彼は勇者ではない   作:厄介な猫さん

9 / 17
てな訳でどうぞ。


ラブレターさん、こんにちは

―――郡千晶の朝は比較的早い。

朝食と弁当の用意、掃除……朝はやることが多いのである。

……のだが。

 

「……また潜りこんだのか」

「すぴー…………」

 

二日に一回の確率で、本日も園子は千晶が寝ている布団の中に潜りこんでいた。勿論、個人の部屋はちゃんとある。むしろ無いと本当に大問題である。

幸い(?)園子の寝間着はニワトリの着ぐるみのようなもので、色気もクソもないから欲情しづらいので“間違い”をやらかす心配は今のところはない。……今後は分からないが。

 

何せ腕ががっちりホールドされている上に、柔らかい感触がはっきりと感じ取れるのだ。思春期の男子にはかなりキツい。

加えてまだ日が昇りきっていないから起こしても簡単には起きない。下手したら悪化して抱き枕にされかねない。

なので、朝の準備は銀に頼むことにした。

近くに置いてあったスマホを取り、電話コールして十秒後。

 

『ふわ……おはよう、千晶』

「おはよう銀。すまないが……」

『分かってるよ。電話してきた時点で察してるから』

「助かる」

 

千晶がお礼を言った直後に電話が切れ、少ししてリビング辺りから音が聞こえ始める。

 

「起きろ園子。朝だぞ」

「む~……」

 

その間に千晶は園子を起こそうと軽く揺するも、園子は唸るだけで起きる気配がない。

 

「あむあむ……」

「くっ……!?」

 

それどころか寝惚けて千晶の耳を噛み始めた。耳を噛まれた千晶としては堪ったものではない。背筋が痺れるというか、邪な心が芽生えそうというか……とにかく、精神衛生上よろしくなくなってきている。

 

「園子、起きろ!朝だぞ!」

「むぎゅむぎゅ……このお肉、こーりんの味がする~…………」

 

少し怒鳴るように千晶は起こそうとするも、園子は寝言を口にするだけで起きる気配がない。ついでに耳をかじるのを止める気配もない。

こうなっては仕方ないと、千晶は園子の頬を全力でつねった。

 

「むにゃにゃ……うひゃあ~!いひゃいいひゃい!」

「ようやく起きたか。ここで止めてもいいが……発散目的も兼ねて、このまま罰を執行し続けるとしよう」

「いひゃいいひゃいいひゃい!こーりんのおにぃ~!!」

 

それから銀に呼び出しを食らうまで、園子は耳かじりから解放された千晶に頬を引っ張られ続けるのであった。

 

 

 

―――――――――

 

 

 

「ううー……頬がまだ痛むんよ~」

「自業自得だ。俺はお前に耳をかじられたんだからな」

「うん。今回ばかりは仕方ないッスね。下手したらムラムラ案件だし……」

 

朝の登校で園子は痛そうに両頬を擦り続け、かじられた痕がまだ残っている千晶はバッサリと返す。銀も園子には同情しつつも今回の制裁は当然だと納得している。

耳をかじる、かじられるはどう考えてもアッチ方面を想像する。下手したらそのまま……というのも十分にあり得た。

 

「最近のこーりんが冷たい……前は快く一緒に寝てくれたのにー……」

「状況が違うだろう。前は手を握って隣で寝るだけ……間違いが起こる可能性は皆無だから了承したんだ」

「祀られていた時はアタシも園子も全然身体が動かせなかったし、内装もあって雰囲気もへったくれもなかったからな」

 

銀の言う通り、あの人形だらけの不気味な部屋でラブロマンスな空気になるわけがないし、やろうとしても水を差され続ける。つまり、甘い空気になりようがないのである。

 

「でも小説のネタは手に入ったんよ~!やっぱりネタは知識ではなく身近な光景と体験が一番なんよ~!」

 

