嗚呼、ここはポケモンの世界   作:後門の熊

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こんなん書く予定じゃなかった
でも私の中のパパンが「1回だけ!」って叫ぶんだもん

まぁ書いてて楽しいんだけどね!


VSニャオニクス 卒業試験①

 

近接戦はヒトカゲの得意分野。

援護を他3匹に任せて【メタルクロー】を展開しつつ接近する。ワンダメージ入れれば勝ちだがことワンダメージが厄介ポイントその一だ。一撃入れるだけなら【ひっかく】の方が取り回しが楽なのだが、威力が低すぎるとダメージにならない。

ゲームだったらどれだけ弱い技だろうとどれだけ攻撃が低かろうと1はダメージが入る。

しかしよく考えてみてほしい。子供のパンチで大の大人が傷付くか?という話だ。よって【ひっかく】ではダメージが入らないのでやむなく【メタルクロー】で攻撃するしかないのだ。

だがヒトカゲは6年の鍛錬のお陰ではがねタイプ技故に少々重量のある【メタルクロー】も軽々扱えるレベルまで至っている。

 

 

右上からの袈裟斬り

 

ニャオニクスは半歩引いて回避

 

裏拳の要領で斬りあげ

 

体勢を低くし、【ねんりき】でカバーした右手でいなす

 

肘を引き、突きを放つ

 

飛び上がるように距離をとりながら回避

 

 

相変わらずの回避性能だ。これでジムバッチ5個とか笑える。【ひのこ】は一瞬タメができるので使えない。【かえんほうしゃ(未完)】など以ての外。【えんまく】ならいけるかもしれないが...

 

【えんまく】

【サイコキネシス】

 

一瞬で払われる。やっぱ無理か。

 

「【えんまく】は使うな!【メタルクロー】集中!」

 

「カゲッ」

 

短く、かつ正確に。散々教えこまれてきた指示の出し方はこれまたジムバッチを持つトレーナーなら当たり前のこと。

戦闘の殆どはポケモンに任せ、要所要所をカバーする。

実際に戦ってるポケモンの方ができる判断はあるし、外から見なくてはできないこともある。相互にカバーしつつバトルを進めていくのが基本だ。

現在【メタルクロー】は右腕にしか展開していない。鋼色のまるで先端に三本爪のついたガンレットのようなそれを縦横無尽に扱いニャオニクスに攻撃を仕掛ける。

 

右から左へ斬りあげ、回避されて余ったエネルギーのままに跳躍。

そのまま渾身の振り下ろしも回避されるも地面にうつ伏せになったようなヒトカゲの背から現れるそれは

 

【みずのはどう】

【スピードスター】

 

相殺

 

しかしそれでできた煙から左右の手に展開した【メタルクロー】で挟むように攻撃するも

 

技術(アーツ):転用

【ねんりき】→【ボディアシスト】

 

【ねんりき】により本来の身体能力による運動を文字通りアシストして飛び上がる。

イメージとしては前世のアシストスーツに近い。あれは筋肉の微細な動きから次の動きを予測しそれをアシストする動きをスーツ自体がするものだがそもそも本人が自分の動きをアシストするこちらは多少無理な体勢も押し通せる。

だが空中に逃げたのは失敗だ。

 

【つるのムチ】

 

息継ぎなどさせない連続攻撃。伸びる二本の緑の鞭がニャオニクスに迫る。

 

技術(アーツ):転用

【リフレクター】→【スカイウォーク】

 

特性いたずらごころによって瞬時に展開された物理を弾く壁を利用し二段ジャンプ。そのまま【つるのムチ】を掴み着地した後

 

技術(アーツ):転用

【サイコキネシス】→【ごうりき】

 

フシギダネごと投げ飛ばす。その小さな身体からは想像もできないパワー...いや、あれもさっきと同じエスパー技の転用だろう。だがヒトカゲはその隙を見逃さない。

 

【メタルクロー】

【てだすけ】

 

突如腕が重くなったかのようにヒトカゲの体勢が崩れ、攻撃が空を切り、地面に突き刺さる。

そんな使い方ありか?と思いつつその発想に舌を巻く。

【てだすけ】。本来ダブルバトル以上で使う技だが対象のポケモンが放つ技の威力(・・)を上げる。そう、威力だ。

今回の場合それが【メタルクロー】の若干の巨大化に繋がったのだろう。それにより重量が増加。両手に展開しても軽々扱えるヒトカゲもいきなりの増加には反応しきれなかった。

 

「【ひのこ】!」

 

 

【サイコキネシス】

【ひのこ】

 

地面に爪が突き刺さり簡単には動けないのなら、と思い指示したが一瞬遅い。放たれた【ひのこ】は明後日の方向へ。

地面ごと、いやハンデを考えると地面だけか。【サイコキネシス】によって飛ばされる。

しかもゼニガメの方に飛ばすあたり本当にしっかりしてる。

 

【みずのはどう】

【メタルクロー】

 

【やどりぎのタネ】

【ねんりき】

 

前者は抉られた地面を破壊することに成功。しかし後者はあまり芳しくない。しっかり【ねんりき】で芽が出る前に潰している。

 

【ひのこ】

【みずのはどう】

【つるのムチ】

 

体勢を整えて三者それぞれ遠距離技を放つも

 

【まもる】

 

完璧に防がれる。だが目くらましはできた。【まもる】は使った後の硬直が長い。ハンドサインで攻めるよう合図を出す。

 

【メタルクロー】

【こうそくスピン】

 

物理でいける二体が距離を詰め、フシギダネは少し離れて【つるのムチ】を構える。

二段構えで一発入れる!

 

技術(アーツ):二段発動

【メロメロ】+【サイドチェンジ】

=【れんあいさぎ】

 

位置替え!【こうそくスピン】と【メタルクロー】がフシギダネに当たる寸前でそれぞれ逸らしたためフレンドリーファイアにはならなかったが

【サイドチェンジ】はゲームではダブルバトルなどで味方と位置を入れ替える技だったが...

【メロメロ】は単体ではほとんど意味の無い技だ。アニポケのようにエグい技ではあるが鍛錬次第で充分対処出来る。

だが一瞬。一瞬だけ気を許したその一瞬のすきに【サイドチェンジ】。

だが二度はできない。フシギダネももう気は抜かないだろう。

しかし三匹揃ったこの状態をニャオニクスは待っていたのだろう。

 

技術(アーツ):多重発動

【リフレクター】+【サイコキネシス】

=【かんいろうごく】

 

やられた...!以前見た【むげんろうごく】の簡易版。壁に触れてもダメージはないが元々物理を弾く【リフレクター】を【サイコキネシス】で強化している。簡単には出られない。ましてやレベル差も考えるとこれはちょっとまずい!

 





技術(アーツ)の名前が酷いことに関しては申し開きもない。

あと二段発動と多重発動は別物です。
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