そして着々と上がるメイポでの水代のキャラのレベル。
そう、更新の停滞は最近実装されたメイプルストーリーの新職、ルミナスを育てているからなんだよ!!(な、なんだってー!!)
くぬぎ鯖で現在122レベだよ。明日ジャクム行ってきます。
4回会戦落ちして、3回勝って、一回沸いたモンスターの多さにフリーズした涙の敵。特にフリーズした時ってもう三番目で残り体力3000万切ってたのに。
「ジングルベール♪ ジングルベール♪ 鈴がー鳴るー♪」
どこかご機嫌なネギ先生を見ながら、明日菜さんと二人苦笑する。
「ご機嫌ですね、ネギ先生」
そんな私の問いに弾むような笑顔ではい、と返す。
「ウェールズにいたころはクリスマスなんてしたことありませんでしたから、初めてなんです、クリスマスパーティーって」
言わずとも分かるだろうが、現在は12月25日、世間ではクリスマスなどと呼ばれる日だが、本来はイエス・キリストと言う聖人の誕生日だ。
日本人は祭り好きとは良く言ったもので、外国の文化であるはずのバレンタインや、キリスト教にしか関係ないはずのクリスマス、そしてその前日のこちらはキリスト教とは全く関係の無いクリスマスイブなど何かあれば記念日として騒ぎたがるのはお国柄なのだろうか。
麻帆良の人間は特にその傾向が顕著なのか、年がら年中お祭り騒ぎしているのだから、こう言った何らかの記念日の騒ぎようと言ったら推して想像すべしと言ったところか。
「昨日は昨日で散々騒いでたってのに、元気よねー、みんな」
そう言って笑うのは明日菜さん。
「て言っても、その明日菜さんが一番騒いでませんでしたか? ねえ? ネギ先生」
「え、な、そ、そんなことないわよ、ねえ? ネギ!」
そして二人に話を振られたネギ先生だったが。
「あはは…………さすがに昨日は騒ぎすぎだと思いましたよ、明日菜さん」
そう返したので明日菜さんが裏切りものー、と恨めしそうに呟きながら轟沈していた。
と、その時。
「あはは、三人とも、何だか楽しそうだね」
そう言って後ろからやってきたのは私たちの元担任、高畑先生。
声が聞こえた瞬間に、すぐさま蘇った明日菜さんがすぐさま駆け寄る。
「高畑先生、こんにちわ!」
何だか恥ずかしいところ見られましたね、と苦笑いする明日菜さんにまるで親が子供に接するような優しい声で、気にしなくていいさ、と返す高畑先生。
学園祭が切欠だったのだろう。最近は明日菜さんも高畑先生も少しだけ以前とは変わっていた。
言葉では言い難いが、あえて言うなら、以前よりもずっと親子のように見える。
以前はどこか互いに遠慮した風なところがあっただけに、今の自然な態度を見ていると、どこか暖かい。
「それで、高畑先生は巡回中ですか?」
冬休み中の午後に先生がスーツ姿で学園内を歩き回っている理由を考えて、一番ありそうなのがそれだった。
「ああ、この季節になるとどちらかと言うとパーティーでもする生徒が多いんだけど、その途中で乱闘になったり、路面が凍ってたりするから事故を起こす生徒が多いんだよ」
その話を聞いてネギ先生が青褪め、私たちはまた苦笑する。その様子におや? と首を捻る高畑先生に明日菜さんがネギ先生を見ながら告げる。
「それが朝からネギってば五回も転んで、それで杖で飛ぼうするから本屋ちゃんが持ってた本で頭をゴチン、って」
その時のことを思い出した明日菜さんがまたケラケラと笑う。それからネギ先生が唸りながら、その頬を紅く染める。
「あはは、朝から元気だね、キミたちは」
からからと笑う高畑先生にネギ先生もすぐに笑顔を取り戻す。
「タカミチ! これからボクたち3-Aのクリスマスパーティーに行くんだけど、タカミチも一緒に行かない?」
それからそんなお誘いの言葉をかけると、高畑先生が少し考え答える。
「ふむ、僕も行って良いのかい?」
「是非どうぞ!」
少し迷った風な高畑先生に明日菜さんが声を大にして叫ぶ。
それから高畑先生がちらり、と私のほうを見て。
「元担任で、今も副担任なわけですし、大丈夫ですよ」
そう返すと、一つ頷き。
「じゃあ、僕も行かせてもらうとするよ、と言ってもまだ仕事中だし少し遅くなるけど大丈夫かな?」
「ええ、みんな夜まで騒ぐって張り切ってますから」
くすくすと笑ってそう答えると、高畑先生がおいおい、と言って返す。
「あまり遅くなるようならちゃんと注意しないとダメだぞ? ネギくん」
高畑先生に言葉にはい、とネギ先生が頷いて。
「大丈夫です、ちゃんと遅くならないうちにみなさん返しますから」
そう言って笑うネギ先生はどこか頼もしく見える。それが分かったからか高畑先生も嬉しそうに笑みを浮かべ。
「では、後で」
そう言って立ち去っていく。
クリスマスパーティーの会場は実は学校だ。中等部の女子校舎。
冬休み中だったのだが、補習で通っている生徒もいるので基本的に空いている。それにここには学園長もいるので尚更だ。
で、その校舎を会場にしようと言ったのは誰だったか、だがとにもかくにも木乃香さんの祖父への【お願い】であっさり通ってしまった。それでいいのか学園長…………とも思ったが、まあ補習で頑張っている生徒の気分転換のようなものも含めていて、先生方は概ね好意的だし、あの鬼と呼ばれる新田先生すら「たまには良いでしょう」と言いみなに度肝を抜かせたというエピソードがある。
3-Aと言うプレートの張られた教室の前で立ち止まり。
その扉を開く。
「では、クリスマスパーティーを始めましょう」
そして、そう宣言し。
宴は始まる。
と言うわけでクリスマス特別編です。
本編? プロットだけなら出来てるので、やる気がみなぎればいつでも書けますよ。
ただ今小説書く気力が…………なんとまだ仕事があるのです。あと四日、今週の金曜までは続くらしい。いい加減休ませて欲しいものだ。
今回クリスマス特別編と謳った割りに特にクリスマス要素無い上に話が薄いのは単純に思いつきで即興20分で書いた適当な話だから。すまぬ。
ちなみにちょっとネタバレみたいな話書いて歩けど、本編とは関係ないです。
もしも本編の現状の設定のままクリスマスを迎えたら、と言うただのIFみたいな話ですので。まあクリスマスまで時間が進んでるのでちょっぴりネギ先生を大人びさせてみたけど。
実際に学園祭がどうなるかは分かりません、ていうか作者も考えてませんし、最終回で明日菜がどうなるのか、と言うのも考えてません。
ただの一発ネタのように気楽に考えてください。