から傘お化けと洗脳少年のアカデミア生活!!   作:暁月鈴

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12話です

前回の投稿が遅かったので、今回は頑張って速く投稿しました


オールマイトの授業と戦闘訓練

~心操side~

 

雄英高校に入学して2日目。午前中の授業が終わり、午後の授業、『ヒーロー基礎学』が始まる。担当する教師の名は……

 

 

「わーたーしーがー 普通にドアから来た!!」

 

 

「オールマイトだ……!!すげえや。本当に先生やってるんだな……!!!」

 

 

銀時代(シルバーエイジ)のコスチュームだ………!画風違い過ぎて鳥肌が……」

 

 

そう、No1ヒーロー『オールマイト』だ。その人物の登場に、教室にいる生徒たちは興奮する。もちろん、それは俺も例外ではない。

 

 

「ヒーロー基礎学!ヒーローの素地を作るため、様々な訓練を行う課目だ!!単位数も最も多いぞ!!早速だが、今日はコレ!!戦闘訓練!!!」

 

 

そう言うと、オールマイトは『BATTLE』と書かれたパネルを取り出し、テンション高く告げる。それに伴って俺達(生徒達)のやる気もどんどん上がっていく。

 

 

「そしてそいつに伴って……こちら!!!」

 

 

オールマイトがリモコンを押すと壁から人数分のケースが現れた。これは生徒の要望とサポート会社によって出来上がったコスチュームだ。自分専用のコスチュームに生徒たちは大盛り上がりである。

 

 

「おお!」

 

 

「壁が動いてる……秘密基地みたい」

 

 

「ちゃんと自分のコスチュームは持ったかな!?着替えたら随時、グラウンドβに集合だ!」

 

 

 

 

 

 

着替え終わった俺は、グラウンドβに来ていた。俺のコスチュームは、忍者の服装と浴衣を足して2で割ったような見た目だ。ちなみに、このコスチュームは小傘が作ってくれた。コスチュームの作り方を調べて作ったらしい。

 

「どう?着てみて違和感とかある?」

 

 

「いや、違和感は特に無いし、普通に動きやすいよ」

 

 

「そっか。なら良かった」

 

 

と、小傘とそんな会話をしていると、

 

 

「良いじゃないか皆!!カッコいいぜ!!」

 

 

 

みんなもう来ていたらしく、オールマイトが皆に向けてそう言う。

 

 

 

「先生!ここは入試の演習場ですが、また市街地演習を行うのでしょうか!?」

 

 

白いアーマーを被った飯田がガシャンと音を立てながら手を挙げた。

 

 

「いいや!もう二歩先に踏み込む!屋内での対人戦闘訓練さ!!敵退治は主に屋外で見られるが、統計で言えば屋内の方が凶悪敵ヴィラン出現率は高いんだ!監禁、軟禁、裏商売…このヒーロー飽和社会!真に賢しい(ヴィラン)は闇に潜む!君らにはこれから、(ヴィラン)組とヒーロー組に分かれて二対二の屋内戦を行ってもらう!」

 

 

オールマイトが説明すると、蛙吹が質問する。

 

 

「基礎訓練も無しに?」

 

 

「その基礎を知る為の実践さ!ただし今度は、ブッ壊せばOKなロボじゃないのがミソだ!」

 

 

「勝敗のシステムはどうなります?」

 

 

「ブッ飛ばしてもいいんスか」

 

 

「また相澤先生みたいな除籍とかあるんですか……?」

 

 

「分かれるとはどの様な分かれ方をすればよろしいですか!」

 

 

「一人余るんですけどそれはどうすれば…?」

 

 

「このマントヤバくない?」

 

 

「んんん〜〜聖徳太子ィィ!!!」

 

 

と、みんなもどんどん質問していく。するとオールマイトはどこからかカンペを取り出してそれを読み始めた。小傘は「カンニングペーパーって……大丈夫かな……」なんて呟いていた。

 

 

 

「いいかい!?状況設定は(ヴィラン)がアジトの何処かに核兵器を隠していて、ヒーローはそれを処理しようとしている!ヒーローは時間内に(ヴィラン)を捕まえるか、核兵器を回収する事。(ヴィラン)は制限時間まで核兵器を守るか、ヒーローを捕まえる事」

 

 

(設定がアメリカン……) 

 

 

俺は思わずそう思った。その間にも、説明は続く。

 

 

 

「コンビ及び対戦相手は、くじだ!」

 

