ウシジマくんとヒーローアカデミア 作:ソーシャルディスタンス
カラン
麗日夫「すいません...元本の返済に来たんですけど...」
丑嶋「麗日さん、今日は1人で?」
麗日夫「ええ、それで、元本のついでがてら、追加でご融資頂きたいと思いまして...」
丑嶋「ああ、追加のご融資の件ですね。先に最初にご融資した元本を確認したいのですが。」
麗日夫「こちらです。」
丑嶋「確認致しますね。」
チッチッチッチッチッ
丑嶋「確認が出来ました。返済おめでとうございます。では追加のご融資についてご説明致します。」
パサッ
丑嶋「こちらの紙に住所、電話番号、家族構成、ご職業、勤務先、そして……………連帯保証人を書いて貰います。」
麗日夫「連帯保証人ですか...」
丑嶋「ええ、それも融資の返済能力がある方にのみ、ご記載お願い致します。例えば...あなたの娘さんとかね。」
麗日夫「ふざけるな!」
丑嶋「ふざけてなんかいません。若い女の金の作り方なんていくらでもある...それに、あなた、親戚から見放されているんでしょ?まあ、時間はあるんですから。たっぷりご検討を...」
カラン
麗日夫視点
クッ、娘を連帯保証人にしろだと?ふざけるな!若い女の金の作り方など親の前で!...だが、金はどうする?家に居る妻は今日1日食べる飯を確保出来るか確保できないかで精一杯。ローンは先代から受け継いでいるから、既に返済はしている...だが、これ以上は...ダメだ...お茶子...すまん!
カラン
丑嶋「麗日さん!で、どうでしたか?」
麗日夫「娘には...無理やり説得させました...印鑑も押してあります...」
丑嶋「わかりました、麗日さん、辛かったでしょう。こちら、ご融資する100万円です。どうかお受け取りください。」
バサッ
丑嶋「では麗日さん、10日後にまた...」
カラン
借りてしまった...返せなかったら警察に駆け込めばいい...
だが、娘がそれを知ったら深く悲しむだろう...ごめんなぁ、お茶子
麗日夫「ごめんなぁ。」
刺激野視点
刺激野「丑嶋社長、今、貸した人、回収出来ンすか?」
丑嶋「回収出来ンすか?じゃねぇ、回収すンだよ。」
丑嶋「だが...。」
刺激野「?」
丑嶋「奴の娘は腐ってもヒーロー科、もしかしたら、追い込まれるのはこっちになるかもしれねぇこの件に、プロヒーロー、又はオールマイトが絡んできたらすぐに引き上げるぞ。そんときは高田の出番だ。」
高田「丑嶋社長、僕を便利道具扱いしないでください。」
丑嶋「あと関係ねェ話だが、最近ここらで肉蝮が出たと、知り合いの業者から連絡が入った。」
刺激野「肉...蝮?」
酷い名前だ
刺激野「どんなやつですか?」
丑嶋「身長がとても高く、2メートル越えの大男だ。真夏でもファーコート姿で徘徊している。自分の欲求のみに従って生きる、何をしでかすかわからねぇ危険な男だ。」
丑嶋「こいつと出会ったら...」
丑嶋「戦うことは考えず、すぐに逃げろ。お前らだけじゃ勝ち目はねェ。」
肉蝮...どんなやつだ...