嗚呼、ここはポケモンの世界   作:後門の熊

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べっべべ別にシャンフロのアニメ化決定のPV鬼リピしてたりシャンフロ1から読み返したりしてた訳じゃないからね!?ね!?


VS片割れ カイリキー④

 

「ベトベター!?」

 

「ベッタァ!」

 

なんでこんな所に!?ってかこいつあのまとわりついてくるってやつじゃん!!

 

「だが助かった!むしろチャンス!!」

 

突然の乱入に流石のカイリキーも面食らってる。バトルじゃそこは命取り!!

 

【ねってつそう】

 

【ひえん】

 

【ボーンラッシュ】

 

爪が、体が、骨棒が乱舞し的確にカイリキーを攻撃する。いいぞ、少しずつだが連携が板に付いてきた。

 

【ダブルチョップ】

 

【えきかいどう】

【まとわりつく】

 

反撃に出ようとしたカイリキーに流れるように、というかほんとに液化してるな。普段の粘性の高い液体みたいな動きとは逆の、急流の如き滑らかな動きで接近したベトベターが【まとわりつく】で動きを封じる。そして・・・・・

 

【どくどく】

 

「よしっ!」

 

ナイス!!ベトベターの体から染み出た毒液が皮膚からカイリキーを蝕む。ダメージもそうだがもうどく状態の痛みは若干体を強ばらせる。動きが鈍る!

 

「上をそのまま封じててくれベトベター!下半身集中攻撃!!ニャスパーはベトベター手伝って拘束!」

 

【ダブル・・・【かなしばり】

 

【サイコキネシス】

 

【ねってつそう】

 

【ほのおのキバ】

 

【グロウパンチ】

 

上手く予備動作を察知したベトベターの【かなしばり】でカイリキーが硬直した瞬間、三体による弁慶の泣き所を集中攻撃。

 

【かたくなる】

 

【かいりき】

 

更に上半身の固定にかかったベトベターを引き剥がそうとカイリキーが暴れ回る。だがベトベターだけでなくニャスパーにも動きを制限されている。ベトベターと違いその時々によって力の掛け具合を変えているニャスパーの【サイコキネシス】でカイリキーはそう簡単にはベトベターを引き剥がせない。

 

【サイコフィスト】

 

【ばかぢから】

 

飛び上がり、脳天を狙うルカリオの攻撃を全身を強化した上で頭突きで反撃。だが体勢の乗り切らない頭突きでは効果抜群の渾身の一撃に押し勝てない。

 

【そくせきあしば】

【とびひざげり】

 

ルカリオの真後ろ、ルカリオで隠れるように飛び上がったコジョンドが極小の【はどうだん】を足場に頭突き後のカイリキーを横から蹴りつける。連続での頭への攻撃で一瞬だがカイリキーが意識を失う。

 

「準備OK!離れろ!!」

 

既にこちらの動きを察知していた三匹がカイリキーから距離をとる。意識を取り戻したカイリキーの目には二つの炎塊。

 

【フレアドライブ】

 

【フレアドライブ】

 

直撃。連携で弱った所に本命の一撃。だがもうそろそろリザードが限界だ。蒼炎モードをぶっ通しで使い続けた反動が来はじめている。それでも連撃に次ぐ連撃。流石にカイリキーにも消耗が見える。

 

「ルァォ」

 

「ん?どうしたルカリオ」

 

ふむふむボディランゲージから読み取るに最後にタイマンしたいとかそんな感じか?うーん確かに消耗してきているがどう見てもドーピングされているカイリキーは既に元の倍ぐらいのサイズだが・・・・・・・

 

「どうします?」

 

「まぁいいだろう。ここで却下する方がルカリオも納得しないだろうしな」

 

流石脳筋の町の住人だ。リスクよりロマン。多少は他より常識があると思っていたがコイツも脳筋だわ。

 

「・・・・・・命の危険がありそうだと思ったら介入するからな」

 

「ルァォ!」

 

両の拳を合わせて感謝、ってとこか?まぁカイリキーは良くも悪くも基本的にルカリオが目当てみたいだし望みは叶うだろう。

 

「みんな撤退!ルカリオがタイマンするってよ!!」

 