全く反省していないであろう、目を輝かせてそんな事を宣う園子に、千晶と銀は揃って肩を竦める。実際、散華が治ってからは日常のあれこれでさえ、ネタとしてメモ書きしているのだから。

 

「だからこーりん。今日は腕を組んで―――」

「さすがに自重しろ。本気で」

 

千晶はそう言って園子の頭に軽いチョップを落とす。チョップされた園子はあ~ん、イケず~と軽いノリで返す。

そんなこんなで学校に到着すると、下駄箱のところで友奈と美森が立ち止まっていた。

一体どうしたのかと千晶達は友奈と美森に近づくと……友奈の手にはハートのシールで封がされた一枚の手紙が握られていた。

 

「東郷さん。この手紙は何かな?」

「不幸の手紙かもしれないわ。友人知人に……」

「いや須美。それは不幸の手紙じゃないって」

 

友奈の質問に対する美森の推測に銀が否定のツッコミを入れた。何せ、二年前も同じことがあったのだから。

 

「あ、おはよう。園ちゃんにミノちゃん、こーりんくんも」

 

千晶達に気付いた友奈はすぐに挨拶する。全員があだ名呼びとなっているのは、園子もあだ名で呼ぶことにした上で千晶もあだ名呼びで通すことになったから、銀もあだ名で呼ぶことにしたからだ。

 

「おはよう三人とも。それより銀。不幸の手紙じゃないってどういう……」

「いやだって、二年前にも同じことあったじゃん。あの時須美は羅漢像やら果たし状って叫んでたし」

 

銀がそう言った瞬間、美森はショートしたように動かなくなった。どうやら友奈が手に持つ手紙が何なのかに気付いて現実逃避に走ったようである。

 

「取り敢えず、読んでみるよ!もしかしたら勇者部への依頼かもしれないし!」

 

友奈はそう言って手紙を開き、その内容を確認していく。

 

「えっと……『突然のお手紙すみません。このことを伝えるべきか悩んだのですが、もう自分の気持ちを抑えることができません。好きです、結城友奈さん。明日の放課後、校舎三階の踊り場で待っています。返事を聞かせてください』……」

 

友奈が手紙の内容を読み終えると、園子はニコニコ顔を貫き、銀はやっぱりか~と言いたげに顔を見上げながらも若干頬を赤く染めた。

千晶は微妙な表情をし、美森は現実逃避が続いているのか、まだショートしている。

 

「え……えっと、これって―――」

「ラブレターだね~」

 

園子が明確に手紙の正体を口にした瞬間、友奈の顔は真っ赤に染まった。

 

「わ、私、どうしたらいいのかな……?もしかして、間違えて私の下駄箱に―――」

「……まあ、いきなりラブレターが来たら、少なくとも反応に困るのは確かだな」

 

ラブレターを貰って見事に困惑している友奈に、千晶は苦笑しながら呟く。

その後は友奈はラブレターに困惑し続け、美森は友奈がラブレターを貰った事実に暴走しかけと、早朝とはまた違った慌ただしい朝となる。

取り敢えず、友奈が貰ったラブレターについて勇者部で話し合うこととなったのだが……

 

「友奈がラブレターを貰ってくるとはね……」

「一大事です。勇者部に舞い込むどの依頼よりも可及的速やかにこの危機的状況を排除し、一刻も早く友奈ちゃんの身体的・精神的安寧を守るべきです!」

「な、なんだか東郷先輩がおかしなことに……」

 

樹が美森に対してそう呟くが、これでもまだ落ち着いてきた方である。何せ、最初は差出人を撃ち抜くと言い出していたのだから。

ちなみに、サンチョ枕の上で焼きそばを嘴のみで器用に食べているヤタガラスは我関せずの態度で気にも止めていない。そして、その焼きそばが消えていく光景を風は全力で無視している。

 

「うぅ、どど、どうしたらいいんだろ……絶対、何かの間違いだと思うけどなぁ。だって園ちゃんや東郷さんのように綺麗じゃないし、ミノちゃんや夏凜ちゃんのようにカッコよくないし、樹ちゃんのように可愛いわけじゃないし……」

