新しいアニメの異世界ワンターンキル姉さんの軍場真夜がユエに重なる・・・。
それと、今回は一騎が知らず知らずに緑谷の心を抉るぞ!!
あと、もうすぐでお気に入り500人だぁ☆
クラス委員決めからマスコミによる雄英不法侵入と大変な事があったが、その日の放課後に一騎とユエはようやく使用許可の取れたTDLに向かおうとする。
「お兄様! 早く行きましょう!」
「おう。ちゃんと帰る準備したか?」
「ばっちg・・・今すぐします!」
「?」
二人が仲良く話してるな、遣り取りに疑問をもった八百万が二人に近づく。
「お二人とも、今日は用事が御座いますの?」
「違うよ。今日から学校の設備のTDLを使わせて貰えるの!」
「何時もは家に帰ってから山に登って鍛練してたけど、ここの設備を使わせて貰えたら、移動に使う時間の節約が出来るからね」
「そうでしたの」
理由を聞いた後に手をもじもじとさせて二人をチラチラ見る八百万に最初は疑問に思っていたが段々と理解してユエが訪ねる。
「モモちゃんも一緒に来たいの?」
「よろしいのですか?」
「お兄様?」
「うーん。良いよ」
「!ありがとう御座いますわ!直ちに準備いたします!」
八百万はもの凄くパァーって効果音が聞こえそうなほどの笑顔になって準備をしてるな。
「ね、ねえ、不死黒君。僕も良いかな?」
緑谷か。凄く申し訳なさそうに来るな。
「良いよ。緑谷は体も戦いの基礎もなってないからな」
「ありがとう!」
「それじゃあユエ、八百万行くよ」
「「は~い/はい」」
☆
「それじゃあ、始めようか!」
「「「はい」」」
トレーニングの台所ランド、通称『TDL』に来て三人は体育座りで前に立つ一騎に目を向ける。
「まずは八百万」
「はい」
「八百万は生物以外は何でも創造出来るらしいから、最初は同じ物を二つを素材、大きさ、そして同じ速度で創造すること」
「分りましたわ」
「ただし、その時にユエが妨害するから、それでも乱されずに、上手いこと対処しながらやること」
「え!?で、出来ますでしょうか?」
「強くなりたいのなら出来る出来ないじゃなくて、やるかやらないかだ」
「っ!?」
「それに最初だからユエも対処出来る程度の妨害にするだろ。な、ユエ」
「無論です!」
「ってことでがんばれ八百万!」
「はい! ユエさん。よろしくお願いしますわ」
「うん!一緒に強くなろうね」
「そして緑谷は俺とひたすら実戦な」
「うん!・・・うん?」
「緑谷は考えて動くタイプだから、それだと必ずタイムラグが起きるからできるだけ、無くそう。個性も大事だけどまずは戦いになれてから個性の使い方に慣れような」
「わかった!」
「・・・本当はモットしっかりした奴を考えてあげたかったけど、いきなりだったから来る途中に急いで考えた奴で悪いけど今日はこれで我慢して」
「悪いなんてことありませんわ! むしろいきなり言った私たちの方が申し訳なかったですのに。むしろ感謝していますわ!」
「そうだよ不死黒君!」
「ありがと。それじゃあ始めようか」
☆
八百万は両手の平から、細長い針金を一直線に伸ばし創造をする。
「わー。モモちゃんの髪って、やっぱりさらさらでキレ~。それに、胸もどうしたらそんなに大きくなるの~? あ、こないだよりまた大きくなってる」
だが、そんな八百万にユエは背後から抱きつき髪の毛を嗅いだり胸を触ったりと、気を乱させて邪魔をしていた。
「ゆ、ユエさん。そ、そんなとこを触らないで下さい・・・あ//」
「そんなとこってどんなとこ? ちゃんと名前を言ってくれないと分らないな~」
「そんな~ひゃん!?耳を噛まないで!?」
「ほらほら、創造の速度がバラバラになってきたよ。それに、形もダメになってるよ~。・・・にしてもこんな話をしていてもアッチは反応出来ないくらいに大変だね」
ユエの目線の先には一騎と一騎の攻撃を死に物狂いで受け、避ける緑谷の姿だった。
「どうした!どうした! まだ30分しかしてないぞ!」
「グッ! グハ!」
「攻撃の時もそうだが、防御の時も目を瞑るな!」
「・・・! ウ”っ!!」