膝を着いていたカイリキーがふらつきながらも体勢を立て直す。ジリジリと間合いを図るルカリオに対し一切の躊躇なく突進、右側の二つの腕にエネルギーが収束する。

 

【ばかぢから】

 

【ボーンラッシュ】

 

今のカイリキーには前のようなパワーを余す所なく使いこなす技量が無い。それでも苦戦したのはサイズアップに伴う劇的なパワーとスピードの向上が技量など無くとも範囲で攻撃を当ててきていた事が要因だ。だが体力の減少やもうどく状態で動きが鈍った今のカイリキーの動きなど、波動を読み取るルカリオには止まって見えるだろう。

カイリキーがやたらめったらに振り回す拳は全て空を切り、踊るようにルカリオが【ボーンラッシュ】の骨棒を的確に当てていく。こうなると最早カイリキーに勝ち目はない。動き始めの出鼻を抑えられ、攻撃に移る前の段階で動きを止められる。ルカリオ自身も攻撃をしている訳では無いのでダメージは微々たるものだが精神的ダメージは計り知れない。

 

「リッキィィィィィイイィィィ!!」

 

【かんしゃくけん】

 

一声大きく叫んだカイリキーが右上腕に渾身のエネルギーを込める流石に【ボーンラッシュ】で受け流すことは出来ないが・・・・・

 

【しんそく】

 

まさに神速で移動したルカリオが拳を弾いて懐に潜り込み顎に掌底をぶち込む。がら空きの胴に

 

【コメットパンチ】

 

大きくカイリキーを吹っ飛ばす。しかし油断せず、ジリジリと間合いを詰める。どちらが優勢かは誰の目にも明らかだった。

 

 

 

 

 

 

◓◓◓▫▫▫

 

 

 

 

「あ〜あ、折角実験台にしてあげたのに、これじゃ負けちゃうじゃん」

 

戦場から離れた木の上、機械仕掛けの高性能双眼鏡から様子を伺っていたその男はその結果に不満をこぼす。

 

「まぁ別にアイツが負けても別にい〜んだけどさぁ〜?そこそこ上手く行った実験で強化してやった結果が負けってのもねぇ〜?」

 

情ではない。あくまで自分の自己満足。実験の成果に傷がついたような気がして

 

「ちょっくら手助け、してやりますかぁ〜」

 

ポチ、と一周まわってベタなスイッチを押すと背中に背負った箱からバズーカーのようなものが展開、男がかけたメガネがスコープと連動する。

 

「う〜ん。直接邪魔してもアイツらいるしなぁ〜。ホンット邪魔くさい。まずはあっちからだな。そんでその後はぁ〜♪」

 

 

 

 

 

◓◓◓▫▫▫

 

 

「・・・ッコジョ!!」

 

「んぇ、どうしたコジョンドゥおぉぉぉ!??」

 

何かに気付いたコジョンドが近くにいた俺とベトベターを掴んで投げ飛ばす。問い詰めようと立ち上がった瞬間・・・・・

 

バシュ!!

 

俺達が固まって居た場所、つまりさっきまで俺達がいた場所を覆うようにネットが地面に突き刺さる。

 

「は!?え、え!?何コレ!!」

 

と驚く間もなく、

 

 

【かみくだく】

 

【えきかいどう】

 

 

森から突然飛び出したヘルガーの攻撃。ルカリオを狙ったそれを割り込んだベトベターが庇う。てかあのヘルガー、目の感じがカイリキーと似てない・・・・・?

 

「くっそ状況がカオスすぎる・・・・ルカリオ!!こっちは大丈夫だ!そっちに集中しろ!ベトベター、手伝え!!」

 

ネットに捕まったポケモンをボールに戻そうとして失敗。こりゃ黒幕のやつがなんかしたな?内側から破壊も難しそうだ。なんか痺れてるしまひ状態か?

 

「応援は期待できないか・・・・・ここで食い止めるぞベトベター」

 

「ベタァ!」

 

 





もうちょっと続きますね多分
あと私用なんですけど非常に憂鬱なある出来事のせいで更新が遅くなりそうです・・・・・え?今回も十分遅い?いやまさかそんなハハハ・・・・・真面目にこれくらいの更新頻度になりそうです。更新自体は続けていきたいと思ってるので今後もよろしくお願いします。
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