「本人の名前も書かれている上に、明確に好きと書かれているからなぁ。園子の時の応援の手紙とは全然違うし」

 

ラブレターを貰った本人である友奈はヘタレたように間違いだと連呼し続け、そのラブレターを改めて確認した銀は過去のことを思い出しながら間違いの可能性を否定する。

しれっと風がハブられているが、誰も指摘しない。それだけで、今回の風の扱いが良く分かるというものだ。

 

「ま、まぁ私は別に友奈がラブレターを貰おうとどうでもいいけど。でも、そのラブレターの差出人、ど、どうせロクな男じゃないに違いないわ。それにもしかしたら、イタズラかもしれないし……!」

「なら今すぐその差出人を探し出して始ま―――いえ、拷も―――コホン、尋も―――ンンッ、聞き取り調査を行いましょう」

「そ、そうね。友奈は同じ部員だからほっとくわけにもいかないし?この差出人が二度と友奈に近づかないように折か―――話を付けておくのも、やぶさかじゃないわ」

 

夏凜も口では興味なしと言いながらも十分に動揺しており、美森は夏凜が口走った可能性に食いついてかなり物騒な思考に浸かりかけている。

しかも美森の物騒な発言に同意している辺り、夏凜も微妙に美森に近づいてきている。まあ、友奈との記憶を散華したのだから、ある意味仕方ないのかもしれないが。

 

ちなみに、夏凜の友奈との記憶が散華していた事実は友奈本人にあっさり暴露された。それまでは恥ずかしさから上手く隠していたのだから、その時の夏凜の動揺っぷりは見事なものだった……と言うのがニヤニヤしていた風の談だ。

まあ、再会して早々に『夏凜ちゃん!私のこと覚えてる!?』なんて聞かれれば一発でバレる。言い訳はおろか、誤魔化しようがないのである。

 

「メモメモメー!」

「この状況でメモを取るな」

 

そんな光景を園子は目を光らせてメモ帳にペンを走らせ、そんな園子に千晶は呆れた眼差しを向ける。彼女は本日も平常運転である。

 

「ここは経験豊富で頼れるアタシの出番ね!なにせ、アタシはラブレターを―――」

「それで友奈。このラブレターに対し、お前はどうしたいんだ?」

「こういうのは、本人の意思が大事だしなぁ」

「最後まで言わせなさいよぉ!」

 

ようやく参戦したのにあっさりと遮られた風のツッコミを無視しつつ、千晶と銀は友奈にどうしたいのかを問い質す。

 

「私は……断ろうと思ってます。知らない人とは付き合えないですし……」

「ま、それが普通だよな」

 

友奈のその言葉に銀は確かにと頷く。名前も顔も知らない人にいきなり好きです、付き合ってくださいと言われても頷ける筈がない。

 

「でも……断ったら相手を傷つけちゃうんじゃないかと思うと……何て言ったらいいかわからなくて……」

「いや、素直に理由を話せばいいと思うぞ。無理に付き合うのも相手に失礼だし、正直に気持ちを伝えれば相手も納得するだろう。案ずるより生むが易しという言葉もあるしな」

「そうかなぁ……?」

 

千晶の助言に対し、友奈は半信半疑といった感じで首を捻る。結構セオリーとも言える千晶の助言だが、不思議と説得力があった。

 

「なんか妙に説得力があるわね、郡。もしかして経験済み?」

「まあ、小学生の頃だけですが、五回もらいましたからね。直接の手渡しも含めて」

「ごはぁっ!?」

 

風の疑問に千晶があっさりと肯定した瞬間、風はそんな声を上げて部室の床に倒れこんだ。

 

「あ、お姉ちゃんが倒れた」

「いや、何で倒れるのよ?風もラブレターをもらった経験があるんでしょ?」

「お姉ちゃんがラブレターをもらったのは、チア部の助っ人をした時の一回だけですので……」

 