目を瞑った瞬間にボディーブローが入り、その場に膝から崩れ落ちうずくまる。
「あちゃ~。やり過ぎた」
まだ2割も出して無かったんだけどな~・・・とりあえず。
「ユエー休憩しよー・・・! ちょ、八百万!?女の子がしちゃダメな顔してるから!!」
「ふふぇ?」
「何をしたんだ、ユエ」
「あはは、やり過ぎました。それで、緑谷さんは」
「あはは、やり過ぎた。」
「・・・とりやえず休息しますか」
「・・・そうだね」
お互いに乾いた苦笑いを浮かべ、しばらくの間、八百万と緑谷の二人の気力が戻るまで休憩となる。
因みに個性を使うために四人を見ているのは18禁教師だ。
「悪かったな緑谷。手加減はしたつもりなんだ」
「ううん。大丈夫だよ」
「モモちゃんもごめんね」
「い、いえ。大丈夫ですわ」
「これからは人が居ないとこでするね」
「出来ればしないで頂けると助かりますわ。・・・するのでしたらお部屋で・・・」
休憩がてら話し合う四人の下にミッドナイトが近づく。
「お疲れ様、貴方達。水分補給はしっかりとね」
「「「「ありがとうございまさす」」」」
ミッドナイトは四人にスポドリを差し入れをすると四人は元気よく受け取り、乾いた喉を潤す。
「強くなるための鍛練は分るけどもう少し手加減しなきゃダメよ不死黒君」
「はい。反省してます」
しゅんとしながらもう一度緑谷に謝る。緑谷は手を振り、大丈夫と告げる。そんな姿に一騎は疑問に思っていた事を聞く。
「なあ緑谷。聞きたいことが有るんだが」
一拍置いてから緑谷の目を見る。それに緑谷も緊張の表情をして固唾を飲む。
「緑谷っていつから体を鍛えてる?」
「・・・え」
「なんつーか、緑谷の体って・・・ここ一年ぐらいで急いで作った急増品の筋肉って感じがするんだよ」
「っ! な、なんでそう思ったの?」
「うーん、感・・・かな?」
「えっえ~」
「お兄様は案外、感覚派な所があるんよ~」
「そ、そうなんだ」
一騎の意外な所を知って少し驚くも、それよりも言われた急増品の筋肉に思うところがあった。
(不死黒君の言うとおりだ。 僕の体は個性を納めれるように急いで作ったからだ・・・あれ?)
その時緑谷は一騎がいったいいつから肉体を鍛え技術を磨いてるのか気になり、一騎を見る。
見られたことに気づいた一騎はスポドリを飲みながら首を傾げて緑谷を見る。
「どうした?」
「不死黒君はいつから体を鍛えてるの?」
「俺はかなり昔から、個性の有無が分る前からかな。だから10前ぐらいかな」
「そんな前から!?」
「まあな。無個性と分ってからはもっと努力して来た」
「お兄様は他の人の何倍何十倍の努力をしてたんですよ」
「それでようやく個性持ちの一人前の努力に当たるんだよ。緑谷も肉体はともかくヒーローに成るための努力をして来たろ?」
「・・・・・う、うん」
DTLに来る途中に聞いたが、緑谷が個性を発現したのはヘドロの後って言っていたから・・・もしかして緑谷は元々個性を持っていたけど、何かの切っ掛けが無ければ発現しないタイプだったとかか?
その切っ掛けは死に対面した時に発現するとか? だからいままで個性が発言しなかった。そうだとすると全然体を鍛えて無くて、ここ一年近くで急いで個性を使えるように体を作ったと。でも威力が強すぎるせいで、今の肉体はまだまだダメと言う事か。これだと辻褄は合うな。
・・・あり得ないが、前に合った時にオールマイトが持っていて緑谷には無く、今のオールマイトには無く緑谷が持っている、何か。
もしかしてオールマイトの個性を緑谷にあげたとか?・・・無いな。これだと今オールマイトが個性を使えてるのが可笑しい上に、個性の譲渡なんて出来るわけ無いしな。何より二人があったのは此所、雄英が初めてなんだから。SF過ぎる妄想だな。
候補としては前者が一番か。
一騎が考えてるときに緑谷も思っていた。
(不死黒君は僕なんかよりもヒーローに成るために努力をして来たんだ。僕は・・・オールマイトにレールを敷いて貰って此所に居る。 この個性は僕より不死黒君の方が・・・ダメだ!僕は言って貰えたんだ!オールマイトに君はヒーローに成れるって!)
