から傘お化けと洗脳少年のアカデミア生活!!   作:暁月鈴

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14話です

評価バー赤を維持するの難しいですね……


USJにて敵襲来

~小傘side~

 

「えー、今日のヒーロー基礎学だが…俺とオールマイト、そしてもう1人の3人体制で見る事になった」

 

 

今日のヒーロー基礎学はそれまでとは少し違う雰囲気で始まった。

 

 

「はーい! 何するんですか!?」

 

 

「災害水難なんでもござれ人命救助(レスキュー)訓練だ!」

 

 

今までの戦闘訓練とは異なる救助訓練。生徒達はガヤガヤと騒ぎ始めるが、相澤先生が睨むと、すぐに静かになった。

 

 

 

「今回、コスチュームの着用は各自の判断で構わない。中には活動を限定するコスチュームもあるだろうからな。訓練場は少し離れた場所にあるからバスに乗っていく。以上、準備開始。」

 

 

そうして、各々の準備が終わると、

 

 

「――バスの席順でスムーズにいくよう、番号順に二列で並ぼう!」

 

 

その発言と共に、飯田くんが皆を並ばせていく。委員長の仕事、頑張ってるな~。「フルスロットル」なんて言っている人もいるし……

 

 

 

 

~心操side~

 

「こういうタイプだった、クソウ!!!」

 

 

「イミなかったなー」

 

 

「ぐおぁあおぉぉぉ!!」

 

 

 

バスの席はボックス席ではなく前半分が向かい合って座るタイプの座席になっているバスだった。そのため、二列で並んだ意味が全くなく、飯田はその事に落ち込んでいる。そして、クラス内でハデで強い個性の話が始まった。その話の途中で、緑谷が

 

 

「あ、あの……小傘さんはどこにいるの?」

 

 

そう小声で聞いてきた。小傘がバスの中にいないから気になったのだろう。

 

 

「ああ、小傘なら……「ここにいるよ!!」……っ」

 

 

俺はその質問に答えようとしたら、小傘がそれに答えた。さっきから会話を聞いてたのだろう。俺と緑谷は声が聞こえた方向……窓を見る。そこには小傘が顔を覗かせていた。しかしその顔は、逆さまに写っている

 

 

「うわぁぁぁぁぁ!?」

 

 

その光景に、緑谷は声を大にして叫んでいた。まぁ、そりゃ驚くわな。俺は小傘がバスの屋根にいることを知っていたため驚かなかったが。緑谷が急に叫んだ為、クラスの人達も驚いて何があったのか聞いてきた。俺達は慌てて誤魔化すと、

 

 

「煩いぞ、緑谷。あと、もう着くからいい加減にしろよ……」

 

 

「「「ハイ!!」」」

 

 

相澤先生がそう言うと、バス内は一気に大人しくなる。窓の外を見てみると、巨大なドーム状の建物が見えていた。どうやら、あそこが今回の目的地らしい。

 

 

 

 

 

 

◇◇◇

 

 

 

 

 

 

到着した俺達はドームの中に入る。そのドーム内には、あらゆる災害や事故の現場を模したエリアが多数設置されていた。

 

 

「「「すっげーーー!!USJかよ!!?」」」

 

 

 

その光景に、俺達生徒は湧き上がる。

 

そこに、宇宙服のようなコスチュームを纏ったスペースヒーロー『13号』が現れ説明をする。

 

 

「水難事故、土砂災害、火事、etc……あらゆる災害に対応するために、僕が作った演習場です。その名も『ウソの(U)災害や(S)事故ルーム(J)』!!」

 

 

(大丈夫なのか、その名前!?)

 

 

「頭文字が被っただけだからセーフ……なのかな?」

 

 

その名前に俺は思わず心の中でツッコミを入れ、小傘は苦笑いしつつそう呟く。

 

 

 

「スペースヒーロー『13号』だ!災害救助で目覚しい活躍をしている紳士的なヒーロー!」

 

 

 

「わー!私好きなの、13号!」

 

 

 

緑谷が興奮気味に言い、麗日に至ってはキャッキャとはしゃいでいた。

 

 

相澤先生と13号がこそこそと話している。そしてそれが終わった後、

 

 

 

「えー、始める前にお小言を一つ二つ…三つ…四つ…」

 

 

(増える…)

 

 

「あ~長くなるヤツだコレ……」

 

 

13号が小言を1つずつ増やすと、俺は心の中でツッコミを入れ、小傘もそう愚痴をこぼす。

 

すると13号は、自分の“個性”を生徒達に説明する。

 

 

「皆さんご存知だとは思いますが、僕の“個性”は『ブラックホール』。どんな物でも吸い込んでチリにしてしまいます」

 

 

 

「その“個性”でどんな災害からも人を救い上げるんですよね」

 

 

 

緑谷が13号の話を聞いてそう答え、麗日さんは激しく首を縦に振った。

 

すると、13号が説明を始めた。

 

 

「えぇ…しかし、簡単に人を殺せる力です。皆の中にもそう言う“個性”が居るでしょう」

 

 

「!」

 

 

13号が言うと、俺達生徒は目を見開く。

 

 

「超人社会は“個性”の使用を資格制にし、厳しく規制する事で一見成り立っているようには見えます。しかし一歩間違えれば容易に人を殺せるいきすぎた“個性”を個々が持っていることを忘れないで下さい。相澤さんの体力テストで自身の力が秘めてる可能性を知り、オールマイトの対人戦闘でそれを人に向ける危うさを体験したかと思います。この授業では…心機一転!人命の為に“個性”をどう活用するかを学んで行きましょう!君達の力は傷付ける為にあるのではない。救ける為にあるのだと心得て帰って下さいな」

 

 

 

「以上!ご清聴ありがとうございました」

 

 

 

「ステキ—!」

 

 

 

「ブラボー!!ブラボー!!」

 

 

 

13号が礼をしながら締めくくると、俺達生徒は声上げ、拍手喝采を送る。

 

 

「それじゃあまずは……!?」

 

「あれ……?オールマイト、いないじゃん」

 

「一塊になって動くな!13号は生徒を守れ!」

 

 

 

相澤先生がこれから行うことの説明をしようとした、その時。中央に鎮座する噴水から黒い靄が湧き上がった。そして、その中から……たくさんの人が表れる。

 

 

「子どもを殺せば……来るのかな?」

 

 

「何だ?もう始まってるパターン……」

 

 

「動くな!アレは……

(ヴィラン)だ!

 

 

表れたヤツらの正体に俺達は驚いた。ここで俺達は本当の悪意を目の当たりにすることになる……

 

 

 

 

 

 

 

 




次回は戦闘シーンか……

頑張って書いていこう
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