今回は、思ってたより速く投稿できました。
~心操side~
実技試験開始の時が迫ってきた。俺はスタートラインに並ぶ人たちより後ろで待機する。空を飛ぶ時に、周りの人が邪魔になるかも知れないからだ。そうして、試験開始の合図を待っていると、
『ハイ スタート!』
突然出された合図に、俺も含め受験生達は困惑する。
『どうしたあ!?実践じゃカウントなんざねえんだよ!!走れ走れぇ!!賽は投げられてんぞ!!?』
(しまった……油断した!!)
他の受験生達が走り出すのと同時に、俺も空に飛び上がる。小傘は、俺の隣を飛んでいる。すると目の前に、1
『
口悪っ!?と思いつつ、俺は現れたソイツに弾幕をぶつける。弾幕はあっさりとその
(案外脆い……これなら余裕で倒せるな)
そのまま俺は、次の仮想敵を探しに向かった。
~小傘side~
実技試験が始まった。現在、心操くんは、困っている人に手を貸しつつ、仮想
「えっと……心操くん、運、悪すぎない?」
「言うな、小傘……悲しくなる」
そう、さっきから1Pの仮想敵にしか出会わないのだ。まあ、沢山倒してるしポイントは十分稼げてるよね…?
そう思っていると突然、辺りに轟音が鳴り響き、とんでもない大きさの仮想敵が現れた。
(イヤ デカすぎない!?)
あまりの巨体に私は驚く。突如現れたソイツは辺りをどんどん破壊していく。
『今現れたソイツが0Pだ!!早く逃げねぇとペシャンコに潰されちまうぞ!!』
その巨大な仮想敵を見たものは、一目散に逃げ出していく。そんな中、心操くんは何を思ったのか巨大な仮想敵のいる場所に向かって飛び立った。
「もしかして、アレを倒す気?0Pなんだから、ほっといてもいいんじゃない?」
「まあな。けど、アレをほっとくわけにもいかないだろ」
私の問いに、心操くんはそう返す。確かに、アレをほっとくのはかなりまずい。ヒーローが町で暴れている敵をほったらかしてるようなものだからね。
そうして、心操くんは0P敵まで近づき、スペルカードを取り出し……
「【スペルカード】夢符:天より見守…「ちょ!!心操くん!!ストップストップ!!!」
………っ!!」
放とうとしたスペカを私は慌てて止める。その直後、0P敵に向かって飛び出した緑髪の少年が
「SMAASH!!!」
なんて叫びつつ、その仮想敵に拳を振るう。仮想敵はその攻撃に耐えきれず、あっという間に破壊される。
「oh………」
「すげぇな、アレ……」
「そうだね………」
私たちは各々感想を言っていく。一方でその少年は
地面に向かって落ちていく。って……
「まずい!!小傘!!!」
「分かってる!!」
流石にこれは手を貸さないとあの子がまずい。向かっている途中、彼の近くにいた女の子が瓦礫とかをうかせてあの子を助けようとしていた。心操くんはあの少年の元へ、私は仮想敵の前に降り立ち……
「邪魔するな!!【スペルカード】化符:忘れ傘の夜行列車!!」
その宣言と共に表れた大量の傘が、仮想敵を貫きその機能を停止させる。そしたら
『終了~~~!!』
そうして試験が終了した。あの子、大丈夫かな……?
~心操side~
試験が終了して、俺は0Pを吹き飛ばした少年の容態を見ていた。右腕と両足がバッキバキに折れているが意識はあるみたいだし多分大丈夫だろう。そのとき、
「お疲れ様~、お疲れ様~。ハイハイ、ハリボーだよ。ハリボーをお食べ」
そういいつつ、表れた1人の老婆。この人ってたしか……
「リカバリーガールですか!?大怪我してる人がいるので助けて下さい!!」
リカバリーガールは彼の容態を見るなり、『おやまあ」と呟き、その後あっという間に回復させる。その様子を見て安心した俺は、その会場を後にした。
今回、心操くんが使おうとしたスペカの名前は
『夢符:天より見守るご先祖様』です。
元ネタは、古明地こいしのスペルになります