「?どうかしましたか?お兄様」
「なんにも無いよ」
そう答えると、寝転び自分の膝の上に頭を乗せるユエの頭を優しく撫でる。撫でられたユエは目を細め喉を鳴らす。
「ゴロゴロゴロゴロ」
「猫か!」
「ヒト科だよ」
「知ってる」
「ふふ。本当にユエさんと不死黒さんは仲がよろしいですわね」
「そうよね~。兄妹よりも恋人みたいね」
八百万の言葉にミッドナイトも続けて言う。その時、ふとユエが閉じていた目を開けて八百万と緑谷に話す。
「ももちゃんと、緑谷さんはお兄様に感謝した方がいいですよ」
「「??」」
ユエの言葉に疑問を持った二人は一騎を見る。見られてる一騎は意味を聞かれてる様に感じ、理由を話す。
「俺は元々個性を持ってる人に戦い方を教えるのは嫌なんだ」
「!? な、なんでですの?」
「俺は個性が無いから武術を体術を身に付けた。これが個性持ちも普通に出来る様になったら本当に無個性人間は存在価値の無い生き物になって仕舞うからな」
その言葉にユエも起き上がり全員目を見開き一騎を見つめる。そしてそんな事を気にせず、一騎は手を天井に向ける。
「個性持ちは個性を鍛える。なら無個性の俺は己を信じ続け体を鍛え、本来の人間の可能性に手を伸ばしその先にある強さを掴み取る!」
手を思いっきり握り確固たる意思を乗せて言う。その姿にユエは思わず見惚れてしまう。
「・・・お兄様」
「それじゃあどうして僕や八百万さんに戦い方を教えてくれるの?」
「簡単! 八百万はユエの親友だから。 そして緑谷は今は個性が有るけど初めて会ったときは無個性だった。無個性が個性持ちになって夢を目指せるようになった。なら全力で応援したいじゃん!」
「不死黒さん」
「不死黒君」
笑顔で告げる一騎に二人は感動する。その時、ユエが一騎の腕を突っついていきなり質問をする。
「もしお兄様が個性を貰えるとしたら欲しいですか?」
「いきなりだな。答えはNO。要らない」
「な、なんで!?」
いきなりのユエの質問を一騎が否定すると、それに食いついたのは緑谷だった。
「なんでって。人から貰う個性なんて、そんなの
――なんの価値も無い」
「え」
「俺は生まれ持ったを肉体を鍛え強くなる。柔らかい手も鍛えれば鈍器にも刃物にもなるからな。もし、今から個性が目覚めるのなら嬉しいが、人からは要らない。そんなのは俺の強さの不純物だ、紛い物だ。それで目的を叶えられても嬉しくともなんともない」
「・・・」
「じゃあお兄様はもし目覚めるなら誰の個性が良いですか?」
ユエの次の質問に一騎は少し考えてから八百万を見る。
「八百万の創造かな」
「わ、私ですか?」
「意外です。てっきり緑谷さんの身体強化とかだと」
「ほら、俺って素でもそこそこ動けるでしょ?だからあとは」
「手数ってことですか?お兄様」
「しょうゆうこと。さあ、休憩終わり。続きを始めるよ」
「はーい」
「分りましたわ」
二人は一騎の言葉に即座に反応したけど緑谷はずっと考えていた。
(不死黒君は生まれ持った自分の体だけでヒーロー目指してる。なら、不死黒君ほどの努力をしていないのにオールマイトから個性を貰った僕は一体・・・)
「どうした?緑谷~やるよ~」
「あ、うん!」
☆
「ふ~やっぱ湯船は良いね。風呂は心の洗濯。」
今日でいろいろわかった。
まず緑谷は一々考えてしまうタイプだ。相手の動きを見てから回避とか防御を決めてるからワンテンポ遅れる。しかも防御の瞬間に目を瞑るから寸止めからのフェイントされたら対応出来ない。
それに何より体の動かしが悪いから軸がブレブレ。緑谷は俺とほぼ同じで拳で戦うタイプだからあれじゃあインパクトの乗った攻撃が出来ない。個性頼りの戦い方は、いざ個性が使えなくなると役立たずになるから教えたくないしな。そもそも個性の制御出来て無いし・・・。
八百万は体付きが良いな。しなやかな筋肉に関節も柔らかいから体の可動域が広い。槍術が有利になりそうだ。初期の才先輩と程同じだけど、才先輩と違って体力の方が少ない。
そして個性関係のため、創造する対象物の分子構造の知識は多いけど、武術とかの知識は才先輩と違って浅すぎるんだよな~。なにより個性は凄いけど戦闘になると八百万の性格だと手段が多すぎて土壇場では迷いそう。
「まあ、二人のその辺は明日話ながら説明するか」
「ん?どうしました、お兄様」
「何にも無いよ」
自分を見るユエを撫でると浴槽の縁にもたれ天井を見上げる。すると一騎の足の上に座っていたユエは一騎にもたれかかり、体を任せる。
「湯船気持ちいいな~」
「そうですね、・・・お兄様」
「? どうした?」
いったん離れると一騎の方に向き直り、一騎の胸元の切り傷を手で撫でる。
「お兄様の体中傷だらけになりましたね」
