嗚呼、ここはポケモンの世界   作:後門の熊

48 / 77

ここ最近私のストライクゾーンど真ん中に刺さる情報が多いんじゃ・・・・・

とりま8月はなんとしてでも時間を作って映画館に行く。


面倒事の予感Part2

 

「ルカリオとカイリキーの決闘?」

 

「はい。普段はとても仲がいいんですが毎年この時期に決闘を行っていて・・・・・まぁこれまでも何も起きませんでしたしおそらく何も無いと思いますが如何せんこの辺のボスのような存在なので万が一の事があると不味いのです。一応確認をしていただけますか?」

 

「ふーん。わかりました。そいつらのとこに行って安否確認と審判的なことをすればいいんですね?」

 

「はい。決闘は基本的に五日間行われるのでその間その様子を見ていただけると助かります」

 

「わかりました」

 

その決闘とやらにも興味があるしな。昨日森でバトルしてる音が聞こえたそうなので明明後日までやってるはずだ。早く行けば今日の分も見られるかもしれないし、急ぐか。

 

「あと最近、付近に変なベトベターが出現するらしいので気を付けてください」

 

「変な?」

 

変なってなんだ?因みにこのロンフーシャにはリージョンも普通のも両方いる。なので色が変とかそういうのではないと思うんだが・・・・・

 

「なんでも木陰からトレーナーやポケモンの様子を伺い続けているそうで・・・・・直接被害にあったという報告はまだありませんが余りに粘着質だったとのことですので一応注意しておいて下さい」

 

「ふーん・・・・・」

 

まぁポケモンは非常に知能が高い分、個性が出やすい。種族的な性格なんてものもあるにはあるがそれでも個体差があるのは普通だ。そんな中「変な」とまで言われるベトベターにも若干興味はあるが・・・・・まぁ決闘が終わったらちょっと探してみるか。

 

 

 

 

◓◓◓▫▫▫

 

 

 

 

 

「ここか・・・・・」

 

依頼を受けた日の昼には俺は毎年決闘が行われているという広場に着いていた。どうも俺達のようなトレーナーが見に来ることは恒例になっているらしく、ルカリオもカイリキーも襲っては来なかった。というかちらほら他のトレーナーもいるな。

 

「確かこの印を見せればいいって言ってたか・・・・・」

 

つくづくポケモンという生き物の不思議さを感じさせられる。こちらの言語をほぼ理解しその上交渉までできる。

正直何故ヒトに飼われていると言ってもいい現状になっているのか分からない。まぁそういうのは専門家に任せればいいが。

 

「おーい、そこの二匹。俺トチリヌのポケセンから送られてきたモンだけど、これ。これで証明になるんだろ?」

 

「ルァォ」

 

「リッキィ」

 

トチリヌの町のシンボルが刻まれた証的なものを見せると二匹はフィールドの近くの大きな岩を指さした。あそこに座ってみてろってことか。

 

「分かった。万が一の仲裁のためにコイツら出しとく。基本的に邪魔はしないから遠慮なくやってくれ」

 

頷く二匹を見てとりあえずこれでいいか、と岩に座りポケモン達をボールから出す。

 

「コジョンド、万が一命に関わりそうだったら仲裁頼む」

 

「コジョ」

 

これでよし、と。周りのトレーナーも邪魔をしないように少し離れてフィールドを見ている。一応なんか変わったことはないかと周囲を確認して・・・・・ん?

 

「もしかしてアイツか・・・・・?」

 

視線の先、木の影に隠れてフィールドの様子を伺っているのは液体状の体を持つ生物。色的にリージョンフォームのベトベターだ。

 

「一応様子を確認しておくか」

 

岩から飛び降り、リザードを伴って木陰に向かう。途中こちらに気付いたのか隠れてしまったが、まぁすぐそこだしちょっと探せば・・・・・

 

「・・・・・・・・・・いない」

 

え?この一瞬で逃げたのか?ベトベターってそんなに速いポケモンじゃなかったと思うが・・・・・

 

「・・・・・まぁ害がないならいいか」

 

岩に戻ると、ちょうど両者共に準備が出来たようだ。

 

「恨みっこ無しの一体一だ。よーい、始め!!」

 

バトルスタートだ。

 

 

 

 

 

 

◓◓◓▫▫▫

 

 

 

 

 

「今のところ完全に互角、か」

 

俺たちがここに来てから三日がたった。戦績はお互いに二勝。中々いい格闘戦を繰り広げていたためリザードにもいい刺激になったのではないかと思う。

さてそんな有意義な時間ももう終わり。今日の戦いでどちらが上かが決まってしまう。こういうやつって勝敗が知りたい気持ちと終わって欲しくない気持ちが混在しちゃうよな・・・・・。大作の漫画みたいなもんだ。

 

「・・・・・カイリキー来ないな」

 

遅刻か?今までそんなことは無かったが・・・・・ルカリオも少し戸惑っているしよくあることでは無いのだろう。

立場上トラブルなくこの決闘を終わらせなければならない立場なのでこれは余り良くない流れなのだが・・・・・

 

「ルカリオ。ちょっと探しに行ってみる。ニャスパー置いてくからなんかあったら飛ばしてくれ」

 

「ルォ」

 

事前に貰っていた住処の書かれた地図もあるし、パッと行って帰ってくるか。

 

 

 

 

 

 

◓◓◓▫▫▫

 

 

 

 

 

 

「いねぇ・・・・・」

 

住処は見つけた。居たあともあった。だが肝心のカイリキー自身が居ない。が。

 

「これは・・・・・どう見ても異常事態だな?」

 

破壊の跡。周囲の木々を薙ぎ倒して進んだ跡であろうものが一直線に続いている。方向的にはルカリオの住処だな。

 

「厄介事の予感がするな〜。リザード、急ぐぞ!」

 

「キシャァ!」

 

 

 

 

 

 

◓◓◓▫▫▫

 

 

 

 

 

勝つ。勝つ。あいつに。長年のライバル。ライバル。宿敵。勝つ。倒す。倒す。倒す。毎年の恒例。二連敗中。積年の恨み。今度こそ。倒す。倒す。ルカリオ。宿敵。宿敵。怨敵。倒す。倒す。殺す。怨敵。ルカリオ。怨敵。殺す。殺す。殺す。殺す。ころ・・・・・

 

 

 





やらなきゃいけないこと
①ジムリーダーの手持ち
②考えてる主人公パーティを何とかして加入させる

結論、時間稼ぎにちょっと脇道に逸れる。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。