 

「適当なのですか!?」

 

 

と、飯田が質問するが、側にいた緑谷がかわりに答えた。

 

 

「プロは他事務所のヒーローと急造チームアップする事が多いし、そういう事じゃないかな……」

 

 

つまりは他のヒーローと急に組むことが多いからこそのくじ引きという訳だ。ん…?けど……

 

 

「あの、オールマイト。うちのクラスは奇数なんですけど、どうするんですか?」

 

 

「ああ!余った1人は最後に2vs1で戦ってもらう。人数不利だが、戦い方を知っているというアドバンテージをどう生かすか見るつもりだ!」

 

 

俺の質問にオールマイトはそう答える。そうして、クジを引いた結果、Kチーム。つまり、俺が最後、1人で戦うことになった。そうして、戦闘訓練が始まった……

 

 

 

 

 

 

戦闘訓練だが、最初のチームはいろんな意味でヤバかった。室内で大爆発を起こすは天井を突き破るは、勝った方がボロボロになるというふうになった(ちなみに緑谷は小傘が回復してくれた)。そうして時間が過ぎて行き、いよいよ俺の番となった。対戦相手はBチーム。2回戦をあっさりと終わらせた轟と障子のチームだ。彼らの方を見るとパチリと目が合う。

 

 

「Bチームがヒーロー。Kチームが(ヴィラン)だ!!」

 

 

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

 

「ん、しょっと」

 

 

俺は窓がなくて広い部屋に核を設置する事にした。ここなら窓からの奇襲の心配もないし、弾幕も撃ちやすい。今回もいつものように小傘の手は借りない。準備が出来た俺は、訓練開始の合図を待つ。そして……

 

 

「室内戦闘訓練……スタート!!」

 

 

と、オールマイトが開始の合図をだす。すると……

 

 

パキパキパキパキ

 

 

と、ビル全体が一気に凍り付いた。まあ、やっぱりそう来るよな。俺は開始と同時に宙に浮くことで、その攻撃を回避する。その後、轟が俺の居る部屋……核のある部屋に入ってきた。

 

 

「……ちっ、さすがに二番煎じは通用しなかったか。障子。……あぁ、やっぱり飛んで躱された。……いや、一人でいい。あんまり手加減できないんでな、できれば巻き込みたくはない。……あぁ、まかせろ」

 

 

どうやら障子はここに来ないらしい。出来れば来て欲しかったが、まあ、仕方ないか。

 

……っとそうだ。まずは相手が俺の『個性』を知っているか確認しよう

 

 

「初手の攻撃は避けたけど、まだやるのか?」

 

 

と、俺は適当な質問をする。すると、

 

 

「当たり前だ。さっさと捕まえさせて貰うぞ」

 

 

そう轟は答える。よし、どうやら知られてない見たいだな。そうして、俺たちは戦闘を開始した。

 

 

◆◇◆◇◆◇◆

 

氷と弾幕がぶつかり合い、戦闘音が鳴り響く。すると轟はこの状況を打破しようと、大技を放つ構えを見せた。俺は、その()()()()()でまるで()()()()()()()()轟に声をかける。

 

 

「おい、お前何を……」

 

 

「今さら止めようとしても遅……」

 

 

と、轟がそこまで言うと、突然その動きが止まる。うまく『スイッチ』が入ったようだ。そして俺は勝負を終わらせるためにこう発言する。

 

 

「その攻撃は、障子のいる方向に向けて放て」

 

 

そう言うと共に轟は、障子がいるであろう方向に向けて氷を放つ。その瞬間、

 

 

「【スペルカード】夢符天より見守るご先祖様

 

 

俺はスペカを宣言する。すると、上から表れたたくさんのレーザーが、轟を目掛けて降り注ぐ。スペルカードが終了すると、轟はすでに気を失っていた。

 

 

(ヴィラン)チーム!ウィン!!」

 

 

どうやら障子は氷に閉じ込められていたようだ。位置を割り出すつもりだったが、まあ結果オーライと言うことで。この後、小傘が2人を回復させて、講評を聞くことになった。そうして、この日の授業は終わった。

 

 

 

 

ちなみにこの後、クラスメイトから質問攻めに会い、個性を2つ持っていることを伝えると、皆に驚かれた。

 

 

 

 




戦闘シーン書くのホントに難しい……

あと今回、小傘ちゃんがほぼ空気になったのが反省点ですかね……
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