「・・・まあ、な」
「無個性差別ですね」
「・・・」
「小さいときは私が怪我を治してましたが中学の時はそれが出来ずに怪我が痕に・・・! お兄様を傷付けた奴ら全員・・・殺しますか!」
「ユエ、ヒーローを目指す者がそんな事言ったらダメだよ」
殺意を込めて言うユエに優しい声色で諭すように言いう一騎。
「私はヒーローになりたくてヒーローを目指すのでは無く、お兄様の隣に居たいからヒーローを目指すんです。
私も権力に媚びる薄汚い大人やヒーロー達を見てきました。ヒーローのくせに無個性を理由で、あのクソ親父の権力に怯えてお兄様を助けなかった奴ら。そんなヒーローを名乗る偽物を、死んだ方が世のためになる連中を見てきました。見させられ続けました。あの頃のように純粋無垢にヒーローを目指すなんてもう出来ません」
「そっか。ごめんな、俺の所為で」
ユエの話を聞いて一騎は優しくユエの頭を撫でながら謝る。それに対してユエは一騎にもたれただ一言「お兄様が悪い事なんて何一つとしてありません」と呟く。
(悪いのはこんな偽りを平和と言う社会なんです。
だから私の行動理念も行動原理も善悪も全てがお兄様が中心。
だって、お兄様が私の
それからしばらくしてユエは一騎に髪を洗ってもらい、あることを思いだす。。
「そういえばお兄様。私は明日学校遅れてから行きます」
「どうしてだ?」
「親に呼ばれたんです。なので明日の早朝に向かいます」
「そっか・・・よし、流すから目を瞑って」
「はーい」
「・・・これでよし」
「次は体をお願いしまーす」
「はいはい」
(・・・あ、そういえばヒーローの中で紫色のポニテヒーローはお兄様を見捨てたのずっと小声で謝っていたな)
~???~
木々が生い茂る山の中に不自然に一つだけぽつりと大きな洋館が存在していた。
その館の講堂と思われる場所で豪華な三つの椅子が向かい合わせになるように置かれていた。そして三つの内一つには既に一人、黒髪の男が肘掛けに頬杖を着きながら座っていた。
「もうじき始める」
「俺達の目的を叶える為の始まりか」
男の呟きに誰かが答え、空いている二つの内の一つに、もとからそこに居たのかの様に金髪をオールバックにした男が出現する。
「そうだ。俺達の目的の為の道をようやく進める」
「長かったわね。ここまで来るの」
最後に空いている席を陰の様な物が包み消えると、赤い長髪が特徴の女性が座っていた。
「本当にな」
黒髪の男が言うと二人は嬉しそうに口角を上げる。
「でもよエリク。死柄木弔なんていうガキのおもりは大丈夫かよ」
「あんなガキのおもりなんてしないよ面倒くさい。俺はあの子の成長を確認するために明日の雄英襲撃に参加するだけだ。あのガキが捕まろうが逃げ切ろうが生きようが死のうがどうでもいいよハンター」
「そうかい」
エリクはハンターの言葉に応えると、次に女の方を見る。
「エリザベート。そっちの調子はどうだ?」
「順調よ」
エリザベートと呼ばれた女性は足を組み、さながら女王の様な風格を出し答える。そのすぐ後に少し頭を抑えて愚痴をこぼす。
「でも流石に16年も任務に出るのは疲れるわ。あの男ウザイし、愛も無いし。死んだ方が良いんじゃない」
「悪いな。今年の5月頃にはそれも終わるからもう少し頑張ってくれ」
「了解よ」
エリザベートが答えるとエリクが立ち上がる。
「ハンターは明日俺と、エリザベートはあの子の足止めだ」
「ああ」
「任せて」
答えると2人も立ち上がり3人は中心の円机に置かれた(エリクは日本酒、ハンターはウィスキー、エリザベートはワインが入った)グラスを取ると前に突き出す。
「「「我々の目的の為に」」」
3人は突き出したグラスを合わせると、カランと音を鳴らせ一気に飲み干す。3人のその姿を赤い満月が妖しく照らす。
はい。前もって言っときますが、ユエがヒーロー目指してる理由デスがね、別にコメントして下さった、TRANS-AM様の推察をパクったとかじゃないですからね!!
いや、マジで!ホントで!前もって作っていたやつをそのまま推察で言い当てられたんですよ!!!私自身見たとき飲んでたリンゴジュースを吹き出したぐらいには驚いたんですよ!!マジと書いて本気と呼ぶぐらいなんです!!しんじ――
一騎「よしよし。一旦落ち着こうね作者さん」
あの、私が末っ子だからって頭を撫でないで貰えます?一騎さん。
一騎「なら落ち着こうね。そんなに慌てると逆に怪しく思えるからね」
はい。
一騎「なら次回予告行こうか」
はい。次回「USJ①」
それでは、期待せずにお待ち下さい。
よろしければ評価やコメントの方!お願いします。
あ、それと一騎がワンフォーオールを感知してるのはいずれ分ります!