ウシジマくんとヒーローアカデミア 作:ソーシャルディスタンス
「クソ....金がねェ...!」
俺の名前は刺激野 炭素
つい先日、ウチのババアに家を追い出されちまった。
刺激野「仕事なんてどうすりゃイイんだよ...」
まともに働いた事もない俺はどうしたらいいのか全くわからず日雇いのバイトで稼いだ金でボロアパートに住んでいる。
刺激野「ン?カウカウファイナンス?」
ある朝、ポストの中にチラシがあるのを見つけた。
刺激野「新規で100万か...。」
そんなウマい話ある訳でもない。中卒のバカな俺でも分かる。
~午後~
俺は今日もバイトで稼いだ金をパチスロでスっちまった。
何とか抜け出したいが抜け出せない。
刺激野「明日こそ頑張ろう...。」
そんな思いを胸に帰宅したのだが...
???「オイ!いつになったら利息払うんだよ!」
ここらじゃ聞かない怒鳴り声が聞こえた。
刺激野「フンッ!昼間からうるせェんだよ!家の前で騒ぐんじゃねェ!一体どこのどいつだ!」
刺激野「えェッ!」
そこにいたのはパンツで泣きながら星座をする隣人と坊主の筋肉質な男
そして190cm近くの顎髭を蓄えた男
直感、ヤバい
特にその男からは異様なオーラが出ていた。
???「これ以上利息が払えないんだったら事務所に来るー!?ホラ、早く服来 て、 ホラー行くよー!」
そういってその男は隣人に服を着させ奥襟を掴み連れていこうとした。
近所の人(小声)「オイ!アイツ、カウカウファイナンスの丑嶋ってヤツだよ!
アイツとは関わんねェ方がいい!」
刺激野(小声)「エエッ!?」
近所の人(小声)「アイツんとこの利息が払えねェと山奥の現場で死ぬまで安月給で働かせられるっていう話だ!利息は10日で5割のトゴ!裏じゃ相当な隠し金を溜め込んでるって言う噂だが、そんな事わざわざ確認出来るヤツなんていねェよ!」
ヤバい、そう思った自分の感は正しかった。
だが人間好奇心は身を滅ぼすというのは正しかった。
ん?待てよ?ここで丑嶋のとこで働いて、丑嶋と同じぐらい稼いで、俺もビックになる。あんなヤバいやつにもし認められたら俺も最高にイケてる人生送れるんじゃね!?
この時の一瞬の好奇心が今後の人生をぶち壊してしまうなど、想像もできなかった。
そして考えるより先に体が動いてしまった
刺激野「待って下さい!丑嶋社長!俺を!カウカウファイナンスで雇って下さい!最初は俺!タダ働きでも何でもしますから!必ずビッグになってみせますから!丑嶋社長!どうか俺を雇ってください!」
???「オイ、テメェどこのどいつだ!いきなり現れて雇ってくださいなんてアホか!そんなやつ雇えるわけないだろ!」
丑嶋「待て柄崎。」
柄崎「社長!こんな奴の事気にしないでください!後でキッチリしめておきますから!」
丑嶋「柄崎、でしゃばるな」
柄崎「ウッ」
圧ハンパねぇ...!
丑嶋「お前名前は!」
刺激野「え?」
丑嶋「名前だよ。お前カッコよかったぜ!いきなり雇ってくださいなんて頭下げに来るやつなんてそうそういないだろ!」
刺激野「刺激野 炭酸です...。」
丑嶋「わかった。明日9時に俺の事務所に来い。住民票と免許証を持ってきてな。」
柄崎「しかし丑嶋社長!こんなやつの言うこと信じるンですか?まだ信用ができてません!」
丑嶋「フン、最近あの梅干し頭から注文が入ってよ!個性が強い人手がいるんだと。こいつにスカウトさせて、それから様子見にすればいいじゃねェか!」
柄崎「なるほどですね、社長。俺と同じ考えです。」
丑嶋「じゃあ、明日事務所な。」
その男は去っていった。
やった........