嗚呼、ここはポケモンの世界   作:後門の熊

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「ハーメルン ポケモン」って調べて1番上にこの作品が出たことに感動したのでもう1話。

あとプロットがまだできてないので未定ですがもしかしたら恋愛要素薄めになる、かも?


最初のポケモン、そして現れる〇〇〇

勉強を始めて4年。無事にスクールに入学し現在学年末テストの日。ここで基準以上のスコアを出せれば仮ポケモントレーナーとなることが出来る。

どうやら元々はエリートトレーナーだったらしい父から入学前から色々教わり、前世の学生時代とは比べ物にならないレベルで授業や課題をこなしてきたおかげで俺の成績はトップレベルだった。

 

 

「それでは学年末テストを始めます。」

 

先生は3人。子供が命を預かることになるかもしれないテストとしてはこのくらいが妥当なのだろう監視体制の中、全員にテスト用紙が配られる。

 

国語

算数

社会

ポケモン

 

テストはこの四科目。全てのスコアで合否が別れる。ここで受かるか落ちるかは今後1年間の俺の生活に大きく影響する。昂る気持ちを落ち着け、覚悟を決め、

 

「始め!」

 

いざ鎌倉!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▫▫▫▫▫▫

 

まぁぶっちゃけ算数は前世チート(一般常識)だし国語はなんか理解出来たし社会っつってもこの町の歴史みたいなものだけどまぁ小学生レベルだしポケモンに至っちゃパパンの教育と前世知識で余裕だよねっていう。

如何に低いハードルでも超えた先も報酬がとんでもないものならば絶対に失敗できないと緊張するものだ。

 

それはそうと次は倫理授業だ。命を預かることの大切さを学ぶもので親同伴で受ける授業。ポケモンを出す時は必ず親か先生のいるところで出すこと、決して無理に戦わせようとしないこと。などなどの注意点を俺と俺ともう2組の親子に説明していく。

 

そう、俺以外にもいたのだ。合格者が。名前はルダンとソティア。現状俺の1番の邪魔者達と言っても過言ではない。テストの点も俺と同じ満点。最初はこの2人も転生者かと疑うレベルだったが、流石に違った。

 

「で、あるからして...」

 

ちなみにこのロンフーシャ地方、独自のポケモンというのが居ない。それはつまり御三家のポケモンと言われるポケモン達もいないということ。そのためこのスクールでは他地方の御三家のポケモンから選んで貰える仕組みだ。

 

「つまりポケモンを持つということは...」

 

当然俺はあのポケモンを選ぶ。前世から大好きだった、どんなときも入れられる時はパーティに入れ続けたあのポケモン。

2週間に及ぶこの講習も明後日で終わる。そうすればようやく...!

 

「カイトくん!聞いていますか!?」

 

「っはいぃぃぃ!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

▫▫▫▫▫▫

 

 

 

「カゲェェェェェ!」

 

「っしゃああぁぁぁぁぁあああ!!!」

 

「カゲェェェェェ!?」

 

ボールから飛び出したヒトカゲに歓喜の声を上げる。そう、記念すべき一体目のポケモンに俺が選んだのはヒトカゲだった。こいつを最強のリザードンへと育てあげる。そう決意してヒトカゲを抱き上げ、

 

「これからよろしく。ヒトカゲ!」

 

「カゲ!」

 

任せろと言わんばかりに胸を叩くその姿に頼もしさを感じる。いいね。こういう性格のやつはエースに向いている気がする。

 

「ゼニゼニ!」

 

「ダネ〜〜」

 

ちなみにルダンはゼニガメ。ソティアはフシギダネだ。別に示し合わせた訳では無いのだがなにか運命を感じる。ていうか...

 

「おいルダン。そのゼニガメもしかして特異個体じゃないか?なんか甲羅の形が若干角張ってるぞ」

 

「あ、それ私も思った。運がいいわね」

 

「え?マジで?うわほんとだ」

 

特異個体とは通常種と少し違う特徴を持ったポケモンの事だ。今回の場合ゼニガメの甲羅が若干三角形っぽくなっている。そこまで致命的に違うものなど少ないので見つけたらラッキー程度のものなのだが、

 

「こりゃ幸先いいな。ポケモンマスターになるのは俺かな?」

 

「おいおいここにはテスト満点のやつしかいないんじゃなかったのか?馬鹿が1人いるぞ」

 

「そうね。私がポケモンマスターになるのだから無理だと分かりきっているのにね」

 

「なんてこった馬鹿は2人だったか」

 

「「ああん?」」

 

ああ馬鹿に話は通じないから意味無いか。それはさておきヒトカゲだ。戦意も充分だと見たしこれならポケモンバトルに出しても問題ないだろう。とりあえずパッパに教えてもらいながらポケモンの育成を...