夏凜の疑問に対して樹がそう答えると、全員が思わず納得した。

そりゃ自身は一回しかもらってないのに対し、後輩は五回ももらっていたのだ。経験負けしたショックで倒れたくもなる。

 

「ま、千晶がラブレターもらってたって聞いても、やっぱりかーってぐらいしか思わないッスけどね」

「そうね。千晶くんは昔から顔は良かったものね。勉強も運動も出来ていれば、人気がでるのは当たり前よね」

 

銀と美森はあっさりと千晶の言葉を受け入れた。実際、銀と美森が初めて千晶と会った際、園子の友達ということもあってどこかの御曹司と勘違いしたのだから。

後、園子様。その黒いオーラをしまってください。笑顔なのが余計に恐怖を煽りますので。

 

「加えて、微細に残った火傷の痕がイケメンさを更に上げてますしね。ちなみに転入してからは?」

「ないな。まだ転入してからそれほど経っていないし、むしろラブレターを出す時点で相当な勇気がいるだろうしな」

「ああ、園子が自己紹介した時のアレね。転入した翌日から、学校全体に知れ渡ってたし」

 

むしろ園子が意図的に広めたのではないか。そんな疑惑すら湧いてくる。だって、園子様の顔はニコニコ笑ってるのに笑ってないように感じられるから。

 

「こーりん……後でそのラブレターについて教えてくれないかな?一元一句、正確にね」

「……何故黒いオーラを纏って食いつくんだ?それと現物ももうないぞ。断ったのに持ち続けるのもどうかと思うしな」

「じゃあラブレターをもらったシチュエーションを教えて!」

 

園子様、黒いオーラ消してあっさり機嫌を直す。千晶への想いが良く分かる光景である。

 

「話が微妙に逸れたわね。それで、千晶のアドバイスに従うの?」

「う~ん……それが一番だと何となく分かったんだけど……他に方法はないかなぁ……?」

 

夏凜が話の流れを戻し友奈に問いかけるが、友奈は煮え切らないような感じで呟く。

 

「他の方法か……口で伝えるのが難しいなら、こっちも手紙で返せばいいんじゃね?」

「会うのが気まずいなら、指定した場所に手紙を置いておくのもいいわね」

「でもその場合だと、関係のない人にまで友奈ちゃんの手紙が読まれる可能性があるわ」

 

美森のその指摘によってこの案は却下された。そうなれば間違いなく騒ぎが大きくなって噂が独り立ちしてしまうから。

 

「それなら~、もう誰かと付き合っていることにしたらどうかな~?」

「いいですね。その相手を千晶先輩に―――」

「他に良い案はないかな~?」

「先程のご自身の案をなかった事にしてる……」

 

園子も偽装彼氏の案を出したが、樹の言葉を聞いてすぐに消し去った。あまりの変わり身の早さに樹はもちろん、付き合いの長い銀と千晶ですら呆れている始末だ。

 

「なら、私が友奈ちゃんの代わりにお断りの返事を入れて参ります」

「待って東郷さん!ちゃんと自分で断るから!!」

 

返事は明日にも関わらず、今すぐ指定された場所へ行こうと部室から出ていこうとした美森を友奈は慌てて引き留める。

この案も当然、却下であった。

 

「それならミュージカル風に歌いながら返事するってのはどう?相手が面食らっている内に歌い終わって、クールに立ち去るの」

 

ようやく復活した風がそんな案を提示した。気まずいなら歌うことで誤魔化してしまおうというものであろう。

 

「……それ、相手をものすごく傷つけるのでは?」

「そうね。私なら間違いなくバカにされたと思うわ」

「怒るか、学校に来れなくなる姿が容易に想像できるわ」

 

銀、美森、夏凜は至極真っ当な意見で風の案を否決する。歌いながら返事を返すなど、端から見ればバカにされているようにしか見えないからである。

 

