今回の作品は前からずっと書きたかったお題だったので書いてて楽しかったです。
誤字や脱字があったら教えてくださいお願いします、ではどうぞ。
…………リーン…………リーン……
鐘の音に惹かれ使者が集まる。
灰色の水面が
初めは静かだった水面も次第に波をたて始め徐徐に激しく波を打ち始める。
狩りの臭い、業の深い獣の臭い、につられやってくる。
血に酔い、狩りに酔う、瞳を宿した
だがこの世界の理には従わなければならない。
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探窟組合本部 遺物使用実験場
チャポ…チャポ…サァァ
『ここは、どこだ』そう呟く
白い大きな部屋に私は立っていた。
周りを見渡すと3人の人間と大きな窓があった。
窓の奥には慌てた様子の人が何人もいる。
見た感じ獣の病に侵されてないような様子だった。
私は歓喜した。
悪夢から解放された、夢から覚めたのだと。
喜びのあまり興奮気味の私は目の前にいる3人の人に話し掛けた。
『ここは……どこだか教えてくれないか?』そう3人の内の一人に話しかける。
すると話しかけられた奴は顔を上げ驚いた顔を見せる。
そうした顔をしたと思ったら他の2人と私には聴こえない声の大きさで話をし始めた。
かなりの時間がたったが話が終わる気配がしないので再度話しかけようとしたその時、部屋のドアが空いた。
そこから入ってきたのは拘束具を持ち武装した十数人の人だった。
そして男が声をあげ指示をだす。
「できる限り外傷なく拘束せよ」と。
その言葉を聞いたとき思い出す。
ヨセフカ診療所にいた頭の肥大化した化け物、脳を喰らおうとしてくる化け物、そして
「狩人の治験なんてはじめてのことよ」この言葉を。
そして本能が告げる、向かえと。
そこからの行動は単純だった。
敵と判断した者を狩る。
ただそれだけ、今までしてきたことを行うだけ、手に握られたノコギリ鉈と短銃を持ち、狩る。
そこに躊躇いはいらない、こいつらもどうせ獣なのだ。
白い部屋に赤黒い模様が描かれていく。
その模様もだんだんと鮮やかさ増す。
狩る様子を目の当たり者達は悲鳴、呻き声、金切り声をあげている。
拘束具を持った奴らも、武装した奴らも難なく倒れた。
だが相手は数が多かった。
いくら狩ってもどんどん沸いて出てくる。
私は相手しているとキリがないと思い逃走を決めた。
廊下を駆け抜け、窓を蹴り破り外に出る。
全く知らない町を本能のままに駆け抜ける。
後ろからは探窟連合の奴らが追っかけてくる。
日の光を浴びて煌めくオースの美しい住宅街を駆け抜ける、懐かしさを感じながら、夢から覚めたときの事を思いながら。
私は南に走り続けた。
そして街へ溶け込むように消えていった。
その様子はまるで何かに惹かれていくようだった。
ここまで見てくださりありがとうございます。
これからもあげていきますのでどうぞよろしくお願いいたします。
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主人公のスペックは後程詳しく書かせていただきます。