 

「ここの教室かい?将来有望なトレーナーの卵がいるっていうとこは」

 

「「「!?」」」

 

その声を知らぬ人はこの地方にはいない。何時だったかテレビで俺も聞いたことがある。そんなレベルで有名なトレーナーが何故ここに!?

 

「君達か。普通は学年に1人出ればいい方の仮ポケモン所有権を3人も同時に手にしたと聞いてね。つい来てしまったよ」

 

「チャ、チャンピオン!?」

 

そう。父さんが言ったようにこの人物はチャンピオンだ。このロンフーシャ地方で最強のポケモントレーナー。そして俺の...

 

「いやなに、将来が楽しみな少年少女諸君に激励をと思ってね。まぁチャンピオンなんて案外暇だからね。こういうところでらしさ(・・・)を磨いていかないと」

 

そして俺たち3人の前に立ち、まるで雑誌で見る有名人のような爽やかな笑顔で、言った。

 

「いつか君たちが僕の所までたどり着くことを楽しみにしているよ。才能の原石たち」

 

 

···ほう?

 

 

·····ほーう?

 

 

··········ほーーん?

 

 

 

 

 

 

 

ブチッ

 

 

 

その音は別に音として聞こえた訳では無い。だが俺達の膨れ上がる怒りにその部屋にいた者はその幻聴を聞いた。

 

 

「おいおいおいおい。チャンピオンさんよぉ。そりゃ確かにあんたは強いんだろうし俺の事知らねーだろーから仕方ないっちゃ仕方ないけどよぉ」

 

「そうねぇ。いくらなんでもなめすぎじゃあないかしら?ロンフーシャ最強って聞いてたけれど、こんなお馬鹿さんなら大した事なさそうねぇぇ」

 

こいつらの言う通りだ。そして何よりこのクソ野郎は盛大な勘違いをしている。

 

「おいチャンピオン。あんたはさっきからどうも自分がさも頂点で俺たちがそれをめざしているかのような態度だな」

 

「···違うのかい?」

 

「頭沸いてんのかテメェ。俺がそんな小さい枠に収まるように見えるかよ。もし見えるんなら眼科をおすすめする」

 

そのセリフに作ったような笑顔が少しずつ剥がれていき、やがて心の底から楽しそうな、野性的な笑みが見え始める。まだ余裕ぶっこいてやがる奴に事実を突きつけてやる。

 

「いいか?お前は俺の通過点だ。ポケモンマスターになる俺のな。分かるか?お前は俺にとってただの踏み台でしかない。」

 

「おいカイト「いや、いいさ」

 

流石にやりすぎと判断したのか父さんが止めに入ろうとするのを遮り、最早最初の笑みなど欠片も残さない獰猛な顔で奴...ロンフーシャ地方チャンピオン イベラルが嗤う。

 

「そこまで言うなら当然、やってくれるんだろうね?」

 

「何言ってやがる。お前にできることはあと数年の栄光を享受しながら自分の首を洗うだけだ」

 

「ふ、ふふふ、ククククククク.......そうかそうか。君たちなら、いや、もしかして君たちもこっち(・・・)の人間かな?いやどちらでもいいか」

 

「あぁ?何ブツブツ言ってやがる」

 

「いや、気にしなくていいよ。そうだね。何時もならこういう夢見がちな子は適当に流して終わらせるんだが君たちならそれは夢じゃなく未来になりそうだ。楽しみに待っているよ。()を磨く石ころたちよ」

 

「ハッ、いってろ」

 

踵を返し、イベラルが部屋を出る。今はまだ無理だ。だがいつか必ず描いた未来を実現させるために。

 

「「「絶対に引きずり下ろす」」」

 

俺たちは闘志を滾らせる。




チャンピオンさんはちょっとやばい特性というか能力を持ってます。さすがにまだ言いませんが。

主人公はともかく他2人ちょっと6歳児にしちゃやばくない?と思っているそこのあなた。私もです。でもわかんないんだよなぁ6歳児の思考なんて。

てか早くバトル描写書きたい。正直この辺ユザパりたい。(ユザパの意味はググりたまえ。最高の作品があなたを出迎えるであろう)
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