嗚呼、ここはポケモンの世界   作:後門の熊

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VS師範 コジョンド①

 

さてここから男と男の熱い戦いが幕を開け・・・

 

【ねこだまし】

 

「ニャスパー!カバー!!」

 

【テレポート】

【まもる】

 

【マッハパンチ】

 

あっぶねーーー!あんにゃろーいきなりそれですか。まぁそこ以外じゃ使えないし仕方ないけどさ。だがヒトカゲとてハニートーのビビヨンに勝ったもの。怯みの時間を最小限に抑えての

 

【ねってつそう】

 

【みきり】

 

回避された。エフェクト出てたしあれは技を使っての回避だな。【みきり】は他のまもる系統の技と違い防ぐのではなく躱す技だ。それ故に鍛錬次第では連続発動が他よりしやすいが防ぎきれない攻撃があるというデメリットも存在する。

 

【かわらわり】

 

【ねってつそう】

 

そしてコジョンドの両腕の長い体毛。あれは結構燃えやすい。ほのお技で攻めればレベル差があっても打ち合いで何とか相打ちに持って行ける。

 

【かわらわり】【かわらわり】【かわらわり】

 

【ねってつそう】【ねってつそう】【ねってつそう】

 

壮絶な打ち合い。互いに相手の技を防ぎ、自分の技を当てるべく技を打ち込む。

ここで俺が忘れてはいけないのは今の均衡状態をなぜ作り出せているか、という点。なんせ相手はコジョンドだ。コジョフーがレベル50で進化するポケモン相手にヒトカゲが打ち合えているのは後ろで支援しているニャスパーのお陰にほかならない。

 

【フェイント】

【ドレインパンチ】

 

【えんまく】

【りゅうのいぶき】

 

ニャスパーが後ろで【ねんりき】で動きを阻害しているからこその膠着。つまりヒトカゲがコジョンドを引き付けられなければすぐにこの均衡は崩れる。

 

【はっけい】

 

【ドラゴンクロー】

 

【けたぐり】

 

回避

からの【ねってつそう】

 

さっきから先手を取られまくっている。対応が後手後手になってしまっているためヒトカゲが防戦一方だ。

その原因は根本的な技術の差。ポケモンに限らず生物の全てが動く際に生じる“起こり”や“予備動作”と呼ばれるもの。だがこのコジョンドはそれを限りなく無くすことで動きの予測が着きにくく、かつ素早い攻撃を行っている。これは一朝一夕でできるようなものでは無い。

このコジョンド、一体どれだけの期間鍛錬をしていたのだろう。

 

【ローキック】

 

【えんまく】

【ひのこ】

 

【はたく】

 

【ねってつそう】

 

【かわらわり】

 

何よりこちらの動きを読まれている。恐らく座禅していたポケモン達とかと戦っていたんだろう。ならば戦闘経験はかなり豊富だと思われる。

 

【ドラゴンクロー】

 

【メガトンパンチ】

 

僅かな均衡の後相互に吹っ飛ばされる。

そして大技を打ったことでお互いに隙が生まれる。本来であればすぐに立て直し追撃する必要があるがこれは二対一。

 

「【サイケこうせん】!」

 

【サイケこうせん】

 

ヒトカゲとコジョンドが体勢を立て直すより早くニャスパーから【サイケこうせん】が放たれる。

コジョンドも咄嗟に回避しようとするもやはり避けきれず効果抜群の【サイケこうせん】が掠める。

 

【はどうだん】

 

【まもる】

 

【ねってつそう】

 

三者三様に次の行動へ。ニャスパーを警戒したのかニャスパーに放った攻撃はしかし既にそれを読んでいたニャスパーの【まもる】に防がれる。攻撃後の後隙をヒトカゲが狙うもコジョンドは瞬時に身を翻し回避。

 

【ドラゴンクロー】

【ねってつそう】

 

【かわらわり】

【かわらわり】

 

ヒトカゲが両手に別々の爪を展開し、コジョンドはそれらを叩き割るべく両手を構える。

 

一瞬の静寂

 

直後、双方示し合わせたかのように同時に駆け出し、剣戟を交わす。

ヒトカゲの愚直なまでに相手に当てることに執着する動きに対してコジョンドはまるで舞でも踊っているかのように滑らかな動き。

伸ばした爪と手刀。リーチの利はこちらにあるというのに全く攻撃が当たらない。改めてコイツの技量の高さが伺える。

こちらの攻撃の角度に合わせるように【かわらわり】でいなし、体勢を崩し、攻撃を叩き込む。まさにお手本のような対処をされている。第三者視点から見ればよく分かるのだがヒトカゲが完全に動かされている。

このままだと体力勝負になってレベルの差で負ける。なので

 

「【えんまく】!準備できた!ニャスパーぶちかませ!」

 

【えんまく】

 

【サイコキネシス(未完)】

 

打ち合いの途中から【ねんりき】によるサポートは追いついていない。ならば機会を待ち、力を溜めることこそ最善と判断していたニャスパーが溜めに溜めた圧力はフィールド外周部の木の内の一本にコジョンドを縛り付ける。

 

「ヒトカゲ!溜めろォ!!」

 

四肢を地面につけ、大地を掴み口をコジョンドに向ける。ニャスパーがコジョンドを縛り付けるギリギリまで。

コジョンドの抵抗により少しずつ体が木から剥がれていく。まだ、まだ、まだ・・・・・・

 

「今!!かませええぇぇえ!!!」

 

【かえんほうしゃ(未完)】

 

未完なれどその一撃は地を砕きながらコジョンドに直撃する。業火がコジョンドと縛り付けられた木を焦がす。

 

しかしコジョンドも負けてはいない。

 

【メガトンパンチ】

【メガトンパンチ】

 

炎の中、引き絞った両手を突き出しその風圧で炎を散らす。だがその上には既にニャスパーが準備を終えている。

 

【チャームボイス】

 

先程の【サイコキネシス(未完)】でエスパー技はすぐには使えない。しかしタイプは不一致でも効果は抜群だ。上からの音圧でコジョンドが片膝をつき

 

【ねってつそう】

【ねってつそう】

 

両手を揃えたヒトカゲがクロスさせて両爪を振り下ろす。

 

【みきり】

 

片方は見切り、しかしもう片方は当たる。

 

「相手にターンを渡すな!畳み掛けろ!」

 

【ねってつそう】

 

【マッハパンチ】

 

相殺。されど互いに体勢が崩れ

 

【ねんりき】

 

先程までの拘束、妨害のためのものとは違う、攻撃を主目的とした効果抜群の一撃が命中。

 

「まだまだ上げてくぞ!」

 

ここで仕留める!




しれっとコジョンドが【マッハパンチ】使ってますがまぁコイツ戦闘スタイル:達人なので【フェイント】の応用で使ってるということで
高速で接近すると言うより縮地的なアレです
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