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~心操side~
今日は入試当日。俺は小傘と一緒に雄英高校まで来ていた。ここ雄英は、No.1ヒーロー『オールマイト』、No.2ヒーロー『エンデヴァー』といった、沢山のプロヒーローを世に排出してきた実績を持つ、名門中の名門だ。中でも、俺の目指す『ヒーロー科』は、偏差値79、倍率が300倍と、途轍もなく高い。正直、前の俺だったら、実技の内容によっては『ヒーロー科』に合格できなかったかもしれない。しかし、
「ふぇ~~ デッカ………」
と、隣で呟くこいつ…… 多々良小傘と出会って俺は変わった。『弾幕』という新たな技が使えるようになり、『個性』に頼らなくても戦えるようになった。俺は、ヒーローへの道を進むため、雄英の門をくぐった……
~小傘side~
筆記試験が終わり、私たちは実技試験の説明を聞くため講堂に向かう。すると……
「今日はオレのライヴにようこそ~!!!エヴィバディ…………セイヘイ!!!」
なんかものすご~くハイテンションな人が現れた。てかライヴ?ボケのつもりなのかな?
周りの人たちも一切返事をせず、会場は、『シーン』とした空気が流れる。それでも、あの人は一切テンションを変えず、
「コイツぁシヴィー!!!受験生のリスナー!!!今から実技試験の概要をサクッとプレゼンするぜ!!! アーユーレディ!!!」
このテンションはどうにかならないのかと思いつつ、私は説明を聞いていく。
ここまでに説明された内容を纏めると、
町を襲う仮想
「質問よろしいでしょうか!?」
と、後ろの方から声が聞こえ、顔を向ける。そこには、眼鏡をかけた真面目そうな少年がいた。その少年は、配られたプリントを見ながら、
「プリントには四種の敵ヴィランが記載されております!誤載であれば、日本最高峰たる雄英において恥ずべき痴態!!我々受験者は規範となるヒーローのご指導を求めて、この場に座しているのです!!ついでにそこの縮毛の君!」
と、彼は緑色の髪をした少年を指差す。そして、
「先程からボソボソと…気が散る!!物見遊山のつもりなら即刻ここから去りたまえ!」
「すみません…」
そう指摘された緑髪の少年は口を塞ぎながら小声で謝った。するとその少年の周りにいる受験生がクスクスと笑い出す。すると、その雰囲気を壊すかのように、
『オーケーオーケー、受験番号7111番君、ナイスなお便りサンキューな!四種目の敵は0ポイント!ソイツは言わばお邪魔虫!スーパーマリオブラザーズやった事あるか!?レトロゲーの!アレのドッスンみたいなもんさ!各会場に一体、所狭しと大暴れしている『ギミック』よ!倒せない事は無いが、倒しても意味は無い!リスナーには上手く避ける事をオススメするぜ!』
と、ハイテンションな人から説明する。すると、眼鏡の少年は
「ありがとうございます!失礼致しました!」
と言い、ちょうど直角に頭を下げて席に座った。
『俺からは以上だ!!最後にリスナーへ我が校“校訓”をプレゼントしよう!かの英雄ナポレオン=ボナパルトは言った!『真の英雄とは人生の不幸を乗り越えて行く者』と!!“Puls Ultra”!!それでは皆!よい受難を!』
実技の説明が終わり、私たちは実技試験の会場についた。そこで、持ってきたスペルカードを確認していると、
「小傘、この実技試験なんだけど、お前は手を出さないでくれないか?」
と、言ってきた。え……?
~心操side~
「え?何で?二人でやった方がポイント稼げるよ!?」
俺が「手を貸さないで」というと、小傘は驚いた顔をして、そう返した。確かに小傘と協力すればポイントは沢山稼げるだろう。だが……
「この試験は、俺1人の力でどこまでやれるか試したいんだ。頼む!!」
すると小傘は、
「分かった。試験中は、君の近くにいとくね。ただ、危なくなったら手を出すよ」
と、小傘は納得してくれ、ピンチの時以外では手を貸さないと約束した。
そうして実技試験が始まった。
次回は実技試験中の様子を書くつもりです
原作に突入したため投稿ペース、落ちるかも……