「そこはほら、友奈の表現力でカバーしてどうにか」

「む、無理です無理です!!」

 

友奈本人からも全力で否定され、この案は完全に却下となった。

 

「天才の発想はいつも理解されないわね……」

「天才とバカ・変態は紙一重ですからね。もっとも、風先輩のこの場合はバカになるでしょうが」

「お姉ちゃんがバカですみません……」

「バカにしないで!樹も申し訳なさそうに謝らないで!!」

 

千晶にバカ扱いされ、樹にさえ謝られる展開に風は泣き顔で反論する。しかし、この案は今まで出た中で一番酷かったので、誰も擁護しようがないのである。

 

「結局、千晶の案しかないかしらね。経験込みの意見じゃ、ある意味仕方無いけど」

「素直に気持ちを伝えて断る……やはりそれが無難でしょうね」

 

浮いた話の一つでもあれば、もっと具体的なアイディアが出たかもしれないが、生憎そう言った経験はほぼ皆無だ。

 

「そっちの三人は、経緯が経緯だから参考にはなりそうにないしね」

「アタシに振られても困りますって。アタシの場合、千晶は男友達って認識ですし」

「そうなんですか?二年も一緒に居られたんですよね?」

 

銀の否定の言葉に樹が首を傾げる。二年も一緒であれば、多少は意識しそうなのにと。

 

「確かに一緒だったけど、恋愛に発展しそうな気がしないんスよね。園子には勝てそうにないって言うか……」

「それって家柄の問題かしら?でも、千晶くんはそう言うの気にしないタイプだった筈だけど」

「ああ、家柄じゃなくて個人の方だよ。須美。だって昏睡状態に陥っても、千晶は園子の手を絶対に離さなかったんだから」

 

その瞬間、千晶と園子、銀以外は固まった。

 

「それって大橋の決戦の時?私が思い当たるのはそこしか浮かばないんだけど……」

「ああ。ヤタガラスに無理矢理起こさせて、近くのスマホを拝借して変身して加勢に向かったんだ」

「しかも、壁の外やバーテックスについて全部知った上で、ですし。それを知って迷わず助けに行けるってどういう神経してるのか、当時は本当に頭を抱えたもんッスよ」

「その辺りは俺にとっては些事だったからな。友達を助けるのに、何も関係ないだろう?」

 

銀の呆れた言葉にそう返す千晶。それを聞いて園子と銀以外はええ……と軽く引いている。

あれを些事扱いとか……常識人と思っていた千晶は、実際は相当頭がおかしい変人だった。

 

「……やっぱり東郷含めた先代組は変人奇人の集まりだわ」

「ちょっと風先輩?それはどういう意味ですか?」

 

風の疲れたような呟きに、暴走したら冗談抜きでヤバい変人が心外と言いたげに問い詰めて来る。

結局、友奈のラブレターの返事は千晶の案を採用することとなった。

 

―――後日。

 

「お付き合いはお断りしましたが、お友達になりました!」

「おお~!ゆーゆに男友達ができたんだね~?」

「ううん。差出人は女の子だったよ」

「ああ~、そっちか~」

 

ラブレターの差出人が同性だったという事実に、園子のメモ帳が厚くなったのは言うまでもない。

 

 

 




「ところで郡。その三通の手紙は何?」
「二通は妬みの手紙。残りの一通はタチの悪いイタズラですよ」
「どれどれ……うわ。『怒』や『殺』、『怨』がびっしり埋められているわね。しかも血のように真っ赤だし」
「こっちの方は…………ラブレターじゃない!!これのどこがタチの悪いイタズラよ!?」
「これ、出したの男ですよ?実際、遠巻きで数名の男子がニヤニヤしてましたし」
「それだけじゃ判断できないんじゃないかしら?」
「その妬みの手紙は机の中だったが?」
「それなら納得ですね。ちなみに園子先輩は何処に?」
「園子はOHANASHIしに指定された場所に向かったよ……」
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。