら円の中に入るとピッチャー投げの構えを取り「死ね!!」のかけ声と共に球威に爆破の威力を乗せて投げ飛ばす。
しばらくしてから相澤のスマホに705mと記録が示される。皆、個性を使用しても良い体力テストなど経験が無かった。個性を思いっきり使える事に『面白そう!』と声を上げた。
「…面白そう、か。ヒーローになる三年間、そんな腹づもりで過ごす気でいるのかい?…よし、トータル成績最下位の者は見込み無しと判断し、除籍処分としよう」
「「「はああああ!???」」」
「生徒の如何は教師の自由。ようこそ、これが雄英高校ヒーロー科だ」
面白そうというのを否定して、髪を掻き上げ、ニヤリと笑いながら相澤は凄む。
「最下位除籍って…!いくらなんでも理不尽すぎる!」
最初に抗議をするのは麗日だった。その抗議はほぼ皆が思っていることだ。
「この程度で理不尽って大げさでしょ」
だが、その抗議に対して言い返したのは不死黒だった。
「・・・え」
「? だって、自然災害、大事故と身勝手な敵…。それだけじゃ無い。個性を持たない無個性、それだけで虐められ暴力を振るわれる。酷ければサンドバックだよ? 日本にはとどまらず、世界は理不尽だらけ。
この程度の理不尽を乗り越えられなくてヒーローに成れるの?麗日さん」
「そ、それは・・・」
一騎の正論?に言い淀む。そんな時に相澤は一騎の頭にチョップをいれる。
「そう言ってやるな。まあ不死黒の言うとおり、そういう
いいね~。全力で挑もう!
「不死黒、お前は」
「その先は愚問ですよ。俺もアイツも全力全開で挑みますとも! 特別扱いは無しです」
右拳と左手の平を強くぶつけパチンと音を鳴らし口角を上げる。
「そうか(・・・アイツも?誰のことだ?)」
そんな一騎に相澤も少し口角を上げるが直ぐにアイツという言葉に疑問を抱くが、直ぐに切り替える。
そしてA組の個性把握テストが始まる。
一騎は無事雄英入学。そして良かったね、無事個性を使う最初の難関にブチ当たりだよ。
そして次回は一騎の身に色々起きるぞ!
次回「個性把握テスト・・・は?」
それでは、期待せずにお待ち下さい。
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