嗚呼、ここはポケモンの世界   作:後門の熊

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素でミミッキュに【ドラゴンクロー】効かないこと忘れてました。ま、まぁアレです。【シャドークロー】とか【ウッドハンマー】弾くために使ってたってことで・・・・・
あと急遽「我輩はレッドである」の設定の一つを使わせていただき、使用したポケモンのタイプが混ざるという効果を追加します。【ドラゴンテール】で吹っ飛んでたのはこれが理由ということで・・・・・ダメージは殆ど入ってないしいいっしょ!!


VS大僧正 ホーシ⑤

 

右の【ねってつそう】を振りかぶり、攻撃すればしっぽが変化した【ウッドハンマー】に阻まれ、挟むように振った左の【ねってつそう】も布の下から伸びた【シャドークロー】に弾かれる。

やはりそう簡単に攻撃はさせてくれない。体格的にパワーはこちらの方が上なのだが如何せん布の中身は霊体、スピードが速く更に初動を隠しているせいもあり対応が難しい。リザードがコジョンドの地獄の特訓を潜り抜けていなかったら今頃とっくに戦闘不能だ。

 

【じゃれつく】

 

【ほのおのキバ】

 

全身にエネルギーを纏わせ突進してきたミミッキュを中身ごとガッチリと噛み抑える。

 

【かえんほうしゃ】

 

【シャドークロー】

 

そのまま口から【かえんほうしゃ】を放とうとするもミミッキュの暴れにより空振り。距離をとられてからの

 

【シャドーボール】

 

【かえんほうしゃ】

 

相殺。爆発の後、

 

【ねってつそう】

 

【シャドークロー】

 

互いの攻撃がかち合い、衝撃で煙が晴れる。

そして激しい攻防。互いの攻撃がカスり体勢が崩れる度、観客が沸き立つ。

 

右腕による振り下ろし、盾のように出した【ウッドハンマー】で防がれる。

左腕による突き、横からの【シャドークロー】で逸らされる。

尻尾による【ウッドハンマー】の足払い、ジャンプして回避。

両手でのクロスさせての振り下ろし、後ろに下がって距離を取られる。

 

一瞬一瞬の行動は適当に振り回しているように見えてその実、見るものが見れば分かる高度な駆け引きだ。リザードもミミッキュも一発当てるために相手の次の攻撃を、回避する方向を、防御の仕方を予測して立ち回っている。

 

【ほのおのうず】

 

【10まんボルト】

 

一先ず拘束を優先するため放った【ほのおのうず】はミミッキュが苦労の末ピカチュウになりきるために習得したのであろう【10まんボルト】で相殺。まじでどうやって撃ってんの?あれ。

 

技術(アーツ):転用

【ウッドハンマー】→【ハンマーなげ】

 

「まもれ!!」

 

【まもる】

 

相殺による爆発で発生した煙に紛れてミミッキュの尻尾部分が飛ばされる。まぁ見るからに後付けだしそりゃ投げれるか。割とギリギリのタイミングだったがダメージは無い。無いのだが・・・・・

 

【シャドークロー】

【シャドークロー】

 

【ねってつそう】

 

【まもる】発動直後はそこそこの硬直状態になる。そこを狙って多少だが身軽になったミミッキュが二本の【シャドークロー】を振り回す。

かろうじて展開した右腕の【ねってつそう】で片方は弾くももう片方の【シャドークロー】までは防げない。直撃により吹っ飛ばされる。

だがその方向に飛ばすのは悪手だ!

 

「その木掴め!回収させんなよ!!」

 

その方向には【ウッドハンマー】が切れてただのギザギザした切れ木になった元ミミッキュの尻尾。別にこれを使ってどうのこうのできる訳では無いが、

 

「これで【ウッドハンマー】は撃てないだろ」

 

フィールドの外までぶん投げる。まぁあれを投げている以上、撃てない場合を想定した訓練もしているとは思うが

 

「それでもいつもとは違う。多少違和感はあるんじゃないか?」

 

「やられましたね・・・。初見でしっかり対応するとは」

 

「まだまだこっからだ!」

 

【10まんボルト】

 

【かえんほうしゃ】

 

炎と電撃。先程と同じ衝突なれどこちらは先程よりも威力が上の技。押し込んでいってミミッキュに当たる寸前

 

【シャドークロー】

【シャドークロー】

 

二本の【シャドークロー】が縦に振るわれる。炎が裂け道が生まれ、【シャドークロー】を振り続けながらミミッキュが接近してくる。

 

【シャドークロー】

 

【ねってつそう】

 

何度目かも分からない衝突。だがミミッキュのスタイルが変わっている。さっきまでは【シャドークロー】で隙を作りつつ【ウッドハンマー】をぶっぱなしていたが今度は息もつかせぬ連続攻撃。一発の威力は低いものの重なれば大ダメージ間違いなしだろう。思った以上に尻尾無しバージョンもできるようだ。むしろ戦闘スタイルが変わって此方が苦労するか?だがリザードはコジョンドとのスパークリングも行っている。この程度の連撃、屁でもない。

そして俺はミミッキュの影が少しずつ伸びているのを見逃さない!

 

「尻尾の火力上げろ!【かげうち】来てる!」

 

【かげうち】は相手の背後に自身の影を伸ばし、それを実体化させて攻撃する技。だがいくら実体化しようと影は影。光に弱いことは子供でも分かる。尻尾の火力を上げ、光量を上げれば消せはせずとも威力は下がる。そして元々威力の低い技を更に低くすれば物理アタッカー、即ち多少のダメージは問題無しのリザードの体勢を崩すには不十分!【かげうち】に意識が向いたこの一瞬をコジョンドにセンスを認められたリザードは逃しはしない!!

 

【ブレイズキック】

 

まるで某魔王様の横強のようなヤクザキック。リザードというポケモンは本来足技が得意ではない。故に相手の警戒の外側にある。実際威力はそこまででは無いが纏わせた炎の火力はキックの威力とは別問題だ。コジョンド直伝のこの技はミミッキュ程度の体格の相手なら体勢を崩すくらいは、できる。

 

【ねってつそう】

 

体勢の崩れたミミッキュにすかさず追い討ちをかける。【シャドークロー】でガードするもガード越しにミミッキュを捉え、大きく吹っ飛ばす。

 

「数重視で!【シャドーボール】!」

 

【シャドーボール(小)】

 

だがそれでもタダでは転ばない。迅速な指示に瞬時に反応し、小さな【シャドーボール】が三、四発放たれる。

 

【かえんほうしゃ】

 

一瞬、反応が遅れるもギリギリで相殺。リザードが煙に包まれる。

 

「中々侮れませんね、その足も」

 

「だろ?隠し球なんだ。でもコイツの本気はここからだぜ」

 

「ほう?」

 

煙を掻き分け、出てきたリザードは先程とは違う点がある。

 

「さぁ最終ラウンドだ。楽しんでこうぜ!!」

 

尻尾の炎は青白く燃え上がり、口から吐息のように尻尾と同じく青い炎が漏れ出る。勝負の決着が近付いていた。

 





別に最後のアレはオリジナル要素じゃないっすよ
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